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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【65通目】「意味がある」神谷美恵子の言葉に学ぶ苦しみの本質

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《意味がある》
                                             

          『リーダーへ贈る108通の手紙4』
           http://www.earthship-c.com

                                14.07.18
                                 65通目
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 リーダー様 へ

 拝啓 負けるなと 入道雲が 黙ってる  

 いかがお過ごしでしょうか?

 2014年の夏が、進行中です。

 日本列島に大きな傷跡を残した台風8号が去ってから、
 30度を越える猛暑日が多くなり、
 「いつもの夏がやってきたな」と、
 額の汗をハンカチで拭う今日この頃です。

 それにしても、ホントに暑いですね。

 夏バテされていませんか?
 おからだ大丈夫ですか?
 何かで疲れていませんか?
 
 もし、社内の人間関係に疲れていたら、
 ゆっくり時間をとって、夏空を眺めてみましょう!

 空を見たって現実は何も変わらないのですけれど、
 空を見る「心のゆとり」を失っていることが、
 問題を難しくしているのかもしれません。

 夏の空。
 
 たくましさの象徴である入道雲が静かに応援しています。

 夏の空。

 雨が降るから、虹に出会えます。

 〜〜〜

 さて、昨日、本棚を眺めて、ふと本を手にし、
 パラパラをページをめくっていると、こんな言葉と再会しました。
 本は、精神科医神谷美恵子さんの『こころの旅』(日本評論社)です。
    
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

  「あまりに能率よくすらすら生きてしまうより、
   生命をひとこまずつ、手づくりでつくりあげて行くような
   骨折りを重ねて生きて行くときのほうが、
   こころのゆたかさというものも現れやすいだろう」 

           『こころの旅』(神谷美恵子 日本評論社)より
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 
 できれば、骨折りは重ねたくないし、苦労もしたくない。
 すらすら生きられるなら、すらすら生きてみたい。

 そう思うことは、人の正直な気持ちであって、
 そう思うことに、後ろめたさを感じることはありませんね。

 ところが、スラスラ行きたいと思うけれど、
 ずるずると人生の上り坂を後退してしまう時期が、誰にもあるものです。

 日経新聞の名物コーナー『私の履歴書』では、
 社会的に知名度の高い「人生の成功者」といえる人たちが、
 筆をとり、我が人生をふりかえっています。

 筆をとる誰もが、過去に思わぬ病や仕事での挫折を経験していて、
 骨折りを重ねて生きてきています。

 映画監督ジョージ・ルーカスに多大な影響を与えた
 神話学者のジョセフ・キャンベルは、
 自身の著『神話の力』で、こう言っていました。

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

  「苦しまなくても生きていける、と言っている神話には、
   一度も出会ったことがありませんね。」

         『神話の力』(ジョセフ・キャンベル 早川書房)より
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 不可解で難解で、現代の倫理観から逸脱した「神々の物語」には、 
 「善と悪」「闇と光」「清と濁」がストレートに描かれていて、
 神話は、「人間の原点」であり、「人生の縮図」だと言われます。

 世界中の神話を収集し、研究しつくしたキャンベル氏の言葉を聞くと、
 骨折りを噛みしめる時期にあるならば、

 「これも、誰もが通る道なのかな」

 と、力んだ肩からほんの少しだけ力が抜けていきます。

 そして、神谷美恵子さんの前掲書とは別の
 『人間をみつめて』(みすず書房)にあった言葉に、背中を押されます。

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

  「こちらにたえず挑戦してくるようなものが、
   かえってこちらの力をひき出してくれる。

   苦労を伴っても、新鮮なおどろきやよろこびを約束してくれる。

   そういうものがないと、おそらく人間は退化していくだろう」

         『人間をみつめて』(神谷美恵子 みすず書房)より
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 

 親に何でも買ってもらった子どもが、
 モノの「ありがたさ」を理解できなくなってしまうように、
 ささやかだけれど心のこもったプレゼントに
 「感動」できなくなってしまうように、
 スラスラとした人生は、
 私たちから「感謝の念」や「新鮮な感動」を奪うのかもしれません。

 きっと、そうならないように、
 つまり、人として心を退化させないように、

 小さなことに「感謝」できる、
 ささやかなことで「感動」できる

 そうした、みずみずしい感性の力を引きだして、
 より「幸福感」に包まれた人生の時を多くするために、
 私たちは時として骨折りを重ねる時期をくぐり抜けていくのでしょう。

 
  ──────────────────

   ☆人生は、全てのことに意味がある。 
 
  ──────────────────
 

 先人が遺したこの格言が、神話のごとく響きます!
   
 〜〜〜

  本日は、これにて。
 
  ますます暑さが厳しくなりそうです。熱中症には気をつけて
  どうぞ大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさってください。
   
  そして2014年の文月が、あなた様にとって、
  生涯忘れられないような笑顔のあふれる日々で
  満たされることを心よりお祈りしています。

 
         「元氣・勇氣・やる氣、そして笑顔」で!

            

                  (^人^)        
 

                                 敬具

   平成二十六年七月十八日

                             松山 淳より 

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 ◆自問自答◆

 1)私は、過去の苦しい体験から何を学んだだろうか?

 2)私は、今、仕事の経験から何を学んでいるだろうか?

 3)私は、未来に、今の学びをどう活かせるだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
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 ◆104℃ WORD◆

                          「苦労が玄人をつくる」
     
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 ◆追伸◆

 先日、ご縁がつながり、
 (株)アーカス・インズの代表取締役亀田直幹さんに会いました。
     ↓↓↓
  http://in-show.jp/index.html

 亀田社長は、かつて、某大手生命保険会社で「営業マン」を統括していました。
 その時、営業マンの人たちの「印象」をよくしようと、
 試行錯誤を重ね、トレーニング・プログラムを開発したそうです。
 そのノウハウをいかして起業したのが、(株)アーカス・インズです。

 このプログラムが特徴的なのは、その人の「印象」の改善にあります。

 営業マンのマナーやセールス・トークのテクニックを学ぶのではなく、
 営業マンの人としての「印象」をよくする、つまり、
 「もう一度、あの人に会いたい」
 「この人は第一印象で信頼できる」
 と顧客に思ってもらえるように、トレーニングするわけです。

 まず営業マンの立ち姿や話しぶりをビデオ撮影をして、
 その映像を見ず知らずのモニター、10人以上の人たちに見てもらいます。

 「印象がいいのか、悪いのか」。

 モニターの人にとって、
 映像に出てくる営業マンは利害関係のない知らない人ですので、
 忌憚のない意見が出ます。
 アンケートもとり、これを数値化すると、
 どこをどう改善すればいいのかが、見えてきます。

 それから営業マンは、数か月をかけて、
 顔の表情のつくり方や話し方のトレーニングを受けます。
 そして再度、ビデオ撮影をして、
 前回とは違ったモニターの人たちに見てもらい、評価を受けて、
 自分の成長ぶりを確認します。

 「第一印象のいい人は、何が違うのか?」

 現在、データーが蓄積されてきて、
 印象を決めるポイントがわかってきているそうです。

 アメリカの産業心理学者アルバート・メラビアンが提唱した
 「メラビアンの法則」がありますね。

 人の印象は、次の3つの情報で決まるという法則です。

 ・55%:視覚情報(表情・仕草・見た目・視線など)
 ・38%:聴覚情報(声質・声の大きさ・抑揚・テンポなど)
 ・ 7%:言語情報(言葉使い、内容など)
 
 この法則に従えば、人の印象は、視覚と聴覚によって93%が決まります。

  「あの人にまた会いたい」 
 
 そう思ってもらえる営業マンになりたい方、
 「また会いたい営業マン」の育成を考えている組織の皆さま、
 もし、ご興味があれば、問い合わせをしてみてください。
    ↓↓↓
 〈すべての人をまた会いたい人に「in showプログラム」〉
  http://in-show.jp/index.html

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■発 行 者:アースシップ・コンサルティング 松山淳(45才)
      〒152-0034 東京都目黒区緑が丘1-6-4
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■メッセージ: j@earthship-c.com

■資  格:・日本MBTI協会 認定ユーザー(Japan APT 正会員)
      ・日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
      ・日本メンタルヘルス協会認定  基礎心理カウンセラー。

■著  書:『「機動戦士ガンダム」が教えてくれた新世代リーダーシップ』(SB Creative)
      『バカと笑われるリーダーが最後に勝つ』(ソフトバンク新書)
      『「上司」という仕事のつとめ方』(実務教育出版)
      『真のリーダーに導く7通の手紙』(青春出版社)
      『名もなき人の生きるかたち』(文芸社)

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【ことば】
 
 「たえず新しい発展や成長を約束するもの、
  たえずこちらの生命をしばり出さなければならないようなものをこそ、
  人生目標とすべきなのだろう」

                             (神谷美恵子)

          『人間をみつめて』(神谷美恵子 みすず書房)より



松山 淳 JUN MATSUYAMA

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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