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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【71通目】「許し」罪悪感を少なくすると責任感が増す!

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《許し》
        

          『リーダーへ贈る108通の手紙4』
            http://www.earthship-c.com

                                14.09.03
                                 71通目
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 リーダー様 へ

 拝啓 いわし雲 天のデザイン はずむ息

 いかがお過ごしでしょうか?

 2014年の長月(9月)が始まりました。

 東京は、しばらく厚い雲におおわれ、
 雨と曇りの日が続きましたが、
 週末に、まぶしい太陽の陽ざしが戻り、
 昨日は、日中の気温もぐっとあがりました。

 お陰で日曜日は、久し振りに駒沢公園に
 ジョギングに出かけることができました。

 久し振りだったのは、天候のせいと、
 少し運動を頑張りすぎて痛めた膝が、
 かなりよくなったからです。

 青空のもと自然のささやきに耳を傾けながら
 トコトコ自分のペースで走るのは、やはり気持ちがよいものですね! 

 ついつい若い時の気持ちで運動していたのが
 オーバーワークになっていたようで、
 その「失敗」は繰り返さないようにと、
 いわし雲を眺めながら、心に誓う秋の始まりでした。
    
 〜〜〜

 さて、ついオーバーワークをしてしまう失敗だらけの私ですが・・・(笑)、
 失敗をしてしまった時に、どう自分に接するかがとても大切だと、
 数々の失敗体験を通して感じるところがあります。

 失敗があった時には、それを二度と繰り返さないようにと、

 「自分に厳しく」

 というのは基本的な姿勢として美徳ですが、
 あまり自分に厳しくし過ぎて、自分を責め、「罪悪感」に支配され、
 気分の落ち込みが続き、行動できなくなってしまう、
 と、これは、できれば避けたいことです。!

 失敗に対して自分を甘やかすのはいけませんが、
 「罪悪感」を抱き、心にダメージを与えるほど
 自分を責める必要はありません。

 そこで、『スタンフォードの自分を変える教室』(大和書房)にあった、
 ルイジアナ州立大で心理学者が行った心理実験をご紹介します。

  ───────────────────────────────
  若い女性が被験者です。彼女たちは体重に気をつけています。
  彼女たちにお菓子を4分以内に食べてもらいました。
  この時「どんな気分だったか」を用紙に記入します。

  次、お菓子を食べてもらう前に、グループをふたつにわけて、
  ひとつのグループには、

  「自分に厳しくしないように、誰だって自分を甘やかすことも
   あるってことを、忘れないくださいね」
  
  と、優しく「自分を許す」言葉をかけ、
  もう一方のグループには、そうしませんでした。

  この実験では、お菓子はどれだけ食べても自由です。

  すると、「自分を許す」言葉をかけられたグループが食べた量は、
  そうされなかったグループに比べて、半分以下だったのです。 

          『スタンフォードの自分を変える教室』
            (ケリー・マクゴニガル 大和書房)より
  ───────────────────────────────
 
 なぜなのでしょう?

 普通に考えれば、「自分に厳しくしなくていいよ」と言われたら、
 その言葉に甘えて、罪悪感の度合いが弱まり、
 好きなだけお菓子を食べてしまいそうなものです。

 でも、実験の結果は、違いました。

 ここでポイントとなるのは、「罪悪感」です。

 人は「罪悪感」というストレスを感じると、
 そのストレスを解消するために、脳に報酬を与えようとします。

 その報酬が、彼女たちにとって目の前にあるお菓子です。

 ですが、「自分を許していいんだよ」という言葉によって
 「罪悪感」の度合いが低下していたグループは、
 脳に報酬を与える必要はなく、逆に、自己管理ができた、
 つまり「意志力」が強化できたというお話しです。

 そこで、著者のスタンフォード大心理学者ケリー・マクゴニガル氏は、
 その他の心理実験も紹介しつつ、こう書いています。

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 
  驚いたことに、罪悪感を抱くよりも自分を許すほうが責任感が増すのです。

  研究者たちの発表によれば、失敗したことについて、
  自分に思いやりをもってふり返った場合のほうが、
  自分を厳しく批判した場合よりも、失敗したのは自分のせいだったのだと、
  認めやすくなります。
 
  また、そのほうが他人の意見やアドバイスに対しても
  進んで耳を貸せるようになり、
  失敗の経験から学ぶことも多くなるのです。  

           『スタンフォードの自分を変える教室』
               (ケリー・マクゴニガル 大和書房)より
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
http://www.amazon.co.jp/dp/4479793631/ref=nosim/?tag=earthshccom0c-22

 つまり、こう言えるのですね。

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 「失敗した時、自分を許すことは、自分を甘やかすことではなく、
  失敗の経験を次に活かすための現実的・心理的な対処術である」
 ─────────────────────────────────

 ビジネスに、人生に、失敗はつきものです。

 失敗したくて、失敗する人はいませんね。
 誰でも、どんなに仕事のできるリーダーでも、失敗をします。

 むしろ、失敗をたくさんして、その失敗の経験から学び、
 それを次に活かしていくから「できるリーダー」へと、
 成長できるのだと考えることもできます。

 もし、失敗して罪悪感を感じ、落ち込んでいる方がいらしたら、
 ぜひ、「自分を許す」ほうへと、心の舵を切ってください。

 人生という大海を進む船の舵を握っているの自分自身です。
 他人ではありません。
 
 失敗しても、罪悪感はほどほどにして、自分を許し、

 「意志」という名の舵をしっかり握り、

 2014年の秋、笑顔の多い人生行路をたくましく進みましょう!
 

 〜〜〜

  本日は、これにて。
 
  昼と夜との気温差が大きな季節となりました。
  どうぞ大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさってください。
   
  そして2014年の長月が、あなた様にとって、
  生涯忘れられないような笑顔のあふれる日々で
  満たされることを心よりお祈りしています。

 
         「元氣・勇氣・やる氣、そして笑顔」で!

            

                  (^人^)        
 

                                 敬具

   平成二十六年九月三日

                             松山 淳より 

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 ◆自問自答◆

 1)私は、自分を必要以上に責め過ぎていないだろうか?

 2)私は、失敗した時、自分を素直に許すことができているだろうか?

 3)私は、失敗の経験を次に活かせいているだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
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 ◆104℃ WORD◆

                           「許すのは、自分」
     
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 ◆追伸◆

  娘(小二)は夏休み明けの初登校日、朝、顔が少し緊張気味でした。

  「何を緊張しているのかな」と思って、自分の記憶を探ると、
  そういえば、久し振りに先生や友だちに会うので、
  みんながどんな風に接してくれるのかが気になった
  小さい頃の自分を思い出しました。

  家に帰って娘の顔をみると、いつも通りでした。
  無事に初日をクリアできたようです。

  子どもたちの夏休みが終わり、朝のリズムが戻ってきました。
  
  さてさて、2014年の秋の、はじまり、はじまり・・・です!

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■発 行 者:アースシップ・コンサルティング 松山淳(45才)
      〒152-0034 東京都目黒区緑が丘1-6-4
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■Facebook 『がんばれ!ニッポンの上司たち』3,183いいね!!!
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■メッセージ: j@earthship-c.com

■資  格:・日本MBTI協会 認定ユーザー(Japan APT 正会員)
      ・日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
      ・日本メンタルヘルス協会認定  基礎心理カウンセラー。

■著  書:『「機動戦士ガンダム」が教えてくれた新世代リーダーシップ』(SB Creative)
      『バカと笑われるリーダーが最後に勝つ』(ソフトバンク新書)
      『「上司」という仕事のつとめ方』(実務教育出版)
      『真のリーダーに導く7通の手紙』(青春出版社)
      『名もなき人の生きるかたち』(文芸社)

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※本メルマガの著作権は松山に帰属します。ですが、どうぞ自由にご活用下さい!
 「笑顔の輪」が少しでも広がる!これほど嬉しいことはありません。
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【ことば】
 
   「自己コントロールに関しては、自分を責めるよりも、
        自分への思いやりをもつほうががずっとよい戦略です」

                          (ケリー・マクゴニガル)
  
   
                  
              『スタンフォードの自分を変える教室』
                  (ケリー・マクゴニガル 大和書房)より



松山 淳 JUN MATSUYAMA

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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