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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【52通目】「異見会」軍師黒田官兵衛の助言!

『「機動戦士ガンダム」が教えてくれた新世代リーダーシップ』(SB Creative)
 【著】松山淳 5つのリーダーシップでしなやかなリーダーへ〈2月25日発売!〉
           http://www.earthship-c.com/GUNDAM/gundam.html

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《異見会》
                                             

          『リーダーへ贈る108通の手紙4』
            http://www.earthship-c.com

                                14.02.07
                                 52通目
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  リーダー様 へ

 拝啓 桶の水 氷になって 子の笑顔

いかがお過ごしでしょうか?

 2014年の如月(2月)が始まりまして、
 東京は、本格的な寒さを迎えています。
 
 「氷がはるかな?」

 と、1月から外に出している桶の水は、
 氷点下となって、見事に厚い氷となっています。

 1月は何度か薄氷を張りましたが、
 子どもたちが手にすると、すぐに割れてしまうものでした。

 しかし、ここ数日の氷は厚さが違いまして、
 硬くて手では割ることができません。

 桶のなかで綺麗な円をなす氷をみて、ふと思います。

  ☆「水は方円の器に従う」

 水のように、「しなやか」でいたいものです・・・。

 〜〜〜

 さて、前通にてお知らせした2/25発売の新刊。
 すでにアマゾンで予約してくださった方がいるようで、
 もし、お読みになっていましたら、
 本当にどうもありがとうございます。心より感謝です<(_ _)>!

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 『「機動戦士ガンダム」が教えてくれた新世代リーダーシップ』(SB Creative) 
 http://www.amazon.co.jp/dp/4797374519/ref=nosim/?tag=earthshccom0c-22 
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 本書の根底に流れる考え方は、「しなやかなリーダーシップ」です。

 ひとつのスタイルに執着し、こだわるのではなく、
 その場の状況に応じて自分のリーダーシップ・スタイルを
 変化させるという考え方です。

 ここから、しなやかなリーダーシップと
 関連する史実をお話ししたいと思います。
 
 NHKの大河ドラマは、今、黒田官兵衛が主人公です。
 官兵衛を演じる岡田准一さんは、もともと「歴史好き」だそうで、
 今回の役に並々ならぬ決意をしているとか・・・。

 武術もたしなむ俳優さんで、
 映画『SP』シリーズでみせたアクションシーンは、
 ハリウッド映画にひけをとらないもので、驚きました。
 今後、日本を代表する俳優として、岡田准一さんは
 いつかハリウッド映画にも出るようになるでしょう。

 それはさておき・・・、ご存じのように、

 官兵衛は、秀吉の軍師として有名です。
 その息子長政は、父官兵衛とともに
 山崎の戦い、賤ヶ岳の戦いに出陣しています。
 
 後に、長政は「関ヶ原の戦い」で家康に味方して、
 働きを認められ「筑前1国52万石」を与えられます。
 長政は福岡城を築城し、これが福岡藩となり、
 明治維新まで続くことになります。

 この福岡城に、普段、使われない部屋がひとつありました。
 
 長政は、月に3回、朝から夕までこの部屋で過ごします。
 その間、家中の者なら誰でも訪れて、意見を言うことができます。
 

  ☆「釈迦の間の異見会」 

 このメルマガで、以前にもふれていますが、
 この「異見会」をつくるように忠告したのが、
 長政の父、官兵衛だったのです。

 後に名君といわれる長政は、
 若い頃、短気で荒々しい性格でした。
 家臣の扱いもなっていません。
 そこで、官兵衛が息子を心配して
 「異見会」をつくるよういったのです。

 「異見会」は、別名「腹立てずの会」ともいわれ、
 殿様が、家臣の言う自分と異なる意見に耳を傾けることは、
 封建の世にあって、とても珍しいものでした。

 〜〜〜

 これは現代でいうと、社長室を月に3回、扉を開いておいて、
 部下なら誰でも出入り自由にし、
 トップリーダーである社長が、部下からの意見を聴くというものです。

 大企業、中小企業において、
 これに似たことを、実践している社長はいると思います。

 メールやイントラネットを活用して、
 社員でもあれば、どんなことでも、
 直接、メールできる許可をしている大企業の社長がいます。

 リーダーが組織の声を拾い上げることは、
 組織の「血のめぐり」をよくすることであり、
 組織の力と深く関係しています。

 こうしたリーダーの柔軟な姿勢は、
 しなやかなリーダーシップ・スタイルのひとつといえ、 
 
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  
   ☆耳に痛いことを聴けるリーダーは、 
        マネジメント上の「痛い目」にあわない。
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  
 
 この原理原則にあてはまるものです。

 「金言耳に逆らう」で、部下の異見を聞くことは、
 決して心地よいことばかりではありませんが、
 「裸の王様」にならないために、どうしても必要なことなのです。

 また、耳に痛い異見を聞くことは、
 部下の「意見力」あるいは「異見力」を高めて、
 組織の健全性を保つ部下を育成することになります。

  ───────────────
   ☆諫争(かんそう)の臣
  ──────────────

 といえば、主君の悪いところを直言できる価値ある家臣のことです。

 かつて徳川家康は、こういったそうです。

  ────────────────────────
  「主人に諌言することは、一番槍よりも難しい」
  ────────────────────────

 社長に厳しいことを言えない「諫争の臣」がいなかったために、
 組織ぐるみの犯罪に、手を染めてしまう企業があり、
 その歴史は繰り返されています。

 こうした事実からも、家康の言葉は、訓戒として、
 今を生きるリーダーに有効なものとして、耳に残るものです。

 松下幸之助さんは、『指導者の条件』で、こう書いています。

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

  「指導者がものごとを進めていくにあたっては、
   みなからいろいろな意見や情報をききながらやっていくのは
   当然の姿である。
   そしてその場合大事なのは、いいことよりも、
   むしろ悪いことを多く聞くということである。」

    
             『指導者の条件』(著 松下幸之助 PHP研究所)
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 
 下から上へとあげられる情報は、
 リーダーにとって耳ざわりのよいものであれば、
 スイスイとあがっていきます。
 上司が耳にしたくない内容は、外にでるのは牛歩のごとし、
 部下の胸の内にとどまる傾向にあります。

 しかし、悪い情報ほど、組織にダメージを与えるわけであり、
 悪い情報にいかに早くアクセスできるかが、
 リーダーの力量でもあるわけです。

 だから、日頃から、リーダーは、耳の痛いことを聞ける雰囲気をつくり、
 必要であれば、「異見会」のような、ひとつの制度として、
 情報の流通速度を高める「会」をつくることを考えてもよいわけです。

  ☆「異見を聞けるしなやかな心」

 リーダーは、ぜひ、もちたいものだと思います。

 〜〜〜

  本日は、これにて。
 
  全国各地、冷え込んでいます。
  インフルエンザも流行してます。
  どうぞ風邪など召されませんよう大切なおからだを、
  くれぐれもご自愛なさってください。
   
  そして2014年の如月が、あなた様にとって、
  生涯忘れられないような笑顔のあふれる日々で
  満たされることを心よりお祈りしています。

 
         「元氣・勇氣・やる氣、そして笑顔」で!

            

                  (^人^)        
 

                                 敬具

   平成二十六年二月七日

                             松山 淳より 

=================================================
 
 ◆自問自答◆

 1)私は、部下の意見を吸い上げているだろうか?

 2)私は、部下からの耳の痛い異見を素直に受け入れているだろうか?

 3)私は、小さなプライドにこだわり自分を小さくしていないだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
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 ◆104℃ WORD◆

                          「異見はいい意見」
     
==================================================

 ◆追伸◆

  ソチオリンピックの競技が、すでに始まっています。
  日本を代表して、たくさんの若者たちが、
  世界の選手たちを向こうに回して、力をふりしぼり、競いあいます。

  ミドル世代の私としては、応援に力が入るのは、
  スキージャンプの葛西選手です。
  41歳で、今なお現役を続行し、
  しかもオリンピック選手に選ばれるとは・・・。

  野球のイチロー、サッカーのカズなど、
  もちろん、20代の頃のようにはいかないわけですが、
  自らの肉体を「知恵と工夫」で維持しながら、
  かつての常識をくつがし続けています。

  新たな道を切り拓く人々に、感謝です!

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■発 行 者:アースシップ・コンサルティング 松山淳(45才)
      〒152-0034 東京都目黒区緑が丘1-6-4
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■叱咤激励: j@earthship-c.com

■資  格:・日本MBTI協会 認定ユーザー(Japan APT 正会員)
      ・日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
      ・日本メンタルヘルス協会認定  基礎心理カウンセラー。

■著  書:『バカと笑われるリーダーが最後に勝つ』(ソフトバンク新書)
      『「上司」という仕事のつとめ方』(実務教育出版)
      『真のリーダーに導く7通の手紙』(青春出版社)
      『名もなき人の生きるかたち』(文芸社)

■バックナンバー:http://archive.mag2.com/0000112707/index.html
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【ことば】
 
 「指導者はできるだけ、そうした諌言なり悪い情報を求め、
     みながそれを出しやすいような雰囲気をつくらなくてはいけない」

                          (松下幸之助)

             『指導者の条件』(著 松下幸之助 PHP研究所)



松山 淳 JUN MATSUYAMA

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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