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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【36通目】「ポジティブ心理学」 現実は解釈によって変わるもの!

 ☆『リーダーへ贈る108通の手紙』発行10周年記念講演会☆
 2013年7月20日(土) at 東京国際フォーラム(G607) 14:30〜16:30
 メルマガ発行10年を記念して「講演会」を開きます!お申し込みは↓
 http://www.earthship-c.com/FormMail/10thAnniversary/FormMail.html
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《ポジティブ心理学》
                                             

          『リーダーへ贈る108通の手紙4』
            http://www.earthship-c.com

                                13.06.17
                                 36通目
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 リーダー様 へ

 拝啓 青空が 梅雨の合間の 宝物

 いかがお過ごしでしょうか?

 2013年の水無月も中盤です!
 東京はシトシト雨が降る日が続きました。

 まさに「梅雨だな〜」と感じさせる日々で、
 傘をさして道を歩けば、紫陽花たちが恵みの雨を全身に浴びて
 キラキラと輝いているのを見ることができました。

 雨の日は、なんとなく気分がパッとしませんが、
 雨なくして私たちは生きることはできません。

  ☆「憂鬱な雨は、恵みの雨でもある」

 と、ポジティブに解釈して、
 雨の日でも爽やかな気分で行動していきたいものです。

 さて、そんな季節、拙著の新刊も発売が一カ月後に迫りまして、
 契約書を確認したり、表紙の案が出てきたりと、
 発売に向けていろいろなコトが具体的に動いています。

 新刊のタイトルは、こうなりました!

 ────────────────────────────────
  「バカと笑われるリーダーが最後に勝つ」(ソフトバンク新書)
 ────────────────────────────────

 今回の著では、私が10年間の相談経験を通して気づいたコトをまとめ、
 
  ☆「トリックスター・リーダーシップ」

 という、新たなリーダーシップ論を展開しています。

 詳細は本に譲るとしまして、
 表紙につける帯の部分の案が出てきていて、
 6案あったものを、今、3案まで絞り、
 そして、図々しいお願いなのですが、
 皆さんに、ご意見をお聞きしたいと思っております。

 装丁そのものはソフトバンク新書の定型がありますので、
 こちらは帯の案になります。

 「フェイスブック」と「ブログ」に3案をアップしております。

  【フェイスブック】
  http://goo.gl/dVLcR  

  【ブログ】
  http://ameblo.jp/earthship-consulting/entry-11554287139.html
 
 「本屋さんに置いてあって、思わず手にとりたくなる」
 のは、(1)〜(3)の中で、どれでしょうか?

 最終的には、出版社のほうで決めることになりますが、
 皆さんのご意見も参考にしたいと思っております。

 このメルマガに返信していただければ、
 私、松山のところにメールが届くようになっています。

 フェイスブックをされていましたら、
 編集の人が直接、見ると思いますので、
 コメント欄に直接、書き込んでやってください!

 どうぞよろしくお願いいたします(^人^)
 
 〜〜〜

 さて、今日の東京は梅雨の中休みで、青空が見えています。

  ☆「憂鬱な雨は、恵みの雨でもある」

 と書きましたが、現実に起きている出来事を肯定的に解釈することで、
 「現実の意味」を変化させていくのは、
 心理学では古くから言われている、メンタル面をタフにする考え方です。
 
 朝、目を覚ましてカーテンを開き、
 雨が降っているのを知った瞬間に、

 「あ〜雨だ、いやだな〜、服が濡れるし、何もかも面倒くさい」

 と、そんな風に、私たちは、瞬間的に

  ────────────────
   「現実を自分で説明する」
  ────────────────

 という「心の習慣」をもっています。

 私たちは、現実を自分で説明しながら生きています。
 ですので、その「説明の仕方」が、
 その人の事実をつくりあげているのです。
 
 この「現実を自分で説明する心の習慣」が、
 瞬間的にネガティブな方へと傾く癖がついていると、
 心のエネルギーは、落ちやすくなります。

 ですので、自分に何らかのストレスがかかった時に、
 瞬間的に、その出来事、現実を、
 どう自分で説明しているかが大事なわけです。

 朝起きて、雨だった。

 「あ〜雨だ、いやだな〜、【でも】、雨があるから、
  地球は潤い、動物たちは生きることができ、
  作物は成長し、おいしいものを食べることができる。
  雨は、大切な大切な自然からのプレゼントだ。ありがとう!」

 ちょっと大袈裟ですが・・(笑)
 そんな風に、自分のネガティブな「現実説明」に対して
 【でも】と【反論】を加えていき、事実の解釈を
 より自分とってプラスになるようにしていくのがポイントですね。

 アルバート・エリスの「論理療法」も、
 アーロン・ベックの「認知療法」も、
 それらに行動的な観点を付加していった「認知行動療法」も、
 いうなれば、

  ───────────────────────────────
   ☆「現実は自分の解釈によって変えられる」
  ───────────────────────────────
 
 という人間の心の柔軟性、その素晴らしさがあるからこそ、
 成立する「心の豊かに」にしていく考え方です。

 〜〜〜  

 昨今、「論理療法」「認知行動療法」などの考え方をベースに、
 アメリカ心理学界の大御所マーティン・セリグマン氏が、
 心の習慣が、楽観的か悲観的かによって
 「仕事の成果」「健康度合い」「幸福感」などに差が生まれるという論を

  ────────────────
   ☆「ポジティブ心理学」
  ────────────────

 という名で発展させ、世界に広まっています。

 M・セリグマンは、『オプティミストはなぜ成功するのか』(講談社)
 のなかで、「日本の読者の皆さんへ」という序論で、こう書いています。
 
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 
  「人生は私たちすべてに挫折を与えます。
   望み通りの仕事に就けなかったり、よい成績を取れなかったり、
   好きな人に振られたり、試合に負けたり、親を亡くしたりします。
   このような目に遭うと、すぐに絶望に打ちひしがれて
   やる気をなくす人がいます。
   しかし、一方で立ち直りの早い人もいて、じきにまた仕事に精を出し、
   人を好きになり、試合でもがんばるようになります。
   どんな人があきらめ、どんな人が立ち直るのでしょうか?」
  
     『オプティミストはなぜ成功するのか』(M・セリグマン 講談社)
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 この素朴な問いに対して、心理学的見地から、
 長年にわたって調査・研究を行った結果、セリグマン氏は、
 楽観主義の人ほど、よりよい人生を歩む可能性が高いと主張します。 

 〜〜〜
 
 例えば、生命保険の営業マンを対象した調査が、
 この著には記載されていますが、
 営業成績がよい営業マンは、より楽観的であったというのが、
 変わることのない結果です。

 なぜ、そうなるのか?

 「営業は断られてから始まる」という言葉もある通り、
 「あきらめない人」たちが、成績を伸ばしていきます。

 では、なぜ、「あきらめる人」と「あきらめない人」がいるのか?

 「あきらめない人」は、お客さんからの「拒絶」という現実に対する
 「現実説明」が、より楽観的です。

 電話セールをする。
 「休みの日に電話かけてくるなんて、非常識だろ、いい加減にしろ!」

 ルート・セールスで、飛び込み営業をかける。
 「なんだ、いきなり尋ねてきて、どこの会社だ、本社に電話するぞ!」

 営業をされている方なら、ご理解いただけると思うのですが、
 こうした罵声を浴びるのが、営業の宿命ともいえます。
 私も会社員時代、営業をしてましたので、
 ホントに、いろいろと言われて、思い出すと今でも・・・冷汗)

 そうしたお客様からの拒絶に遭遇した時、「あきらめる人」は、

  ───────────────────────────
   ×「私が悪いんだ。別の時間にすればよかった」
   ×「私の態度が悪かった。私には才能がないんだ」
   ×「私は営業失格だ・・・もう・・・」
  ───────────────────────────

 と、自分の責任にし過ぎてしまう傾向があるといいます。
 拒絶の事実をネガティブにとらえると、確かに、
 「あきらめ」の心がムクムクと育ち、行動量が落ちていきます。

 では、「あきらめない人」が、罵声を受けた時に、どう考えるか?

  ───────────────────────────
   ◎「たまたまお客さんの機嫌が悪かったんだろ!」
   ◎「営業は断れて、成長するものだ!」
   ◎「今の拒絶を次に活かすとしたら、何があるだろう!」
  ───────────────────────────

 「あきらめない人」は、瞬間的に、
 その現実をポジティブに説明することで、
 次の行動にうつっていきます。

 こうした「現実を説明する心の習慣」が違うことによって、
 行動する量に差が生まれ、その結果として、
 成果に差が生まれていくのだとセリグマン氏はいいます。
 
 つまり、営業だけでなく、仕事や勉強でも、
 ある一定の成績を残す人たちは
 単純には、「あきらめない人」たちであって、
 その人の能力が優れているというよりも、
 現実を説明する「心の習慣」が、より楽観的な結果、
 「続ける力」が育まれ、その「継続力」が、
 成果の成否を決めていくということです。

  ────────
  ☆継続は力なり
  ────────

 そして、セリグマンは、「現実の説明するスタイル」を変えていくことで、
 誰もが「楽観主義」を身につけることができ、
 つまり、「あきらめない人」になれるのだと、私たちを励ましてくれます。

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 
  「困ったことが起きた時、ふつうはそのことが直接感情や行動を
   引き起こすわけではない。
   むしろその困った出来事に対する自分の思い込みが
   落胆やあきらめを生むのだ。
   つまり困ったことに対する自分の反応を変えれば、
   挫折にももっと上手に対処できることになる。
   困った状況に対する解釈を変えるには、
   反論がもっとも有効な手段である」
  
     『オプティミストはなぜ成功するのか』(M・セリグマン 講談社)
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 つまり、雨だから憂鬱というのは、自分で決めていることです。
 そこで、「雨だから憂鬱だけれど、雨は恵みでもある」と、 
 ネガティブな解釈に自分で反論を加えていきます。
 
 お客様からひどい言葉で罵られたら、誰もが傷つきます。
 「あきらめない人」たちも、傷ついています。
 でも、「傷ついたから、もう、ダメだ」ではなく、
 「傷付けられた。でも、今のこの傷ついた状況は、
  将来の自分にどう役だつだろう」とか
 「ひどいお客さんだ。でも、この出来事にも必ず意味があり、将来の糧になる」
 と、その事実に反論を加えていくわけです。

 私たちは悲観主義者から楽観主義者へと変身していくことができるのです。

 〜〜〜
 
 「ポジティブ」というと、何でもかんでも「前向きに」「明るく」
 といったイメージがありますが、「ポジティブ心理学」はそうではありません。

 セリグマン氏はいいます。

  「楽観主義を身につけるということは、
   世の中をむやみに明るく見ることではなく、
   否定的ではない考え方を学ぶことだ」

 米国の大企業の経営陣には、楽観主義の人もいれば、悲観主義の人もいる。
 悲観主義の人も、ある能力を発揮して大企業の経営陣に登り詰めている。
 悲観主義の人がいるからこそ、経営が成立している。
 そういった観点を見逃してはいけないと、セリグマン氏はいっています。

 つまり、「ポジティブ心理学」だからといって、
 「なんでもかんでもポジティブであればいい」というわけではないのです。

 京セラ創業者稲盛和夫氏の言葉です。

  ───────────────────────────
   ☆楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する
  ───────────────────────────

 この言葉にある通り、私は、楽観主義も悲観主義も、
 リーダーにとっては、どちらも大事だと思います。

 こうした相対立する概念の双方に意識を向ける
 柔軟であり、しなやかな思考法を、私は、

  ──────────────────────────
  ☆「アンビデクストラス・シンキング」(二刀流思考)
  ──────────────────────────

 と名付け、新刊「バカと笑われるリーダーが最後に勝つ」の中に書きました。

 ですので、自分は悲観主義だからといって、
 そのこと自体が、悪いことではありません。
 
 悲観的といっても、それは変えることができますし、
 自分のなかに悲観的な側面があるからこそ、
 うまくいっていることもあるのですから・・・。

 どうぞ自分らしさを大切になさってください。

 生涯変わることのない、自分の味方は、『自分』です!

 〜〜〜
 
  本日は、これにて。
 
  梅雨の季節です。梅雨があるから、晴れの日が嬉しく感じます。
  どうぞ大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさってください。
   
  そして2013年の水無月が、あなた様にとって、
  生涯忘れられないような笑顔のあふれる日々で
  満たされることを心よりお祈りしています。

    
     
 
         「元氣・勇氣・やる氣、そして笑顔」で!

            

                  (^人^)        
 

                                 敬具

   平成二十五年六月十七日

                             松山 淳より 

====================================================
 ◆自問自答◆

 1)私は、何かあると、瞬間的にネガティブな発想をしていないだろうか?

 2)私は、現実は解釈で変わることを意識できているだろうか?

 3)私は、ひとつの考えに囚われて思考が硬くなっていないだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
====================================================
 ◆104℃ WORD◆

                        「しなやかな思考」
     
====================================================

 ◆追伸◆

 ◇来る7月20日の  
 ───────────────────────────────────
 ☆リーダーへ贈る108通の手紙」10周年記念講演会〜言葉が言霊になる〜
 ───────────────────────────────────
 では、簡単なチェック表を用いて、
 参加者の皆さんの「心の癖」がわかるワークもします。
 私はこのチェック表で「思わぬ自分」を発見し、勇気づけられました!
 今日書いた「悲観を楽観に変える方法」についても解説しますので、
 ワークもしながら、楽しく講演会を進めたいと思います。
 
      講演会へのお申し込みは、下記のページからです。
              ↓↓↓ 
 http://www.earthship-c.com/FormMail/10thAnniversary/FormMail.html
 
 どうぞよろしくお願いいたします。

 ◇私が、研修の件などでお世話になっている
  (株)フォーブレーン代表取締役 稲好智子さんが、本を出版されました。

  『図解 歯科医院の人事労務に関する50の留意点 』(稲好智子 QDM)
     ↓↓↓
  http://www.amazon.co.jp/dp/4781203159/ref=nosim/?tag=earthshccom0c-22

  稲好社長は、人事労務コンサルタントとして、全国を飛び回っている人です。
  豊富なアドバイス経験をお持ちで、
  労務問題に悩むリーダーの方々に役たつ本となっています。

   ・採用面接時に健康状況を聞くことは可能か?
   ・スタッフの1日の拘束時間数の限度は?
   ・協調性のないスタッフを解雇することは可能か?
   ・肩を触れただけでも相手が嫌がっていたらセクハラに?
   ・スタッフから上司へのパワハラはないのか?
  
  タイトルは「歯科医院」となっていますが、
  「歯科医院」を「会社」に置きかえれば、十分に通用するもので、
  労務問題の基本をおさえたいリーダーに、うってつけだと思います。
  法律に弱い私は、ほんとに勉強になりました!
  
  もし具体的にご相談があれば、ぜひ、稲好さんに相談してみてください。
  (株)フォーブレーンのHPはこちらです。
     ↓↓↓
  http://www.fourbrain.co.jp


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■発 行 者:アースシップ・コンサルティング 松山淳(44才)
      〒152-0034 東京都目黒区緑が丘1-6-4
■U R L: http://www.earthship-c.com/
■ブログ :「リーダーへ贈る358の言葉」
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■Facebook 『がんばれ!ニッポンの上司たち』2,320人突破!!!
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■叱咤激励: j@earthship-c.com
■発  行:まぐまぐ,melma!

■資  格:・日本MBTI協会 認定ユーザー(Japan APT 正会員)
      ・日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
      ・日本メンタルヘルス協会認定  基礎心理カウンセラー。

■著  書:『「上司」という仕事のつとめ方』(実務教育出版)
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      『真のリーダーに導く7通の手紙』(青春出版社)
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      『名もなき人の生きるかたち』(文芸社)
       http://amzn.to/9W9XGk

■バックナンバー:http://archive.mag2.com/0000112707/index.html
※本メルマガの著作権は松山に帰属します。ですが、どうぞ自由にご活用下さい!
 「笑顔の輪」が少しでも広がる!これほど嬉しいことはありません。
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【ことば】
 
 「バットを振り続けなければ塁に出られる確率はゼロなのだ」

               (ポジティブ心理学の提唱者 M・セリグマン)

             
       『オプティミストはなぜ成功するのか』(M・セリグマン 講談社)

 


松山 淳 JUN MATSUYAMA

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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