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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【97通目】「個性」について考えたこと!

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《個性》

                               
          『リーダーへ贈る108通の手紙3』
            http://www.earthship-c.com

                                11.09.22
                                 97通目
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  リーダー様へ

  拝啓 台風が 空の汚れを 洗濯し

  いかがお過ごしでしょうか?

  2011年の9月、秋が深まっていっています。

  先週は残暑厳しい秋でした。

  昨日は、東京に台風がやってきました。
  大型の台風が本土を直撃し、今頃は東北のあたりでしょうか。
  とにかく各地に被害の出ないことを祈るばかりです。

  昨日、東京駅である経営者の方と会い、ご相談を受けて
  台風がひどくなる前に帰ったつもりが、最寄り駅につくと
  傘をさして一歩踏み出すのにかなり勇気のいる風と雨でした。

  傘をさすものの、強風で右に左に後ろに前にと揺さぶられ、
  傘はダンス、ダンス、私も操り人形のように踊らされました。

  最初は少しでも濡れないようにと思っているのですが、
  もう、スーツのズボンがびしょびしょになってくると、
  なにかこう「あきらめ」の感情がわいてきて、笑えてきました。

  人は抵抗しようと思って、肩に力を入れていると不快感が増しますが、
  台風の威力に圧倒され、「これはだめだ」と、
  その状況を受け入れてしまうと、あ~なるほど、逆に楽になるのだと、
  なんだ、これはカウンセリングのプロセスに似ているじゃないかなどと
  考えながら、鼻の穴に雨粒が飛び込みそうな状況下で
  傘と我が想念は、宙に飛びそうでした。
 
  今日は台風一過の青空。

  ひとつひとつ台風が通過していき

  この国は、ますます秋らしくなっていきます。

  世界の人があこがれる四季折々の日本。

  この国らしさ。

  後世へ引き継ぎたい豊かさです。      
  

  〜〜〜

  さて、明日からまたも3連休ですね。

  先週からの3連休では、我が家族は長野を旅してきました。
  夏に、土砂くずれがあったのと天候に恵まれなかったこともあり
  ついぞ行けなかった「上高地」に行きました。
  朝もやに煙る大正池。抜けるような青空に透明な流れの梓川。
  そびえる穂高連峰と白い雲。ホントに最高でした!
 
  それから、「安曇野ちひろ美術館」にも何年かぶりに
  足を運ぶことができました。
   ↓↓↓
  http://www.chihiro.jp/azumino/

  妻が「いわさきちひろ」さんのファンでして、
  私は子ども生まれる前は、それほどでもなかったのですが、
  小さな我が子を胸に抱いてから、
  岩崎さんが未来の子どもたちを想う
  そのまなざしの暖かさに圧倒されるような気がして
  美術館を訪れると、
  「どうしてこんな優しいタッチの絵が描けるのか」
  とため息がもれます。

  絵もさることながら、今回、美術館の一角にあった
  ある言葉に私は、息をのみました。

  こんな言葉です。

      
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  「およばずながら
   わたしも長い生命をもった童画家でありたいと思う。
   さざなみのような画風の流行に左右されず
   何年も読みつづけられる絵本をせつにかきたいと思う。
   もっとも個性的であるということが、
   もっともほんとうのものであるといわれるように
   わたしは、すべて自分で考えたような絵本をつくりたいと思う」

    
              「安曇野ちひろ美術館」(2011.9.17)にて
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 

   ☆「もっとも個性的であるということが、
     もっともほんとうのものである」
  

  この言葉がずしりと胸にきました。

    
  〜〜〜

  本メルマガでベトナムの経営者に向けた
  リーダー研修の講師を務めると、以前、追伸欄で書きました。
 
  「リーダーシップの概論」
  「MBTI(R)を活用した自己分析」
  「コーチングの技術」
  「人財活用の事例」

  などについて、数日に渡り話しをしました。

  このコースは2週間に及び、
  本コースのコースディレクターの私は、
  最後、受講生の皆さんの発表を講評するという大役も授かりました。

  「MBTI(R)」は1日かけて自己分析に取り組んでもらうわけですが、
  私は日本人に対してしか、研修を実施したことがなく、 
  「MBTI(R)」が、世界50カ国以上の企業で活用されている
  世界共通の人材開発メソッドとはいえ、
  本当にベトナムの方々に対して有効なのかという点が
  実のところ、とても不安でした。

  ところが蓋を開けてみると、「案ずるより産むがやすし」で
  「MBTI(R)」での各ワークの反応は、日本人と共通する部分が多く、
  国民性というバイアスを多少、感じつつ
  ベトナムの方の明るさも手伝って、研修は大いに盛り上がり
  ほっと胸をなでおろしました。

  みなさん自己分析を通して
  経営者(リーダー)としての「強み・弱み」を把握し、  
  ご自身の「個性」を再確認されていました。

  安曇野で「いわさきちひろ」さんの言葉に出会った時、
  私はベトナムの経営者の方々が
  自分の性格タイプが記述されている箇所を
  本当に興味深く読み、そして、他の人が何なのかを知り
  茶化したり、冗談を言ってみたりして
  (言葉はわからないので、そう見えるわけですが)  
  自己理解を楽しそうに深めていっている姿を思い浮かべていました。

    
  自分が何たるかを知る。

  自分の「個性」を腑に落とす。

  リーダーは「自己を知ることが大切だ」と古今東西、
  言われ続けているわけですが、
  国を越えて、その言葉の確かさを実感した
  ベトナムのトップリーダーたちとの意義深い時間でした。

  ~~~

  さて、「個性」に関して、もうひとつ。

  去る、9月20日(火)の夜に
  日本に新たなチャリティ文化を花開かせようと設立された
  「チャリティ・ポット」の創設記念の講演会がありました。
   ↓↓↓
  http://charity-pot.org/

 「チャリティ・ポット」の理事は、松山真之介さんです。

  松山さんからお誘いがあり、私、松山も足を運びました。
  同姓ですが、親戚ではありません(笑)

  書評メルマガ「Webook of the day」はメルマガ界の老舗的存在で、
  今なお発行されています。
  松山さんは作家でもあり、近著はこちらです。

  『30分の朝読書で人生は変わる』(中経出版)
  http://www.amazon.co.jp/dp/4806141186/ref=nosim/?tag=earthshccom0c-22
  
  松山さんご自身が朝読書をしつつ、メルマガを書いて、
  人生を大きく変えていった人です。

  私にとっては雲の上の個性あふれる人ですので、
  そんな評論めいたことを書くことには気がひけますが、
  某航空会社海外現地法人社長も務め
  そして今、新たな寄付文化を日本に広めようとしています。

  「チャリティ・ポット」の運営母体は「レジェンド財団」で、
  「チャリティ・ポット」の代表は鶴岡秀子さんです。

  鶴岡秀子さんといえば「伝説のホテル」ですね。

  ホテル業界とは全く無縁のひとりの女性が
  「ザ・レジェンド・ホテル」というホテルをつくりあげてしまいます。  
   ↓↓↓
  http://legendhotels.jp/dream/

  来年2012年、オープン予定だそうです。  

  講演は鶴岡さんに始まり、もうひとりの演者が
  元リッツカールトンホテル日本支社長の高野登さんでした。
  リッツは、「伝説的サービス」を提供するホテルとして
  世界的に有名です。

  お二人が「伝説とは何か」について、熱く語る姿を見て、
  私は、またも「岩崎ちひろ」さんの言葉を思い出していました。

  鶴岡さんは10歳の頃から起業家になると決めていて、
  アパレル業界に就職し、その後、
  外資系のコンサルティング・ファームに勤め、
  それからIT系の会社を起業し、それを楽天に売却して
  今、ホテルをつくろうとしています。
  
  高野さんは米国リッツカールトン・ホテルで20年間の時を過ごし
  その後、大阪リッツカールトンの立ち上げに参画し、
  今は、生まれ故郷の長野で農業に携わりつつ、
  地域を活性化させるさまざまな取り組みをされています。

  
   ☆「もっとも個性的であるということが、
     もっともほんとうのものである」

  
  私は、お二人の輝かしいキャリアの実績をさして
  個性的だと言いたいのではなく、
  お二人の姿を拝見していると、

  自分の「個性」に逆らってないというか、
  自分の「個性」を押し殺していないというか、
  自分の「個性」に素直であるというか、
  自分の「個性」に乗っていっているというか、

  うまく表現できないのですが、
  「個性」を「個性」と感じさせない
  ナチュラルさがそこにあるのです。

  ちなみに、リッツカールトン・ホテルは、
  MBTI(R)を活用していると聞いています。

  高野さんから、MBTI(R)の話しは出ませんでしたが、
  講演の内容では、リッツ・カールトンには、
  「心の筋トレ」なる社員を鍛える
  相当、充実したプログラムがあるようです。

  さてさて、それは余談で、
  鶴岡さんが「伝説」に関して、こんなことを言っていました。

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  

  「歴史上、伝説を残した人たちはたくさんいる。
   そんな偉人とよばれる人たちは数々の伝説を残し、
   今を生きる私たちの知るところとなっている。
   けれど、きっと、その偉人たちは伝説を残そうとして、
   その偉業に挑んでいたわけではない。
   むしろ、世のため人のため、自分の志のため、社会のためと、
   何かをなそうと日々、コツコツと取り組んでいって、
   その結果が、後世の私たちから見ると『伝説』となっている」

  『チャリティ・ポット創設記念講演 by 鶴岡秀子』(2011.9.21at虎ノ門)
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 

   ☆「伝説は今つくらている」

  つまり、今、「伝説」と気づくことのない何かが
  後世になってみれば「伝説」と語られるものになりうる。

  これと同じように、「個性」というものも、
  自分が「個性的」であろうとして四苦八苦するのではなく、
  上司に文句を言われ、サービス残業をして、
  部下に「早く決めてください」とつきあげられ、
  他部署の人間から「あれはどうなっているの?」と催促され
  自分とは、いったい何のと、わからなくなり
  それでも職場に毎日、毎日、足を運んで、
  苦しさや辛さを顔に出さず抱きしめて、
  そんな日々の中で、あなたの「個性」は磨かれつづけ、

  「あなたは、よりあなたらしくなっていっている
   あなたは、ほんものに近づいていっている」

  という、逆説な事実がそこにあるのではないかと思うのです。
 
  ~~~

  「いわさきちひろ」さんの息子さんで、
  安曇野ちひろ美術館の館長でもある松本猛さんの著
  『ぼくが安曇野ちひろ美術館をつくったわけ』(講談社)
  に、こんな言葉があります。

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  
  「美術館が閉じられた空間であることをやめればいい。
   空間にしばられていては、身も心も自由になれるはずがない。
   疲労困憊していたり、
   教養を身につけなければならないと緊張しているときに、
   美術とのすてきな出会いなどあるわけがない」

     『ぼくが安曇野ちひろ美術館をつくったわけ』(著 松本猛 講談社)
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 

  「個性が閉じられていると空想することをやめればいい。

   空想にしばられていては、身も心も自由になれるはずがない。

   疲労困憊していたり、

   個性を身につけなければならないと緊張しているときに、

   自分とのすてきな出会いなどあるわけがない」

  
  個性はある。
  
  個性的であるとか、ないとか、

  そういった空想から自由になりたい。

  個性はある。誰にでも。

  この世で唯一無二の存在である人。

  唯一無二の存在に

  個性がないなどということは、決してない!

  ~~~

  本日は、これにて。

  台風が無事に通り抜けることを祈ります。

  どうぞ大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさって下さい。
   
  そして、2011年の長月が、あなた様にとって
  生涯の記憶に残るようなステキな日々で満たされることを
  心よりお祈りしています。

                 
                 
             「元氣・勇氣・やる氣」で!

                 
                 (^O^)/         
 

                                 敬具

   平成二十三年九月二十二日

                             松山 淳より 

===========================================================
 
 ◆自問自答◆

 1)私は、自分の個性をどう理解しているだろうか?

 2)私は、自分で自分の個性を傷つけていないだろうか?

 3)私は、自分の個性が好きだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
==========================================================
 ◆103℃ WORD◆

                   「個性は贈りもの」
     
==========================================================

 ◆追伸◆

  〇昨日ずぶ濡れで家に帰ると、娘がやけに興奮していました。
   次男はまたも体調を崩し、ちょっとブルー気味。
   娘は、どうも台風という異常事態、その気配を察知して、
   それで興奮していていたようです。
   その姿を見ていると、なんだか昔の自分を思い出しました。
   そして、「やっぱり俺の子だな」と、
   喜んでいいのか、いけないのか、
   胸にこんがらがった糸が残っているような気分になりました(笑)  

  〇安曇野ちひろ美術館で「レターセット」を3つ、買ってきました。
   「いわさきちひろ」さんの絵がデザインされ、なかなかの逸品です。
   10/14の「笑門108倶楽部」セミナーの時に、
   じゃんけんぽんか、何らかの形で参加された方々にプレゼントいたします。

   10/14、ビジネスリーダーたちが集い、語らい、学び、笑い、運気をあげる
   「笑門108倶楽部」のセミナーにどうぞご参加を!
          ↓  ↓  ↓
   http://www.earthship-c.com/108club/108CLUB_2.html

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■発 行 者:アースシップ・コンサルティング 松山淳(43才)
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■ブログ :「リーダーへ贈る358の言葉」
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■叱咤激励: j@earthship-c.com
■発  行:まぐまぐ,melma!

■資  格:・日本MBTI協会 認定ユーザー(Japan APT 正会員)
      ・日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
      ・日本メンタルヘルス協会認定  基礎心理カウンセラー。

■著  書:『「上司」という仕事のつとめ方』(実務教育出版)
       http://amzn.to/aAuNlS
      『真のリーダーに導く7通の手紙』(青春出版社)
       http://amzn.to/ctvAS4
      『名もなき人の生きるかたち』(文芸社)
       http://amzn.to/9W9XGk

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【ことば】
 
  「しなやかな感性を取り戻した人は、
        作品が語りかける言葉を聞くことができる」

                  (安曇野ちひろ美術館館長 松本猛)
        

   『ぼくが安曇野ちひろ美術館をつくったわけ』(著 松本猛 講談社)より
         

 


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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