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41通目《偶然の妙》プランド・ハップンスタンス・セオリー!

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  『リーダーへ贈る108通の手紙5』
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       《偶然の妙》
      19.05.31【41通目】
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リーダー様 へ

拝啓 季節外れの暑さに拭う汗

いかがお過ごしでしょうか?

元号が「令和」となって最初の月、
皐月(5月)が終わろうとしています。

今年の5月は、寒暖差のとても大きな季節となりました。

先週、東京は30度を越す日が続き、
もう完全に真夏でした!

猛暑となった週末、ちょうど息子の運動会が重なり、
見学に行ったのですが、
ニュースで流れるような出来事が、
目の前で起きていました。

数人の子どもたちが、体調を崩し途中で家に帰り、
救護用のテントには、
ぐったりした子どもたちが
次から次へとやってきていました。

5/26は、北海道網走地方の佐呂間で39.5度を記録!

「39度って…、しかも北海道で!?」

日本全国、多くの人が驚いたと思いますが、
一番、驚いたのは、やはり北海道の人たちでしょう。

人生、初めての出来事が突然やってくる!

人生、何が起きるかわからない!

そのことを痛感させられる、5月の猛暑でした!

~~~

さて、その最高気温の新記録を更新した北海道から、
前回のメルマガを配信後、便りが届きました!

もう10年以上前から、
このメルマガを読み続けている女性の方で、
50代の転職にまつわる体験談でした。

16年勤めた会社ですので、
外からもいろいろな意見があり、
50代の転職が難しいことは重々承知で、
二人の子どももまだ学生で、
ご本人もそれで悩みつつ、
でも思い切ってキャリアチェンジをされたとのこと…。

こんな一文がメールにはありました。

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この転職活動で学んだことは多いです。
社会の縮図、新しい時代に移行するというのに
古いままの意識、企業・面接者によって大きく異なる考え方。
面接に行ってみないとわからないことやフィーリングの違いなど。

1つとしてムダなことはありませんでした。

(50代 女性 Oさん 北海道在住)
─────────────────

経験に無駄はない!

人生に無駄なし!

まさにそのことを実際に体験されて、
現在は、自分の価値観にそったお仕事をされているそうです。

私もそうでしたが、
その会社に勤め始めた時には、
中途退社するとは思っていないわけですね。

「人生、何が起きるか、わからない!」

キャリア・プランを設計しても、
計画通りに行くことは、なかなかないわけで、

人生に無駄なし!

と大胆に構えて、
その時々の「偶然の出来事」に身を任せてみるのも、
キャリアを重ねていく時の大切な心得ですね。

人生は、短いようで、長いのです!

~~~

この人生に起きる偶然性を、恐れることなく受け入れて、
最大限に活用しようじゃないかと、
そういった主旨のキャリア論があります。

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プランド・ハップンスタンス・セオリー
(Planned Happenstance Theory)
─────────────────

提唱者はスタンフォード大学のクランボルツ教授です。

「計画的偶発性理論」
「計画された偶然性理論」

なんて、訳されていることが多いです。

キャリア・プランという言葉がある通り、

キャリアの計画とは、

20代でこのスキルを身につけて
30代ではこんな仕事をして、
40代ではこんな役職で活躍して

とまあ、そんな風に計画をたてて、
それにそって行動していくという考え方です。

でも、時代環境がめまぐるしく変わる現代において、
そう計画通りに行くことはまれですね!

成長していく会社もあれば、
残念ながら市場から退出しなくてはならない企業もある。

個人のキャリアは、
自分以外の外部環境に大きな影響を受けます。

クランボルツ教授の調査で、
成功したビジネスパーソンを対象にヒアリングしたところ、

「自分のキャリアは偶然によるところが大きい」

と、約80%の人が「偶然」について言及していたというのです。

18歳の時に望んでいた仕事に、その後ついている人は、
たったの2%にしか過ぎなかったとか…。

「人生、何が起こるか、わからない」

だから、計画に固執するよりも、
納得のいく仕事を続けられるように
「偶然」に起きてくる出来事を受け入れながら、

あるいは、

いい意味での「偶然」が起きてくるように
「偶然」を計画のひとつに組み入れて、
キャリアを考えていきましょうと、

そんなことをクランボルツ教授は理論化したのです。

偶然、本屋で立ち読みした本で、
偶然、街で出会った知人の紹介で、
偶然、SNSでつながった見知らぬ人からの情報で、

そんな偶然が、
今の仕事に影響しているという話しは、
街ゆく人に声をかけて尋ねれば、
きっと多くの人から聞くことができるでしょう。

~~~

クランボルツ教授は、
著書『その幸運は偶然ではないんです!』でこう書いています。

─────────────────────

結果がわからないときでも、
行動を起こしてチャンスを切り開くこと、
偶然の出来事を活用すること、
選択肢を常にオープンにしておくこと、
そして人生に起きることを最大限に活用することです。

『その幸運は偶然ではないんです!』
(J.D クランボルツ 他 ダイヤモンド社)
─────────────────────

この本には、キャリアの成功例、失敗例含めて、
たくさんのエピードが登場します。

サンフランシスコで働いていたある女性の話し。

***

仕事にはそれほど興味がなく、毎日退屈だった。
年の一度の長期休暇がとれて、旅行に行くことにした。
空港で待っていると、自分の乗る便が欠航になる。

がっかり!

航空会社は、1年間どこへでも行ける航空券をくれた。

でも、女性は気力を失う。
どこへも行かず、家に閉じこもってしまう。

それから1年が過ぎようとしていた頃、
ふと航空券のことを思い出す。

もう会社は辞めてもよいと思った。

以前から興味のあったボストンにある
ハーバード大学に行ってみようと行動を起こす。

キャンパスを散策し、
ある学部の学部長に会うことができた。

すると、アシスタントを探しているという…。

そして、働く条件が、その女性にぴったりだった!

信じらない偶然!

女性は2時間話しこみ、
その日のうちに仕事をもらうことができた!

***

人生、何が起こるか、わからない。

わからないから不安になるけれど、
わからないから、そこに大いなる可能性がある!

その可能性にかけてみる価値が、人生にはある!

クランボルツ教授は、私たちをこう励まします。

─────────────────────

自分の行動をコントロールすること、
人生に影響をもたらす出来事に対して自分がどう思うかを
コントロールすることはできますが、
結果をコントロールすることはだれにもできません。
  
しかし、あなたの行動次第で望ましい結果が起こる確率を
高めることができるのです。

人生には保証されているものは何ひとつありません。

唯一確かなことは、何もしないでいる限り、
どこにもたどり着かないということでしょう。

『その幸運は偶然ではないんです!』
(J.D クランボルツ 他 ダイヤモンド社)
─────────────────────

北海道から便りをくださった女性の方(Oさん)もまた、
いろいろなことに悩みました。

承諾を得てますので、原文をそのまま掲載します。

─────────────────────
1人の人間として定年までの数年(再雇用も含め)をこの会社で過ごすのか?
それとも違う道を選ぶのか? も難問の1つでした。
傍から見れば我儘なのか?何が不満で辞めるのか?
鈍感力を発揮しながら過ごせば良いのではないか?
親としての責任が薄いのか?
─────────────────────

それらの悩みを抱えながら、でも、行動を起こし、
望ましい結果が起こる確率を高めました。

偶然が起きるかどうかは、神のみぞ知ることでしょう。

偶然を必ず起こすことはできませんが、
私たちは、偶然が起きる確率を、
自身の意志と行動で高めることはできます!

人生は、何が起きるか、わからない!

最後、Oさんからメッセージを記し、本論を終えます。

「幾つになっても希望は捨てず動くことは大切」
「働く女性の皆さんに、エールを送りたい。」

~~~

本日は、これにて。

季節外れの寒さ暑さがまた来るかもしれません。
今年の6月は、ぐっと気温の下がる日が多いような気がします。
どうぞ大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさってください。
   
令和元年、最初の月の最後の1日が、あなた様にとって、
笑顔あふれる美しい時間で満たされることを心からをお祈りしています。

    
 「元氣・勇氣・やる氣」で!

      (^人^)        
 

                 敬具

令和元年五月三十一日

              松山 淳より 

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◆自問自答◆

1)私は、1年後、どんな自分になっていたいだろうか?

2)私は、偶然の出来事を活用しているだろうか?

3)私は、理想に未来に向けて行動を起こしているだろうか?

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◆追伸◆

クランボルツ教授の
『その幸運は偶然ではないんです!(ダイヤモンド社)
を読んでいて、考え方が似ているなと、ふと思った本があります。

運のいい人を研究した心理学者リチャード・ワイズマン博士の
『運のいい人の法則』(角川文庫)です。

ワイズマン博士、いわく、運のいい人には4つの法則がありました!

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「運のいい人の法則」

【法則1】チャンスを最大限に広げる
運のいい人は、偶然のチャンスをつくりだし、
チャンスの存在に気づき、チャンスに基づいて行動する。

【法則2】虫の知らせを聞き逃さない
運のいい人は、直観と本能を信じて正しい決断をする。

【法則3】幸運の期待をする
運のいい人は、将来に対する期待が夢や目標の実現をうながす。

【法則4】不運を幸運に変える
運のいい人は、不運を幸運に変えることができる。
─────────────────────

【法則1】で、「偶然」という言葉が出てきていますね!

そういえば、2015年に、
このメルマガで取り上げていますので、
もし、お時間があれば…偶然の出来事を…!
 ↓↓↓
【85通目】「運のいい人」 運を研究してわかった運の法則
http://www.earthship-c.com/melmaga108/2015/150115.html

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『機動戦士ガンダム』が教えてくれた新世代リーダーシップ』
『バカと笑われるリーダーが最後に勝つ』(SB新書)
『「上司」という仕事のつとめ方』(実務教育出版)
『真のリーダーに導く7通の手紙』(青春出版社)
     
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松山 淳 JUN MATSUYAMA

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダー研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 プロフィール

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