ビジネスリーダーへ元気・勇気・やる気を贈るメールマガジン

『リーダーへ贈る108通の手紙』

HOME > メルマガ > 2010バックナンバー > 【80通目

【80通目】「自己感謝」働くことは誇れること!

☆────────────────☆───────────────────☆
《自己感謝》

                  
          『リーダーへ贈る108通の手紙3』
            http://www.earthship-c.com

                                10.12.01
                                 80通目
☆────────────────☆───────────────────☆

  リーダー様へ

  拝啓 白い息 ポインセチアの 咲く街で

  いかがお過ごしでしょうか?

  2010年、いよいよ師走に突入です!
  今年、最後の月となりました。
  紅白歌合戦の出場者も決定し、街はすっかりクリスマス。
  先週末、富士山を眺めようと山中湖に行きましたら、
  半分とまではいきませんが、山の上の方は
  もう真っ白な雄大なる富士の山でした。
  その日天気がよく、目を凝らすと、雪煙の舞い上がるのが見えました。

  冬の到来!

  またひとつ季節のページがゆっくりとめくられてゆきます。

  〜〜〜
  
  さて、日経新聞で「なるほど」と思う記事を読みましたので、
  本通は、そちらをネタに話を広げてゆけたらと思います。
  記事を書いた人は東洋英和女学院大学学長の村上陽一郎氏です。
  村上氏は、科学史家、科学哲学者として著名です。

  ネタは「プロフェッショナル」と「アマチュア」です。

  記事で私が面白いな〜と思ったのは、「アマ」の原義なのです。  
  日本語で「プロ」に対して「アマ」と言う時、
  「アマ」には「素人」という意味合いがあります。
  ところが「アマチュア」の原義は「素人」ではないというのです。
  
  「アマチュア」は、ラテン語の「amo」の派生語で、
  「愛する人」が原義だとか。
  フランス語の「恋人」(アマン)は、このお仲間のようです。
  つまり・・・・、

   ★「そのことが好きで好きでたまらないからやる」
 

  これが「アマチュア」という言葉に本来、含有されている概念的要素です。
  だから「プロに比べて技能が劣る」という意味での「素人」だと
  ちょっと原義からずれているわけですね。

  そこで村上氏は、こう書きます。

  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓   
   「いわゆる「プロ」のなかにも「アマ」はいて当然だし、
    逆に「アマ」でない「プロ」は不幸なことにもなりかねない。
    かつて科学者は、自然の神秘を愛し、
    それを解き明かすことに生涯をかける「アマチュア」だったが、
    職業化した現在の科学者のなかには「アマ」ではない人もいるのでは」

    
              『日本経済新聞』(2010.11.25付け夕刊)より
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

  「プロ」の中の「アマ」。
  「アマ」でない「プロ」。

  
  つまり、お金のためだけにイヤイヤ仕事をしていたら、
  それは「プロ」の中の「アマ」ではなくて、
  「アマ」でない「プロ」ということになる。
  報酬を得ながら、やっぱりその仕事が好きだからやっている。
  それが「プロ」の中の「アマ」ということになる。

  〜〜〜

  しかし、実際はどうであろうか。
  私たちは、残念ながら、
  誰もかれもが自分の好きな仕事をしているわけではない。
  好きな仕事だけできるわけではない。
 
  会社には異動がある。
  広報部の仕事が好きで好きで、徹夜もいとわずバリバリ働いていたら、
  ある日、営業部へ行ってくれと辞令がくだる。
  営業の仕事が好きで、外回りに醍醐味を感じ頑張っていたら
  1日外に出ることのない、総務部へ異動となる。

  なぜ?どうして? 
  ふてくされ、モチベーションは急下降だ。

  でも、イチロー選手はこんなこと言ってます。

  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  

   「キライなことをやれといわれてやれる能力は、後でかならず生きてきます」 
   
          『夢をつかむイチロー262のメッセージ』(ぴあ)より
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

  組織で働くということは、
  自分の意志だけではどうにもならないことを受け入れ続けることだ、
  好きだった仕事をあきらめ、嫌いな仕事をしている自分を許すことだ。

  村上氏の言う意味での「アマチュアリズム」からは、遠のく。

  でも、それでいいのだと思う。
  嫌いな仕事は嫌いでいい。
  それでも私たちは働くのだ。何かのために。

   自分のため?
   家族のため?
   会社のため?
   社会のため?
   未来のため?

  いったい何のためだろう?
  もしかしたら、何のためでもないのかもしれない。

  朝、疲れたからだを無理やりに起こして、ベットからはいだし、
  食パン1枚口にほおりこんで、満員電車で押しつぶされ、
  職場に足を運び、嫌いな役員に頭を下げて、命令をきいて、
  傲慢な取引先の無理な納期をなんとか間に合わせ、
  なのに、感謝の言葉ひとつなく、ひとり奥歯をかみしめ怒りを隠し
  顔を合わせたくないクライアントをつくり笑いで接待し、 
  誰もが携帯電話の画面をのぞき込み親指をせわしく動かしている
  異様な光景の深夜目前の電車に飛び乗り、
  最寄り駅の改札を抜けて、冷たい風に吹かれ、深いため息をつく。

  冬の透明な夜空に星が瞬いている。
  その光の多くは何千年、何億年前にはなたれ地球に届けられた光だ。

  このままでいいのだろうか?
  私はどこへゆくのだろう?

  現実と非現実の狭間を浮遊し、自分の存在が危うくなる。
  意識が宇宙にすいこまれそうになり、足もとがふらつく。
  くたびれた革靴をはき、明日もまた似たような毎日がやってくる。
  
  それでも、働くのだろう。北風に吹かれながら。
  嫌なことをぐっと我慢して。
  噂話や根拠のない批判や正確でない人事評価を受け入れながら
  部下が起こした問題を処理して、取引先に頭を下げて、
  役員会の説明資料をつくり、
  一歩、一歩、この人生を歩んでいくんだ。
  縄張り意識の強い別部署の決して好きになれない人間や仕事を相手に
  今日も、明日も、明後日も、格闘を繰りひろげるのだ。

  何かのために、誰かのために、いや何のためでもなく・・・。  

  そうして働いている自分。    
  けっこう、がんばっていないか?
  今年ももう12月、1年間やってきたな〜。
  社会に出て、何年たっただろう?
  何年、働きつづけてきたのだろう?
  5年?10年?15年?
  ずっと、ずっと、働いてきた。働きつづけてきた。
  それってけっこう、すごいことじゃないか?
  誇れることじゃないか?

  働くことは尊い。
  働きつづけることは尚、尊い。 
  だから、働くことは誇れること。

  ここまで働きつづけてきた、そんな自分を好きになれないか? 
  好きなんて言葉は、歯が浮くようで受け入れがたいけれども、
  なんだかバカらしくて、アホらしくて・・・涙がこぼれそうだよ。
  でも、星屑がちらばる空の下なら、自分を認めてあげることは、
  ちょっとだけ、できるんじゃないか?
  自分を少し、ほめてあげることはできるんじゃないか?
  だから自分に「ありがとう」を言えるんじゃないか?
  感謝、できるんじゃないか・・・?

 

  自分よ、「ありがとう!」
 

 
  〜〜〜

  嫌いだった仕事が好きなった人もいる。
  好きだった仕事が嫌いになった人もいる。
  心はかわる。人はかわる。
 
  でも、かわらないのは、一生つきあう自分という存在。
 
  1年の終わりの師走。
  終わりよければ全てよし!
  そんな月に大切なことは、自分に感謝すること。
  その感謝が心にエネルギーを与え、年末の忙しさを乗り越える力になり、
  終わりの「全てよし」をつくりだす。
  
  自分に「ありがとう!」 
 
  さあ、師走の目標です!

  〜〜〜

  本日は、これにて。

  ついに12月ですね。冷たい北風吹く日はマフラーを忘れずに。
  手洗い、うがいをよくして、風邪など召されませんよう、
  どうぞ大切な大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさって下さい。
   
  そして、2010年の師走が、あなた様にとって
  決して忘れることのできない、実り多い時間となることを
  心よりお祈りしています。

        
                  
             「元氣・勇氣・やる氣」で!

                 (^人^)
                                   
 

                                 敬具

   平成二十二年十二月一日

                              松山 淳より

======================================================
 
 ◆自問自答◆

 1)私は、自分のことを卑下ばかりしていないだろうか?

 2)私は、自分のことをたまには褒めているだろうか?

 3)私は、自分に「ありがとう」を言えているだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
======================================================
 ◆103℃ WORD◆

                            「感謝は力」  
     
=======================================================

 ◆追伸◆

  いや〜、今年もついに師走がきましたね。
  手帳はもう買いましたか?
  アナログな私もついに決意を固め、携帯電話会社はソフトバンクなので
  スマートフォンの「iphone」を買おうと思っています、今週には。
  私はマック派でして、「iphone」があれば、確かマックにある
  スケジュール管理ソフトと共有できるので(たぶんですが)
  来年の手帳は買わずにいこうと思います。

  でも、「iphone」使いこなせるかな〜!?

  本を読むのは好きなのですけれど、説明書読むの、
  ものすごい苦手なんです。嫌いなんです。
  電話は話せればいいと思っているタイプなので、ちょっと不安です。

  「iphone」を使いこなしている先輩方。
  もしわからないことがあったら訊くと思いますので、
  その時はどうぞよろしくお願いいたします(笑)

───────────────────────────────────────

【ことば】 

  「苦しいことの先に、あたらしいなにかが見つかると信じています」

                              (イチロー)
        

            『夢をつかむイチロー262のメッセージ』(ぴあ)より

 


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

MBTIのリーダーシップ研修

リーダー層のマインドセットをチェンジする。世界50ヵ国以上の企業が導入するMBTI自己分析メソッドを活用したリーダー研修。資料(PDF)をメールいたします!

サーンバントリーダーシップ研修

「強さ」「有能さ」を全面に押し出すのはなく、「支える」ことでフォロワーたちを導くリーダーシップ・スタイルがあります!女性管理職、次世代リーダーに向いたリーダーシップとして好評!

アースシップ・コンサルティング・ロゴ

アースシップ・コンサルティング
〒152-0034 東京都目黒区緑が丘1-6-4 TEL&FAX(03)3725-4277

e-mail:j@earthship-c.com