ビジネスリーダーへ元気・勇気・やる気を贈るメールマガジン

『リーダーへ贈る108通の手紙』

HOME > メルマガ > 2012バックナンバー > 【24通目】

【24通目】「悩みの効用」 共感力が人を動かす力になる!

☆────────────────☆☆☆─────────────────☆
《悩みの効用》

                               
          『リーダーへ贈る108通の手紙4』
            http://www.earthship-c.com

                                12.11.30
                                 24通目
☆────────────────☆☆☆─────────────────☆

 リーダー様 へ

 拝啓 はく息の 白さで季節 うつりゆく

 いかがお過ごしでしょうか?

 2012年の霜月が今日で終わり、いよいよ明日から師走です。

 我が家でも「今日は寒いな〜」という言葉が、
 普通に交わされるようになりました。
 北海道では、もう雪が降っているんですよね。
 箱根から見た富士山も山頂部は、真っ白でした。

 先日、子どもが、「お父さん、今、白い息が出た」と、
 自分で吐く息の白さに驚き、口をとがらせ、何度も息を吐いていました。

 小学生の頃、「煙草を吸う真似」を友達同士でしあって
 スーハー、スーハーしていたのを思い出します。

 道ゆく人のコート姿にマフラーという装いが、
 すっかり季節の風景にマッチし、
 散歩道の染井吉野の葉は、急に橙色となって冬景色をつくっています。

 2012年も、今日が終われば、いよいよ残り31日です。
 
 1年の最後の一カ月が、よい時間となりますように・・・。

 〜〜〜 

 さて、私が運営しています
 フェイスブックページ「がんばれ!ニッポンの上司たち」、
 この「いいね!」の数が、1,000を越えました。
 今年の目標を、なんとか、ひとつクリアでき、ほっとしています。

 昨日、ある出版関係者の交流会に出席しまして、
 某出版社の方に、そのことを口にしたら

 「すごいですね。うちもいろいろとやってるんですけど、
  1000越えるのが大変なんです」

 といった感想をもらったのですが、
 その方は、皆さんもよく知っている有名な雑誌社の方でした。

 以前も書きましたが・・・、
 「これはいいぞ!」なんて、思ってアップしたものに全く反応がなかったり、
 「これはダメかな」と考えたいたものが、思いのほか「いいね!」をされたり、
 こうして何かを書いている身として、数値になって反応があらわれてくるのは、
 ひとりよがりになることを回避するのに有効で、本当に勉強になっています。

 このメルマガをお読みになっている方の中にも、
 「いいね!」してくださっている方がいると思いますので、
 ここでも、改めて御礼を申し上げます。 
 いつも、本当にどうもありがとうございます。

 さてさて、そのフェイスブックページで、
 先日、「いいね!」が「239」で「シェア数」が「41」という、
 これまでで(私にとってですが)最も高い数値のでた言葉があります。
  
 言葉の主は、本田宗一郎氏でした。

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  
  「人を動かすことのできる人は、他人の気持ちになれる人である。
   そのかわり、他人の気持ちになれる人というのは自分が悩む。
   自分が悩んだことのない人は、まず人を動かすことはできない」

   
       『本田宗一郎「一日一話」』(PHP研究所 P91)より
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  

  ☆「共感力」

 人が、何を、どう思っているのか、どんな風に感じているのか
 辛いのか、悲しいのか、嬉しいのか、それを共に感じる力。

 「リーダーの条件」として古今東西、言われて続けています。

 「共感する」といっても、相手と全く「同じに」感じることはできません。

 相手と「同じように感じる努力をする」ことが、「共感力」です。

 〜〜〜

 例えば、仕事で失敗して落ち込んでいる部下がいたとします。
 デスクで、宙を見つめて、青白い顔をしています。

 共感する時の基本は、「それと似たような経験を自分もしていないか」と
 思いを巡らせ、その時、自分はどう感じたか、
 その時の感情を思い起こすことです。

 社歴を積んでリーダーとなった今となれば、ミスした部下のことを

 「なんで、そんな初歩的なミスをするんだ」

 と腹が立つかもしれませんが、そこで、感情が流れてくるのをストップさせて、

 「俺も新人の頃、似たようなミスをしなかったかな」
 
 と、思いを巡らせてみると、あまり人には言えないヘマもしたし、
 上司に報告しなかったミスもあったし、それで結構悩んだな〜と
 苦笑いが不意に、あるいは、じわりともれてくることがあります。

 そんな風に、みそ汁を作る時に、レトルトの味噌で間に合わせるのではなく、
 かつお節と昆布を入れてダシをつくると、
 やっぱり風味というか、味の奥深さが全然違うように
 ひと手間かける、その努力を惜しまないことが、

  ☆「同じように感じる努力」=「共感力」

 につながっていくのだと思います。

  ────────────────────────
   ☆悩んだ経験があるからこそ、共感力は高まる
  ────────────────────────

 ひと手間かけて、対象となる部下を眺めてみると、
 デスクで言葉を失い、いつもの元気のない部下への感じ方が変化してくる。
 
 そこで、「優しい言葉」をかけるのか、
 だからこそ、同じミスをしてもらいたいくないと考え、
 厳しく「叱る」のかは、ご自身の判断です。
 「共感できたから、厳しくしない」というのは、ちょっと違いますね。
 「同情」と「共感」は違うわけです。

 いずれにしても、共感してから、あるいは、共感しながら
 言葉をかわすと、そこに差が生まれます。

 私たち人間は、「その差」を、すぐにはわからないまでも、
 無意識のうちに、五感を使って、あるいは五感を越えた感覚をもって
 しっかりと認識できる。

 ですので、「その差」が、「人を動かす力の差」にもなってくるわけです。  

 こう考えてくると、本田氏のいう最後の言葉が響いてきます。

 ───────────────────────────────
  ☆自分が悩んだことのない人は、まず人を動かすことはできない
 ───────────────────────────────

 
 〜〜〜
  
 ちなみに、本田氏の言葉の2日前に
 P・F・ドラッカー氏の言葉をアップしました。

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
   
  「上司が部下に何かをいおうとして努力すればするほど、
   部下が聞き違う危険は大きくなる。
   部下は、上司がいうことではなく、
   自分が聞きたいと期待していることを聞き取る」

        『経営者の条件』(P.Fドラッカー ダイヤモンド社 P87) 
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 ドラッカーさんならでのは慧眼であり素晴らしい箴言です。
 この「いいね!」数は、「95」で、シェアは「3」です。
 
 この差は、何よって、生まれているのでしょうか?

 「いいね!」を押すというのも、「人が動いた」という結果です。

 もうここまでお読みになったので、おわかりかと思います。

 ドラッカーさんの言葉は、上司(リーダー)の立場を深く理解していて、
 「なるほどその通り」と、思わせてくれるのですが、
 本田氏の言葉のほうが「共感できる」度合いが深いのだと思います。

 「悩む」ということは、誰もが経験していますし、
 「悩む」経験が「人を動かす力になる」と、
 ポジティブな要素に変換している点は、
 リーダー(上司)として悩んだ経験のある人、
 あるいは、実際に悩みを抱えている人の「共感」を呼びます。

 もちろん、このことは、ドラッカーさんに「共感力」がなくて、
 本田氏に「共感力」があるという話しではありませんし、
 まして、ドラッカーさんの言葉が、本田氏のものに比べて
 劣っているなどということではありません。
 言葉を抜き出して、たまたま比べただけです。

 〜〜〜

 ここまで書いたことを通して、いいたいことは、

  ──────────────────────
   ☆悩みは、必ず人生の糧になる  
  ──────────────────────

 という、いってみれば月並みな、このメルマガを通して、
 いい続けてきた新味のない結論に帰着するわけですが、
 悩みを抱えるリーダーをサポートするのが、私の使命であり、
 このメルマガの役割だとするならば、
 月並みといわれることを覚悟して、同じことを書きたいと思います。

 
  その悩みは決して無駄にはならない。

  今は苦しくても、いつかきっと、違うかたちになって、

  自分を、もしくは、あなたが必要とする誰かの心を潤す魔法となる。

  悩みは無駄にならない。

  その悩みが、リーダーとして人を動かす力をつくりだす!

 〜〜〜
 

  本日は、これにて。
 
  いよいよ冬がやってきます!
  大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさってください。
   
  そして、2012年の霜月最後の日が、あなた様にとって
  生涯忘れられないような笑顔のあふれる日々で満たされることを
  心よりお祈りしています。

 

               
  
          「元氣・勇氣・やる氣、そして笑顔」で!

            

                  (^人^)        
 

                                 敬具

   平成二十四年十一月三十日

                             松山 淳より 

======================================================
 
 ◆自問自答◆

 1)私は、「悩みの効用」を意識できているだろうか?

 2)私は、どんな風に人を動かしているだろうか?

 3)私は、人を操作しようとテクニックに走ってないだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
=====================================================
 ◆104℃ WORD◆

                        「悩むから成長する」
     
=====================================================

 ◆追伸◆
  
 先月(10月)にあった会で、皆さん、
 このメルマガの読者の方々だったのですが、
 私が「アロマ」を数滴本に垂らして読んでいると、いったところ、

  「松山さんに、アロマ、というイメージはないですよ」

 といわれて、「え〜」と驚いてしまいました。
 私とアロマとのつきあいは、このメルマガの歴史と同じくらいありまして、
 特に私は「ベルガモット」の香りが好きで、生活にとりいれています。

 そういわれ見ると「アロマ」について書いたことは、
 一度もないのかもしれず、
 「自己イメージ」と「他者イメージ」というのが、
 やっぱり違うものだと、痛感した珍事でした。

 ということで、「アロマ好きの松山」ということでインプットしてください。
 ただ、好きなだけで、詳しくはないので・・・汗)

 それはさておき、好きなアロマの香りを本に数滴垂らし、
 例えば、夜寝る時に、本を読む方は多いと思いますが、
 その本を枕元に置いておくと、朝、目覚めたとき、アロマの香りが漂っていて、
 朝のいいスタートを切ることができます!

 普段でも、机の上に置いてあった本をぱっと開くと、
 アロマの香りがふっと漂い、読書のスイッチが入ります。
 本にもよりますが、数滴垂らして、香りが一カ月くらいもつ場合もあります。

 小さなアロマの習慣ですが、オススメです! 

──────────────────────────────────────
■発 行 者:アースシップ・コンサルティング 松山淳(44才)
      〒152-0034 東京都目黒区緑が丘1-6-4
■U R L: http://www.earthship-c.com/
■ブログ :「リーダーへ贈る358の言葉」
       http://ameblo.jp/earthship-consulting

■Facebook 『がんばれ!ニッポンの上司たち』1,140人突破!!!
       http://www.facebook.com/Ganbare.J.Boss

■叱咤激励: j@earthship-c.com
■発  行:まぐまぐ,melma!

■資  格:・日本MBTI協会 認定ユーザー(Japan APT 正会員)
      ・日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
      ・日本メンタルヘルス協会認定  基礎心理カウンセラー。

■著  書:『「上司」という仕事のつとめ方』(実務教育出版)
       http://amzn.to/aAuNlS
      『真のリーダーに導く7通の手紙』(青春出版社)
       http://amzn.to/ctvAS4
      『名もなき人の生きるかたち』(文芸社)
       http://amzn.to/9W9XGk

■バックナンバー:http://archive.mag2.com/0000112707/index.html
※本メルマガの著作権は松山に帰属します。ですが、どうぞ自由にご活用下さい!
 「笑顔の輪」が少しでも広がる!これほど嬉しいことはありません。
───────────────────────────────────────

【ことば】
 
 『技術よりまず第一に大事にしなければならないのは、人間の思想だと思う』

                           (本田宗一郎)

             
           
              『俺の考え』(著 本田宗一郎 新潮社)より

 


松山 淳 JUN MATSUYAMA

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

MBTIのリーダーシップ研修

リーダー層のマインドセットをチェンジする。世界50ヵ国以上の企業が導入するMBTI自己分析メソッドを活用したリーダー研修。資料(PDF)をメールいたします!

サーンバントリーダーシップ研修

「強さ」「有能さ」を全面に押し出すのはなく、「支える」ことでフォロワーたちを導くリーダーシップ・スタイルがあります!女性管理職、次世代リーダーに向いたリーダーシップとして好評!

アースシップ・コンサルティング・ロゴ

アースシップ・コンサルティング
〒152-0034 東京都目黒区緑が丘1-6-4 TEL&FAX(03)3725-4277

e-mail:j@earthship-c.com