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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【90通目】「会得」 錦織圭選手の言葉に学ぶ試練の乗り越え方!

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《会得》
                                             
          『リーダーへ贈る108通の手紙4』
            http://www.earthship-c.com
                                15.02.19
                                 90通目
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 拝啓 紅白の 梅の花咲き 春の音
 いかがお過ごしでしょうか?  
 2015年の如月(2月)も中盤を過ぎようとしています。
  
 街のあちこちにある梅の花が開花し、
 春が近づいていることを知らせています。
 我が家のバルコニーにある桃の木も、
 つぼみをさらにふくらませ、
 季節の巡りを感じる日々です。
 昨日の東京は、ほぼ一日雨でした。
 ただ、少しだけ雪のちらつく時間帯もありました。
 子どもたちは、雪が降るのを楽しみにしていて、
 天気予報で雪マークをみつけると、賑やかになります。 
 
 雨のなかに交じる雪をみつけると、
 「あっ、雪だ~!」
 と喜び、大はしゃぎです!
 雨のなかにある「少しの雪」を見つけて喜ぶ。
  
 子どもたちから会得する、人生訓です。
 
 ~~~
 
 さて、冒頭の文を書いていましたら、
 京セラ創業者の稲盛和夫氏の本にあった、あるエピソードを思い出しまして、
 すると、先日読んだ、プロテニス・プレイヤー錦織圭選手の逸話が頭に浮かび、
 その二つが結びついて、本通の骨格が見えました。
 ではまず、先日、メンフィス・オープンで優勝した錦織選手の逸話です。
 その逸話は、2011年に発行された雑誌『考える人』(新潮社)にありました。
 2011年は、今から約4年前のことで、
 その前年2010年から世界大会で結果を出し始め、
 現在の「世界ランキング5位」に向けて、
 一流選手への階段を登り始めた時期といえます。
 躍進は、2008年から始まっていたのですが、
 錦織選手は、2009年に、右ひじの疲労骨折から、
 内視鏡手術を行う大きな試練に見舞われます。
 この時期について、こう話しています。
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  「何より体にメスを入れること自体に拒否感があったし、
   失敗の危険性も当然あるし、毎日毎日、
   手術のことばかり考えて疲れ果てたほどです。
   術後も腕がまったく動かせない状況が続いて、
   以前のようにテニスができるのだろうかと思うと、
   この時期はとても辛かった」
           『考える人』(2011年春号 新潮社)
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 テニスを仕事にし、テニスを生きがいにしていた人間から、
 テニスが取りあげられる。      
 今や時の人となった錦織選手にも、試練の時があったのですね。
 プロスポーツ選手が、怪我を乗り越えていく話をよく耳にします。
 怪我をし、試練を克服していく過程で、
 それまで気づけなかった大切なことを「会得」し、
 心の成長が促され、その成長がプロ選手としてのスキルの向上や
 勝負強さに結びついていく。
 錦織選手も同じプロセスをたどり、
 怪我と活動休止という逆境から「会得」したことについて、
 3つのことを話しています。
   ──────────────────
    1)怪我にたいする意識
    2)周囲のサポートのありがたさ
    3)テニスのできる喜び
   ──────────────────
 1)は、怪我をしたことで、 怪我を予防するためのトレーニングに、
 より意識的になれたということです。
 2)と3)の残る2つは、原文をそのまま引用いたします。 
 
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 
  もうひとつは周囲のサポートのありがたさです。
  家族とは真剣に意見を言い合いましたし、医師やコーチや知人、
  たくさんの人が復帰できるようにさまざまな協力をしてくれました。
  しかし、何にもましてコートに復帰できたという喜びは格別でした。
  そして次第に調子が戻ってランキングが上がっていくと、
  プレイできることのありがたさをいままで以上に感じました。
  テニスをこうやってまた楽しめるとは何て幸せなのか、と。
    
 
                  『考える人』(2011年春号 新潮社)
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 できれば、試練になどあいたくないけれど、試練があるから、成長できる。
 
  ☆「試練の逆説」
 ひとりの若者が、逆境を体験し、そして語る言葉は、
 私たちが噛みしめたい「人生訓」、そのものです。
 ~~~
 稲盛和夫氏が創業した京セラが、
 マスコミからバッシングを受けた時期がありました。
 許認可を受けないファインセラミック製品を製造、販売したと、
 集中砲火を浴びたのです。
 さすがの稲盛氏も、この時期は辛かったようで、 
 得度した時にお世話になった老師のもとを訪れ、弱音を吐きます。
 慰めの言葉を期待していたら、老師はこう言いました。 
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
   災難にあったら、落ち込むのではなく喜ばなくてはいかんのです。
   災難によって、いままで魂についていた業が消えていくのです。
   それぐらいの災難で業が消えるのですから、
   稲盛さん、お祝いをしなくてはいけません。
             『生き方』(稲盛和夫 サンマーク出版)p236
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 
 稲盛氏は、この言葉に救われ、世間からの批判を
  
  ☆「天が与えたもうた試練」
 と、素直に受け取ることができたと、書いています。
 ~~~
 私たちが遭遇する人生の様々な局面には、
 表の顔があれば、裏の顔があります。
 成功に気をよくしていたら、慢心となり、足をすくわれる。
 その逆に、試練が己を磨き、成功へと導いてくれる。
 老師が言うように、「災難にあって喜ぶ」ことは、
 辛い時期には、なかなかできないものです。
 災難にあって、試練に遭遇し、
 愚痴をもらし、弱音を吐くことは、普通のことです。
 かの稲盛氏とて、老師を頼ったのです。
 でも、錦織選手が、一時期、テニスを奪われたことによって、
 周囲の人のありがたさや、テニスのできる喜びを
 より痛切に感じることができたように、
 人生で転んだ時には、必ずつかむもの、会得するものがあります。
 試練に「会」って「得」することがあります。
 試練から「会得」するもの、つまり、
 「この辛い状況にあってこそ、将来の自分にプラスとなるものは何か?」
 
 と考えていくことが、試練を乗り切るために有効な思考パターンです。
 
  雨にあって少しの雪に、喜べる。
  悲しみにあって、優しさを知る。 
  辛さにあって、ありがさを知る。
  冬にあって、春の訪れがよりいっそう喜ばしい。
 その出来事から「会得」できることに目を向けて
 2015年の冬を、たくましく乗り越えていきましょう! 
 ~~~
  本日は、これにて。
 
  吐く息の白い季節です!
  大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさってください。
   
  そして2015年の如月があなた様にとって、多くの感動を味わい、
  一生の宝となるような笑顔のあふれる日々で満たされることを
  心よりお祈りしています。
 
                 2015年2月も
 
           「元氣・勇氣・やる氣、そして笑顔」で!
            
            
                  (^人^)        
 
                                 敬具
   平成二十七年二月十九日
                             松山 淳より 
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 ◆自問自答◆
 1)私は、これまでのキャリアで何を会得してきただろうか?

 2)私は、日々の仕事から何を会得しているだろうか?

 3)私は、これからどんなことを会得したいのだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
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 ◆104℃ WORD◆
                          「会うから得られる」
     
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『「機動戦士ガンダム」が教えてくれた新世代リーダーシップ』(SB Creative)
 テレビ東京モーニングサテライトの「リーダーの栞」で紹介されました!
 http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/bookmark/post_78922/
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 ◆追伸◆
 小学生の息子と娘は、アスレッチック好きです。
 休みの日に、「どこか行きたいところある?」と聞くと、
 「アスレチック~!」と、言葉が返ってきます。
 いつも行く施設があるのですが、
 たまには気分をかえて別のところをと、ネットで検索。
 神奈川県は丹沢にあるアスレチックパークがヒットしました。
 「よし、行ってみるか!」と子どもふたりを連れて、
 東名高速を走り、厚木インターで降りて、
 途中、マックでランチを買って、到着。
 山の斜面にそってアスレッチックが設置され、
 細い道を降りたり登ったりで、ちょっとした山登りのようでした。
 寒い日だったのですが、私もいくつか挑戦しまして、汗をかきました。
 施設のすぐ近くに宿があり、天然温泉と看板に書かれてあります。
 温泉好きの私としては、これを外すわけにはいきません。
 アスレッチクより、温泉です(笑) 
 
 ゆっくりと、時に子どもと騒ぎながら、露天風呂につかり、
 とてもぜいたくな1日を過ごせました!
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■発 行 者:アースシップ・コンサルティング 松山淳(46才)
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■資  格:・日本MBTI協会 認定ユーザー(Japan APT 正会員)
      ・日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
      ・日本メンタルヘルス協会認定  基礎心理カウンセラー。
■著  書:『「機動戦士ガンダム」が教えてくれた新世代リーダーシップ』(SB Creative)
      『バカと笑われるリーダーが最後に勝つ』(ソフトバンク新書)
      『「上司」という仕事のつとめ方』(実務教育出版)
      『真のリーダーに導く7通の手紙』(青春出版社)
      『名もなき人の生きるかたち』(文芸社)
■バックナンバー:http://www.earthship-c.com/melmaga108/index.html
※本メルマガの著作権は松山に帰属します。ですが、どうぞ自由にご活用下さい!
 「笑顔の輪」が少しでも広がる!これほど嬉しいことはありません。
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【ことば】
 
 「心を高めようとする思いや、その行いの過程こそが尊く、
                 それによって心は磨かれているのです。」
                          (稲盛和夫)
        
                 『生き方』(稲盛和夫 サンマーク出版)



松山 淳 JUN MATSUYAMA

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダー研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 プロフィール

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