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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【63通目】「継承-1」結果はでなくていい、正攻法でいけ!

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《継承-1》
                  
          『リーダーへ贈る108通の手紙3』
            http://www.earthship-c.com

                                10.03.18
                                 63通目
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  リーダー様へ

  拝啓  福寿草 春を知らせ 背を伸ばす

  いかがお過ごしでしょうか?

  2010年の弥生も中盤となりました。
  前通で、「寒い、寒い」と書いたものの
  先日の東京は、歩いていると汗ばむほどで
  コートなしで外出ができました。
  
  我が家のバルコニーで咲く
  春の訪れを知らせる「福寿草」も元気一杯です!
   ↓↓↓
  http://ameblo.jp/earthship-consulting/day-20100317.html

  春は、歩みをつづけ
  やがてソメイヨシノを咲かせてくれるでしょう。
  もう南の方では、咲いているのでしょうか。
  東京も「咲くか、咲かぬか」と
  来週の終わり頃から、にぎやかになることでしょう。

  季節は確かにめぐります。

  その「確かさ」は、
  子どもの成長にもいえることです。

  2003年に、このメルマガを書き出した時、
  長男(現在、小4、4月には小5)は、まだ幼稚園生でした。

  蒲団をはいで、足はがに股で、万歳して寝ている長男の姿をみると
  「なんだか大きくなったものだ」と
  成長をしているその確かさに、不思議さや驚きを感じます。

   親は子の成長の「確かさ」を信じて、
   そばで支えるだけでよい。
  
  そんなコトを思いながらも、「教育」という大義名分のもと
  余計な言葉を浴びせて、
  息子の個性を奪っていないか?
  息子らしさを潰してないか?
  親の価値観でしばりつけていないか?
  彼の自己決定する力を削いでいないか?
  などと、不安になったり、反省をする日々です。 

  ただ、面白いと思うことは、

  「人に迷惑をかけるな」とか
  「嘘をつくな」とか
  「人の倍、努力をしろ」とか
  「人にありがとうを言える人になれ」とか
  「先々のことを考えて動け」とか

  そんな月並みな言葉がつい口をつくのですが、
  それは、どれもこれも、
  幼い頃、私が父から聞かされていたことなのです。
  
  反抗期の頃は、父に対して憎しみをぶつけ、
  ずいぶんと逆らった時期もありましたが、
  自分が「父」となって、「嘘をつくな!」などなど
  反射的に出る子どもたちを諭す言葉が
  「結局、逆らっていた父と同じなんだ」と思うと
  なんだか進歩がないような気がして、苦笑いしつつ
  「でもそういったものなのだろう、それでいいのだろう」と

    ★受け継がれ、引き継がれてゆく
           シンプルな言葉や教えの大切さ

  そのことを、噛みしめる今日この頃です。
   
  〜〜〜

  さてさて、そんな春の日ですが、先日、
  冬季オリンピックが終了しましたね。
  夏季オリンピックの次なる舞台は、2012年、ロンドンです。

  ロンドンを目指して奮闘するひとりの柔道家がいます。
  年齢は35歳。体力的にはピークを過ぎています。
  その選手は、かつてオリンピック3大会連続で
  金メダルを獲得した男です。

  柔道男子60キロ級 野村忠宏。

  1996年のアトランタ五輪からシドニー、アテネと全て金メダル。

  そして4連覇をもくろんだ2008年の北京オリンピック。
  野村選手は、2007年5月の稽古中に靱帯を断裂。
  五輪最終選考会の決勝で敗退し、北京へゆくことすらできなかった。
  4大会連続「金メダル」の夢は、やぶれ去る・・・。

  その野村選手が、今、五輪を目指している。
  単純計算すれば、ロンドンの聖火台に火が灯る時、37歳である。

  過去の栄光で勝つことはできない。

  厳しいスポーツの世界、武道の世界では「今の実力」が問われる。
  ビジネスの世界もまた同じかもしれません。

  五輪3大会連続「金メダル」の野村選手は、今、
  強化選手に選ばれず、なんと自費で合宿に参加しているそうです。

  浅田真央選手は、銀メダルで涙をながした。
  世界最高峰の舞台でメダルをとれれば、色がどうであろうと
  それで「よし」のはずなのに「悔しくて、悔しくて・・・」。

   人は、自らが定めた内なるハードルを飛び越えた時に
   心を許して自分を称えることができるのであろう。
   人は自らそのハードルを下げてしまったことに対して
   永遠に後悔をするのであろう。

  野村選手をロンドンへと突き動かすものは何か?

  野村選手は、自ら定めたハードルを飛び越えるために、

  今、格闘中である。

  〜〜〜

  その野村選手の父親は、名門天理高校の柔道部監督でした。
  ところが、野村選手は、高校時代、結果を出せなかったそうです。
  天理高時代、野村選手は、勝つことを優先して
  当時、流行しようとしていた「組まない柔道」を取り入れようとした。

  そんな息子に対して、父が諭した言葉、教え。
 
  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  

    「今は勝てなくてもいい。
     本当に息の長いチャンピオンになりたいのなら、
     ちゃんと組んで、正攻法の柔道をしろ」
 
                『日本経済新聞』(2010.3.16夕刊 )より
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

  この言葉を新聞で読んだ時に、

  「同じようなことを我が子に対して言えるだろうか?」

  と、喉に綿をつめこまれたような苦しさを覚えました。

    ☆今は勝てないくていい、正攻法でいけ!

  なんて古めかしい確かな教えなのでしょう。
  なんてあたり前過ぎる尊い言葉なのでしょう。
 
  〜〜〜

  成果が問われるビジネスの世界。
  成果主義が雪崩のごとく日本企業を襲いました。

  成果によって人事評価がなされた時代。 
  結果によって人を判断した時代。

  資生堂などノルマを撤廃する企業が注目をされつつも
  そうした風土からの脱却を真剣に図ろうする企業はまだ少ない。

  企業が永続してゆく源が売上や利益である以上、
  成果は常に問われつづける。
  これは厳しい現実であり、でも、その厳しさから逃げてはいけない。

  ただ、ビジネスが、スポーツや武道と同じように
  結果の厳しさを常に問われるならば、
  厳しいからこそ、なお、野村選手の父が息子へ贈った言葉のような
  社員の未来を信じたぬくもりのある言葉をリーダーはもっていたい。

  未来ある若い部下へなら、なおさら・・・。

  でも、きっといることでしょう!
  いや、いるのです。

  新人営業マンが、小ずるいことをして成果をあげようとしていたなら
  正直過ぎて成績をあげられず若き営業マンが苦悩していたなら
  こう諭す、ベテラン営業マンが。

   ☆今は、まだ結果はでなくていい、正攻法でいけ!

  そんな確かな教えは、受け継がれ、継承されていく。
  
  〜〜〜

  元ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの上級副社長の
  リー・コッカレル氏が書いた本に、こうあります。
  
  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  

   「人生の最後には、あなたのかつての肩書きとか、
    どれぐらい稼いだのかとか、どれほど大物だったのかとかは
    だれも気にしなくなる。
    あなたが遺すものがなにかを考えるなら
    ──偉大なリーダーになりたければそうするべきであろう── 
    あなたの価値観とそれを形成する理念がなにかをじっくりと
    考えてみるといい。
    あなたがすぐれた人格者で、価値観に誠実に行動すれば、
    ついていく価値があるリーダーとして人々の記憶に残るだろう。」

 

      『ディズニーで最高のリーダーが育つ10の法則 感動をつくる』
               (著 リー・コッカレル ダイヤモンド社)より
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
http://www.amazon.co.jp/dp/4478004919/ref=nosim/?tag=earthshccom0c-22
  

   自らの価値観とそれを形成する理念とは「自分軸」のコト。
   「自分軸」は「自己理解」から生まれる。
   つまり「リーダーシップ」とは「自己理解」と深い結びついている。

   
    ☆記憶に残る人。

  
   業績だけでは他者の記憶には残れない。

   「記憶に残る人」になれるか、否か。
   「語り継がれる人」になれるか、否か。

   それもまた「リーダーシップ」を発揮した人か、否かをはかる
   確かなバロメーターである。

    ☆今は勝てなくてもいい、正攻法でいけ!

   野村選手の父が、息子へ継承した言葉は、重く、どこまでも尊い。

  〜〜〜

  さて、「継承」ということで、次なる話もあります。
  ですので、次通への「つづき」にしたいと思います。

  本日は、これにて・・・。

  暖かな春だと思ったら、次の日は北風が・・・。
  そんな寒暖のめまぐるしい季節です。
  どうぞ風邪など召されませんよう
  大切な大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさって下さい。
   
  そして、2010年の弥生が、あなた様にとって
  決して忘れることのできない、実り多い時間となることを
  心よりお祈りしています。

        
                  
             「元氣・勇氣・やる氣」で!

                 v(^-^)v
                  
                 
 

                                 敬具

   平成二十二年三月十七日

                              松山 淳より

===========================================================
 
 ◆自問自答◆

 1)私は、どんな価値観をもっているだろうか?

 2)私は、どんな信条をもっているだろうか?

 3)私は、部下に何を継承しているだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
==========================================================
 ◆103℃ WORD◆

                            「語り継がれる人」  
     
==========================================================

 ◆追伸◆

  去る3月13日(土)に開催された実践セミナー
  「自己を知り、強い自分軸をつくるダイアローグ・ワーク」は
  たくさんの参加者に恵まれ、無事に終了しました。
  参加された皆様、本当にどうもありがとうございます。
   ↓↓↓
  http://ameblo.jp/earthship-consulting/day-20100315.html

  世界45カ国以上の国で活用されている人材開発のメソッド
  「MBTI」を紹介してくださった「田村さつき」さんもブログにて
  その模様を書いてくださっています。
   ↓↓↓
  http://ameblo.jp/work-t/day-20100315.html

  参加者の皆様に御礼のメールをしたところ、
  うれしいご感想をたくさん頂きました。感謝、感謝です!
 
  そして、参加者のおひとりである
  「社長を元気にするインタビュアー」秋田俊弥さんも、また
  ブログにてご紹介くださいました。
   ↓↓↓  
  http://ameblo.jp/nukumoriletter/entry-10481536077.html

  その秋田さんが主催するセミナーが4月13日に大井町で開催されます。
  タイトルは、まだ(仮)とのことですが、これです。

  「43歳以上の社長さん限定!使命が上手に伝わるプロフィール・セミナー」
    ↓↓↓  
   http://ameblo.jp/nukumoriletter/entry-10478012722.html
  
  私も「紺屋の白袴」「歯医者の虫歯」で、
  どうも自分のことをうまく表現するのが苦手なので、
  ぜひ、このセミナーに参加したいと思っています。

  でも、43歳以下なので、ちょっと秋田さんにお願いしないと・・・(笑)

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【ことば】
 
  「リーダーシップとは、役割以上のもの、つまり責任感なのである」

                           (リー・コッカレル)

        
      『ディズニーで最高のリーダーが育つ10の法則 感動をつくる』
                (著 リー・コッカレル ダイヤモンド社)より


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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