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【95通目】《自信-1》自信をつくる3つの要素

 2015年4月17日配信

自信のつけ方について考えてみよう!

 リーダー様 へ

 拝啓 葉桜に なりて春の ど真ん中

 いかがお過ごしでしょうか?  

 2015年の卯月(4月)が進行中です。

 ここのところ雨ばかりだった東京も、
 昨日は青空が顔をみせ、気温もあがり、
 春らしい陽気となりました。

 染井吉野は、すっかり葉桜となっていますが、
 八重桜は今が旬で、街を艶やかに彩っています。

 高校に入学した長男は、部活に仮入部し、
 新たな青春のスタートを切りました。

 やはり中学とはレベルが違うようです。
 さらに、先輩たちの代はレベルの高い選手がそろっていて、
 かなり上を狙えるとのこと・・・。

 さてさて、どこまでくらいついていけるか!

 「自信」をもってがんばってもらいたいと願う
 春の今日この頃です。
 
 ~~~
 
 さて、新人さんたちが職場を闊歩している季節で、
 若い人たちになんとか「自信」をもたせてあげたいと、
 日々、脳に汗をかいているリーダーも多いと思います。

 心理的な要素である「自信」は行動力と結びついていますので、
 新人育成の大きなポイントです。

 世界的に著名な経営コンサルタントに
 ブライアン・トレーシーという人物がいます。
 貧困から身を起こし、様々なキャリアを重ね成功した人です。

 さぞ華やかなキャリアを歩んできたのかと思ったら、
 リーダーとして、大きな挫折を経験していました。

 そのエピソードが、
 『人を動かせるマネジャーになれ!』(かんき出版)
 に書かれてあります。

  ***

  トレーシー氏は、トップ営業マンとして活躍し、
  功績が認められ30人の部下をもつ営業部長になった。

  成果をあげるため、部下を叱咤し「クビにするぞ」と脅しもした。
  営業部長に就任して1週間がたち、会社に出社する。

  職場から部下の姿が消えていた。

  ひどいリーダーシップ・スタイルに耐え切れず、
  部下たちは他社に転職しようとしていたのだ。
  顧客も引き連れていくという事態であった。

  トレーシー部長は、部下の代表者に会い、
  自分の行動を謝罪し「社に復帰してもらいたい」と懇願した。

  部下からは、「副部長を任命すること」の他に
  「敬意をもって部下に接すること」などの条件が提示された。

  ***
   
 この苦い経験から学んだ「最大の教訓」を
 トレーシー氏は、こう記しています。


     
  「人の能力を最大限に引き出すには、学歴や知識、経験よりも、
   感情的な影響を与える接し方や言動のほうが重要だ」

         『人を動かせるマネジャーになれ!』
              (ブライアン・トレーシー かんき出版)


 
 部下の能力を引き出すことは、リーダーの大きな役割ですね。
 それに必要な様々な考え方が、本書には記されています。

 そのなかに、「セルフイメージが行動を決める」という項があり、
 自己像や自尊心について掘り下げられています。

 セルフイメージは、「自信」の源泉であり、
 行動力、そしてリーダーシップの力と深い関係があります。 
 
 ~~~

 そこで、セルフイメージに関連する他の本のページをめくってみます。
 
 『自信をもてない人のための心理学』(紀伊國屋書店)です。

 この本では「自信」を、「自己評価」「行動」「自己主張」の
 3つの要素から成立すると考えています。


 【自己評価】
   自分を価値のある人間存在として考えられているかどうか、
   つまり自分に大切ににできるかどうかということです。

 【行動】
  〈自信〉のいわば原動力になるものです。
  自分には能力があると思えば、安心して〈行動〉することができます。
  そして、〈行動〉の結果、成功すれば、自信が持てるようになります。   

 【自己主張】
  上手に〈自己主張〉することができるようになれば、
  「自分は他人から認められている」
  「敬意を払われている」
  「愛されている」
  「人間として尊重されている」
  と実感することができ、〈自己評価〉が高くなります。

 著者である精神科医ファンジェ氏は、この3つの要素を
 【自己主張】を頂点とするピラミッド構造で考えます。

                    
          【自己主張】 
           /  \
          /    \
         / 【行動】 \
        /        \
       /          \
      /   【自己評価】   \ 


            ↓ 
           《自信》

 3要素は関連していて、相互に影響を与えあい、
 ひとつの要素が強化されれば、他の要素に影響を与え
 「自信」はさらに強化されていくと考えます。

 上の図を「シャンパンタワー効果」的に考えると、
 【自己主張】のスキルを磨けば、その影響は、
 注がれたシャンパンが、シャンパンタワーを
 下へ下へと流れていくように、【行動】【自己評価】に及び、
 最終的に《自信》を潤していきます。

 
 トレーシー営業部長がとった「クビにするぞ!」と、
 部下を脅すリーダーシップ・スタイルは、自信を形成するどころか、
 部下がそれまで安定していたもっていた
 セルフイメージを損うものであったでしょう。

 トレーシー氏は、部下が職場から消えるという痛い経験をして、
 そこで大きな気づきを得て、その教訓を今、
 全世界のリーダーたちに伝えているわけですね。

 そんな事実から、こう言えますね!


   ☆自信とは、自信を失う経験からも培われていく

  自信を失った時こそ、自信を高めるチャンスです!

 「自信」については、もう少し掘り下げていきたいので、
  次号への続きとさせてください! 

 ~~~ 

  本日は、これにて。

  気温の変化が激しい季節です。
  大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさってください。
   
  そして2015年の卯月があなた様にとって、多くの感動を味わい、
  一生の宝となるような笑顔のあふれる日々で満たされることを
  心よりお祈りしています。

 

      2015年卯月も
 
  元氣・勇氣・やる氣、そして笑顔で!

            

            

       (^人^)        
 

                   敬具

平成二十七年四月十七日

               松山 淳より


 
 ◆自問自答◆

 1)私は、自信をもって仕事をしているだろうか?

 2)私は、どんなセルフイメージをもっているだろうか?

 3)私は、部下に自信をもたせることができているだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!


 ◆104℃ WORD◆

                 「自分を好きになる」
     


 ◆追伸◆

 日経新聞の「私の履歴書」には、
 今やインテリア(家具)小売の大企業となった
 「ニトリ」の創業者似鳥昭雄氏が筆をとっています。

 どんな企業も創業期は「失敗の連続」と言います。
 似鳥社長の記事を読んでいると、本当にその通りで、
 そして、「よくぞここまで失敗談をつまびらかにできるな~」と感動します。

 ある店舗をエアドーム型で出店しようとしたところ、
 オープン当日に社員から「社長、店がありません」と電話がかかってきて、
 かけつけると、前夜の雪で、ドームがつぶれてしまったというのです。

 中にあった家具はもちろん傷がつきます。

 そこで似鳥社長は、「開店記念 傷物 半端者大会」と銘打ち、
 これが大繁盛となります。

 「転んでもただでは起きない」

 とは、まさにこのことで、こうした豪快な失敗談を知りますと、
 自分の失敗など、ほんと、小さなものに思えてきて、元気が出てきます!

 失敗にめげず、お互い、がんばってきましょ~ ( ^_^)/



【ことば】
 
 「上司から優秀な社員として扱われる部下は、自己像が向上し、
  さらに前向きとなって能力を発揮するようになる。」

(ブライアン・トレーシー)

        
  
  『人を動かせるマネジャーになれ!』
  (ブライアン・トレーシー かんき出版)


松山 淳 JUN MATSUYAMA

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダー研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中

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