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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【76通目】「自責と他責」自責で考えると人は成長する!

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《自責と他責》
                                             

『リーダーへ贈る108通の手紙4』
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               14.10.09
                76通目
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 リーダー様 へ

 拝啓 天体ショー 雲に隠れて 思い馳せ 

 いかがお過ごしでしょうか?

 2014年の神無月(10月)が進行中です!
 暑さ寒さも彼岸までで、すっかり涼しくなっています。
 そんな秋の夜に、昨日は、皆既月食が起こりました!

 ご覧になれたでしょうか?

 私は残念ながら、月が雲に隠されてしまい、
 天体ショーを観ることができませんでした。がっくり!

 ですが、同時進行で、テレビにてその様子が放映されていて、
 それを見ながら、雲の向こうにあるお月さまを思い描きながら、
 「まあ、これはこれでよいか」と、秋の夕べを楽しみました。

 次の皆既月食は、来年の4月4日だそうです。
 楽しみをとっておくのも、いいものです! 

 〜〜〜

 さて、皆既月食を観られなかったのは、
 「雲のせい」だったわけですが、
 でも、どうしても観たければ、場所を移動することで、
 天体ショーを楽しむことはできたと思います。

 車で5分も走れば視野が開けた公園があります。
「雲のせい」と「他責」にして、簡単にあきらめるのではなく、
 他にとる手段はあったわけです。

 でもまあ、「雲のせい」にしておけば、
 わざわざ行動を起こさずにすみますので、楽です。
  
 行動しない自分を正当化する時、
 自分の責任を自分以外の何か(誰か)に押しつけるのは
 心理的防衛策の常套手段です。

 この常套手段は、人生を生きる上で必要なものです。

 ただ、「自己正当化」ばかりに心を奪われ、
 他人のアドバイスに耳を貸さなくなってしまうような
 
 「なんでもかんでも何か(誰か)のせいだ」

 と、声高に主張する極端な「他責」は、
 自己成長をとめてしまう残念な要因になってしまいますね!

 新聞にて、時代小説家の伊東潤氏が、「自責と他責」について
 ビジネスマンだった頃の体験をからめて、文にしていました。 


   あるAというIT企業の営業マンが、
   提案コンペで他社に負けてしまいました。
   Aはクライアントから他社のほうが提案内容がよかったと
   フィードバックをもらいます。
  
   しかし、Aは「見積もりの金額で負けた」のだと、
   クライアントからの言葉を受けいれません。

   会社に戻っても、上司に「金額のせいだ」と報告します。
   上司はクライアントに会い、提案内容の差だということを
   改めて確認しました。金額は他社のほうが高かったのです。
   「企画の差だ」と上司は言いますが、Aは認めようとしません。

   それを境にAの売上は頭打ちとなり、
   優秀な営業と評価されていましたが、

   「何事も他責で考えるという癖が抜けず」
 
   凡庸な営業マンになっていってしまいました。

      ※『日本経済新聞「プロムナード」』(2014.10.2付夕刊)


 

 実は、この営業マン「A」は、伊東潤氏ご自身のことなのです。

 なんだか私にとって耳の痛い話で、
 でも、痛いがゆえに、すばらしい教訓を含んだ話だと感動しました。

 その上司が、他部署へ異動となる時、営業マン「A」、
 つまり伊東氏に、自責の大切さを伝え去っていったそうです。
 そこで、伊東氏は、こう書いています。
 



  「何事も他責にすれば、その時は楽になる。
   しかし、そこで成長は止まる。
   何か挫折があるたびに自責で考えると、人は成長する。」
 

         『日本経済新聞「プロムナード」』(2014.10.2付夕刊)


 
 伊東氏は、作家デビューして発表した作品が初版で終わっても、
 つまり、ベストセラーとは程遠い結果になっても、
 「自責」のスタイルを守り続け、ある編集者から
 
 「伊東さんは自分の責任だと思うのですね」

 と、言われたことがあったそうです。

 他の作家は、自著が売れないと、出版社に対して、
 もっと宣伝してくれとか、もっと本屋に営業をしかけてくれとか、
 「売れない理由」を他に求めてしまうのが普通だそうで、
 私も、この心理は、よくわかります・・・(笑)

 〜〜〜

 ただ、この「自責」というのは、結果が出ない時に、
 何でもかんでも、「自分の責任だ」と、
 自分を責めるたてることではありませんね。

 「全て、自分が悪いんです」と、他人に相談せず、
 自分の世界に閉じこもってしまうことでもありません。

 自責のスタイルがあるからこそ、
 他者に相談したり、他人からの助言を受けいれたりできる、
 つまり、外の世界に開かれていてこそ、
 「自責」のスタイルが、有効に作用すると思います。

 実際問題、結果が出ない時、自分以外の何か(外部環境)に、
 その原因を見つけ出せることはあるわけで、
 「全て自分の責任だ」と閉じてしまうと、
 視野狭窄に陥って、問題をより難しくしてしまいます。

  ─────────────────
   ☆外の世界に開かれた「自責」
  ─────────────────

 どうぞ心を大きく開いて、視野を広げて、
 他人からのアドバイスにも素直に耳を傾けて、
 「自責と他責」のバランスをとりつつ、
 実りの多い秋でありますように・・・。

 〜〜〜
 
  本日は、これにて。
 
  台風がまた日本に接近しています。
  どうぞ大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさってください。
   
  そして2014年の神無月が、あなた様にとって、
  生涯忘れられないような笑顔のあふれる日々で
  満たされることを心よりお祈りしています。

 
           「元氣・勇氣・やる氣、そして笑顔」で!

            

                  (^人^)        
 

                                 敬具

   平成二十六年十月九日

                             松山 淳より 

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 ◆自問自答◆

 1)私は、他人のせいにばかりしていないだろうか?

 2)私は、自分のせいだと視野狭窄になっていないだろうか?

 3)私は、他人からのアドバイスを受けいれているだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
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 ◆104℃ WORD◆

   「素直な耳」
     
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 ◆追伸◆

 2012年の中山伸弥氏に続いて、
 またも、日本からノーベル賞受賞者が出ました!
 しかも、今回は3人です。

 名城大学教授の赤崎勇氏(85)、名古屋大学教授の天野浩氏(54)
 カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の中村修二氏(60)です。
 これで日本出身のノーベル賞受賞者は、22人になったそうです。

 我が家にもLED照明があります。
 長寿命で、かつてのように頻繁に交換する必要がなく、
 ホントに助かっています。地球にも優しい!

 物理的なことは、さっぱりわかりませんが、
 世界を進化させる日本人の研究や成果が、世界から評価されたことを
 単純な私は、とても嬉しく思います!

 おめでとうございます!

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■発 行 者:アースシップ・コンサルティング 松山淳(46才)
      〒152-0034 東京都目黒区緑が丘1-6-4
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■資  格:・日本MBTI協会 認定ユーザー(Japan APT 正会員)
      ・日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
      ・日本メンタルヘルス協会認定  基礎心理カウンセラー。

■著  書:『「機動戦士ガンダム」が教えてくれた新世代リーダーシップ』(SB Creative)
      『バカと笑われるリーダーが最後に勝つ』(ソフトバンク新書)
      『「上司」という仕事のつとめ方』(実務教育出版)
      『真のリーダーに導く7通の手紙』(青春出版社)
      『名もなき人の生きるかたち』(文芸社)

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※本メルマガの著作権は松山に帰属します。ですが、どうぞ自由にご活用下さい!
 「笑顔の輪」が少しでも広がる!これほど嬉しいことはありません。
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【ことば】
 
『二十八年余に及んだビジネマン生活の中で、私が学んだ最も大切なことは、
 「何事も自責で考える」ということである。』

 (時代小説作家 伊東潤)
     
『日本経済新聞「プロムナード」』(2014.10.2付夕刊)



松山 淳 JUN MATSUYAMA

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

 2011年からスタートし5年目に突入! Facebookページ『リーダーへ贈る人生が輝く名言』を運営しています。松下幸之助、本田宗一郎、稲盛和夫など名経営者やイチローなどトップアスリートたちの言葉をUP!。気持ちが前向きになり、元気になれる名言・格言を選び、配信しています。オリジナルの名言もUP!

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