ビジネスリーダーへ元気・勇気・やる気を贈るメールマガジン

『リーダーへ贈る108通の手紙』

HOME > メルマガ > 2012バックナンバー > 【15通目】

【15通目】「困ったら」人は困るから真価を発揮し進化する!

☆────────────────☆☆☆─────────────────☆
《困ったら》

                               
          『リーダーへ贈る108通の手紙4』
            http://www.earthship-c.com

                                12.07.09
                                 15通目
☆────────────────☆☆☆─────────────────☆

 リーダー様 へ

 拝啓 肌に照る 陽ざしの強さ 夏きたる

 いかがお過ごしでしょうか?

 2012年の文月が始まっております。
 今年の半分が終わり、後半戦がスタートです!

 ここのところ厚い雲におおわれていた東京の空ですが、
 今日は、朝から夏らしい青空で
 早朝、中一の息子と近所の駒沢公園まで行き、
 バスケットをして汗を流してきました。

 そういえば、先週末は、七夕でしたね!
 星空へ、どんな願いごとを届けられたでしょうか?

 先日、スーパーの一角に
 子ども向けに短冊を書くコーナーがありました。
 妻が買い物をしている間、
 私は次男(小二)と長女(幼稚園児)を連れて、
 そこで時間をつぶしました。
 折角だからと、子どもに書いてもらいました。

 次男が何と、書いたかといいますと、

 「先生に怒られないように」。

 私は思わず吹き出してしまったのですが、
 いけませんでした、いけませんでした・・・。
 本人は大まじめだったようです。

 それはつまり、日頃、いかに先生に叱られているかを
 証明しているようなもので、おふざけキャラで、
 クラスの友達を笑わせているタイプのようですが、
 実は、先生に怒られることを気にしているのだと
 次男の繊細な部分を知り
 新鮮な気づきのあった七夕の小さなイベントでした! 

 〜〜〜

 さて、そんな新鮮な気づきを「リーダーの皆さまにひとつでも」
 と、2003年7月7日に発行を開始した、
 このメルマガ『リーダーへ贈る108通の手紙』は、
 無事、9歳の誕生日を迎えて、10年目に突入しました。

 これまで読んでくださった皆さま、
 本当にどうもありがとうございます。
 心より感謝を申し上げます。

 古くから読んでいただいている方には、くり返しになりますが、
 最近、読み始めた方もたくさんいらっしゃいますので、
 メルマガの誕生日には、やはりこの言葉を思い出し、記します。

 「10年続ければ、どんなことでも
             一角(ひとかど)のものになる」

 オノ・ヨーコさんの言葉です。

 残り1年、とても一角のものへ近づいてる感覚はなく、
 むしろ、遠ざかっている気もいたします。
 
 とはいっても、初心を忘れず、
 原点の想いを、忘れないでいることが大事だと思っています。

 元オリンピック選手であり、登山家の三浦豪太さんが、 
 日経新聞で、かつてこんなことを書いていました。
  
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

   「最初にあこがれや感動がある。
    そこを起点に努力や活動の積み重ねが始まる。
    最初のあこがれや感動をどれだけ覚えていられるかで
    取り組みの質も変わる。
    (中略)
    芸術、スポーツ、冒険。
    いずれも突き詰めるほどに原点から離れがちだが、
    最初の感動に立ち返れてこそ一流」 

            『日本経済新聞』(2009.12.12付け夕刊)より
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 
 芸術、スポーツ、冒険だけでなく、ビジネスもそうですね!

 原点から離れることなく、これからも、
 ビジネスリーダーの皆さまへ

   「元氣・勇氣・やる氣、そして笑顔」

 を贈る何かを書いていきたいと思っております。

 これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

 〜〜〜
 
 とはいいつつ、このメルマガを始めた2003年当時、
 その動機について正確に思い出すことは、
 なかなか難しくなっています。

 熱い想い、高い志を掲げ始めたというのは、
 間違ってはいないのですが、
 何かそれだと自分では厚化粧をしているような
 きれいごとをいっているように思えてなりません。

 そうです、そうです、メルマガを書くにいたったのは、
 独立して、自分のことを皆さんに知ってもらうためにと、
 自己PRやセルフ・ブランドを確立する目的があったわけです。
 それをいわないとやはり嘘になるわけですし、
 気持ちの悪さが残ります。 

 今もそれほど事情は、かわりませんが、
 2003年当時の自分を考えますと、
 私の名など世に存在しないに等しい状態で、正直、

  「とても困っていた」

 わけです。

 「とても困っていた」から、
 何とかしないといけないと思い、
 いろいろと勉強をして、メルマガという媒体にたどり着き
 書き始めたわけです。

 もし、仕事がうまくいっていて、仕事に困らない
 という状態だったら、もしかすると、
 このメルマガは、生まれていなかったかもしれません。

 そう考えると、困ることは、長い目でみますと、
 悲しい現状ではなく、
 未来の道を切り開く掘削機の役割をするのだと
 この9年を振り返り、実感いたします。 
 
 〜〜〜
 
 【飲料自販機 日中の電力消費95%減】─────────

  日本コカ・コーラーが、
 「熱を伝えにくい真空断熱材で外気を遮断するほか、
  機械の継ぎ目など隙間をゴムで埋め」て、
  夜間に冷却しておくと、日中の消費電力が
  通常型の5%で済む自動販売機が開発したそうです。
        (『日本経済新聞』2012.6.12)

  東日本大震災があって、
  自動販売機は、電力を消費すると、
  やり玉にあげられました。

  昨年の夏を越えてマスコミで自販機を攻撃する記事は
  すっかり減りましたが、
  今年も「節電」をする必要はあるわけで、
  夏になれば、また批判の的になる可能性は高く、
  自販機業界、飲料メーカーは、さぞ

  「困った!」

  状態にあったのだと思います。
 
  そんなホントに困った状態になったからこそ、
  日中に95%もの電力を消費する
  新型自販機が開発されたのだと思います。
  
  もし、節電を強いられる状態でなかったら、
  困っていなかったら、もしかすると、
  画期的な新型自販機は、生まれていなかったかもしれません。

 〜〜〜
 
 【レアアース下落続く】──────────────────── 

 「ハイブリッド車(HV)や電子機器などハイテク製品に使う
  レアアース(希土類)の価格が一段と下落している」と
  新聞に出たのは、今年の5月。

  中国の独占状態(世界市場の90%)にあったレアアースは、
  昨年、価格が急騰し、入手困難となりました。

  各メーカーが
  
  「困りに、困った!」

  状態にあると、マスコミは、さかんに報道していました。

  昨年7月が価格高騰のピークだったらしいですが、
  その間、日本の技術者たちは、
  レアアースを使わないすばらしい技術を開発していきました。

  日立や日本電産がレアアース不使用の
  省エネモーターを開発しました。
  ホンダは、使用済みバッテリからレアアースを抽出し
  再利用するようになりました。

  商社は、オーストラリアや米国に調達先を求め、
  そしてなんと、我が国、
  小笠原諸島のひとつ「南鳥島」の海底に
  200年分以上のレアアースのあることが発見されました。
  
   
  ひとつの困った出来事で、
  いろいろなことが、一気に前にすすみました!

 〜〜〜

  私たちは「困ったこと」にならないように、
  日々、こまごまと予測をしたり、計画をたてたり、
  未来のことがわかるのでは!?という人に頼ってみたり、
  「困ることのないように」気をつけて生きています。
 
  とはいっても、世界の動きは激しく、
  全世界で起きていること隅々まで目を配ることは不可能で、
  ある日突然、どこからともなく、音をたてずに、
  アポ無し営業マンのごとく「困ったこと」は、やってきます。

  「事前にアポとってよ」
  
  などと言うわけにもいかず、
  困ったことに巻き込まれていきながら、
  人は時に、とても苦しい状態に陥っていくこともあります。

  そんな時、人目を気にせず、過去のプライドを捨てて、
  かつての成功体験をかなぐり捨てて、
  「困ったこと」を「困った、困った」といいながら、
  自分ひとりの力でなんとかしようとせず、
  人の助けをかりて、どうにかこうにか冷や汗流しながら
  解決しようと行動していく時、
  私たちは、それまで世界になかった新たな何かを生み出し、
  新しい自分に出会うことになります。

  たぶん、危ないのは、「ゆでがえる」の比喩のごとく
  困った状態なのに、困ったという認識がないこと。
  だから、困りごとを「困った」と感じられることは、
  とても大事な、才能なのだと思います。

  映画監督宮崎駿さんは、こういっていました!

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  
 
   「人間の内面の奧の方には、何か混沌したエネルギーやら
    個人の記憶を超えた記憶のようなものがあるんだと思うんです。
    それに従うわけです。
    (中略)
    作品というのは全部理詰めで作るとつまらないんです。
    理屈ではこうだけど、どうしてもこれではおかしい、
    これじゃつまらない、じゃあどうするか。
    理詰めじゃないものが出てくるには、本当に困らないとだめなんです」  

          『ブルータス』(2010年8月1日号 マガジンハウス)より
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 
  私も、今なお、たくさんの困ったことを抱えながら仕事をしています。
 
  それでも、その「困った」ことが、
  新たな何かを生み出す原動力になり、
  自己を成長させるテコになり、
  人生を切り拓く掘削機の役割を果たすのだと、
  そのことを、9年間、このメルマガを書き続けて確信しています。

  ───────────────────────
   ★人は、困るから真価を発揮し、進化する!
  ───────────────────────

  困った、困ったといいながら(笑)
  皆さんと一緒に、
  このメルマガも成長していけたらと思います。

 〜〜〜 

  本日は、これにて。
 
  
  ここのところ朝晩で、気温の変化がかなりあります!
  どうぞ風邪など召されませんよう、
  大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさってください。
   
  そして、2012年の文月が、あなた様にとって
  生涯忘れられないような笑顔のあふれる日々で満たされることを
  心よりお祈りしています。

 

               
  
           「元氣・勇氣・やる氣、そして笑顔」で!

            

                  (^人^)        
 

                                 敬具

   平成二十四年七月九日

                             松山 淳より 

======================================================
 
 ◆自問自答◆

 1)私は、困ったことから逃げてばかりいないだろうか?

 2)私は、困り事を、何でも独りの力で解決しようとしていないだろうか?

 3)私は、困ったことを困ったことと認識できているだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
=====================================================
 ◆104℃ WORD◆

                        「困るから成長する」
     
=====================================================

 ◆追伸◆

  このメルマガを書き始めた2003年当時、
  子どもネタ、家族ネタの多いメルマガとして、
  多くの方に認知していただきました。 
  
  今、中一となった長男は、2003年、幼稚園生でした。
  すっかり登場回数が減りましたが、
  病弱だった長男は、中学生になってぐっと身長が伸び、
  たくましくなってきました!

  バスケでは、身長がものいいますので、
  早く身長が伸びたくてしかたないようです。
  それもこれも、「伸びる可能性大」だからです。   

  この間、私、あるきっかけがあり、身長を測ったのです。
  すると、なんと「188センチ」という結果が・・・。
  「あれ、また伸びたぞ!」
  と40歳を過ぎて、身長が伸びている私です。
 
  自分でも、びっくり!

  妻にいったら「気持ちわる〜い」(笑)・・・がっくり!

  しっかり仕事でも成長せねばと、心を新たにしています。

  ということで、身長だけでなく(笑)
  このメルマガも成長していきたいと思っておりますので、
  10年目の『リーダーへ贈る108通の手紙』を
  変わらず、どうぞよろしくお願いいたします。

──────────────────────────────────────
■発 行 者:アースシップ・コンサルティング 松山淳(43才)
      〒152-0034 東京都目黒区緑が丘1-6-4
■U R L: http://www.earthship-c.com/
■ブログ :「リーダーへ贈る358の言葉」
       http://ameblo.jp/earthship-consulting

■Facebook 『がんばれ!ニッポンの上司たち』650人突破!!!
       http://www.facebook.com/Ganbare.J.Boss

■叱咤激励: j@earthship-c.com
■発  行:まぐまぐ,melma!

■資  格:・日本MBTI協会 認定ユーザー(Japan APT 正会員)
      ・日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
      ・日本メンタルヘルス協会認定  基礎心理カウンセラー。

■著  書:『「上司」という仕事のつとめ方』(実務教育出版)
       http://amzn.to/aAuNlS
      『真のリーダーに導く7通の手紙』(青春出版社)
       http://amzn.to/ctvAS4
      『名もなき人の生きるかたち』(文芸社)
       http://amzn.to/9W9XGk

■バックナンバー:http://archive.mag2.com/0000112707/index.html
※本メルマガの著作権は松山に帰属します。ですが、どうぞ自由にご活用下さい!
 「笑顔の輪」が少しでも広がる!これほど嬉しいことはありません。
───────────────────────────────────────

【ことば】
 
   「とにかく追い詰められるしかないんです、ものすごく。
              どれだけ自分を追い詰められるか。」 

 

                          (宮崎駿)

 


松山 淳 JUN MATSUYAMA

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

MBTIのリーダーシップ研修

リーダー層のマインドセットをチェンジする。世界50ヵ国以上の企業が導入するMBTI自己分析メソッドを活用したリーダー研修。資料(PDF)をメールいたします!

サーンバントリーダーシップ研修

「強さ」「有能さ」を全面に押し出すのはなく、「支える」ことでフォロワーたちを導くリーダーシップ・スタイルがあります!女性管理職、次世代リーダーに向いたリーダーシップとして好評!

アースシップ・コンサルティング・ロゴ

アースシップ・コンサルティング
〒152-0034 東京都目黒区緑が丘1-6-4 TEL&FAX(03)3725-4277

e-mail:j@earthship-c.com