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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【70通目】「反抗の意味」反抗的な部下への処方箋

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《反抗の意味》
                                             

          『リーダーへ贈る108通の手紙4』
            http://www.earthship-c.com

                                14.08.28
                                 70通目
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  リーダー様 へ

 拝啓 朝顔の種を手にして夏が行く

 いかがお過ごしでしょうか?

 2014年の葉月(8月)も残り少なくなりました。

 先週とはうってかわり、街にはビジネスマンがあふれ
 学生さんの数が少ないのをのぞけば、
 夏休みの余韻は、ずいぶんと薄くなりました。

 我が家のグリーンカーテンでは、
 朝顔がまだまだ花を開かせています。
 一方で、早く咲いた朝顔には、薄茶色の子房の中に
 ぎっしりと種がつまっています。

 季節のページはゆるやかにめくれていき、
 夏の風景の中に「小さな秋」が、産声をあげています。
  
 〜〜〜

 さて、そんな「小さな秋」を見つける季節に、
 拙著『「上司」という仕事のつとめ方』(実務教育出版)が、
 電子書籍化されて、発売されました。

 価格は、75%(¥1,220)OFFの【¥400】です。

 アマゾンのKindle版は、こちらのページです。
   ↓↓↓ 
 http://goo.gl/GGRxMQ

 「完璧なリーダーになんてならくていい!」

 忙しい日々を過ごす上司の皆さまの心を
 「少しでも軽くできたら」と願って書いた本です。
 まだお読みになっていない方がいらっしゃったら、
 手にとってみてください。

 ということで、
 本日は、『「上司」という仕事のつとめ方』の
 電子書籍化を記念して、その中の一節を
 リライトしてお届けいたします。

 〜〜〜

 【反抗する部下は「困っている」のかもしれない】

 入社3年目のYさん(20代 女性)は、仕事で壁にぶつかり、
 上司であるT主任(30代 男性)に、喰ってかかることが多くなりました。

 T主任は、強気なタイプで、

 「また今日もイライラしてるのかよ。なんとかならないの、それ」

 と、Yさんに本音をぶつけます。
 すると、Yさんも負けていません。

 「すみません。これが私の地なので、辛抱してもらえませんか」

 周囲の人たちは、「また始まったか」と思いながら、
 対岸の火事を決めてこんでいましたが、
 部下であるYさんの態度も行き過ぎではないかと思い始め、
 T主任を応援することが多くなりました。

 そんな雰囲気を察し、
 Yさんは職場であまり口をきかなくなってしまいました。

 T主任は、Yさんのことで頭の痛い日々が続いています。

 〜〜

 気の強い者同士の上司と部下の組み合わせだと、起こりがちなことです。
 こんな事態に陥ってしまったとき、

 部下の怒りの根底には、
 何が隠されているのかを考えてみてください。

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 ☆怒りは、自分の正当性を証明するために使われることがあります。
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 Yさんは、T主任に怒りをぶつけることで、
 何を証明しようとしているのでしょうか?
 それは、仕事で壁にぶつかっているのは、

  ☆「自分のせいではない」

 という「自分の正しさ」です。
 
 仕事ができない自分を受け入れることができなくて、
 無力な自分は「自分の責任ではない」ことを、
 怒りを通して、証明しようとしているのです。

 できない自分を認めることは、
 自分を傷つけることになります。

 傷つかないために、怒りで自分を守っているのですね。

 〜〜〜

 ただ、Yさんだって心の底では、わかっているはずです。

 「このままの自分ではだめだ」と・・・。

 これまでT主任を頼りにしてきたけれども、
 自立しなければならない時期がきているのだと・・・。

 でも、一人でやっていくことが恐いのですね。

 すると、Yさんは自立する恐怖心を紛らわそうと、
 怒りの感情をあらわにすることで、
 自立の準備をしているとも考えられます。

 「すみません。まだ、未熟なのです、もうちょっと待ってください」

 そう、T主任にお願いをしているのです。
 反抗しながら、頭を下げている。助けを求めている。

 その矛盾を心におさめきれないので、
 イライラしたり、むしゃくしゃしたりするのです。

 〜〜〜

 反抗的な部下に困っている人も多いと思います。

 でも、実は、心の底で助けを求めているのかもしれないと思って、
 部下を見てください。すると、あなたの色眼鏡が取れて、

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 「部下は怒っているのではなく、困っている」
 ───────────────────────

 のだということが、理解できます。

 部下の反抗心が高まっているときには、
 「どうしてできなんだ」「できない理由はなんだ」と
 詰問してしまいがちですが、それは、逆効果です。

 熟れていないトマトをもいで、にぎりつぶすようなものです。
 部下はつぶれますし、あなたの手も汚れます。

 だから、タイミングをみて、
 じっくりと、ゆっくりと話せる時間を持つことが大事です。
 なぜなら、本人も混乱してしまって、どうして反抗したくなるのか
 自分でも理解できないでいることが多いからです。

 「なぜ、できないのか?」と問うのではなく、

 「仕事のことで何か困っていることはないか?」

 「もし、困っていることがあれば、俺(私)にできることはないか?」

 と、サーバント・リーダーシップの精神で粘り強く接してみてください。
 それが、部下の心を開くきっかけに繋がります。

 「怒り」に対して「怒り」で応じると、事態は悪化するばかりです。

 ちょっと違う見方で部下を眺めて、
 いつもと違う言葉をかけてみてください。

 すぐに結果は出ませんが、
 ゆっくりと部下の心が変わっていくと思います。

 〜〜〜

  本日は、これにて。
 
  全国的に天候が不安定になっています。
  どうぞ大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさってください。
   
  そして2014年の残り少ない葉月が、あなた様にとって、
  生涯忘れられないような笑顔のあふれる日々で
  満たされることを心よりお祈りしています。

 
         「元氣・勇氣・やる氣、そして笑顔」で!

            

                  (^人^)        
 

                                 敬具

   平成二十六年八月二十八日

                             松山 淳より 

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 ◆自問自答◆

 1)私は、部下の怒りに過剰反応していないだろうか?

 2)私は、怒りの裏にあるメッセージを察することができているだろうか?

 3)私は、怒りが「救いを求める声」である可能性に思いを巡らせているだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
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 ◆104℃ WORD◆

                           「怒りを越えて」
     
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 ◆追伸◆

 広島の土砂災害でお亡くなりになられた方々に、
 心よりご冥福をお祈りいたします。
 また、被害を受けられた多くの方々に、心からお見舞い申し上げます、

 ニュースで伝えられる映像を目にする度に、
 想像以上の被害状況であることを知り、言葉になりません。
 
 悪天候が重なり、救出・復旧作業が難航しているようです。 

 義援金の受付については、広島県のHPに案内がありました。
  ↓↓↓
 http://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/60/giennkinn.html

 ボランティアの方々が、現地入りしているとのことで、
 善意の輪が広がり、被災された方々に一日も早く、
 普通の生活が戻ることを願ってやみません。

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■発 行 者:アースシップ・コンサルティング 松山淳(45才)
      〒152-0034 東京都目黒区緑が丘1-6-4
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■メッセージ: j@earthship-c.com

■資  格:・日本MBTI協会 認定ユーザー(Japan APT 正会員)
      ・日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
      ・日本メンタルヘルス協会認定  基礎心理カウンセラー。

■著  書:『「機動戦士ガンダム」が教えてくれた新世代リーダーシップ』(SB Creative)
      『バカと笑われるリーダーが最後に勝つ』(ソフトバンク新書)
      『「上司」という仕事のつとめ方』(実務教育出版)
      『真のリーダーに導く7通の手紙』(青春出版社)
      『名もなき人の生きるかたち』(文芸社)

■バックナンバー:http://www.earthship-c.com/melmaga108/index.html
※本メルマガの著作権は松山に帰属します。ですが、どうぞ自由にご活用下さい!
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【ことば】
 
   「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」

                           (稲盛和夫)
  
   
                   『働き方』(稲盛和夫 三笠書房)より



松山 淳 JUN MATSUYAMA

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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