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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【75通目】「認める」職場でほめ上手になる5カ条! 

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《認める》
                                             

『リーダーへ贈る108通の手紙4』
  http://www.earthship-c.com

           14.10.02
             75通目
☆──────☆☆☆───────☆

 リーダー様 へ

 拝啓 薫りたつ 金木犀が 風にのり 

 いかがお過ごしでしょうか?

 2014年の神無月(10月)が始まりました。
 いよいよ、2014年も、残り3ヶ月ですね!
 
 街を歩くと、どこからともなく金木犀の香りが届き、
 秋が深まっていくことを感じる日々です。
 
 我が家のバルコニーでは、夏に買ったバジルが、
 背を伸ばし、子どもたちは、朝、バジルの葉を収穫して、
 パンにはさんで食べています。

 妻が台所から子どもに、「バジルの葉っぱとってきて〜」
 と声を張り上げると、時には「はい!」と元気に、
 時には、「え〜」と、ぶつぶつ言いながら、
 バルコニーに出て、小さな農業体験をしています。

 妻が「ありがとう、助かったわ」というと、
 子どもは、嬉しいような恥ずかしいような、
 「まあ、そこまで言わなくてもいいよ」とでもいいたげな顔をして、
 なぜか、からだをくねくね、くねらせながら歩き、
 朝の食卓につきます。

 日本人は、「ほめる」のも、「ほめられる」のも、
 慣れないものとよく言われます。
 子どもの表情をみていると、そうなんだろうと思いつつ、
 でも、やっぱり「ほめられる」のは、嬉しいものだと、
 自分の体験からも思います。
    
 私はもう典型的な「豚もおだてりゃ気に登る」タイプでして、
 ほめられると、俄然、やる気が出ます・・・(笑)

 〜〜〜

 さて、先日の『日本経済新聞』(夕刊)では、
 「めざせ職場のほめ上手」という見出しで、
 職場での「ほめ方」について、記事がありました。

 私がちょっと新鮮だなと感じたのは、
 目上の人(上司)を「どうほめるか」という視点があったことです。

 ほめ上手になる5カ条がありました。
 皆さんの参考になると思いまして、シェアいたします。

 
 
  《職場のほめ上手になるための5カ条》

  1.良し悪しを述べるより、変化に気付いてあげる。
    ×「髪型、おしゃれになったね」
    ○「髪、切ったんだね」
   以前は良くなかったのかと受け取る人もいる

  2.上司や年長者には、自分を主語にした言葉を
    ×「いい仕事されていますね」
    ○「いつも勉強させてもらっています」
    ○「一緒に仕事ができて嬉しいです」 
 
  3.相手への評価ではなく、感動や驚きを伝える
   「さすが、良いお店をご存知ですね」
    ↓
   「教えていただいたお店は素敵な所ばかり。友達にも喜ばれます」

  4.感謝の言葉に言い換える
   「お上手ですね」
    ↓
   「分かりやすく教えていただき、初めて理解できました」

  5.敬語表現「〜いらっしゃる」を使おう
   「お目が高くていらっしゃる」
   「目の付け所が違っていらっしゃる」

『日本経済新聞「らいふプラス」』(2014.9.20付け夕刊)

 

 いかがでしょうか?

 普段から気をつけていることが多かった思いますが、
 ぜひ、参考にしていただければと思います。

 〜〜〜

 人は人それぞれ、さまざまな性格をもっています。
 同じ言葉でほめても、A君は嬉しそうにしていたけれど、
 B君は何の反応もなかったということが起きます。

 これは性格タイプによるもので、
 仕事のプロセスや陰での努力を感情を込めてほめてもらいたいタイプと、
 仕事の成果や能力をピンポイントで的確に具体的に評価してもらいたとタイプと、
 大きくはふたつにわかれます。

 では、「私の部下はどっちのタイプなんだ?」というのが、
 わらかない時には、以上の2つの要素を日頃から使い分けてみて、
 部下の表情や行動の変化に着目して、その反応で判断することができます。

 以下は性格タイプを越えた「ほめ上手」になるための注意点ですが、

 
  ×「ほめられることで、操作されている」
 

 と、ほめられた側が感じた時には、
 むしろ、モチベーションに悪影響を与えます。

 「この上司は私を操ろうとしている」と作為を感じたら、
 それは、それは、誰だって嫌な気分になります。

 でも、器の大きな部下だと、「上司もがんばってるな〜」と
 ポジティブにとらえてくれる可能性もあります。

 と、いろいろな心理学上の理論や観点があるのですが、
 あまり考え過ぎて、部下の挑戦してきたプロジェクトが成功した時など
 ほめるベスト・タイミングの時にチャンスを逸してはいけませんので、
 自分が「ほめたいな」と感じた時に、それを素直に言葉にすれば、
 それはそれでシンプルで、よいのだと思います。  

 〜〜〜
 
 元アサヒビールの社長福地茂雄氏は、
 雑誌『致知(10月号)』にて、こんなことを言っています。
 
 
 
  「ラグビーの東芝府中が優勝した時、私は主将の冨岡鉄平さんと
   お話をする機会がありましてね。
   彼はチームのメンバーを褒めて率いていると言うんです。
   人の悪いところはすぐ目に付く。けれども褒めるところは意識して
   探さないと見つからないから、結構難しいのですと。
 
   私も同感でしてね。人は怒られると萎縮したり、
   表向きだけ従っているふうを装いますが、上手く褒めれば、
   よしやったるかというやる気を引き出すことができます。」
     

  『致知(10月号)』(致知出版社)p16
 

 そうですね!
 褒めようとすると、意識してちゃんと見てないといけない。

 その「見ようとする」意識的な心の姿勢は、部下のほうが察知して、
 「気にかけてくれている」「認めてくれている」
 というポジティブな感覚を抱くことになり、
 この感覚は、モチベーションを維持することにつながります。

 この記事は対談で、その相手は、元トヨタの社長張富士夫氏でした。

 張氏は、若き日に、トヨタ生産システムの原点をつくりあげた
 大野耐一氏の部下でした。

 大野氏は、言葉で褒めることはなかったそうです。

 けれど、よいものをつくりあげた時に、数日たってから、
 他部署の人がぞろぞろそと張氏の成果を見にきたことがあって、
 その集まった人たちは、張氏の仕事の成果を見るようにと、
 大野氏から言われたから来たそうです。
 
 これまた昭和の頑固親父らしい、心憎い人のほめ方、認め方ですね!
 言葉でほめてなくても、しっかりその人の働きを見ています。
 
 大野耐一氏の著『トヨタの生産方式』(ダイヤモンド社)には、
 こんなことが書かれています。

 
 
  「私はトヨタ生産方式の発想と展開において、しばしば脱常識とか、
   逆常識とか、また逆転の発想をしてきたが、要するに経営者も、
   中間管理職も、生産現場のフォアマンも、
   また、作業者一人一人がみんな、もっと頭を柔軟にはたらかせて
   仕事と取り組もうと声を大にしていいたいのである。」
     

 『トヨタの生産方式』(大野耐一 ダイヤモンド社)p212

 
 やる気を引き出すには、ほめたほうがいい。
 いや、つけあがるから、ほめないほうがいい。
 ほめることは、実は人を見下すことだ・・・などなど、
 いろいろな論がとびかっていますが、ほめること自体は目的ではなく、

  ──────────
   ☆「人を認める」 
  ──────────

 ということの、一手段であって、叱ることも認めることであり、
 やはり、その人の特性をみて、自分の心が動いた時に、
 大野氏がいう「柔軟な発想」をもって、そして「素直な心」で、
 「認める」ことを念頭において「ほめ言葉」をかけるのがよいと思います。
 
 私は、ほめられるの、大好きです!

 そんな人間も、ここに実在していますので・・・(笑)

 〜〜〜
 
  本日は、これにて。
 
  ますます涼しい日が多くなりました。
  どうぞ大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさってください。
   
  そして2014年の神無月が、あなた様にとって、
  生涯忘れられないような笑顔のあふれる日々で
  満たされることを心よりお祈りしています。

 
 「元氣・勇氣・やる氣、そして笑顔」で!

            

       (^人^)        
 

              敬具

 平成二十六年十月二日

            松山 淳より 

==============================
 
 ◆自問自答◆

 1)私は、日頃、部下をほめているだろうか?

 2)私は、どんな風に、部下を認めているだろうか?

 3)私は、どんな風に、認めてもらいたいだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
======================
 ◆104℃ WORD◆

 「認めると、認められる」
======================
 ◆追伸◆

 ○【無料電話相談DAY(10/2)】(30分)

  今日は、無料電話相談の日です。夜の20時〜23時の間です。
  何か心にひっかかっていることや、少し悩んでいることがあれば、
  どうぞ気軽に、世間話でもするつもりで、電話してください。 
 
  ☆電話番号:【03-3725-4277】 ☆時間帯 :【 20:00〜23:00】

  ○我が家のグリーン・カーテンでは、まだ朝顔が咲きます。
  とはいっても、それは少しで、今年も風船葛とあわせて、
  たくさんの種がとれそうです。  
  また、来年の春に、ご希望の方にお送りいたしま〜す。

  地球にグリーンを!

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■発 行 者:アースシップ・コンサルティング 松山淳(46才)
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      ・日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
      ・日本メンタルヘルス協会認定  基礎心理カウンセラー。

■著  書:『「機動戦士ガンダム」が教えてくれた新世代リーダーシップ』(SB Creative)
      『バカと笑われるリーダーが最後に勝つ』(ソフトバンク新書)
      『「上司」という仕事のつとめ方』(実務教育出版)
      『真のリーダーに導く7通の手紙』(青春出版社)
      『名もなき人の生きるかたち』(文芸社)

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【ことば】
 
「一人ひとりの強みを引き出すためにも、
  目標を与え、任せるということ。
 常にキチッと見てあげることです。」

 (トヨタ名誉会長 張 富士夫)
     
      
『致知(10月号)』(致知出版社)



松山 淳 JUN MATSUYAMA

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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