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26通目《頭からの共感》聞く耳をもってもらうには

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  『リーダーへ贈る108通の手紙5』
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       《頭からの共感》
      18.05.25【26通目】
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リーダー様 へ

拝啓 新緑輝き 初鰹 美味なる 季節

いかがお過ごしでしょうか?

2018年の皐月も下旬となりました。

今年の5月は、気温の高低が激しく、
暑い日が続くと思ったら、次の日には、ぐっと気温が下がったり、
日中30度近くあった気温が夜には10度代になったり、
ジェットコースターのように季節が変化しました。

我が家では、5月だというのに、暖房をつけた日もありました。
その日、東京では、厚手のコートを着ている人や
ダウンを着ている人を街で見かけました。

2018年の皐月は、なかなか体調を整えるのが
大変だったのではないでしょうか?

おからだ大丈夫でしょうか?

間も無く梅雨の知らせが届く季節です。

するとまた気温の上下がありますので、
くれぐれもご自愛なさってください。

~~~

さて、そんな5月、娘と息子は、薄着をしていたせいか、
風邪をひきまして、熱はあがらなかったのですが、
しばらく鼻水と喉の痛みで苦しんでいました。
ご飯を飲み込もうとするたびに、顔をしかめていました。

「気温が下がるから、1枚はおってとけよ」

と親らしいことは、言っていたのですが…。

結局、病院に行くことになりました。

そんな時、ついつい、

「だから言っただろ、言うことを聞かないから、風邪をひくんだ!」

と叱りたくなります。

でも、親稼業を長年やりますと、そう言ったところで、
急に本人たちの意識が変わるわけではありませんし、

「わかってるよ!」

と、多くのケースでは、反発されておしまいです。

私も、そんな子どもでしたし、なんだか、自分に似てるなと・・・トホホ。

さらにいえば、風邪をひいて辛いわけですから、
そんな辛い時に、いくら叱られても、怒られても、
心は、辛さに耐えることにエネルギーを奪われているわけです。

なので、親の小言は、子の耳の前ではじかれているか、
まったくもってスルーされている、つまり、馬耳東風の状態です。

体は病気を治すことに注力しています。

そこで、ふと思う。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
大切なことは、失敗をしたら、
次に同じ過ちを犯さないことだよな、と・・・。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

天気予報で気温が下がるとわかったら、
自分で考え、自分で洋服を調整できるようになること。

これがゴールですね。

怒ってばかりいても、イライラしても、問題解決にはならない。

~~~

そこで、まず大事になるのは、
子どもが、親の言葉を受け入れられる心理状態をつくることですね。

「なんでいつもそうなんだ!」
「どうして言われた通りにしないんだ!」
「人の話し聞いてたか!前も言っだろ!」

体調が悪いのに、そんな言葉で頭ごなしに否定されたら、
耳は固く閉ざされてしまい、

「はいはい、わかりました…」

そんな、その場のしのぎの、
親の前から1秒でも早く逃れるために繰り出される
どうでもよい「イエス」が、引き出されてくるだけです。

そこで、閉ざされた耳を開くために大事になるのが、
やはり、基本中の基本で、月並みですが、

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「共感」
━━━━━━

ということになるのだと思います。

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人は、わかってくれる人の話しに耳を傾ける。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

この原理原則を思い出すことですね。

まずは、体調を崩して、辛いという感情を認めてあげる。

「喉痛いのか、大丈夫か」
「そんな鼻水出たら、辛いな」
「ご飯食べる時、痛いよな~。お父さんも小さい時そうだったよ」

そういったん受け止めておいて、

「じゃあ、次、こうならないためには、どうすればいいんだ?」

と尋ねれば、子どもたちは、話しを聞いてくれますし、
自分で考えるようになります。

~~~

と、まあ、ここまで書いてきた「子育て論」は、
お察しの通り、そのまま「部下育成論」に横すべりするわけです。

「頭ごなしに部下を否定してしまい、
 耳だけでなく心まで閉ざれてしまった」

そんな失敗談をお持ちの上司の方々、たくさんですね。

もちろん、そうしてはいけないのはわかっているけど、

つい、カッとなって・・・。

わかります、わかります、そのお気持ちわかります。

では、ついカッとなって否定してしまう方、立場を逆転してみましょう。

こう叱られたらどうですか?

「どうしてそうやってお前は、いつもカッとなって
 部下を否定ばかりするんだ。
 それじゃダメだって、何度も言ってるだろ!俺の話し聞いてるのか!」

どんなお気持ちになりますか?

こんな言葉が、胸の内で渦巻きませんか?

「この人は、何もわかっちゃいない」

この言葉が心に湧き出てきた時には、
もうその時点で、耳は閉ざされているわけで、
叱られながら、別のことを考えているわけで、

つまり・・・、

「叱っている人の話しを聞いてない」

そんな状態になってるわけですね。

ですので、叱りたいこと、注意したいことがあった時には、

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
頭ごなしの否定ではなく、頭からの共感
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

これが大事なのですね!

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で、ここでちょっとお知らせですが、
「DIME」という雑誌がありまして、
そのネット版の「@DIME」から取材を受けました。

今日の内容に通じることを書きました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
みんなのライフハイク@DIME
「管理職の方、必読!部下を動かす正しいフレーズ4つの事例」
  ↓↓↓
https://dime.jp/genre/547883/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

もし、よろしければ、お時間のある時に、目を通してやってください。

~~~

さて、こう書いてきまして、
子育ても、部下育ても、どれだけ理論は正しくても、
常に例外はあり、状況が変われば、正解は異なるわけで、
結局のところ、試行錯誤を繰り返していきながら、
自分なりの、その時その時の「正解」を発見していくことが
大事なのだと、つくづく思います。

優れたリーダーだと言われた人が、別の部署にいったら輝きを失い、
3流リーダーだと評価されてた人が、転職して別の会社に行ったら大活躍!

そんな例は、山ほどあるわけです。

とはいっても、迷った時は、原理原則に立ち返る。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
頭ごなしの否定ではなく、頭からの共感
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日々、部下育てに心を砕き、さぞ、ご苦労も多いと思いますが、
以上の原理原則を頭の片隅にでも置いておいてください。

きっと、何かが変わります!

~~~

本日は、これにて。

気温差のある初夏となっています。
どうぞ大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさってください。
   
2018年の残りわずの皐月が、あなた様にとって、
笑顔あふれる美しい時間で満たされることを、お祈りしています。

       
   「元氣・勇氣・やる氣」で!

        (^人^)        
 
                 敬具

平成三十年五月二十五日

              松山 淳より 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆自問自答◆

1)私は、頭ごなしに人を否定していないだろうか?

2)私は、人の気持ちを汲んで発言しているだろうか?

3)私は、共感することを忘れていないだろうか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆追伸◆

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いずれを希望するか、本文に明記してください。

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3つ全部ご希望ですと、ファイルが重くなるので、
別々にメールするか、「宅ふぁいる便」を使うことになるかと思います。

それと、こちらもあわせて、

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どうぞ、どうぞ、お願いいたします。

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アースシップ・コンサルティング 松山淳(49才)
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『機動戦士ガンダム』が教えてくれた新世代リーダーシップ』
『バカと笑われるリーダーが最後に勝つ』(SB新書)
『「上司」という仕事のつとめ方』(実務教育出版)
『真のリーダーに導く7通の手紙』(青春出版社)
     
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松山 淳 JUN MATSUYAMA

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダー研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 プロフィール

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