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31通目《生きる意味-5》使命を意識した生き方

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  『リーダーへ贈る108通の手紙5』
    http://www.earthship-c.com

      《生きる意味-5》
      18.07.13【31通目】
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リーダー様 へ

拝啓 蝉の声 聞こえて暑さ 本番へ

いかがお過ごしでしょうか?

2018年の文月も中盤へと移行しています。

まずは、西日本を中心とした豪雨災害により、
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
ご遺族の皆さまにお悔やみを申し上げます。

また、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

一日も早い復旧と被災された皆様の日常に
笑顔が戻ることを心からお祈りしております。

ニュースから流れる映像を目にしますと、
3・11のことが自然と頭に浮かびます。

断水は続き、それに加えて酷暑です。
復旧は、そうとう辛い作業なのではないかと、胸が痛みます。

被災地から遠く離れた人に、何ができるのか。
その情報をまとめたサイトがありましたので、お知らせいたします。

「平成30年7月豪雨、私たちにできる被災地支援は」
  ↓↓↓
https://news.yahoo.co.jp/story/1015

3・11の時は、たくさんの西日本の皆様が、
助けてくださいました。

なんとかこの厳しい状況を乗り越えていただけらと思います。

***

さて、そんな厳しい状況がこの国にあるなか恐縮ですが、
本通も前通からの続きで、
フランクル心理学について何かしら書いていきたいと思います。

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「悩める人を救うフランクル心理学」
~強い心を手に入れる7つの知恵~
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1. セルフ・トランスセンデンス(自己超越)「小さな自分を越えてゆけ!」
2. リフレーミング「現実を意味豊かに再定義せよ!」
3. ホモ・パティエンス「悩んで人は成長する!悩む自分を肯定せよ!」
☆4. ミッション「今、目の前にある仕事が使命だ!無我夢中になれ!」
5. オプティミズム(楽観主義)「自分の未来を、自分の可能性を信じよ!」
6. スピリチュアリティ「崇高な精神性で自己を支えよ!」
7. スマイル「自分を笑い者にして、苦悩を笑い飛ばせ!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

前通では、3番目の「ホモ・パティエンス」につい書きました。

本通では4番目の「ミッション」について書いていきます。

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☆「ミッション」(Mission)
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まずは、フランクルの言葉を引用いたします。

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「活動範囲の大きさは大切ではありません。
 大切なのは、その活動範囲において最善を尽くしているか、
 生活がどれだけ『まっとうされて』いるかだけなのです」

『それでも人生にイエスと言う』(V・E・フランクル 春秋社)P32
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この言葉は、ある青年の問いかけに対する答えです。

ある日、青年がフランクルのもとを訪れます。

青年は「生きる意味がない」といい、そのことで話し合いになったそうです。

フランクルはきっと持論を展開したでしょう。

「どんな時にも生きる意味がある」と。

しかし、青年はフランクルが社会的に大きな仕事をしていることを指摘し、
こう質問をぶつけてきます。

────────────────────
「私をどういう人間だとお思いですか。
 私の職業をなんだとお思いですか。
 一介の洋服屋の店員ですよ。私はどうしたらいいんですか。
 私は、どうすれば人生を意味あるものにできるんですか」

『それでも人生にイエスと言う』(V・E・フランクル 春秋社)P31-32
────────────────────

これに対する答えが、前述のものです。

青年は自分の仕事を見下すような発言をしています。

「一介の洋服屋の店員ですよ」と。

一介とは、「つまらない一人」「取りに足らない一人」という意味です。

自分に対する、あるいは、自分の仕事に対する、セルフ・イメージが否定的です。

でも、そう否定的になってしまうこと、
自分の仕事に誇りを持てないことは、よくあることです。

誰にでも起きることです。

それは多くのケースで、他の比較から生じます。

「比べる」から、自分の仕事に誇りが持てなくなるのです。

「あの一流の大会社に比べて、うちはな~」とか…。

でも、その一流の大会社の人たちも、

「あの海外の最先端企業に比べて、うちはな~」

と、これまた自分たちを他の会社と比べて、ぼやいているものです。

~~~

大きな会社だったり、大きな仕事というのは、
ひとつのステータスとなって、「働く意味」を満たします。

でも、そうして比べている限り、
いつまでたっても満足することはできません。

なぜなら、比べる相手は、無数に存在するからです。

だから、フランクルは言います。

────────────────────
「大切なのは、その活動範囲において最善を尽くしているか」
────────────────────

なのだと。

つまり…、

大きな有名会社で働きながら、
愚痴まみれになって、仕事に手抜きばかりしている人と、

小さな無名会社で働きながら、
持てる力を100%出し切ろうと最善を尽くしている人と、

どっちが、よりよい意味のある人生かということです。

一度しかないこの人生で、自分の仕事を、

────────────
「ミッション」(使命)
────────────

だと認識して、全力を尽くそうとする人の人生は、
そうでない人の人生より、意味が満ちてくるのは、言を俟たないことです。

フランクルは、続けてこう書きます。

────────────────────
「各人の具体的な活動範囲では、
 ひとりひとりの人間がかけがえのなく代理不可能なのです。
 だれもがそうです。
 各人の人生が与えた仕事は、その人だけが果たすべきものであり、
 その人だけに求められているのです。
 そして、より大きな活動範囲に
 ほんとうにふさわしい働きができなかった人の人生は、
 もっと狭い範囲でもそれをほんとうに満たした人の人生にくらべると、
 まっとうされずに終わるのです」

『それでも人生にイエスと言う』(V・E・フランクル 春秋社)P32
────────────────────

「使命」は、

☆「命を使う」

と書きますね。

100歳を超えてなお医師として現場に立ち続けた日野原先生の講演を聞いた時、

☆「命とは時間である」

という考え方を教えていただきました。

ハッとしました!

確かに、そうですね。

人生は有限であり、その有限さは時間を基準にしています。

こうして息をしている間にも、
時は流れ、自分の持ち時間(命)が削られていっています。

どれだけ持ち時間があるのかは、もちろん、わかりません。

そう考えると、

「使命とは、より多くの時間を使っている事」

という考え方も成り立つのではないでしょうか。

それは、自身の納得感や満足度や喜びの度合を基準とする「使命」とは、
また別の定義の仕方ですが、
1日のうちに、より多くの時間を注ぎ込み取り組んでいる事…、

それが、「使命」だと考えることもできます。

それが好きであろうが、嫌いであろうが、
命を使っていることは、揺るぎない事実なのですから。

~~~

リーダーとして働く私たちは、
1日のうち、そのほとんどを「仕事」に費やします。

今、私たちがしている仕事が、「命を使っている事」なのです。

今、している、目の前にある仕事が、「使命」なのです。

そして、「命を使う【事】に【仕】える」のが、「仕事」です。

これは、「人生観」「仕事観」と言われものであり、
そう考えるか、考えないかは、もちろん、自由です。

ただ、「一介の~です」と、自分を嘆くよりも、
今、目の前にある仕事を「使命」だと認識し、
「与えられた仕事に」最善を尽くすことで、道は開けてくるのだと思います。

 

「自分の仕事に最善を尽くしているか?」

 

常に胸に秘めておきたい言葉であり問いです。

~~~

本日は、これにて。

しばらく厳しい暑さが続きそうです。
どうぞ大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさってください。
   
2018年の文月が、あなた様にとって、
笑顔あふれる美しい時間で満たされることをお祈りしています。

       
   「元氣・勇氣・やる氣」で!

        (^人^)        
 
                 敬具

平成三十年七月十三日

              松山 淳より 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆自問自答◆

1)私は、自分の仕事をバカにしていないだろうか?

2)私は、自分の会社の悪口ばかり言っていないだろうか?

3)私は、自分の仕事に最善を尽くしているだろうか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(ダイヤモンド・オンライン連載)
【フランクルの「名言」に学ぶ心を強くする考え方】

◆第1回 意味への意志」が健康的に働いていれば、人は幸せを感じられる
https://diamond.jp/articles/-/173715

◆第2回人間が本当に必要としているものは緊張のない状態ではなく、
    目標のために努力し、苦闘すること
https://diamond.jp/articles/-/173989

◆第3回人間とは苦悩する存在であり、同時に、苦悩に耐える存在
https://diamond.jp/articles/-/174281

◆第4回どんな仕事をしていても、仕事に臨む姿勢次第で人生に意味は満ちてくる。
https://diamond.jp/articles/-/174508
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆追伸◆

「ダイヤモンド・オンライン」の連載(12回)は、
なんとか締め切り日ギリギリで間に合わせ
綱渡り状態ですが、現在、毎週、2回のアップで続いています

昨日、第4回がアップされましたので、もしお時間があれば・・・。

◆第4回どんな仕事をしていても、仕事に臨む姿勢次第で人生に意味は満ちてくる。
 ↓↓↓
https://diamond.jp/articles/-/174508

それから、先週、七夕の日に開催した出版記念講演会、無事に終了しました。

古くからのこのメルマガの読者の方も参加してくださり、
私は噛んでばかりいましたが、温かな雰囲気で終わることができました。

15年前の第1弾の頃から読んでくださっている方もいて、
15年、このメルマガを続けてきてよかったなと実感することできました。

参加された皆様、本当にどうもありがとうございます!

それから、それから、7/7、行こうと思ったけど、都合が合わなかった方、
ヘッダーでご案内しました通り、今度は【ダイヤモンド社主催】で行います。

『君が生きる意味』出版記念著者セミナー 7/25 19:30~20:30(60分)
『悩める人を救い続けるフランクル心理学の真髄
 強い心を手に入れる7つの知恵』
      ↓↓↓
https://sys.diamond.jp/webapp/form/15257_vow_508/index.do

こちらは、ダイヤモンド社に直接、申し込む形になります。

もし、当日、ご参加されたら、「メルマガの読者です」と声をかけてください。

何も出ないのですが・・・(笑)

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『機動戦士ガンダム』が教えてくれた新世代リーダーシップ』
『バカと笑われるリーダーが最後に勝つ』(SB新書)
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松山 淳 JUN MATSUYAMA

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダー研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 プロフィール

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