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2011年10月5日。アップルの創業者スティーブ・ジョブズが亡くなりました。「Facebook」の創立者マーク・ザッカーバーグは、追悼する言葉を発表しました。
「スティーブ、師匠であり、友であってくれてありがとう。作るものが世界を変えることができるのだと教えてくれてありがとう」
ザッカーバーグは、かつてフェイスブックのプロフィールに「関心のあること」として、こう書いていました。
『フェイスブック 若き天才の野望』(日経BP社)p3
変革を追求し、無用なものは削ぎ落とす禅の影響を受けた「ジョブズの哲学」にとても似ています。それもそのはず、ザッカーバーグはジョブズを崇拝し、ふたりで時を過ごすことも多かったのです。
ジョブズの反骨精神はザッカーバーグに引き継がれ、全世界で約24億以上(2019年時点)の人が参加する「フェイスブック」が生まれました。
ザッカーバーグはハーバード大学に通う学生でした。コンピューター科学を専攻するプログラマーであり、簡単なソフトであれば自分でつくれてしまう優れたギークだったのです。
2003年10月、ザッカーバクが大学2年生の時、サイト上で学生ふたりを見比べて人気投票をする「フェイスマッシュ」をつくります。このサイト制作にあたって、学生の顔写真を違法にコピーします。データを学生寮に忍び込みケーブルでダウンロードしたのです。
「フェイスマッシュ」は瞬く間に人気となり、学生たちの間に広まりました。
しかし、学内の女性団体が差別だと声をあげ、ザッカーバーグはハーバード大の査問委員会に召還され謹慎処分を受けます。イタズラを恐る恐るするのではなく、平然と成し遂げるのがザッカーバーグの性格でした。この経験が「フェイスブック」の開発に活かされていきます。
当時、学生にとって〝フェイスブック〟とは、顔写真付きの「名簿」のこと。仲間で集まり、名簿を見てお気に入りの異性を探すのは、学生にとって最高の暇つぶしでした。この〝フェイスブック〟のデジタル化を学生たちは要求し、大学側も要望に応じようとしていました。ですが、〝電子版フェイスブック(名簿)〟を「作る作る」といって、いつまでたっても大学は制作しようとしません。
それならば自分が作ってしまおうと、ザッカーバーグは考えました。
ただし、「フェイスマッシュ」の失敗があるので、顔写真やプロフィールは学生自身にアップロードさせる仕組みとしました。これが現在の「フェイスブック」の原型となる「ザ・フェイスブック」です。
2004年2月4日にサイトはリリースされました。ハーバード大学という「権威」をせせら笑うかのような行為です。権威に屈せず物事を前進させるトリックスターの役割をザッカーバーグは果たしました。
当初、「ザ・フェイスブック」はハーバード大の学生だけが対象でしたが、他大学生、高校生へと普及していき、やがて、一般の人々も使うようになっていきます。2010年に5億人、2012年10月には10億人というユーザー数を記録しています。
人々の生活だけでなく、企業や政治にも影響を及ぼし、国の革命を誘発するインフラになっています。2011年に中東・北アフリカ地域で起きた民主化運動「アラブの春」では、フェイスブックやツイッターでの呼びかけによって大規模な反政府デモが起きました。このデモは、SNS無しでは決して起きなかったものです。チュニジアでは「ジャスミン革命」によってベン・アリ大統領が国外逃亡し、24年間続いた独裁政権が崩壊しました。
フェイスブックは、革命を起こすツールになったのです。
企業は製品・サービスを顧客に提供し利益をあげ、株主にリーターンします。そんな近代資本主義の企業概念を超越し、フェイスブックは、「超公的私企業」ともいうべき、アンビバレントな企業の在り方を私たちに提示しています。
ザッカーバーグの半生を綴った『フェイスブック 若き天才の野望』(デビッド・カークパトリック 日経BP社)があります。
著者のデビット・カークパトリックが、ザッカーバーグから直に勧められて執筆した本です。2006年、カークパトリックがマンハッタンのレストランで初めてザッカーバーグに会ったとき、彼はこう言いました。
「われわれの会社はガスや水道と同様の公益事業です」
『フェイスブック 若き天才の野望』(日経BP社)p1
米国最先端企業のトップは「公益事業」という視点を持っていました。この信念がザッカーバーグの軸にあり創業期からぶれないのです。
日本にも「私企業は公の機関」と考える経営者がいました。松下幸之助です。ザッカーバーグの「水道」という言葉から、松下幸之助の「水道哲学」を思い出します。
松下幸之助がまだ20代の頃、暑い夏の日に、通りがかりの人が他人の家の水道から水を飲んでいる姿をみて、「生産者の使命」を悟ります。
水はただではない。飲んだらお金を払うべきだし、払わないならば盗っ人になるはずだ。けれど、水のひと口ふた口で、いちいちやかましくいう人はいない。命にかかわる貴重な水も大量にあることで、価格が安くなり誰もが平等に飲むことができる。
これこそ、ものづくりをしている自分の使命ではないか……。
「生産者の使命というものは、基本的にそのように生活物資をゆたかにして、人びとが物に不自由し、貧困に悩むことの少ない世の中をつくることにあると考えていいのではないかと思っている」
『松下幸之助実語録』(松下幸之助 潮出版社)
幸之助が20代といえば大正時代です。日本は西欧列強に比べて極めて貧しい国でした。貧困という「社会課題」の解決を前提とした経営指針が「水道哲学」です。
松下幸之助もザッカーバーグと同じく20代で、事業の公益性に着目しています。その志を守りながら高度成長期を支え、日本を豊かにしていきました。松下幸之助のビジョンは、常に「公の視点」を失うことなく語られ続けてきました。だから今も古びないのでしょう。
使命観をもった経営スタイルは、ザッカーバーグも同じです。
ザッカーバーグを形容する共通の言葉として、「驚くほどお金に無頓着」「全くお金に興味のない男」など「お金への無欲さ」を表現する内容が多く見られます。
インタビューで「きみは生まれながらのCEOだね」と言われると、不快な顔をしてこう言ったそうです。
「ぼくは会社を経営をしたいわけじゃないんです。ぼくにとってビジネスというのは、ぼくの考える目標を達成するための手段に過ぎません」
『フェイスブック 若き天才の野望』(日経BP社)p1
ザッカバーグは「CEO」(chief executive officer:最高経営責任者)という存在に「利潤を追求する人間」というイメージを持っていたかのもしれません。不快な表情を見せたことから「われわれの会社はガスや水道と同様の公益事業です」という言葉に嘘の無いことがわかります。
フェイスブックは、2012年5月、ナスダックに上場します。
グーグルを超える史上最大規模の上場劇と、日本のマスコミでも大々的に取りあげられました。ですが、ザッカーバーグは巨万の富を得た後も、質素な生活スタイルを守っていたとされています。スティーブ・ジョブズもそうでした。
かつてフェイスブックを傘下におさめようと、米国の名だたる大企業が買収戦争を繰り広げました。20代の学生気分の抜けない若者がつくった会社に、ヤフーは10億ドルもの買収額を提示しました。ザッカーバーグは苦悩しつつも、会社を売却しませんでした。
シリコンバレーで起業する若者達がもつストーリーのひとつは、創業した会社の企業価値をあげて売却し、億単位の金を手にすることです。その後には、悠々自適の暮らしが待っています。
そうしたストリーを実現しようとする起業家たちは、事業を軌道に乗せると、会社を現金にかえる「出口戦略」を意識するようになります。ザッカーバーグはスタンフォード大での講演で「出口戦略」について訊かれ、素っ気なく答えた。
「ぼくらはクールなことをやっているんだから、それでいいじゃないか。悪いが、出口戦略なんか考えたことがない」
『フェイスブック 若き天才の野望』(日経BP社)p202
創業期にユーザー数が百万単位から数千万単位へと加速度的に膨らんでいくなか、サーバーの管理維持に多額の費用を必要としました。ベンチャーキャピタルから出資を受け入れたものの、収益をあげる仕組みがありません。売上げはゼロです。資金は減っていくばかりでした。ソーシャルネットワークで収益をあげるならば、広告が王道です。
ですが、ユーザーの体験を損なわないようにと、広告事業で収益をあげることにザッカーバーグは抵抗し続けました。バナー広告がベタベタ貼りついてデザインの統一性を損なうことを極度に嫌ったのです。彼にとってはユーザーの心地よい体験が、常に優先順位のトップでした。これはシンプルさを追究したジョブズの影響でしょう。
事業を継続させるために広告を受け入れざるを得なくなっても、クライアントを慎重に選び、ポリシーに合わない企業は名を馳せていても、お金を積まれても脚下していました。
2006年、スプライトから「フェイスブックのホームページ・カラーをグリーンにしてくれたら百万ドル払う」という提案がありました。これをザッカーバーグは断っています。
経営者が「金ではない」と口にするのはたやすことですが、実践するのは至難の技です。2012年第四半期(10〜12月)、フェイスブックの総売上高の8割以上が広告収入によるものでした。広告の収益なくしてフェイスブックは成り立たないビジネス・モデルとなっています。
ザッカーバーグは軸がぶれたのか。ビジョンを見失ったのでしょうか。いや、そうではないでしょう。彼はこう言っています。
「ぼくが収益や利益の類をまったく気にしていなと思うらしい。しかし、ただ会社として存在するだけではない、という意味はぼくにとって、ただ会社が存在するだけではなく、──世界を本当に大きく変える何かを実際につくることなのだ」
『フェイスブック 若き天才の野望』(日経BP社)p481
この言葉からザッカーバーグのビジョンへの徹底したこだわりを感じとれます。それは会社の「存在理由」(レゾンデトール)に関するものです。
「なぜ、あなたの会社はこの世界に存在するのか?」
そう問われたら、ザッカーバーグは「利益をあげて出資してくれた株主たちに報いることです」と答えるのではなく、「世界を本当に大きく変える何かを実際につくること」と答えるのでしょう。
ザッカーバーグは、ひとりのギーグからグローバル企業を経営するリーダーへと変貌していったのです。
文献を読むと、ザッカーバーグは「内向型リーダー」の典型と言えるでしょう。
学生時代は「人間関係で苦労していた」という友人の証言があります。必要だと判断すれば多弁になりますが、普段は口数が少ないのです。自然と組織内ではコミュニケーション不足が起きて、周囲の人はリーダーが何を考えているかわからなくなります。内向型リーダーの「つまづき石」の典型例ですね。
内向タイプの人は(もちろん人により程度の差はありますが)、頭のなか、心の内側で、いろいろな考えを巡らせ「喋る」こと習慣になっているので、言葉にしていないのにもかかわらず「自分の考えたことが相手に伝わっている」という錯覚をもちやすいのです。
さらに、自分の考えは「正しい」と結論づけられていると、「言葉にせずとも、察してくれて当然だ」と、自分都合のロジックを盾にして、より言葉を省くようになります。その結果、自ら積極的に口を開かないようになります。
ジョブズは違いました。職場をうろつき、時にきつい言葉で部下を困らせていましたが、自分から動いて部下にコミットする姿勢がありました。
ザッカーバーグのリーダーシップ・スタイルは、組織に不穏な空気を生み出したことがあります。
2005年、フェイスブックは全米の企業から注目を集めます。大企業のトップがザッカーバーグに接近し、買収話しをもちかけていました。
そん中、ザッカーバーグが他社の経営者と次から次へと会うので、フェイスブックの社員たちは「会社を売るつもりでは」と不信感を募らせていたのです。売却の意志は微塵ももっていませんでしたが、そのことを経営陣にすら話さなかったのです。
ザッカーバーグへの不信感が大きくなり、組織内に不穏な空気が満ちていきます。そんな組織の危機を解決しようと、リクルートを担当していたロビン・リードという女性が立ち上がります。会社がおかしくなっている現状を話し、思いのたけをぶつけたのです。経営トップとしてのレッスンを受けるべきだと強く訴えました。
この日を境に、ザッカーバーグは変わっていきます。
ザッカーバーグは自分を変えました。他人変えることではなく、自分変えることで組織の危機を乗り越えたのです。
リーダーの自己変革は、組織変革へとつながる。
その好例ですね。
経営学の大家アルフレッド・チャンドラーは「組織は戦略に従う」といいました。ザッカーバーグの事例から、「リーダーシップは組織に従う」といえるでしょう。
今とはなっては、ザッカーバーグがにこやかにインタビューに答える姿を見ることができます。この時の自己変革、リーダーとしての目覚めがなければ、今の笑顔はなかったのかもしれません。
日本の大手企業のトップや政治家も、マスコミを前にした時、口角をあげて笑顔をつくるように努力している姿を見かけます。その努力の理由は、とてもシンプルで笑顔のほうが生活者に対してイメージがいいからです。トップのイメージは、企業イメージに直結します。ふてくされた顔をしながら話していたら、「なんて態度の悪い経営者だ。こんな会社の製品、誰が買うか!」と、考えるのが消費者というものです。
イノベーションを起こすリーダーは、その対象を製品やサービスだけでなく、常に自分自身にも向け、コトの成功率をあげるために自分を変える必要があれば、執着することなく自分を変えていく必要があります。
ザッカーバークもまた、リーダーとしての自分を苦労して努力して、つくりあげていった泥臭さのあるひとりの人間なのです。
フェイスブックの危機はいくつもありました。それらをくぐり抜け、2012年、上場を果たします。この時、米証券取引委員会への申請書類に、ザッカーバーグの手紙が添付されていました。手紙はこう始まっています。
Facebook was not originally created to be a company. It was built to accomplish a social mission – to make the world more open and connected.
※「日本経済新聞」(2012/2/2電子版)「企業文化は「ハッカーウエー」、速く・大胆に・オープンであれ フェイスブック上場へ、ザッカーバーグCEO「株主への手紙」
ザッカーバーグのビジョンとその精神は創業期から変わっていません。この手紙でフェイスブック社の企業文化と経営手法を「ハッカー・ウエー(The Hacker Way)」と定義しています。
ハッカーと聞くとコンピューターに不正侵入する犯罪者をイメージしますが、そればかりがハッカーではありません。コンピューターやネットワークに関する高度な知識を善良な目的に使う「ホワイト・ハッカー」と呼ばれる人たちがいます。企業や政府のネットワークに侵入し破壊工作を繰りかえす人たちは、「クラッカー」といわれ区別されています。
手紙には「本当は、ハッキングは単に何かを素早く作ったり、可能な範囲を試したりといった意味しかありません」と書かれ「ハッカー・ウエーとは、継続的な改善や繰り返しに近づくための方法なのです」と記しています。「ハッカー・ウエー」には5つの価値があります。
- インパクトに焦点を当てる(Focus on Impact)
- 速く動く(Move Fast)
- 大胆であれ(Be Bold)
- オープンであれ(Be Open)
- ソーシャルバリューを作れ(Build Social Value)
ハッカーという言葉だけでもトリックスターを思い浮かべます。また、五つの価値で「速く動く」「大胆であれ」は、トリックスター特性と重なり、権威と戦い続けてきた事実を考えるとザッカーバーグのリーダーシップ・スタイル自体が、「トリックスター・リーダーシップ」であると言いたくなります。
フェイスブック社の壁には「素早い実行は完璧に勝る(Done is better than perfect.)」と書かれ、「コードは議論に勝る(Code wins arguments.)」というハッカーのマントラ(呪文)を誰もが口にするといいます。
行動しないリスクを恐れる精神が、企業文化として根付いているのです。
私もはフェイスブックページ『リーダーへ贈る人生が輝く言葉』を運営し、フェイスブックには日常的にふれています。細かな修正が次から次へと行われ、戸惑うことも多いですが、「これぞハッカー・ウエー」と楽しんでいます。
「ソーシャル離れ」「プライバシーの問題」など、フェイスブックの前途は多難です。「twitter」「Line」「instagram」など競合の勢いはとまりません。日本では「Line」が圧倒的な強さを見せています。「Line」の月間アクティブユーザー数8,100万人に対して「Facebook」は2,600万人です。
日本のマスコミで「炎上」といえば「twitter」ですし、若者たちは「instagram」に夢中です。日本で「Facebook」が登場した頃の盛り上がりは、もうありません。
ですが、全世界に目を向けると、「Line」の月間アクティブユーザー数が1億6400万人、「twitter」3億3000万人、「instagram」10億人に対して、「Facebook」は24億1千人万(2019年時点)です。圧倒的な強さです。
今や「Facebook」は、SNSの巨人になっています。大きくなればなるほど風当たりは、もちろん強くなります。ザッカーバーグは日々、批判にさられ続けています。何度、米国議会で謝罪したり、公聴会で厳しい質問に答えきたことでしょう。
「Facebook」の社内模様を描いた 『フェイスブック子どもじみた王国』(キャサリン・ロッシ 河出書房新社)は、決して愉快な内容ではありません。内容はかなりスキャンダルスな内容を含み、セクハラの横行やザッカーバーグの独裁についてふれています。キャサリン・ロッシはフェスブックの女性社員でした。
さまざまな批判があるものの、世界で日々発生する「変革の場」で「Facebook」は活用され、ザッカーバーグが目指したことは、実現されています。
『世界をよりオープン(開かれたもの)にして人びととの結びつきを強める』
ザッカーバーグが尊敬するスティーブ・ジョブズは、スタンフォード大卒業式での「伝説のスピーチ」で、こう言っていました。
公式伝記『スティーブ・ジョブズ』に、彼のこんな言葉があります。
私は17歳のときに「毎日をそれが人生最後の一日だと思って生きれば、その通りになる」という言葉にどこかで出合ったのです。それは印象に残る言葉で、その日を境に33年間、私は毎朝、鏡に映る自分に問いかけるようにしているのです。「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか」と。「違う」という答えが何日も続くようなら、ちょっと生き方を見直せということです。
「日本経済新聞」(2011/10/9電子版)「ハングリーであれ。愚か者であれ」 ジョブズ氏スピーチ全訳 米スタンフォード大卒業式(2005年6月)にて
ザッカーバーグは、こう言っています。
「ぼくは毎日のようにこう自問している『今ぼくは自分にできる一番大切なことをやっているだろうか』と」
『フェイスブック 若き天才の野望』(日経BP社)p482
『フェイスブック 若き天才の野望』の著者デビッド・カークパトリックは、インタビューの途中で、ザッカーバーグが「ぼくは自分にできる一番」を「多用し強調する」と書いています。
ジョブズの影響なのかはわかりませんが、ザッカーバーグがとても大事している「哲学」であることは間違いないようです。彼はこうも答えていました。
「人の信用を得るためには、善良である必要がある。」
『フェイスブック 若き天才の野望』(日経BP社)p482
オーセンティック・リーダーシップという言葉も広がり始め、リーダーの「倫理観」が問われている時代です。大学の寮で生まれた「Facebook」は、今や世界を動かすSNSの巨人となりました。
「善良さ」を「自分にできる一番」のこととし、よりよい社会を実現するたに、「Facebook」をこれからも進化させてもらいたいものです。
(文:松山 淳)
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