次世代リーダーとしておさえておきたいベーシックな知識(セルフ・アウェアネス、リーダーシップ、チーム・ビルディング、マインドフルネス)をバランスよく習得する基本的な研修です。本研修の目的は、講義とワークを繰り返すプログラム構成で、リーダーとしてのマインドセットを身につけることです。
目次
次世代リーダー研修
また、第2の目的は、メンタルが強くなる「心理的柔軟性」(Psychological flexibility)「メタ認知能力」を高めることです。自己を客観視する「メタ認知能力」は、レジリエンスを高めメンタルを安定させる効果があります。「心理的柔軟性」「メタ認知能力」を高める具体的なスキルは、マインドフルネス瞑想です。よって、本研修では、マインドフルネス瞑想に取り組みます。
研修の基本方針として「ポジティブ・アプローチ」の立場をとります。「ダメ」なところに焦点を当てて、改善させようとするのが「ネガティブ・アプローチ」であれば、「ポジティブ・アプローチ」は、人材の「よい」ところをクローズアップし、互いに認め合うことで人材力を高めようとする手法です。
このサイトの内容をまとめた次世代リーダー研修資料(PDF)をご用意しております。本ページの最後にダウンロードボタンがあります。研修開催をご検討の皆さま、どうぞ自由にダウンロードされてください。
セルフ・アウェアネス
セルフ・アウェアネス(自己認識)とは、自分に意識を向けた自己理解のプロセスと結果です。セルフ・アウェアネスは、自己を客観的に見られるメタ認知能力と深い関わりがあり、リーダーには求められる資質です。
本研修では、性格検査エゴグラム(TEG:東京大学医学部開発)を使用し、自身の性格を明らかにします。その後、「強み」をシートに記入し、グループワークの場で、他者からフィードバックをもらいます。
リーダーシップ
リーダーシップに関する基本的な理論を講義形式でお伝えします。「PM理論」「SL理論」「サーバント・リーダーシップ」など、リーダーシップ研究の歴史的な流れをおさえて解説していきます。
グループ・ワークでは、90個の「リーダーとして大切にしたい言葉」の中から、特に大切だと思うものを、まず個人で5つに絞ります。その後、グループ・ディスカッションを行い、3つの言葉を選び出し、グループ発表します。
チームビルディング
「強いチームはどうつくられるのか」「どんなリーダーがチームに求められるのか」。この観点からチームビルディングに関する研究論文を紹介し、基本的な理論とあわせながら講義します。
その後、「フラフープ落とし」「ブレスト」「マシュマロタワー」など、チームビルディングにおける基本的なワークを行い、チーム形成を体験的に理解していきます。
マインドフルネス
昨今、メンタルタフネスを養うためにリーダーの必須スキルとなっている「マインドフルネス瞑想」に取り組みます。マインドフルネスとは、『「今・ここ」この瞬間の自分に気づき、思いやりに満ちている心の状態』を意味します。
今、世界中のビジネス・リーダーたちが、自己を客観視するメタ認知能力を高めるスキルとして「マインドフルネス瞑想」を、日々、実践しています。
次世代リーダー研修では、講義とグループ・ワークを中心にプログラムを構成します。主要なコンテンツは次の5つになります。
- セルフ・アウェアネス:性格検査によって自身の強みを把握
- リーダーシップ:PM理論など基本的知識を習得しグループ・ワーク
- チームビルディング:チームビルディング理論を学びグループ・ワーク
- マインドフルネス:メタ認知能力を高めるマインドフルネス瞑想を行う
- フィロソフィー:「リーダーの哲学 3か条」を文章化し、個人発表
最終的なゴール(目的)は、「リーダーの哲学」(行動指針)を文章化し、プレゼンテーションすることです。皆の前で話し言語化することで、マインドセットの変容を導きます。
◆対 象:次世代リーダー層(主任、係長など20代〜40代)
◆受講者数:10名〜30名程度
◆研修費:
・講師料:200,000円(税抜)
・エゴグラム質問紙代:300円(税抜)×人数分
・エゴグラム解説資料:300円(税抜)×人数分
※宿泊交通費は別途。
午前(AM)
講師自己紹介/研修概要説明/アイスブレイク
【チーム名を決めよう!】
アイランド形式で机を配置し、ひとつのグループを「チーム」とみます。御社の「らしさ」「強み」についてグループ・ディスカッションを行い、その内容を反映させてチームに名前をつける。決定した内容は全員の前で、グループ発表する。
まずセルフ・アウェアネス(自己認識能力)に関する講義を行う。セルフ・アウェアネスを高めるには、「内面的自己認識」(internal self-awareness)と「外面的自己認識」(external self-awareness)の双方を意識する。その後、性格検査エゴグラム(東大式TEG3)を受検し結果を導き出す。
「内面的自己認識」は、「自分が自分をどのように見ているかの認識」である。「外面的自己認識」は、「他人が自分をどのように見ているかの認識」である。セルフ・アウェアネスを高めるポイントは、他人からフィードバックをもらうことにある。
そこで、性格検査エゴグラム(東大式TEG3)からわかる自身の「強み」をシートに記入し、その後、グループ内で個人発表をし、メンバーからフィードバックをもらう。
各自、ランチタイム、休憩
午後(PM)
「PM理論」「SL理論」「サーバント・リーダーシップ」など、リーダーシップの基本的知識の講義を行なった後に、個人ワークとグループワークを行う。
【ワーク】90のキーワードからリーダーにとって大切だと思う言葉を、まず個人に5つに絞り、その後、グループ・ディスカッションをし3つに絞り込む。チームとして最も大切だと思う3つの言葉を全員の前でグループ発表。
チームビルディングに関する講義の後に、「マシュマロ・チャレンジ」「ブレスト」などのグループ・ワークに取り組む。
マインドフルネスに関する基本的知識の講義の後に、3つの瞑想に取り組む。
「リーダーの哲学3か条」をシートに記入し、グループ内で発表。受講者が10名程度あれば、全員の前で発表する。
研修講師/心理カウンセラー/瞑想指導者
早稲田大学LRC(Life Redesign College)講師
1968年東京都生まれ 成城大学文芸学部卒業後、JR東海エージェンシー(広告代理店)に勤務。退社後、アースシップ・コンサルティング設立。
世界三大心理学のひとりC.Gユングの性格類型論をベースに開発された性格検査MBTI®︎の資格を保有し、大手から中小企業まで官民問わず多様な組織で研修を行う。
産業能率大学(経営学部・情報マネジメント学部)にて3年間、兼任講師を務める。ナチュラル・メディテーション・ジャパン主宰し瞑想を指導している。研修・講演、個人セッション、執筆などを通して活動中。
◆日本MBTI協会認定MBTIユーザー (Japan APT 正会員)
◆日本メンタルヘルス協会認定「基礎カウンセラー」
(適格請求書発行事業者:T4810105985140)
『君が生きる意味』(ダイヤモンド社)
『「機動戦士ガンダム」が教えてくれた新世代リーダーシップ』(SBクリエイティブ)
『バカと笑われるリーダーが最後に勝つ トリックスター・リーダーシップ』(ソフトバンク新書)
『真のリーダーに導く7通の手紙』(青春出版社
『「上司」という仕事のつとめ方』(実務教育出版)
アマゾンジャパン / HONDA / デンソー / パナソニック / 楽天 / 日本通運 / クラレ /レノボ・ジャパン / NECフィールディング / 日本臨床工学会(特別講演)/ 埼玉県庁病院局(看護師向け研修)/ 秋田県病院協会 看護管理研究部会 / 国立熊本大学(体育会本部)/コロプラ/杉並区役所/トリンプ・インターナショナル・ジャパン/カブドットコム証券/サザビー・リーグ/市光工業/ヒロセ/東広島青年会議所(JC)/高崎青年会議所(JC)/経済人コー円卓会議事務局/三鱗印刷/東京商工会議所 / 国立大学(管理職職員向け) / 地方自治体/財団法人海外産業人材育成協会(ベトナム人経営者対象)/三井住建道路 / 大成ロテック /コープ静岡/茨城県信用組合/ヒロセ・タイランド(バンコク) ほか多数
本「次世代リーダー研修」についてご質問があれば、何なりと気軽にお問い合わせください。世界の企業がリーダーシップ開発で導入するMBTI自己分析メソッドを組み合わせれば2日間での構成も可能です。プログラムや研修時間、ご予算など、フレキシブルに対応しております。
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お打ち合わせが必要であれば、オンライン(Zoom)でも対応しておりますので、気軽に声をかけてください。どうぞよろしくお願いいたします。
🔸メール:jmatsu@earthship-c.com
🔸お電話:03-6456-4341
アースシップ・コンサルティング 代表 松山 淳