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【18通目】「挫折と成長」工藤公康選手に学ぶ挫折の大切さ!

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《挫折と成長》

                               
          『リーダーへ贈る108通の手紙4』
            http://www.earthship-c.com

                                12.08.31
                                18通目
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 リーダー様 へ

 拝啓 イワシ雲 空にみつけて 夏がゆく

 いかがお過ごしでしょうか?

 2012年の夏が終わろうとしています。

 といっても、暑いこと、暑いこと、
 東京は連日30度を越える暑さで、こうも残暑が厳しいと
 さすがに体にこたえます。
 
 日中の暑さは9月に入ってもしばらく続くでしょう。
 ただ、これから少しずつ朝晩は暑さが和らぎます。
 (なんだか天気予報みたいですね・・・)

 こうした季節に、夏の疲れがどっと出ますので、
 どうぞからだの声を聞いて、その声を聞き届けて、
 しっかりと「夏の疲れ」をケアしてください。

 リーダーは、たくさんの人の人生を背負う身で、
 ひとりだけのからだでは、ありませんので・・・。

 
 〜〜〜 

 さてさて、本題へ!

 先日、新聞のスポーツ欄にある小さな記事に目がとまりました。
 見出しに「弱い自分と向き合う」とあります。

 「これは面白そう!」と、執筆者の名前をみると、
 西武、ダイエー、巨人など29年間、現役でいつづけた工藤公康投手でした。
 今年、引退宣言し、今は、野球経論家なのですね。

 工藤選手は1963年5月生まれですので、
 なんと48歳まで現役だったということになります。
 30代で、多くの選手が引退する日本プロ野球界です。
 実働29年間の現役生活は、もちろん歴代1位の記録。
 
 この偉業を成し遂げるに忘れがたい、
 若き日の「偉大なる挫折」を工藤選手は教えてくれます。
  
 工藤選手は、名古屋電気高等学校にて甲子園に出場し、
 1981年にドラフト6位で西武ライオンズに指名され、
 高校卒業と同時にプロ野球選手となります。

 1986年には11勝、87年には15勝。
 86年、87年とも、日本シリーズを制覇し、
 工藤選手は、2年連続でMVPを獲得しています。
 まさに、日本のプロ野球界を代表する名投手となったのです。

 ところが・・・工藤選手いわく、

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

  『プロ6年目当時の私は“てんぐ”だった。
   ネオン街に繰り出し、ボトル1本以上あけての朝帰りはザラ。
   練習で汗をかきアルコールを抜く日々だった。
   これで成績を残せるはずがない。89年は4勝(8敗)に終わった。 
   特に肝臓の痛みがひどく、医者からは   
   「このままだと死ぬよ」とまで言われた。
   「工藤は終わったな」。仲間にも、そうささやかれた。
   「本当に選手生命が終わってしまう」。
    ビール、ブランデーなど家中の酒を捨てて家にこもったが、
    体調はすぐに戻らない。
    実は私自身が半分はあきらめていた』

      『日本経済新聞(スポートピア)』(2012.8.82付け 朝刊)より
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 
 私は、熱心なプロ野球ファンでもなく、
 まして、工藤選手のファンでもないので、
 工藤選手に、これほどの挫折があったとは、知りませんでした。
 
 結果が出なければ(すぐにではなくても)、
 引退を勧告される厳しいプロスポーツの世界です。

 野球一筋に生きてきた人間にとって、
 突如としてプロ野球という「生きる道」をとりあげられることは、
 どれほど辛いことでしょう。

 
 謙虚さを忘れ、てんぐとなり、後先を考えず、
 自分で自分の首を絞める「自業自得」の道を歩むとき、 
 「生き方」を改めるようにと、
 必死になって「からだ」はメッセージを送ってくる。

 その「からだの声」に耳を傾けるのか、傾けないのか、
 「生き方」を見直すのか否かは、自分次第である。

 工藤選手は、耳を傾ける。

 そして、人生のどん底を味わっているこの頃、
 「幸運の女神」に出会うことになります。
 
 90年、工藤選手はプロポーズでいう。

 「来年ダメならクビになるだろう。田舎で畑でも耕しながら、
  子どもたちに野球を教えるようになるかもしれない」
 
 「いいわよ。野球選手の工藤公康と結婚するんじゃないから」

 そう答えたのが、妻となる雅子さんでした。

 〜〜〜

 雅子さんと二人三脚で、工藤選手は、人生の底から浮上していきます。

 飲み友達から電話がかかってくると、
 雅子さんは「夫は飲むをやめました」と電話を切り、
 食事を一から見直してくれました。

 工藤選手自身もスポーツ医学に詳しい筑波大の教授を訪ね、
 スポーツ科学や運動生理学など
 トレーニングの高度な専門知識を習得していきます。

 そして91年、16勝という成績をあげ復活を果たすのです。

 工藤選手は書きます。  

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

  『今までの自分を変えられたのは、「家族を支えなくては」
   という強い自覚と、このまま終われるかという執念だった』

      『日本経済新聞(スポートピア)』(2012.8.82付け 朝刊)より
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 

 人生とは、不思議なものです!

 現役引退をも考えた工藤選手は、自暴自棄になって
 「人生最悪だ」とまで考えていたかもしれません。

 しかし、その挫折を乗り越えて、自分を、生き方を変えて
 「工藤のいる球団は必ず優勝する」と
 「優勝請負人」とまで呼ばれる選手として
 29年間の現役生活を送ることになりました。

  悪いことが、よいことにつながる。
  雨の日があって、緑は輝く。
  嵐の時があるから、台風一過の青空に感謝できる。

 「最悪だ!」と思う出来事があって、
 それがきっかけとなって、「生き方」を変えて、自分を変えて、
 人は、ひと回りも、ふた回りも大きな人間になることができる。

 だから、「悩み」とか「不安」とか「辛いコト」とか
 ネガティブに思える人生の出来事も、きっと必ず、
 未来の自分の糧となる。

 『折れない心を支える言葉』(幻冬舎)にて、工藤選手はこう書いています。 

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

  『悩みや不安がない人間は成長しないと思っている。
   悩みや不安があるからこそ、なにかが足りない、
   どうすればいいかと考える。
   自分で解決策を見つけなければと行動を起こすのだ。
   いまの自分を鏡に映して
   「おまえは本当にいままで一所懸命やってきたのか」
   「もっとやれたことがあるんじゃないか」
   と自問自答すれば、自分の真実の姿が浮かび上がってくる』

         『折れない心を支える言葉』(著 工藤公康 幻冬舎)より
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 http://www.amazon.co.jp/dp/4344020804/ref=nosim/?tag=earthshccom0c-22 

  曇りなき眼(まなこ)で見つめた自分の真実の姿は・・・?

 今日は、八月最後の日です。

 工藤選手の言葉に耳を傾けて、からだの声を聞き届けて
 「2012年夏の自分」と向き合うには、もってこいの1日です。

 季節の終わりは、新たな季節の始まり。

 夏がゆけば、秋がくる。

 自分と向き合い、

 新たな自分を用意して、新たな季節へと・・・ジャンプ!
 

 〜〜〜 

  本日は、これにて。
 
  パラリンピックが開幕し、ロンドンからまたも感動が届けられています!

  9月は、厳しい残暑となりそうですので、
  大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさってください。
   
  そして、2012年の葉月が、あなた様にとって
  生涯忘れられないような笑顔のあふれる日々で満たされることを
  心よりお祈りしています。

 

               
  
           「元氣・勇氣・やる氣、そして笑顔」で!

            

                  (^人^)        
 

                                 敬具

   平成二十四年八月三十一日

                             松山 淳より 

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 ◆自問自答◆

 1)私は、何か大事なことを見失っていないだろうか?

 2)私は、自分を支えてくれている人に「ありがとう」を言っているだろうか?

 3)私は、その辛い出来事を、他人のせいにばかりしていないだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
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 ◆104℃ WORD◆

                           「継続は天命なり」
     
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 ◆追伸◆

  今を生きるリーダーが、今を生きるリーダーたちへ贈る言葉
  第5回「リーダーの言霊」をアップしました。

  今回は、ドライバー派遣のパイオニアとしてさまざまな業態を展開してきた
  株式会社プラウドの代表取締役社長石山光博氏にお話を伺うことができました。
   ↓↓↓
  http://www.earthship-c.com/leader_word/5_ishiyama/ishiyama5_1.html

  石山社長が歩んできた「キャリアの軌跡」に耳を傾けていると、

  「人生、人との出会いで、どこでどうなるか、わからないものだな〜」

  と、ほとほと痛感いたします。
 
  経営者として、リーダーとして大切にされている言葉が
  ちりばめられています。
  
  お時間のあるときに、お読みいただけたら幸いです!
   ↓↓↓
  http://www.earthship-c.com/leader_word/5_ishiyama/ishiyama5_1.html

  それでは、よい週末を・・・!

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【ことば】
 
  「特別な人などいない。違うのは考え方だ。
                 自分をどう信じてやれるか、なのだ」 

 

                           (工藤公康)

             
           
          『折れない心を支える言葉』(著 工藤公康 幻冬舎)より

 


松山 淳 JUN MATSUYAMA

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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