ビジネスリーダーへ元気・勇気・やる気を贈るメールマガジン

『リーダーへ贈る108通の手紙』

HOME > メルマガ > 2014バックナンバー > 【62通目】

【62通目】「敗北から」本田圭佑の言葉

☆────────────────☆☆☆─────────────────☆
《敗北から》
                                             

          『リーダーへ贈る108通の手紙4』
           http://www.earthship-c.com

                                14.06.25
                                 62通目
☆────────────────☆☆☆─────────────────☆

 リーダー様 へ

 拝啓 早朝に 歓声あわさる ご近所さん

いかがお過ごしでしょうか?

 2014年、水無月(6月)も下旬となり、
 サッカー・ワールド・カップの予選リーグ戦が
 次から次へと行われてきました。

 今朝(6/25)、早起きした方も多いと思いますが・・・、
 サムライ・ブルー、残念でした。

 私も目覚ましをあわせて、ブラジルに届けとばかりに、
 リアルタイムで、早朝、テレビの前に座って声援を贈りましたが、
 コロンビアを相手に大敗という結果でした。

 今日からしばらく、ザッケローニ監督の采配や、
 本田、香川選手などの不調を分析し批評、
 あるいは批判する論が、日本中を覆うと思います。

 リーグ戦最下位という結果ですので、
 もちろん、「できなかったコト」「ダメだったコト」が
 たくさんあるのでしょうけれど、
 その中で、「できたコト」「よかったコト」も、
 きっとあるのだと思います。

 サムライ・ブルーの選手たち、またコーチなど関係者は、
 これから批判の的になる役割を背負い、
 メンタル面で相当な負荷がかかっていきます。

 分析・批評は「敗北への栄養」です。

 それはそれでしっかりとして、分析・批評を終えたら、
 「そもそもワールドカップに出場できている」
 という偉業にも、しっかりと目を向けて、選手たち、関係者たちの
 ブラジルでの奮闘を讃えてあげたいな、と思います。
      
 〜〜〜

 さて、人生、いつでもどんな時でも、勝者であった人は希(まれ)であり、
 多くの人は、20年、30年、40年と生きてくれば、
 思わぬ敗北やうまくいかないコトを、経験しているものですね。

 スポーツや武道などに限らず、何か「勝負事」を経験してきた人なら
 1度や2度ならず、「負け」という苦汁を飲んだことがあると思います。

 本田選手は、今日(6/25)コロンビア戦後のインタビューで、

  「負けという現実を受けいれる」

 ということを、言っていました。

 では、「現実を受けいれない」とはどういった状態なのでしょう。

 私たちは、心が様々な心理的戦略をとって自分を防衛しようとします。

 例えば、【逃避】は、そのひとつです。

 実力のある選手が、ひとつの敗北をきっかけに、
 現実を受けいれられず、練習をしなくなり、「現実逃避」をして、
 酒に溺れて、自分を「台無し」にするというケースがあります。 

 〜〜〜

 こう書くと、「逃避」がネガティブな印象一辺倒になってしまいます。
 けれど、「逃避」は、上手に行えば、人生をしなやかに生き抜く、
 自分を「台無し」にしないための戦略になります。

 トップ・アスリートたちが、競技の場から離れることがあります。
 女子フィギュアスケートの浅田真央選手がそうでした。

 競技からいったん「離れる」という「逃避」体験を通して、
 自分を見つめ直し、原点にあったワクワクする思いや、
 支えてくれた人たちの愛情を「なんてありがたかったんだ」と
 再確認して、再び、氷上の競い合いの場に戻ってきました。

  ─────────────────────────────────
  ☆近すぎて見えない大切なコトは、離れることで見えてくる。
  ─────────────────────────────────
 
 あるいは、こうも言えます。
 
  ─────────────────────────────────
  ☆近すぎて感じられない大切なコトは、
             離れることで感じられるようになる。
  ─────────────────────────────────
 
 長い人生、勝利に向かって直線的に突き進むだけが「道」ではありませんね。

 辛い敗北を経験して、薄暗い人生の「寄り道」「回り道」をトボトボ孤独に歩く。
 灯りの少ない「寄り道」「回り道」でしか、
 知りえない、理解できない、感じとることのできない大切なことがある。
 
 そういえば、こんな逸話がありました。

 ────────────────────────────────

  むかし、むかし・・・、

  ある漁師たちの乗る船が沖に出て、夜、陸を見失った。
  若い漁師たちは、明かりを煌々とたいて
  陸を探そうと、必死になった。
  
  しかし、灯りを強くして、
  照らせど、照らせど、陸は見えない。

  あわてふためく若者たちの姿をしばらく見ていた
  老賢人である船頭は、厳かに言った。

  「灯りを消しなさい。明るいから見えないのです」

  船頭の言葉をにわかに信じられない若者たちは、
  首をかしげながら、渋々、ぶつぶつ言いながら、
  灯りの火を落とした。

  船は闇に飲み込まれた。

  「何も見えません!」「なんてことだ!」「どうするんです!」

  若者たちは船頭に喰ってかかる。船頭は静かに言った。

  「しばらく闇を信じてそこにいなさい、そして、遠くを見なさい」

  時間がたつと、若者たちの目には、
  陸にある人家のいくつもの灯りが、きらきらと輝いて映った・・・。 

  ────────────────────────────────   
  
 今日から数日か、一週間か、しばらくサムライ・ブルーは、
 まな板の上の魚となって、マスコミにいろいろと料理されるでしょう。

 でも、4年後のロシアW杯を目指す彼らが、
 今日の敗北を「辛くて最高の日」にするために、
 遠くでかすかに輝く灯りを見つけるために、
 むしろ、そうした闇の時が必要であり、
 心の闇と向きあうことで、見えてくる何かがきっとあると思います。
 
 本田選手は、コロンビア戦を前にして、こう言っていました。

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

   「戦うことをやめたり、信じることをやめることで
    その時点で可能性がゼロになる。
 
    戦う限り可能性はゼロでない。」

         『Sportsnavi 2014 FIFA WORLD CUP BRAZIL』より
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 
 そうですね!

 戦う限り、バットを振る限り、グランドに立つ限り、
 ビジネスというフィールドでリーダーとして奮闘する限り、
 あらゆることが、可能性はゼロではない。

 敗北は、勝利へのスタートライン!

 日本を代表して世界と戦った選手たちの4年後の、いや、

 明日からの輝く姿を信じます!

 がんばれ!ニッポン! がんばれ!サムライブルー!

 〜〜〜

  本日は、これにて。
 
  「ひょう」の降り所もあり、不順な天候が続いています。
  どうぞ大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさってください。
   
  そして2014年の残り少ない水無月が、あなた様にとって、
  生涯忘れられないような笑顔のあふれる日々で
  満たされることを心よりお祈りしています。

 
         「元氣・勇氣・やる氣、そして笑顔」で!

            

                  (^人^)        
 

                                 敬具

   平成二十六年六月二十五日

                             松山 淳より 

==================================================
 
 ◆自問自答◆

 1)私は、負けたことで何を学んできただろうか?

 2)私は、敗北で手にした学びを活かしているだろうか?

 3)私は、4年後、どんな自分でいたいだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
=================================================
 ◆104℃ WORD◆

                           「闇が光をつくる」

==〈ホウ・レン・ソウ〉===================================
 
《自己の「強み」を知る〜MBTIを活用したオープンセミナーのご案内》

「MBTI自己分析メソッド」を活用したセミナー開催いたします。
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         『自己を深め人間の奥深さを知る4時間半』
   〜世界45カ国以上の企業が導入するMBTI自己分析メソッドを活用して〜
       http://www.earthship-c.com/seminar/MBTI.html
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◆開催日:2014年7月5日(土)
  ◆時 間:13:00〜17:30(開場:12:45)
  ◆場 所:ちよだプラットフォームスクウェア(本館)【401号室】
  ◆参加費:
      A)12,000円(MBTI初受講の方)
      B) 6,000円(MBTI再受講の方)
      C )8,000円(新版テキスト希望の方)
  ◆夜話会(懇親会):講演会会場近くの居酒屋さんにて(2時間程度)
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ご参加、お待ちしていま〜す!
  ↓↓↓ 
 http://www.earthship-c.com/seminar/MBTI.html

=================================================

 ◆追伸◆
  
  波瀾の起きるのがワールドップですけれど、2014ブラジル大会でも
  スペイン、イタリア、イングランドなど
  サッカー強豪国が思わぬ敗北を喫しています。

  誰もが負けるつもりで戦いに臨むわけではありません。
  どんな選手も、チームも最善の準備をして、
  「勝つつもり」でグランドに立ちます。

  最初から、「負けてもいいや」と考えている選手はいません。  
  
  実力が伯仲する厳しいスポーツ競技の世界では、
  メンタルの差によって、実力を出し切ったり、出し切れなかったりして
  勝敗が左右されるといいます。

  今大会、日本代表選手の何人かが、
  相手チーム選手との「メンタルの差」を指摘していました。

  ビジネス・アスリートの私たちも、学ぶべきことが多くあると感じました!

──────────────────────────────────────
■発 行 者:アースシップ・コンサルティング 松山淳(45才)
      〒152-0034 東京都目黒区緑が丘1-6-4
■U R L: http://www.earthship-c.com/

■Facebook 『がんばれ!ニッポンの上司たち』3,065いいね!!!
       http://www.facebook.com/Ganbare.J.Boss

■メッセージ: j@earthship-c.com

■資  格:・日本MBTI協会 認定ユーザー(Japan APT 正会員)
      ・日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
      ・日本メンタルヘルス協会認定  基礎心理カウンセラー。

■著  書:『「機動戦士ガンダム」が教えてくれた新世代リーダーシップ』(SB Creative)
      『バカと笑われるリーダーが最後に勝つ』(ソフトバンク新書)
      『「上司」という仕事のつとめ方』(実務教育出版)
      『真のリーダーに導く7通の手紙』(青春出版社)
      『名もなき人の生きるかたち』(文芸社)

■バックナンバー:http://www.earthship-c.com/melmaga108/index.html
※本メルマガの著作権は松山に帰属します。ですが、どうぞ自由にご活用下さい!
 「笑顔の輪」が少しでも広がる!これほど嬉しいことはありません。
───────────────────────────────────────
【ことば】
 
 「これからもというか、明日からですね。
        また前を向いて、進んでいきたいなと思います。」

                            (本田圭佑)

           『Sportsnavi 2014 FIFA WORLD CUP BRAZIL』より 



松山 淳 JUN MATSUYAMA

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

MBTIのリーダーシップ研修

リーダー層のマインドセットをチェンジする。世界50ヵ国以上の企業が導入するMBTI自己分析メソッドを活用したリーダー研修。資料(PDF)をメールいたします!

サーンバントリーダーシップ研修

「強さ」「有能さ」を全面に押し出すのはなく、「支える」ことでフォロワーたちを導くリーダーシップ・スタイルがあります!女性管理職、次世代リーダーに向いたリーダーシップとして好評!

アースシップ・コンサルティング・ロゴ

アースシップ・コンサルティング
〒152-0034 東京都目黒区緑が丘1-6-4 TEL&FAX(03)3725-4277

e-mail:j@earthship-c.com