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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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104通目《愛嬌2》出世する人と出世しない人の違い

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《愛嬌2》
                                             

  『リーダーへ贈る108通の手紙4』
    http://www.earthship-c.com

                15.12.18 
                 104通目
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リーダー様 へ

拝啓 シクラメン 伸びゆく姿で ストレッチ

いかがお過ごしでしょうか?

2015年、師走(12月)も中盤となっています。

ベランダに置いた3年越しのシクラメンは
今年も無事に花を咲かせてくれ、一安心です。

妻は「おせち」をどうするかと頭を悩ませ、
その横で、子供たちは「早く冬休みになって」
と、おしゃべりをする日々です。

今日から「スター・ウォーズ~フォースの覚醒」
が公開ですね!熱狂的なファンは仮装をして、
映画館の前に並んでいることでしょう。

今回のシリーズには、愛嬌たっぷりの
ハン・ソロ船長(ハリソン・フォード)が
出演しています。

ダースベイダーを倒して「30年後の世界」
という設定であり、
幼い頃に見たあの世界観を味わえそうで、
今からとても楽しみです。

ロスで行われたワールド・プレミアは、
大好評だったとか!

我が家にとって「スター・ウォーズ」は、
家族で出かける冬休みのイベントです。

~~~
 
さて、本通は、前通からの続きです。

「愛嬌」がキーワードでした。

まず、武蔵野美術大学の長澤忠徳学長が
学生と一緒になって考えた出した
「人望」に関する方程式がありました。
http://logmi.jp/98229

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【人望=リーダーシップ+愛嬌】

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次に、ライフネット生命創業者出口治明会長が
【愛嬌】について説いていました。
http://logmi.jp/103210

リーダーにとって【愛嬌】が、案外、大切だ。

なぜかというと、
【愛嬌】がある人は、「足を引っ張られる」
ことが少なくなるからだ。

組織にあって、足の引っ張り合いは、
悲しいかな動かしがたい事実。

未来を考え何か新しことを始めよう、
組織をよりよく変革していこう。

すると、抵抗勢力が潰しにかかってくる。
足を引っ張ってくる。
実際、そうして潰れる変革は星の数ほどある。

~~~

かつて「産業再生機構」にて、ダイエーなど
数々の事業再生を手がけた人のひとりに、
冨山和彦氏がいます。

冨山氏にこんな言葉があります。
────────────────────

「人が意見をかえるのは、
 情に流されて根負けしたときである。
 説得者の人間性にほどされ、
 「しょうがねえな」という感じで
 宗旨を変えすることはあっても、
 ロジック負けして意見を変えることはない」

────────────────────
『Think! no.39リーダーに必要な戦術とスキル』
(東洋経済新報社) 

多くの修羅場をくぐってきた人だからこそ、
「なるほど」と、納得のできる言葉です。

頭が切れて、ロジカルに物事を考え、
合理的にぐいぐいプロジェクトを
引っ張っていくリーダーがいます。

一方で、なんとなく憎めなくて
人として隙だらけで、

「あの人が言うなら、しょうがねえな~」
「私たちがいないと、
 あの人(リーダー)はダメなんだから」

なんて、メンバーに思わせてしまい、
強く指示命令をすることなく、
部下たちが自ら動くチームを、なんとなく
つくってしまうリーダーもいます。

後者のリーダー・タイプの特性のひとつに

【愛嬌】

が、あげられるのだと私思います。

~~~

ちょっと、話を横道へ。

高橋秀実さんという
ノンフィクション作家がいます。
村上春樹さんとオウム事件で一緒に仕事をし、
その仕事は、村上さんの作品
『アンダーグラウンド』(講談社)
となっています。

『「弱くても勝てます」
 ―開成高校野球部のセオリー』(新潮社)
は、2012年話題となった高橋さんの著です。

この高橋さん、1961年生まれですので、
現在、50代半ばです。

大学を卒業し、会社勤めをして、その後、
フリーの作家として、活動を続けています。

同年代の人たちには、
会社で出世をしている人もいれば、
そうでない人もいる。

作家として様々な多くの会社人を
外から30年以上、眺めてきた。

すると、ある事に気づいた!

「出世する人と出世しない人の違い」

それがわかった、というのです。

では、その違いとは何なのでしょうか?

高橋さん曰く、こうです。

─────────────────────
 誤解を恐れずに言わせていただくと、
 出世する人は、おおむね
 仕事が「できない」人である。
 もちろん無能という意味ではない。
 「できない」と素直に表明できる人。
 恥をさらせる人で、全身から何やら
「できない」というオーラが漂っているのだ。
 考えてみれば、自分が「できない」からこそ
 人にお願いするわけで、
 彼らはおのずと腰が低く、
 感謝を忘れないのである。
 (中略)
 身を挺して「できない」をさらすことで
 周囲の「できる」を引き出すのである。
 逆に「できる」人はできるから
 命令するばかりで、周囲の「できない」を
 浮き立たせてしまうのだろう。
─────────────────────
『日本経済新聞』(2014.8.8付け夕刊)

このコラムに【愛嬌】という言葉は
出てきていませんでしたが、
登場する人物の特性を形容する言葉として
【愛嬌】がぴったりだと感じました。

~~~

ということで、横道から戻ります。

拙著『バカと笑われるリーダーが最後に勝つ』
では、「トリックスター・リーダーシップ」
という概念を創出し、その著のなかに

☆「愚徳」

というキーワードを記しました。

高橋さんのコラムからわかる通り、
人の愚かな素振りは、周囲の人を和ませ、
他者の力を引き出し、チームをまとめます。

【愛嬌】は、「愚徳」の一要素です。

「徳ある愚かさ」は、愛嬌に通じ、人望をつくり、
リーダーシップの原動力となります。

そう考えると、
なるほど、学生さんたちは、わかっています!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【人望=リーダーシップ+愛嬌】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

他人をなんとか動かそうとして、肩に力が入り、
ハーバード流とか横文字だらけの
操作型マネジメントに疲れてしまったら、
そんなリーダーシップ・スタイルも「あり!」
なんだということを
頭の片隅にでも置いておいてください…。

高橋さんは、コラムの最後に、
そうしたリーダーたちの佇(たたず)まいを、

「公園のようだ」

と書いています。

自分が主役となって遊ぶのではなく、
他者が自ら楽しく遊ぶ「場」となれる人、
また、そうした「場」をつくる人、
という意味にもとれます。

さあ、頬をゆるめましょう!

リーダーは、バカで結構!

公園となって、楽しく皆を遊ばせましょう!

~~~

 本日は、これにて。

 暖冬でしたが、ここ数日寒くなりました!
 大切なおからだを、
 くれぐれもご自愛なさってください。
   
 そして2015年、師走が
 あなた様にとって、多くの感動を味わい、
 一生の宝となるような
 笑顔のあふれる日々で満たされることを
 心よりお祈りしています。

 

 「元氣・勇氣・やる氣、そして笑顔」で!

                        

          (^人^)        
 

                  敬具

平成二十七年十二月十八日

               松山 淳より 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
◆自問自答◆

1)私は、職場で笑っているだろうか?

2)私は、仕事を楽しんでいるだろうか?

3)私は、皆を主人公にできているだろうか?

自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
継続することで、大切なことに気づきます。
30秒、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
終わったら、スクロールして下の【ことば】を!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆104℃ WORD◆

            「愚かな賢人」
     
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆追伸◆

  ほんのうじのへん♪ 
  ほんのうじのへん♪ 
  ほ~んの~じの、へん♪

お風呂から子どもたちの歌声が流れてきます。

 「ラッスンゴレライの次か?」

と思いつつも、しばらく、その正体を知らずに
過ごしていたのですが、
毎日、毎日、歌っているので、ある日、

「なんだそれは?」と聞いてみると、
「今、凄い人気なんだ」と言います。

では、調べてみようと、検索。
 ↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=_b77mjDbips

これは面白い!
最近は、子どもたちと一緒に見て、
ゲラゲラ、笑っています。

師走の夜、忘年会…さまざまな宴。
若手たちの踊る姿が、目に浮かびます…!

私が今年新入社員だったら、
     間違いなくやってます(笑)

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アースシップ・コンサルティング 松山淳(47才)
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■資 格
日本MBTI協会認定ユーザー(Japan APT正会員)
日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラー
日本メンタルヘルス協会基礎心理カウンセラー

■著 書
『「機動戦士ガンダム」が教えてくれた新世代リーダーシップ』
『バカと笑われるリーダーが最後に勝つ』(SB新書)
『「上司」という仕事のつとめ方』(実務教育出版)
『真のリーダーに導く7通の手紙』(青春出版社)
『名もなき人の生きるかたち』(文芸社)
     
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「笑顔の輪」が少しでも・・・!
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【ことば】
 
『「できない」と悟ると人は謙虚になる。
 自らをわきまえているので周囲の信頼を得て、
 世の中から必要とされるようになる。』

   (by ノンフィクション作家 高橋秀実)

『日本経済新聞』(2014.8.8付け夕刊)



松山 淳 JUN MATSUYAMA

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダー研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中

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