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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【66通目】「みとめる」自己を承認できるから、他者を承認できる!

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《みとめる》
                  
          『リーダーへ贈る108通の手紙3』
            http://www.earthship-c.com

                                10.04.16
                                 66通目
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  リーダー様へ

  拝啓  新緑の 季節めがけて 桜舞う

  いかがお過ごしでしょうか?

  2010年の卯月も中盤となりました。
  我が家の桜並木は、どんどん葉桜へと変身しています。
  そんな中、八重桜が見頃になっています。
  
  自由が丘へとつづく桜並木には、
  大島桜、染井吉野、八重桜があります。
  開花の順番もこのとおりで、
  まず大島桜が咲き出して、その後、染井吉野となり
  そして、八重桜が開花します。
 
  今年の春、東京は気温の上下が激しく、
  暖かい日と寒い日が数日おきにやってきます。
  新聞には「冬ものが出てこない」と
  クリーニング業界の声がのっていました。
  なるほど。そうですよね、寒さがまた戻るかと思うと
  冬物をなかなか出せませんよね。
  我が家もまさにその通りです。
 
  深夜、書斎で仕事をしている時、
  まだデロンギの暖房をつける日があります。
  寒い日がまだまだ残るからか、今年は、昨年より
  桜を長く見ることができているように感じます。

  そんな春のこと、長女の入園式がありました。
  園庭にある、染井吉野の花びらがハラハラと舞っていました。
  親子での集合写真。
  その日は、5月上旬なみの暖かさ。
  桜の花びらが宙に舞う趣のある光景のなかで
  記念撮影が行われ、無事、終了・・・。

  いや、無事と言えるのかな・・・!?

  3歳の娘は我が子のなかで、一番、気が強いです。
  すでに「肉食女子」の気配が漂っています(笑)

  入園式の式典も、途中からあきてしまい、
  妻の膝に上で寝たり起きたり、足をばたばたとさせ、
  隣の子に足があたったりして、それはそれは、大変でした。
  そして・・・最後、大泣きです。
  妻は、汗だくになっていました。
    
  やれやれ!

  私の娘を部下にもったら大変そうです(笑)

  〜〜〜

  さて、先週は日経新聞から「モチベーション」に関する
  アンケート調査をご紹介して、論を進めました。
  先日、ふと「アエラ」をコンビニにみかけると
  総力特集「上司と部下」という言葉が目に飛び込んできました。
  立ち読みして、さっとページをめくると
  
  「氷河期部下にはモチベアップ上司」と書いてありました。

  迷わず買いまして、読むと、前通にて、
  このメルマガに書いたことと重なっていることが多く、
  なるほど、とうなづきました。

  ちなみに、この特集は「女子社員」を対象にしたものでした。
  以下のアンケートは、全て女子社員が回答したものです。
  ただ、モチベーションのことを考えると
  「男子社員」のケースでも、十分に参考になると思います。

   まずひとつ、アンケート結果を・・・。
   有効回答数は109人です。対象は20代後半から30代の女子社員です。
   上司との関係に満足している部下(女性)の、その理由です。

  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  
 
    「上司との関係に満足している人は、どんな点で?」(複数回答)

    【1位】 仕事を任せてくれる               42人
    【2位】 勤務や残業の状況を気遣ってくれる        32人
    【3位】 プライベートなことまでコミュニケーションできる 24人 
    【4位】 頻繁に声をかけてくれる             22人
    【5位】 プライベートに立ち入らない           12人 
 
              『AERA 』(2010.4.19号 朝日新聞出版社)より
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  
  女性の部下をおもちになっている上司の皆様、いかがでしょうか?
   
  【3位】の「プライベートなことまでコミュニケーションできる」
  を「意外だ!」と思われる方もいると思います。
  一般的なイメージでは、【5位】の「プライベートに立ち入らない」が
  上位に来そうですが、この項目を選んだ部下の方たちは、
  プライベートのことまで話せるからこそ
  「上司と部下の関係」に満足していると考えられます。

   ★「自己開示」は、心理的な距離を縮める。
  

  この心理法則は、いつの世も変わらないようです。

  誰にだって秘密にしたいプライベートなことはあります。
  それを根掘り葉掘り上司が聞き出すことは必要ないですし、
  してはいけないことでしょう。
 
  ただ、職場で「自分を出せない」でいることは、ストレスになります。
  これは上司の方でもそうですよね。 
  「秘密の自己」をずっと抱えたまま働き続け、
  それが肥大していくと、やがて心が疲れてしまいます。

  「プライベートなことを話す」には、
  「秘密の自己」の肥大化を防ぐ効果があります。

  ですので、「世間話」を「無用」だと思わないでください。

   ★「無用の用」

  という言葉がある通り、
  「効率的」「合理的」「無駄をはぶく」という言葉が重んじられる
  今の職場では、「無用」だと思うものの中にこそ、
  部下の心を潤わせるヒントがちりばめられているのだと思います。
  
  〜〜〜
  
  今回のアエラの結果を見ますと・・・、
  【1位】の「仕事を任せてくれる」は「権限の委譲」「責任範囲の拡大」
  などのテーマで、「責任感」「達成感」につながるもの。
  【2位】〜【4位】までは「コミュニケーション」に関するものです。
 
  【4位】の「頻繁に声をかけてくれる」は、
  ギスギスした職場が多くなった今、とても大切な上司の作法ですね。

  では、どんな言葉をかけてもらったら嬉しいのか?
  その具体例が記されていましたので、ご紹介します。

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  

   「これまで上司からかけてもらって最も嬉しかった言葉は?」

  ■「キミの書く文章、好きだよ」
   優秀だとか、売り上げが伸びたというよりも自分が気にしていた
   要素だったのでグッときた。(メディア 30代前半)
     
  ■「戻ってきてくれて本当によかった。お子さん優先で構わないけれど
   頼りにしているから」
   と育休からの復帰を喜んでくれた(教育 30代前半)

  ■「自分がよかれと思ったことをしなさい」
     顧客への提案で社内調整に疲れていたときに。(IT 30代後半)
 
  ■「おまえの人事は当たりだった」
    上司の勧めで営業に異動し、何もわからず悩んでいたが、
    年度末に「敢闘賞」をもらった。(コンサルティング 20代後半)

  ■「一番大事なのは、あなたが心地よく働けること」
   上司とうまくいかなかった前の部署から異動してきたときに(IT 30代後半)

  ■「ありがとう」
    コピー取りなど小さな作業で感謝されると、
    どんな仕事でも頑張ろうと思える(メーカー、30代後半)
    
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

  その他ありますが、以上で十分かと思います。
  最後の「ありがとう」という言葉と、部下の方のコメントに
  全てが集約されています。
  以上の6項目の言葉、全てに共通しているのは

   ★「みとめる」

  ということですね。

  「承認」というと言葉が堅いですが、
  部下がその会社で存在する価値を「みとめる」言葉が、ずらりと並びました。
  「褒める」だけではありませんね。
  前通にて記しました、以下のマズロー欲求5段階説で言えば
  4段階目の「承認欲求」を、上記の言葉たちは満たしているわけです。

   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

              第5段階           高次
 
             自己実現の欲求          ↑
                              │
           第4段階 承認の欲求         │
                              │
          第3段階 社 会 的 欲求       │
                              │
        第 2 段階 安 全 の 欲 求      │

       第 1 段 階  生 理 的 欲 求    低次

   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
  〜〜〜

  4/14の夜、FM TOKYO「クロノス」という番組での
  コメントを収録するため、電話での取材がありました。
  4/15の朝、私の声がラジオから流れました。
  ぎこちない喋りで、ちょっと自己嫌悪に・・・。

  収録の時、緊張してしまい、
  自分でもうまくできていないな〜とわかりました。
  でも、私が喋り終わると、
  電話の向こうにいる顔も知らぬディレクターさんが、こう言うのですね。

  「ばっちりです。いいいですね。何の問題もありません」

  うまいな〜と思います。

  2度、収録したのですが、そのたびに「ばっちりです」と最後に。

  自分ではだめだとわかっていても、
  なんだか、その言葉にはホントに救われました。

  まさに私を「みとめてくれた」言葉でした。

  マズロー著『人間性の心理学 モチベーションとパーソナリティー』
  (産能大出版)に、「承認欲求」について、こう書いてあります。
   
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  

  「我々の社会では、すべての人々(病理的例外は少し見られる)が
   安定したしっかりした根拠をもつ自己に対する高い評価、自己尊敬
   あるいは自尊心、他者からの承認などに対する欲求・願望をもっている。
   これらの欲求は、二分することができる。
   第一に、強さ、達成、適切さ、熟達と能力、世の中を前にしての自信、
   独立と自由などに対する願望がある。
   第二に(他者から受ける尊敬とか承認を意味する)評判とか信望、
   地位、名声と栄光、優越、承認、注意、重視、威信、評価などに
   対する願望を呼べるものである」

        『人間性の心理学 モチベーションとパーソナリティー』
                  (著 A.H.マズロー 産能大出版)より
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
http://www.amazon.co.jp/dp/4382049245/ref=nosim/?tag=earthshccom0c-22

  アエラのアンケートで【1位】「仕事を任せてくれる」は、
  まさに上記の第一と第二を満たすものですね。

  「仕事を任せてくれる」ことによって、
   自分の達成度合い、熟練と能力(第一)を知ることができ、そして
   他者からの評価や信望(第二)を理解し、承認されていると感じる。

  部下をみとめてあげること、そして、もちろん、
  リーダーが自分自信をみとめること・・・大事ですね!

 

   ★自己を承認できるから、他者を承認できる。

 

  「I am OK」「You are OK」で、今日もいきましょう!
 
  〜〜〜

  本日は、これにて・・・。

  このメルマガを書いている4/15は冬のようでした。
  4月でこの寒さは珍しいです!
  どうぞ風邪など召されませんよう
  大切な大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさって下さい。
   
  そして、2010年の卯月が、あなた様にとって
  決して忘れることのできない、実り多い時間となることを
  心よりお祈りしています。

        
                  
             「元氣・勇氣・やる氣」で!

                 
                  (^人^)
                 
 

                                 敬具

   平成二十二年四月十六日

                              松山 淳より

===========================================================
 
 ◆自問自答◆

 1)私は、部下の力を認めているだろうか?

 2)私は、部下が自分に価値があると感じられる言葉をかけているだろうか?

 3)私は、自分を認めることができているだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
==========================================================
 ◆103℃ WORD◆

                      「認めると認められる」  
     
==========================================================

 ◆追伸◆

  先日のこと、私宛の封筒が届きました。
  ずしりと重い。外からの感触で本が入っていることがわかる。
  実務教育出版からです。「献本かな」と一瞬思いましたが、
  いやこれは違うぞ「あれだ!」と直感が働き、
  あわてて封を切ると、予感は的中しました。

  ついに『「上司」という仕事のつとめ方』の韓国版が完成しました。
  装丁デザインは、こんな感じです!
   ↓↓↓
  http://ameblo.jp/earthship-consulting/day-20100414.html
 
  いや〜嬉しいですね。
  涙がこぼれそうになりました。

  決して売れている本ではないので、こうして外国版が出て、
  海を越えて異国の地へ私の想いが伝わり、
  どなたかの心にメッセージが届けられると考えると
  ちょっと大げさですが、大きなロマンを感じ身震いがしてきます!

  皆様、本当にどうもありがとうございました!

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■発 行 者:アースシップ・コンサルティング 松山淳(41才)
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【ことば】
 
   「自尊心の欲求を充足することは、自信、有用性、強さ、能力、適切さ
    などの感情や、世の中で役に立ち必要とされるなどの感情をもたらす」

                          (A.H.マズロー)

        
           『人間性の心理学 モチベーションとパーソナリティー』
                  (著 A.H.マズロー 産能大出版)より


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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