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【87通目】「小さな感動」安藤忠雄の建築家の原点

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《自己約束》
                               
          『リーダーへ贈る108通の手紙3』
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                                11.03.03
                                 87通目
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  リーダー様へ

  拝啓 弥生きて 立ち雛ならび 桃の花 

  いかがお過ごしでしょうか?

  2011年の弥生が、春が、始まりました!
  今日はひな祭りですね。

  男4人兄弟で育った私は、ひな人形というものを
  あまり身近に感じずに育ちました。
  結婚して妻が、「これは私が小さい時にもらったもの」と
  ひな人形を家に飾るのを、新鮮な気分で眺めたのを覚えています。

  そして、娘がうまれ、この季節になると、今、我が家には
  ふたつのひな人形が並びます。

  で、こう書いていて「なんでひな人形を飾るのだろう?」
  と疑問がわきました。
  そこでちょっと調べてみると、いろいろな説明があったのですが、
  共通している点は、こうです。

  中国で3月3日に水辺で穢(けが)れを祓(はら)う習慣がありました。
  これが日本に伝わり「巳(み)の日の祓い」として定着していきます。

  『源氏物語』にも「巳の日の祓い」についての記述があります。
  紙を人の形に切り抜き、これを人形(ひとかた)、型代(かたしろ)と呼ぶ。
  それを、水辺に流したり、舟に乗せて海へと送り出した。

  今とは違い、病によって、幼い子どもの亡くなることの多かった当時、
  身代わりとして厄を背負ってもらい、穢れを祓おうとした、
  その人形(ひとかた)が、平安、室町など各時代の文化と融合しながら
  現代まで発展してきたのが「ひな人形」だそうです。

  3月3日は、旧暦のお正月からちょうど一ヶ月後ですね。
  日本人が西洋暦を使うようになったのは明治です。

  それまでは「鬼は外、福は内」の2月の節分が1年の始まりでした。
  ちなみに、今日3月3日は、旧暦では【1月29日】です。

  【旧暦カレンダー】
   ↓↓↓
  http://www.ajnet.ne.jp/dairy/

  日本には、豊かな春夏秋冬、四季がある。
  季節の始まりは春。
  春になろうとする「さあこれから」という時が、
  1年の始まりお正月で、ちゃんと自然の悠々たるサイクル、
  つまり「季節」のめぐりあわせに「暦」がしっかりあっていたのです。

  そんなことを忘れないように、
  ひな祭り(桃の節句)、子どもの日(端午の節句)などなどが
  文化として今に継承されています。  

  文化のルーツをさぐると、そこに小さな感動があります!
  
  ということで、今日は、まだ1月ですよ〜(笑)
  なんか気分が清々しくなってきました!
  というのは、私だけかな・・・(^_^;) 

  いずれにしても、新たな季節の始まりです!
  感動する心を忘れずに、イキイキと心を躍動させて
  今という時代をたくましく、歩いていきましょう〜!  

  〜〜〜
 
  さて、「感動」を論の接着剤にして話しを続けます。

  3月1日から日経新聞名物コーナー「私の履歴書」には、
  日本が世界に誇る建築家安藤忠雄さんが登場しています。

  安藤さんが建築に興味を持つようになったのは中学2年の時、
  家が増築されていく様を見てでした。
  私は、拙著『名もなき人の生きるかたち』(文芸社)にも、
  その時の話しを、引用しましたが、
  同じ話が3/1の「私の履歴書」でも語られていました。
  私がある本から引用した安藤さん中2のお話しは、こちらです。  

  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓    
   「ともかく毎日風景が変わっていくのですから。
    二階建てにするのに、屋根を穴を開ける。
    空がぽっかり見える。
    それは子どもの私にとって、ものすごい感動でした。
    暗い長屋に突然、真っ白な光が降り注いだのです。
    子どもだった分、そのことがとても大きな仕事に思えました。
    かつてないほどの感動を覚えたのです。
    人間の力の源となるのは、やはりこの〈感動〉なのでしょうね」 

   
       『人生における成功者の定義の条件』(村上龍 NHK出版)より
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 http://www.amazon.co.jp/dp/4140808829/ref=nosim/?tag=earthshccom0c-22
   
 
 
  ☆人間の力の源は、感動である!

  安藤さんは、この「感動」を後段で「素朴な思い」と言っています。
  この「素朴な思い」があったから建築家としてやってこれたと・・・。

  建築家としての名声を手にした人から中2の自分を振り返ってみれば、
  「感動」は「素朴な思い」という控え目な表現になるのかもしれません。
  ただ、「素朴」とは「自然な」「ありのまま」ということですので、
  「素朴な思い」にこそ「力」が宿るのだと、私は思います。

  〜〜〜

  大人になると、いろいろなことに慣れてしまって、
  疲れしまって、感動できなくなる。

  よくそう言います。また、よくそう聞きます。
  「感動なんて、最近してませんね」と、ぼそり・・・。

  「感動」というと、涙をはらはらと流すような、
  全身がぶるぶる震えるような、
  そんなおおげさな人の「心の動き」を連想させます。
  
  でも、日々の生活を通して、心を潤わせ、心を豊かにする「感動」とは、
  ホントに小さな「感動」でいいのだと思います。

  「感動」とは「感じて動く」こと。
  「心がちょっとでも動くならば」それは
  「感動」と言えるのではないでしょうか。

  〜〜〜

  そして、その「感動」とは、
  海外旅行にいったり、ディズニーランドに行ったり、
  映画館にいくなどして、意識的に得られるものと、
  そうではなく、何か「向こう側」から突然やってくるような、
  不意の出来事のような、無意識の「訪れ」もあります。

  感動という名の「訪問客」は、
  当たり前のように流れてゆく日常でひょっこりと現れます。

  営業成績があがらず、役員から、または取引先から、
  厳しい言葉を浴びせられ、
  「どうしてなんだろう」と頭を抱えて帰宅した時に、  
  スヤスヤと眠るあどけない子どもの顔を見た時・・・。
  (日曜日、うっとしいと思ってたんだけどな〜)

  職場での人間関係がうまくいかなくなってしまって、
  商店街をとぼとぼ歩いていると、
  「どうしたの、元気ないね、
   明日はきっといいことあるから、ほら、笑って」と、
  なじみの八百屋のおじさんが声をかけてくれた時。
 (なんかいつも声かけてきて、うざいな〜って思ってたのに)

  反抗的で対立していた部下が異動することになり、
  その送別会の席で、酒のせいもあるのかわからないが、
  「ここまでやってこれたのは課長のお陰です、
   ホントは凄く尊敬してたんです。
   これまで厳しく育ててくれて
   ホントにありがとうございました!」と頭を下げられた時。
  (えっ!うそっ!異動と聞いて、せいせいしてたのに・・・涙)

  〜〜〜

  登場人物はかわらない。
  場面設定もかわらない。

  家、通勤経路、職場、通勤経路、家。

  いつもと同じ人と、
  いつもと同じ風景の中を私たちは生きてゆく。

  くりかえされる日常。

  でも、その日常にいつでも、
  たくさんの「小さな感動」が散りばめられ、
  まるでそれは向こう側で待っていたかのように、
  突如として私たちの前に現れ「心を潤し」去っていく。

  そんな小さな感動にいつでも、人は包まれているのだと知れば、
  そんな素朴な感動はいつでも
  あなたが感じとってくれるのを待っているのだと理解できれば、
  きっと、私たちはこの厳しい時代を心豊かに生きてゆける。
  

  小さな感動が、私たち人間の力の源になる!

  〜〜〜  

  本日は、これにて。

  弥生が始まりましたが、寒波がきています。
  これも三寒四温の季節の「らしさ」です!

  リーダーとして心豊かに活躍するため
  大切な大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさって下さい。
   
  そして、2011年の弥生が、あなた様にとって
  生涯の記憶に残るようなステキな日々で満たされることを
  心よりお祈りしています。

               
                 
             「元氣・勇氣・やる氣」で!

                 
                 (^人^)          
 

                                 敬具

   平成二十三年三月三日

                              松山 淳より

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 ◆自問自答◆

 1)私は、何かに心を動かしているだろうか?

 2)私は、何か現実を冷めた目で見すぎていないだろうか?

 3)私は、小さな感動を大切にできているだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
==========================================================
 ◆103℃ WORD◆

                           「感じて行動する」  
     
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 ◆追伸◆

 ○えーと、まず、「笑門108倶楽部」セミナー残席が8となりました。
   ↓↓↓
  http://www.earthship-c.com/108club/108CLUB_1.html

  自己洞察もまた、小さな感動のひとつです。
  もし、よろしければ、お会いできたらと思っております。
  どうぞよろしくお願いいたします!

  ○それから、個人セッションの3月の日程と場所が決まりました。
   3月は、横浜にも行きま〜す!
   仕事のことだけでなく、子育てのことなどもお聴きしていますので、
   お父さん、お母さん、もし、何かありましたら・・・。 

   【セッション料 5,000円〔50分)〜】
    ・3月15日(火) 丸の内パシフィック(8F)
    ・3月17日(木) 有楽町イトシア(12F)
    ・3月23日(水) 横浜ランドマークタワー(20F)
    ・3月24日(木) 有楽町イトシア(12F)
      ↓↓↓   
   http://www.earthship-c.com/Personal_consulting.html
 
  ○ここのところ次男(6歳)が荒れていました。 
   ちょっとしたことで怒り、妹と喧嘩したり、泣き叫んだり。
   やっぱり幼稚園に「さよなら」するのが寂しいようです。
   また、4月からは小学生ですので、それを無意識に感じていて、
   言葉にはしませんが、こみ上げてくる感情をうまく処理できなくて、
   ちょっと混乱しているようです。

   次男も家でよく絵を描きます。
   先日の絵は、その複雑さがよく表現されていました。
   ユング派の見方では、絵を四つの領域にわけます。

    左上【未来】 右上【現在】
    左下【過去】 右下【すぐの未来】

   次男の絵は、全体のテーマとしては「洞窟の中の冒険」といった感じでした。
   洞窟といった時点で、心の深層を表現しようとしているわけでして、
   ちょうど右上のところに、ギザギザの鋭い刃物がたくさん描かれていました。
   そして、刃物がその下を通ると、落ちてくるというのです。
   彼の【現在】の心的風景が、象徴的に表現されていると感じました。

   春は「希望」と「不安」の季節。

   息子と一緒に乗り越えていこうと思います!

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■発 行 者:アースシップ・コンサルティング 松山淳(43才)
      〒152-0034 東京都目黒区緑が丘1-6-4
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■叱咤激励: j@earthship-c.com
■発  行:まぐまぐ,melma!

■資  格:・日本MBTI協会 認定ユーザー(Japan APT 正会員)
      ・日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
      ・日本メンタルヘルス協会認定  基礎心理カウンセラー。

■著  書:『「上司」という仕事のつとめ方』(実務教育出版)
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      『真のリーダーに導く7通の手紙』(青春出版社)
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      『名もなき人の生きるかたち』(文芸社)
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【ことば】     

  「ただ「モノが造る仕事がしたい」という素朴な思いだけで、
   建築の道を志すようになったのです」

                              (安藤忠雄)
        

       『人生における成功者の定義の条件』(村上龍 NHK出版)より

 


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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