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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【62通目】「弱みこそ」弱みは、あなたを裏切らない!

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《弱みこそ》
                  
          『リーダーへ贈る108通の手紙3』
            http://www.earthship-c.com

                                10.03.11
                                 62通目
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  リーダー様へ

  拝啓 桜雪 春の寒さの ありがたさ

  いかがお過ごしでしょうか?

  2010年の弥生が始まったと思ったら
  ここのところ、東京は、寒い、寒い。

  桜雪(さくらゆき)。

  そんな日本語は、ないのでしょうが、
  先日、東京は雪が舞い、近所で彼岸桜が咲いているので  
  「桜の咲く季節に舞う雪」を「桜雪」
  と命名したくなる天気のめぐりあわせです。
   
  13日のセミナーには長野からわざわざ来てくださる方がいます。
  長野、先週末は大雪だった、とメールをいただきました。
  今の季節に降る雪を「上雪(かみゆき)」と言うそうです。

  日本語は、ホントに美しいな〜と思います。

  「なごり雪」、これまたいいですね!

  「なごり雪」といったら、イルカさんの名曲ですが、
  いろいろな人がカバーをして、
  今の季節に聴くスタンダードにもなっているような。
  私は平原綾香さんのバージョンがお気に入りです。
   ↓↓↓
  http://www.youtube.com/watch?v=HcTS6D6DE_8

  別れの春は、出会いの春。
  
  なごり雪が舞う街角。
  誰かが誰かと別れる時、
  未来、その誰かと出逢う誰かが
  どこか遠くの街で、
  同じ空から降るなごり雪を眺めている。

  誰かと出逢うために別れはある。

  そんな奇跡のようなめぐり逢いをくり返しながら
  私たちは生きている。

  出逢いがあるから別れがあり、
  別れがあるから出逢いがある。

  出逢いと別れの季節、春。

  私たちの人生をより豊かにする恵みの季節です。  
  
  〜〜〜

  さて、そんな春、今週末3月13日(土)は、
  いよいよセミナーの日となりました。

  まだ、お席はありますので、よろしければ、ぜひ!
   ↓↓↓
  http://www.earthship-c.com/0313seminar.html

  セミナーの準備をしていて、ふと気づいたことがあります。
  今回のセミナーでは、心理テストとしては、日本で最も普及しているであろう
  「エゴ・グラム」(TEG2:Tokyo University Egogram New Ver. II)
  を受けていただきます。東京大学の医学部が開発したものです。

  年間30万人もの人が受験し、「自己理解」研修はもちろん、
  リーダシップ開発、コミュニケーション研修
  マネジメント研修などにも広く使われているものです。

  この「エゴ・グラム」は、交流分析の創始者「エリック・バーン」の
  弟子「ジョン.M.デュセイ」が開発したものです。
  簡単な解説は以下のサイトにあるので、ゆずります。
   ↓↓↓
  http://www.kanekoshobo.co.jp/np/inner/1

  実は、私にとって、とても思い出深い心理テスト、
  それはつまり「自己理解の瞬間」だったわけですが、
  それこそがこの「エゴ・グラム」だったのです。
 
  私はそれから何度となく「エゴ・グラム」に出会って、
  テストをしてきました。
  大きな性格的な傾向は、かわらないのものの
  こうした定点観測をできるような基準があって
  自分なりに成長の跡が見られることは、とても嬉しいことです。

  〜〜〜

  「自己理解」の客観的指標として心理テストは用いられます。
  客観的とは、自分以外のもうひとつの目、「モノサシ」を持つことです。

  「エゴ・グラム」に出会ったのは、25歳頃だったと思います
  サラリーマンの時も、いくつか研修を受けましたが、
  それは、その業界の専門知識、スキルを磨くようなもので、
  自己理解やコミュニケーション力を高める研修は、ありませんでした。

  就職試験や会社でも性格検査はありましたが、
  「結果」を教えてもらってないのです。
 
  ですので、25歳までの私は、自分に対するイメージが
  とても漠然なものでした。

  そこで、エゴグラムの登場です。   
  テストは10分ほどで終わり、点数を出して、グラフ化します。
  すると・・・25歳の頃の私は、「M型」でした。

  「M型」の特徴は、こうです。

  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  

   「人に優しくて世話やきで面倒見がよいと同時に、
    陽気にはしゃいで自分も楽しむ傾向があり面白い人との
    好感をもたれることが多い。
    ただし、CPやAが低すぎると社会のルールや規則を無視して
    気分の向くままに突っ走ることがあるので注意する」
 
         『新版TEG2 解説とエゴグラム・パターン』
         (東京大学医学部心療内科 TEG研究会編 金子書房)より
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

  で、25歳の私はまさにその通りで、
  上の文の「ただし」の後に書いてある
  「気分の向くまま」という注意を要する性格的な傾向が、
  かなりあったと思います。(今もあるかな・・・)

  自分の仕事に口出しされるのが嫌いで、
  その分、失敗をたくさんしましたが、
  その分、自ら動き、最後まであきらめずに、
  徹底的に、仕事をやり通した記憶も・・・少しはあります。

  だた、今思えば、まったく恥ずかしいことで、
  そんな私を上司の皆さんは理解し、守ろうとし
  ちゃんと、他部署やクライアントから
  「盾」になってくれていたのです。

  当時の上司の皆さんには、ホントにご迷惑をおかけしました。
  この場をかりてお詫びいたします(笑)

  また、このメルマガの文体や書いているコトから時々、誤解されるのですが、
  私は「陽気にはしゃいで自分も楽しむ傾向がある人」です。
  「面白い」かどうかは、人によりますので、はぶいておきます(笑)
  
  「このメルマガの作者は、
   年齢50歳ぐらいでお坊さんのような落ち着いた人」

  そんな印象をお持ちの人がいて、実際、私に会ってみると、
  全然違っていて、がっかりされてしまうことがあるのですが、
  そうではないことを、またもここで自己開示しておきます(^_^;)

  13日、初めて会う皆様、がっかりしないでください(笑)

  〜〜〜

  あっ、話がそれました。すみません!

  「エゴ・グラム」の話でした。「自己理解」の話でした。
 
  で、25歳の私は、思ったんです。
  「M型」の特徴を文章で読んで「なるほどね〜」と。
  「自分ってこんな性格しているのか」。
  そして5つの項目のうちで点数が低い箇所、その特徴を読んでみると

  「悔しい〜、けれど・・・あたってる!」

  これは当時の私にとっては目を背けたくなる結果でした。

  「たかが、10分ていどのテストで、何でここまでわかるのか!」
 
  あまりにも簡単なのに痛いところをつかれているその正確さも
  悔しさを増幅させたようです。
   
  ただ、ここで気をつけなれけばならない点が2つあります。

  ────────────────────────────────
  【1】「エゴ・グラム」とは性格の良し悪しを計るものではないこと。
  【2】「心理テスト」で、「心」の全てがわかることはない。
  ───────────────────────────────── 

  特に【1】は大事で、あくまでその人の性格的な傾向を
  みようとするものであって
  その人の性格が「いい、わるい」は、また別問題です。
  なぜなら、性格の「いい、わるい」は、
  その人の倫理観、道徳観が大きく影響するからです。
  
  また、その人の性格が「いい、わるい」を判断するのは、
  他者の主観であって、主観とは、千差万別だからです。

  部下A君を、課長は「いい部下だ」というけれど、
  係長は、「そうですかね〜???」と、
  首をかしげるようなケースはホントに多いですよね。
  人の評価は、山の天気のように、人によって変わるものです。

  また【2】もしかりで、心理テストは、
  その時のその人の心の一側面をみているものが多い。
  仕事で何か失敗をしていたり、 
  家族関係でトラブルがあったり、
  その人の精神状態に強いストレスがかかっていたら、
  やはり、「テスト」にも影響が出るわけです。

  それをもって「その人の性格はこうです」などと断定するのは、 
  これは一番、やっていはいけないことです。
  
  〜〜〜

  25歳から時は流れ、今、述べたことを知らないで、
  たまたま何かの本に「エゴ・グラム」が出ていて、やってみたんです。  

  そうしたら、「M型」は「M型」なんですが、
  全体的にポイントが低かった。
  25歳の時の記憶がある程度あるので、

  「あれ〜おかしいな〜、なんで、なんだろう」

  当時は、不思議で不思議で仕方ありませんでしたが、
  自分でも知らないうちに強いストレスを感じていた、
  そういった時期だったのだと思います。

  で、今回セミナーを前にしてやってみました。
  すると、いつも低かったCPという項目が、高くなっていたのです。
  CPは、「父性」と言っていいと思います。
  仕事で特にそうなのですが、
  私には「人に対して厳しさが足りない」という短所があります。
  それは裏を返せば「優しさ」という長所にもなっているのですが、
  でも、CPが高かった。私にとっては変化です。
  今、CPを伸ばそうとしている時期かと思うと、
  これまた納得なのです!

  〜〜〜

  そして、これらの体験と通して、つくづく思うのです!

   ★「人は変われる」

  ただ、私の場合には、これまでの人生で劇的な変化は、
  あまりありませんでした。
  本に書けるような、これで自分が決定的に
  成長できたという物語もありません。

  自分の心に、雫(しずく)が一滴、一滴、垂れていくような
  そんな「変わり方」をしてきたなと思います。

  今もって「エゴグラム」では「M型」で、短所もたくさんあります。
  25歳の頃から変わっていません。 
  つい、人と自分を比べて、劣等感が頭をもたげて、
  自分には才能がないと、自分自身を嫌いになる瞬間もあります。
   
  でも、人ってたぶんそれでいいんですよね。

  人と比べて才能がないと思ったら、自分を磨く。
  成長しようと努力する。
  もし、何もかも自分に満足してしまったら、
  現状維持という「箱」に自分を閉じ込めて、
  変化を嫌い、自己を成長させようとしなくなってしまう。

  自らを鈍刀(どんとう)と思うからこそ「磨く意志」が生まれる。

  詩人坂村真民氏に、こんな詩がありました。

  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  

     鈍刀をいくら磨いても
     無駄なことだというが
     何もそんなことばに
     耳を借す必要はない
     せっせと磨くのだ
     刀は光らないかも知れないが
     磨く本人が変わってくる
     つまり刀がすまぬすまぬと言いながら
     磨く本人を
     光るものにしてくれるのだ
     そこが甚深微妙の世界だ
     だからせっせと磨くのだ
 

         『坂村真民一日一言』(著 坂村真民  致知出版社)より
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

   

   ★刀がすまぬすまぬと言いながら
    磨く本人を光るものにしてくれるのだ 

  ドキリとする言葉です。

  人の「能力」や「才能」を「刀」だとしたら、
  劣等だと思うその「能力」や「才能」が、
  「すまない、すまない」「ごめんね」と言いながら
  あなたの人間性や徳を高めてくれている。

  そう思うと、なんてありがたい話だと思えてきます。

   人の「強み」は、あなたを勝利へと導く。
   だが、足元をすくわれるのはいつの世もその「強み」においてである。
   「強み」は、人を裏切ることがある。

   人の「弱み」は、あなたを苦しみへと導く。
   だが、人の成長をうながし人間性を高めるのは、
   いつの世もその「弱み」においてである。
   「弱み」は、あなたを裏切らない。

  〜〜〜

  本日は、これにて・・・。

  各地で雪が舞い、春の寒さがつづいています。
  どうぞ風邪など召されませんよう
  大切な大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさって下さい。
   
  そして、2010年の弥生が、あなた様にとって
  決して忘れることのできない、実り多い時間となることを
  心よりお祈りしています。

        
                  
             「元氣・勇氣・やる氣」で!

             
                  v(^-^)v
                 
 

                                 敬具

   平成二十二年三月十一日

                              松山 淳より

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 ◆自問自答◆

 1)私は、自分から目を背けていないだろうか?

 2)私は、自分の嫌いなところにフタをしてしまっていないだろうか?

 3)私は、自分の「弱さ」を認めることができているだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
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 ◆103℃ WORD◆

                             「弱さは魅力」  
     
==========================================================

 ◆追伸◆

  2008年9月に『「上司」という仕事のつとめ方』を上梓しました。
  2年前の今ごろ、原稿をせっせと書いていました。
  発売当初は、いろいろな方から感想が届きましたが、
  ここのところ、それも一段落していました。

  ところが、ツイッターで、偶然、拙著を読んでいるとの言葉を発見!
  すると、ブログに素晴らしい感想をアップしてくださっていました。
   ↓↓↓
  http://mywishkamtrue.blogspot.com/2010/03/blog-post_09.html

  いや〜嬉しいです。nochimochiさんに感謝です!
  しかも、図書館で発見してくれたとのこと。
  図書館には、やはりそれなりの基準があって
  どんなベストセラーでも、置かれない本は、置かれない。
  そう考えるとこれまた嬉しい。

  ベストセラーにはほど遠い本ですが、
  どこかの街の図書館で、ひっそりと、誰かの役にたっているかと思うと
  「書いてよかったな〜」とじんわり、思えてきます。

  そういえば、日本橋近辺の本屋さんで1日に100冊の注文が入ったと
  出版社から連絡がありました。
  どこかの企業か組織の方が、まとめ買いをして下さったのでしょうか。
  どなたかわかりませんが、本当に、本当にどうもありがとうございます! 

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 「笑顔の輪」が少しでも広がる!これほど嬉しいことはありません。
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【ことば】
 
      「念ずれば花ひらく」

                            (詩人 坂村真民)

        
             『坂村真民一日一言』(著 坂村真民  致知出版社)より


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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