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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【30通目】「心の刺激」リーダーとは周囲の人を刺激し続ける人!

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《心の刺激》
                                             

          『リーダーへ贈る108通の手紙4』
            http://www.earthship-c.com

                                13.03.28
                                 30通目
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 リーダー様 へ

 拝啓 桜咲き 空向く人の 群れのなか

 いかがお過ごしでしょうか?

 2013年の弥生も、月末となり、今年はなんと
 桜が満開になってしまいました。びっくり!

 我が家から、駅までの道は桜並木です。
 ソメイヨシノがメインですが、大島桜もまじっています。
 八重桜もあったかな・・・。

 先週末は、大勢の人が桜を見上げながら歩き、
 プロ並の大きな望遠のついたカメラをもっている人もいて、
 シートをしいてビールを片手に談笑しているグループもいて
 普段は人のまばらな道も、賑わっていました。

 3月中旬は5月並の気温となった日もあったので、
 一気に開花したようです。
 でも、ここ数日の東京は少し冷えています。
 まさに「花冷え」ですね。

 自然のことは自然にまかせるだけですが、
 冷えると散るのが遅くなって、桜を楽しめる日が続くので、
 急いで初夏になるより、春爛漫の桜ををもうしばらく
 楽しみたいな〜と思っています。

 〜〜〜

 さて、前通につづき、日経新聞「経営塾」でみつけたエピソードから
 話しをふくらませていきたいと思います。
 資生堂の末川社長(記事掲載当時)のお話しからです。
 (末川社長は、3/11に退任発表がありましたので前社長です)
  
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

   管理職候補の研修を受けた経験のある社員が、
   「最近の仕事でがんばった研究チームの16人とランチを
    一緒にとってください」と頼んできた。
   そこで研究所の社員食堂で数百円の定食をみんなで食べ、
   一人ひとりの話を聞いた。
   それだけでも社員の帰属意識が高まる好循環が生まれる。
  
  
         『日経新聞「経営塾」』(2013.2.6付 朝刊)より
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 この箇所を読んで、この「ある社員」は「秀吉だな〜」と、ふと思いました。

 信長に命じられて、秀吉が清洲城を修繕した逸話です。
 以前のメルマガにも書きましたが、こんな話しでした。

 台風が来て、清洲城の塀が壊れた。信長は普請奉行に、修繕を命じる。
 ところが、遅々として作業が進まない。
 秀吉にその任が回ってきた。秀吉は次の手をうつ。

 ─────────────────────────────── 

   1)塀の修理箇所を10等分にする
   2)作業員も10組にわける
   3)1組が1箇所を担当する
   4)誰と誰が組むかは作業員に決めさせた
   5)どこを担当するかはクジ引き
   6)作業を最初に終えた組には、信長様より“賞金”が出る

 ─────────────────────────────── 

 秀吉は、「作業は明日からで良い」と、その晩に酒をふるまう。

 ところが、前奉行が、「信長様が賞金など出すわけない」と言いふらし
 工事人のモチベーションが下がりかける。
 
 夜中、なんと「信長公」が現れる。秀吉も一緒だ・・。

 信長は、「早く修理を頼むぞ!」と一言。

 工事人たちは、恐れおののき、「作業は明日からで良い」といったにもかかわらず、
 その晩から、すぐに始める。
 まるで進まなかった工事が、あっという間に完成してしまう。

 信長をつれてきた秀吉が、前普請奉行より一枚も二枚も上手でした。

 〜〜〜
 
  ■「ある社員」─「秀吉」
  ■「末川社長」─「信長」 

 資生堂クラスの大企業になれば、本社社員は別として、
 社長という存在を、入社式の時に一度、生で見ただけで、
 その後何年も会話はおろか、会ったことすらない、
 ということが珍しくありません。

 以前、携帯をスマホを換えようと「ソフトバンクショップ」に行き、
 店員さん(正社員)といろいろと話しをしていて、
 「孫社長に会ったことありますか?」と聞いたら、
 そんな滅相もない、といった顔をして首を横にふり、
 「見たこともないですよ」と、いっていました。
 
 これはもちろん、企業規模によりけりですけれど、
 代表取締役社長と話しをするというのは、
 一般社員にとっては、スペシャルなことです。 

 ここでポイントとなるのは、「ある社員」が秀吉のごとく、
 社長をいい意味で上手に活用して、 
 チームメンバーの苦労を「ねぎらう」ために、
 モチベーションを高めるために、
 メンバーの心を刺激する非日常的な策を実行した点ですね。

 昨年、カルロス・ゴーン氏が、大学生を対象にして
 「グローバルリーダーシップと危機管理経営」
 をテーマに講演を行いました(2012.6.19)。

 その後、学生とのパネルディスカッションとなり、質問が・・・。

 「どのように経営者として継続して成果を出し続けられるのですか?」と。

 これに対して、ゴーン氏は答えます。

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

  結果を出すのは自分ではありません。周りが成果を出すのです。
  成果を出し続けるには、周囲の人材を刺激し、指針を示し、
  モチベーションを高めるのが役割であることを忘れないでください。

  
            『日本経済新聞「Web刊」』(2012.1.19)より
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

  ────────────────────────
   ☆成果を出し続けるには、周囲の人材を刺激する
  ────────────────────────

  「では、どうやって刺激するの?」

 というのが、頭の痛いところです。

 ここで、資生堂の「ある社員」を見習うのはひとつの手です。
 社長とはいわず、役員でも、若手社員であれば、
 いい刺激になるのではないでしょうか。

 企業規模によっては、

 「松山さん、社長も役員も毎日顔をあわせて、刺激になりません!!!」

 という、リアルで、笑っていいようで笑えない話しも
 出てくると思いますが・・・(笑)
 それらなら「社外」に目を向けてみたらどうでしょうか?

 友人知人、仕事の取引先関係などなど、
 チームメンバーに刺激を与えられる人はいませんでしょうか?

 実は、私を育ててくれたかつての上司が、
 まさに秀吉のごとくで、いろいろな人に会わせてくれたリーダーでした。

 社内で勉強会を定期的に開き、異業種の人から話しを聞いたり、
 残業していると、「松山、まだいるのか、仕事を終わったら顔出せ」と
 飲み屋にいけば、普段会えないような異業界の人や本を書いている人が、
 目の前に座っていたりすることもありました。
  
 当時、私は20代でまだ若く、ブツブツいっていましたが(笑)
 「本を書いている人と話しができるとは」と、びっくりしたこともあって、
 今思うと、この経験はとても大きく、
 今こうして仕事をしている「基礎」をつくってくれたと
 今となっては感謝の言葉もありません。

 時は流れ・・・ある中小企業の社長さんから依頼があって、講演して、
 その後、社員さんと雑談となったとき、20代と思える若者が、

 「本を書いた人に初めて会いました!!!」

 と、興奮気味に、私の目の前に立っていました。

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  ☆上の世代から受けた恩は、下の世代に返せ! 
 ────────────────────────
 

 と、よくいいますが、そうして恩返しできたことは、何よりの喜びでした。

 桜咲く春です!
  
 新たな出会いを求めて、新たな刺激を求めて、

 リーダーは行動あるのみです! 

 〜〜〜
 

  本日は、これにて。
 
 
  三寒四温の季節。
  ぐっと気温の下がることもありますので、
  どうぞ大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさってください。
   
  そして2013年の残り少ない弥生が
  あなた様にとって、生涯忘れられないような
  笑顔のあふれる日々で満たされることを心よりお祈りしています。

    
     
 
         「元氣・勇氣・やる氣、そして笑顔」で!

            

                  (^人^)        
 

                                 敬具

   平成二十五年三月二十八日

                             松山 淳より 

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 ◆自問自答◆

 1)私は、メンバーを刺激しているだろうか?

 2)私は、自分自身を刺激できているだろうか?

 3)私は、どんな時にモチベーションが高まるだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
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 ◆104℃ WORD◆

                        「刺激は内から外から」
     
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 ◆追伸◆

 出版予定の執筆作業のことです。
 前通で、「第4章」という難所にぶつかったと、書きました。
 急勾配の壁を前にして、たじたじになりましたが、
 なんとか最初の難所を越えました。

 第5章もほぼ書き上げて、まずは全体を通して書き終えました。
 これから次の難所です。

 今回、8万文字と編集の方から言われていたのですが、
 最後まできたら13万文字を越えてしまいました。

 先日、別件で、編集の方に会い「8万文字はマストではない」といわれ、
 ほっとひと安心はしたのですが、それでも削らないと話しになりません。
 
 名文家島尾敏雄氏に、こんな言葉がありました。
 
 「文章とは削ることと見つけたり」

 削って、削って、削ります!

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■著  書:『「上司」という仕事のつとめ方』(実務教育出版)
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【ことば】
 
 『リーダーの行動が周囲の共感を呼ばなければなりません。
           それには周囲の人と心を通わす努力が必要です』

                   (日産CEO カルロス・ゴーン)

             
           
         『日本経済新聞「Web刊」』(2012.1.19)より

 


松山 淳 JUN MATSUYAMA

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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