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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【82通目】「優しく」自分を大切にするコトの大切さ!

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《優しく》

                  
          『リーダーへ贈る108通の手紙3』
            http://www.earthship-c.com

                                10.12.27
                                 82通目
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  リーダー様へ

  拝啓 年の瀬に 我が手をながめ ありがとう 

  いかがお過ごしでしょうか?

  2010年も、クリスマスが終わり、後わずか。
  本年、最後のお手紙となります。

  1年間、お仕事、ホントウにお疲れさまでした。
  今年もさぞ、いろいろなことがあったと思います。

  嬉しかったこと、涙がこぼれたこと、笑顔がはちきれたこと、
  どんより落ち込んだこと、目標を成し遂げ達成感に酔いしれたこと、
  仕事で失敗してしまったこと、でも、そこから立ち直ったこと・・・。

  人生悲喜こもごも。
  禍福はあざなえる縄のごとし。   

  何かといろいろなことのあるのが人生で、
  その「色々」が白も赤も黒も黄色も青もあって、
  彩り豊かな人生を創造してゆく。

  人生の一瞬、一瞬は、再生不可能な一瞬。
  取り戻すことのできない一瞬。

  今日と全く同じ日は、どこにもない。
  世界中さがしても、それを見つけることはできない。
  
  一回性の奇跡。

  その奇跡を物語してみれば、
  どんな人の人生だって誰かに感動を与える作品となる。
  「つまらない」「うまくゆかない」「平凡だ」と、
  不平不満をもらす日々でも、確かに奇跡は、進行している。
  声をひそめ、しのび足で、音をたてずに・・・。
  
  寡黙なる芸術作品。

  それこそが、私たちの人生。
  そんな自分にしか創ることのできない人生という名の芸術作品を
  毎日、毎日、この2010年も誰もが創りあげてきました。
  人生をつくるアーティストとして、大いなる創造性とともに。
  
  今は亡き、心理療法家河合隼雄さんにこんな言葉があります。
  
  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓   
   「創造性というと選ばれた者だけのもののように思われるかもしれないが、
    私は沢山の人と心理療法の場でお会いしてきて、
    人間というものはすべて、その人の人生を創造している、
    生きているということ自体が創造活動である、と思うようになった。
    つまり、すべての人間は芸術家として、
    世界に唯一の作品、つまり、自分の人生を創りあげてゆくのである」
    
       『ナバホへの旅 たましいの風景』(河合隼雄 朝日新聞社)より
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

  

    ★人は誰もが世界に唯一の作品を、日々、創造する芸術家である。

 

  〜〜〜
   
  と書いて、はたと私は、2010の自分をふりかえり、
  「それだけ創造的なことしたかな?」と冷や汗が出てきます。

  失敗をたくさんしましたし、いくつもの目標を達成していません。
  それらのことを列挙すれば、恥ずかしくなるばかりです。

  ただ、河合さんは、常にその人の人生全体を俯瞰している。
  どんな人生作品が描かれるのか、
  キャンバス全体に平等に注意が注がれている。
 
  黒が塗られて「私の人生、黒ばっかりです」と、
  黒にとらわれ、黒に意識を支配されてしまっている時は、
  黒の話をどれだけでもすればいい。
 
  その時、カウンセラーは、黒が白になるかもしれないし、
  黒から虹色が創造されるかもしれないし、
  はたまた、鮮やかで爽やかな空色が、
  誰か他の人の手の助けがあって塗られるかもしれないと
  黒という「部分」に着目しつつ、常に、黒以外の「全体性」に注意を向け、
  その人の可能性に心をひらいている。

  雨は降る。どんな人にも雨は降る。
  雨は気分をブルーにする。
  でも、止まない雨はない。

   12月21日の夜中、東京に激しい雨が降った。
   私は仕事で遅くなり終電間際の電車で最寄り駅に降りた。
   ばたばたと音をたて、傘の役にたたない雨がふっていた。
   一夜明けて朝、バルコニーに立った。
   東の空にあった太陽の輝きは、2010年でも、
   指折りの素晴らしい光に満ちていて、深い感動を味わった。
   
   前夜、私は、かばんもスーツもずぶ濡れになってしまい、
   確かに、雨を恨んでいた。
   朝、私は、東京ではそう経験できない光に包まれ感謝していた。

   雨が東京の空にある様々なよどみを洗濯してくれたからだ。
   恨みの雨は、同時に、恵みの雨であった。
    

  例え、苦しく辛く情けない後悔するような経験であっても、
  それらも人生という芸術作品を構成する大切な要素なのだから、
  失敗や悲しいことや辛いことを
  安易に捨て去ってはいけないし、拒絶してもいけない。

  ネガティブだと思う絵の具の色もまた、
  人生の色合いを豊かにするひとつの色彩なのである。
 
  〜〜〜
  
  仕事納めで、もうお休みに入っている方もいると思います。
  いやいや、休んでなんかいられない、
  年末年始こそが1年で一番忙しい、まさに繁忙期だ、
  という方もいると思います。
  
  いずれにしても間もなく2010年が終わります。
  まだまだ働くにしても、ひとつ区切りですし、
  確かに2010年の元旦から、時が流れ、その間、働き、ここまできました。

  そのことを、ひとつの誇りとして、
  1年の終わりを迎えようとする今、どうぞ、自分に優しくなってください。

  甘やかすという意味では決してありません。
  自分を「思いやる」といった方がいいでしょうか。

  ハーバード大の教授タル・ベン・シャハーの著
  『ハーバードの人生を変える授業』(大和書房)に、
  こんなことが書かれてありました。  
 
  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
    近年心理学者のマーク・R・レアリーは、とくに困難な時期においては、
    自己信頼感よりも自分に対して
    思いやりの気持ちをもつほうが効果的であることを発見しました。
    自分に対する思いやりとは、つらい思いや感情をそのまま受け入れて、
    困難な出来事が起こることは仕方がないことだと認め、
    自分自身に優しくしようとする気持ちのことです。 

      
             『ハーバードの人生を変える授業』(大和書房)より
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 http://www.amazon.co.jp/dp/4479793054/ref=nosim/?tag=earthshccom0c-22

  自分に優しくなんて、何か歯が浮くようです。
  自分を愛する、なんて聞くと、うまくその言葉を飲み込めません。
  なんだかそれこそ「エゴ」の固まりじゃないか、
  利己的じゃないかと、思えてしまう。 
     
  でも、そうじゃないんですね。
  『ハーバードの人生を変える授業』に
  こんな素敵なダライ・ラマの言葉がありました。

   ─────────────────────────
    ★深遠な思いやりとは、
     利己主義が高度に発達した形態に過ぎません。
   ─────────────────────────
  
  なるほどです。そう考えればいいんですね。
  自分を思いやることは、確かに利己主義に通じているのかもしれないけれど、
  利己主義を高度に発達させたひとつの形態であって、
  似て非なるもの、次元の異なるものだと・・・。

  ですので、すでにお休みの人も、これから忙しくなる人も、
  どうぞ自分を「思いやる」年末になさってください。

  自分を「思いやる」ことで、
  誰かを「思いやる」心のエネルギーがムクムクと湧いてきます。
  そのエネルギーこそが、人の上にたち、誰かを「思いやる」立場にある
  リーダーとして、とても大切なものです。

  終わりよければ全てよし。  
  終わりのよしとは、自分を思いやることでつくられる。

  2010年の店じまい。
  ひとりの芸術家として、どうぞ存分に自分を思いやってください。 

  〜〜〜

  本年は、これにて。

  東京もクリスマス寒波のせいか、かなり冷え込んでいます。 
  大切な大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさって下さい。
   
  そして、2010年のホントに残り少ない師走が、
  決して忘れることのできない、実り多い時間となることを
  さらに、来るべき新たな年、2011年が、あなた様にとって
  輝かしい感動に包まれる年となることを心よりお祈りしています。

               
                 2011年も   
             「元氣・勇氣・やる氣」で!

           良いお年をお迎えください!

                 
                 (^人^)               
 

                                 敬具

   平成二十二年十二月二十七日

                              松山 淳より

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 ◆自問自答◆

 1)私は、自分に厳しくなり過ぎて、他人にも厳し過ぎないだろうか?

 2)私は、自分を元気にさせる習慣をもっているだろうか?

 3)私は、自分に優しくすることを忘れていないだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
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 ◆103℃ WORD◆

                            「終わりは始まり」  
     
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 ◆追伸◆

  改めまして、1年間、ホントウにお疲れさまでした。
  そして、1年間、本当にどうもありがとうございます。

  お陰様で今年は、本通含めて、25通のメルマガを配信することできました。
  平均すると月に約2通というペースです。

  私の2010年は、ひどいぎっくり腰で幕があき、1月はほとんど動くことがきず、
  このメルマガを書くことさえできず、先ゆきの思いやられるスタートでした。
  でも、いろいろな人との出会いがあり、それらの人たちに支えられ、助けられ、
  なんとか1年間を無事に過ごすことができました。
  そういった意味で、今年も幸運でした。

  本通が82通目。ですので、108通まで残り26通。
  大過なく過ごすことができれば、来年の今頃は、
  このメルマガ第3弾の最終号(108通目)を発行できると思います。
    
  第3弾の始まりは、2008年の七夕(7/7)の日でしたので、
  足かけ約3年半でのゴールとなりそうです。

  メルマガ第3弾を完成させることが、2011年の私のひとつの目標です。
  その他、六本木ヒルズなどでの個人セッションを始めますし、
  来年こそは1冊、本を出版しようと、今動いていますし・・・などなど、
  いろいろと目標があります。
  
  いずれにしても、どれもこれも、
  決してひとりでは成し遂げられないことばかりで、
  来年もまた、お世話になることと思います。
  叱咤激励、ご指導ご鞭撻、感謝感激(!?)のほど、
  2011年も、どうぞよろしくお願いいたします。
 
  なんだか最後、堅くなりましたが、肩から力を抜いて、それでは、笑顔で!

  「素晴らしい新たな年、2011年をお迎えください!」

  2010年、1年間、本当にどうもありがとうございました。

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【ことば】

   「自分自身に対する思いを他者との関係に広げていく」

                         (ダライ・ラマ)
        

            『ハーバードの人生を変える授業』(大和書房)より

 


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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