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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【57通目】「原点回帰」スランプ克服のヒントは原点に〜丸山茂樹!

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《原点回帰》
                  
          『リーダーへ贈る108通の手紙3』
            http://www.earthship-c.com

                                09.12.25
                                 57通目
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  リーダー様へ

  拝啓 星の夜 ジングルベルが 鳴り響く 

  いかがお過ごしでしょうか?

  2009年、最後のメルマガとなりました。
 
  今日はクリスマスですね。
  昨日のイブは、どう過ごされたでしょうか?

  独身の頃は「イブの夜、誰と過ごすか」とソワソワとしたものですが、
  三児のパパとなりますと、すっかり落ち着いたもので
  ソワソワしたのは、シャンパンの銘柄を何にするかぐらいでした。

  でも、子どもたちにとっては一大事です。
  1年に一度のクリスマスプレゼントの日。
  
  次男(5歳)は、まだサンタクロースの存在を信じていますので、
  12月の頭ぐらいから、
  「あと、どれくらい寝たらサンタが来るの?」
  と、毎朝のように聞いていました。
  その度にカレンダーを見せて、「あと、◯◯回寝たら来るよ」
  と、説明するのですが、翌朝にはすっかり忘れて、同じ質問です(笑)
  
  でも、遠い記憶を思い出すと、私もそうだったような・・・。

  デパートで見た「銀色のモデルガン」が枕元にあった時は、
  腰をぬかしそうになった幼い記憶があります。
  「狂喜」という言葉は、ああいった時に使うのでしょうね。

  そんな私も親となり、枕元に置いてあるプレゼントを見つけて
  子どもたちがびっくりする顔を見るのは、なんとも嬉しいものです。

  〜〜〜

  さて、今日(25日)の太陽が沈み、明日の太陽が昇れば、
  街はがらりと雰囲気をかえて、お正月の準備ですね。
  スーパーにはおせちの食材が目立つようになり、
  百貨店のディスプレイもお正月がテーマとなっているはずです。
  明日からお休みの方もいることでしょう。
  でも、年末年始こそ忙しい人もいます。
  
  いずれにしましても、年末に
  2009年をふりかえる時間を、ほんの少しでも持ちたいものです。  
 
  さてさて、今日は、そんな「ふりかえり」をする際に
  ちょっとだけお役にたつようなお話をして、
  2009年最後のメルマガとしたいと思います。

  キーワードは【原点回帰】です。

  〜〜〜

  ここ一ヶ月、【原点復帰】【原点回帰】という文字によく出逢いました。
  一度、気になり出すと、やたらと目につきます。

  そうした言葉にひっかかるのは、私の心が、無意識が、
  【原点回帰】なるものを求めているのだと思います。
  夢の内容も【原点回帰】をイメージさせるものが続いています。  

  その発端となったのは、
  石川遼選手の「史上初10代で最年少賞金王」を報じる
  とても大きな記事の下にあった、丸山茂樹選手の小さな記事です。

  石川選手が賞金王を確定したその日に開催された
  「日本シリーズJTカップ」を制したのは、丸山茂樹(40)選手でした。
  丸山選手の泣いている写真が、掲載されていました。

  お恥ずかしながら、私は、観光地によくある
  パターゴルフをする程度で、ゴルフのことはまったくわかりません。

  ですので、丸山茂樹選手優勝の記事を読み
  「あのテレビによく出ていた人が、また優勝したんだ」
  と、その程度の感想しかありませんでした。

  ところが、なっ!なんと丸山選手の優勝は、6年ぶりとのこと。  
  国内では10年ぶりだそうです。
  丸山選手は、優勝スピーチで初めて涙を流した、と言っていました。
  
  涙のスピーチの模様は、こちらの「You tube」でご覧になれます。
    ↓↓↓
  http://www.youtube.com/watch?v=D3RbVd2JFvI

  丸山選手は「2000年から米ツアーに主戦場を移し、
  01年から3年連続優勝して世界のトッププロに名を連ね」※1ました。
  ところが「04年後半から首痛や左ひざのけがもあって不調に陥る。
  昨秋、日本ツアーに復帰したときは、すっかり自信を失った状態」※2でした。

  では、丸山選手はどのようにスランプから脱出したのでしょう?

   「丸山が心がけたのは原点復帰」※3

  そうです、原点に戻ったのです。

  「ドライバーを04年に使っていた小ぶりのヘッドのものに替え、
   ショットはジュニア時代にスイングで固めで猛練習した
   ハーフショットに戻した」※4そうです。 

  ゴルフを始めた頃にまでさかのぼって、自分をみつめ直したのですね。

   (※1〜4:『日本経済新聞』09.12/7付け朝刊より)

   ━━━━━━━
   ☆「原点復帰
   ━━━━━━━

  これはスランプから脱出する王道です。
  「原点回帰」という言葉もあります。

  自分がその道に足をふみいれた時、それを「原点」として、
  その頃、考えていたコト、感じていたコト
  また、どんな行動をとっていたか、
  それらを内省し、思い出し、イメージして
  心のエネルギーを回復させ、原点からヒントをもらう。

   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ☆「原点」には、スランプ克服のヒントが散りばめられている

   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  丸山選手といえば、一時期、テレビCMにもひっぱりだこで
  よく、バラエティ番組で、饒舌ぶりを発揮していました。
  いつの間にか、テレビの世界から姿を消していた。

  2004年後半からといいますと、ほぼ5年というスランプ期間です。
  長いですね。
  さぞ、苦しかったと、思います。
  さぞ、辛かっただろうな〜と、と思います。
 
  優勝スピーチの時、あの丸山選手が、
  感極まって泣いてしまった事実からも、
  挫折の苦しさがどれほどであったか、推しはかれます。

  声をつまらせて

   「なかなか立ち直れなくて・・」

  と、言葉を絞り出した瞬間に
  5年間の苦しさ、悔しさ、辛さ、切なさ、哀しさが 
  ぎゅっと凝縮されているように感じました。
 
  〜〜〜

  丸山選手は現在、40歳。
  深層心理学者「ユング」の論に従えば、
  このスランプは、典型的な

  「ミドルクライシス」(中年の危機)です。

  人生の後半、より充実した人生を歩むため
  それまでの「生き方」の変更を迫られる。
  そのために「危機」が訪れる。

  「危機」はさまざな表情をして、やって来る。

  病気、キャリアの挫折、人間関係の破綻・・・。
  その人にとってその時に必要な危機が、まったく前ぶれもなく突然・・・。

  「なぜ、自分がこんな目にあわなければならないんだ!」
  「どうして?あいつが俺より・・・」
  「なんで?わたし何か悪いことした?一所懸命、まじめに生きてきたのに」

  訪れた危機を抜け出すのには
  残念ながら「それまでの自分のまま」では難しいことが多い。

  変わることに抵抗し、
  それまでの自分に固執しようと、もがけばもがくほど、
  泥沼に足がうずくまっていくように身動きがとれなくなっていく。

  辛い、苦しい、どうして自分が、なぜ、わたしが・・・。

  でも、そうなって人は初めて、
  自分を深くみつめ直し、自分の原点までさかのぼり
  本質的な変化を遂げていく。
  それは、人としての根本的な変化と言ってもよいかもしれません。

  だから危機は、過酷だけれども、無駄ではない。

  危機の最中でつかんだ何かは
  その人の人生の後半を輝かせるために必ず大きく役にたつ。
   
  丸山選手は若い頃のスタイルとは違ったかたちで
  これからもゴルフの世界できっと活躍していくことと思います。
 
  そのことを象徴する発言がありました。
  優勝スピーチで、こんな言葉があったのです。

   「遼くんとまではいかないですけど、
    ほんとに少しでも、若手の見本になれるように、
    がんばってツアーをもりあげていきたいなと思います」

 
   ━━━━━━━━━━━━━━━━
    ☆若手の見本になれるように!
   ━━━━━━━━━━━━━━━━
 

  そうですね、自分のことだけでなく、
  次の世代のことへ視野がぐっとひろがっていったのです。
  それこそ、人としての成長であり、精神の成熟と言えます。
    
  5年間のスランプ!
  それは決して無駄にならない!
  人として大きく成長するための危機であった。

  そして・・・小我から大我へ。

  優勝スピーチで流したしょっぱい涙は思い出に・・・。
  

  〜〜〜

  仕事のできる人がいました。

  バリバリと働き、成果も出して、社内で注目される人物でした。
  ところが、中年に差しかかり、スランプに陥り成果を出せなくなりました。
  いつも強気だったその人は、
  周囲の人が、まるで自分をバカにしているように思えて、
  職場ではいつもふてくされ、結果の出ないことを
  経営陣や上司や同僚や部下や政治や景気や時代の責任に転嫁し、
  何かと当たり散らすようになっていました。

  成長のための「危機」がその人に訪れました。

  ですが、その人は、ある人と出逢い、かわっていきました。 

  自分がいつまでも職場のスター選手でいることはできないことを
  認め、受け入れていきました。

  そして、新入社員の頃、鼻っ柱の強かった、
  ややもすれば職場の嫌われ者であった自分を
  いつも親のようにかばってくれた上司のことを思い出したのです。
  その上司は定年間近だったので、半年間だけのつきあいでした。
  だからか、思い出すことなど、それまで一度もありませんでした。

  でも、その上司と出逢った頃が、その人にとっての【原点】でした。

  すると、その人は、自分の会社での役割は、

  「自分がスターであり続けるコト」ではなく、
  「次のスターとなる人材を育てあげるコト」

  にあると自覚していったのです。

  そうして、その人は「生き方」を変え、人としてひとまわり大きくなり
  リーダーとして後輩の面倒をよくみ、
  「若手の見本」となる人間であろうと努め
  「人育ての名人」として、社内で活躍するようになっていきました。

  結果、その人は、スターとしての輝きをとりもどしたのです。

  その光り方は、若い頃のようなピカピカしたまばゆい金色ではなく、
 

  渋みをました「いぶし銀」の輝きでした・・・。

 

  〜〜〜

  あなたのにとっての【原点】は何ですか?
 
  2009年の【原点】は、どんなものだったでしょうか?

  何か思い出せることがありますか?

  ふっと、思い浮かんだことは何でしょうか?

  その【原点】には、きっと、今のあなたに必要な何かがあると思います。
     
  今年も、いろいろなことがあったと思います。

  禍福は糾(あざな)える縄のごとし。

  嬉しいこと、辛いこと、楽しいこと、哀しいこと・・・・。

  悲喜こもごもあって人生は豊かさをましていきます。

  今年も、ここまでやってきました。

  「できなかったコト」に意識を向けるのではなく、どうぞ、
  「できたコト」の奇跡に目を向けてください。

  凄いじゃないですか!
  それだけのことが「できた」のです。

  だから、どんなことがあっても、
  1年の最後は、自分を認めてあげてください。
  思いっきり、自分を褒めてあげてください。
  

  あなたのもっとも強い味方は、あなた自身なのですから・・・・。

 

  「1年間、ホントウにお疲れさまでした!」

  
  〜〜〜

  2009年はこれにて・・・。

  年末年始、寒波が来るかもしれませんので
  どうぞ風邪など召されませんよう
  大切な大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさって下さい。
   
  そして、2010年という1年が、あなた様にとって
  決して忘れることのできない、実り多い時間となることを
  心よりお祈りしています。

           
                 2010年も
   
              「元氣・勇氣・やる氣」で!

             
                  (^人^) 
                 
 
               「よいお年を・・・」

 

                                 敬具

   平成二十一年十二月二十五日

                              松山 淳より

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 ◆自問自答◆

 1)私は、私の【原点】を大切にしているだろうか?

 2)私は、何か大切なことを見失っていないだろうか?

 3)私は、自分にとっての大切なことを大切にできているだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
======================================================
 ◆103℃ WORD◆

                         「終わりよければ全てよし」  
     
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 ◆追伸◆
  
  改めまして、今年、1年ホントウにどうもありがとうございました。
  家族ともども大病なく、2009年を過ごすことができました。

  これもあなた様のおかげです。

  『「上司という仕事のつとめ方』(実務教育出版)に続き、
  今年は『真のリーダーに導く7通の手紙』(青春出版社)上梓しました。
  この本の出版に関しては、1度、挫折があったものの
  数年の時を越えて、出版を果たすことができました。

  そういえば、ご報告が遅れましたが、
  『「上司」という仕事のつとめ方』は韓国版の出版が決定しました!
  私の本もグローバル展開です・・・(笑)

  ホントに人の縁とは不思議なものです。

  「皆さんに助けられて、支えられて、なんとか1年間、仕事ができた」

  そのことをヒシヒシと感じた2009年でした!
  
  来年は、どんな出逢いがあるのしょう?

  まだお会いしていないこのメルマガを読むあなた様とも
  ひょんな縁からお会いするかもしれませんね。

   ☆出逢いは奇跡!

  そのことを胸に秘め、
  来年もまた、このメルマガをお届けしていきたいと思います。

  2010年も、どうぞ宜しくお願いいたします。

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 「笑顔の輪」が少しでも広がる!これほど嬉しいことはありません。
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【ことば】
 
  「人のために行動しよう。
   そうすれば、やがて自分にも正しい行いが返ってくる。
   自分が愛することで、人からも愛されるのだ」

                       (バルタザール・グランシア)

        
        『賢人の知恵』(著:バルタザール・グランシア ディスカヴァー)より

 


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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