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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【49通目】「共時性」意味のある偶然の一致〜シンクロニシティとは!

☆────────────────☆───────────────────☆
《共時性》
                  
          『リーダーへ贈る108通の手紙3』
            http://www.earthship-c.com

                                09.09.16
                                 49通目
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  リーダー様へ

  拝啓 彼岸花 道に佇み 枯れ葉舞う  

  いかがお過ごしでしょうか?

  2009年の秋が深まりつつあります。

  日中は、まだハンカチが手放せない気温になるものの
  朝晩はすっかり涼しくなりました。
  北海道の旭岳からは、初冠雪の便りが届きましたね。
  北国はもう「寒い」といった感じでしょうか。

  夏の面影は消え、秋の景色が街を彩ります。

  とても過ごしやすい季節ですが、反面、夏の疲れが出やすい時期です。 
  からだのメンテナンスには十分、気を配ってください。
 
  リーダーであれば、ひとりのからだではありません。
  家族が、社会が、会社が、あなたのことを必要としています。

  くれぐれもご自愛を・・・。
  

  〜〜〜

  さて、本メルマガでも少しだけ情報を出してきましたが、
  
    ★「伊那食品工業」視察ツアー(1泊2日 1人1部屋)
     ・主催:(株)ワークトラスト 
     ・協力:アースシップ・コンサルティング 松山淳              
     ・参加料金:【35,000円】
          ↓↓↓
     http://www.earthship-c.com/INA091023.html

  について、概要がほぼまとまりましたので、お知らせ致します。
  プログラムの柱は以下の5つです。

   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   ◆「伊那食品工業」社内視察
   ◆講演『「年輪経営」に学ぶ理念の大切さ』 by 伊那食品工業 役員
   ◆講演『二宮尊徳とリーダーシップ』 by 松山淳
   ◆セミナー『強いチームづくり』by(株)ワークトラス 田村さつき社長
   ◆懇親会(駒ヶ根リゾートリンクス)飲み放題です!
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  ●今回、「伊那食品工業」の役員の方、人事部の方、両名から
   お話を聞くことができる予定です。

  ・48年連続増収増益を続けた「年輪経営」の真髄は何か?
  ・理念は上滑りで終わりがちだが、どう社員に浸透させていったのか?
  ・「社員の幸せを通して社会に貢献する」という社是のもと
    具体的にどんなことを実践しているのか?

   皆様も聞きたいことが、たくさんあると思います。
   社内見学と講演の時間をもうけていますので、ぜひ、その時に
   いろいろと質問して下さい。
   私も聴きたいことがたくさんありますので、今から楽しみです。

  ●私は「二宮尊徳とリーダーシップ」というテーマで講演をします。
   伊那食品工業の塚越会長は、二宮尊徳の

   「遠くをはかる者は富み 近くをはかる者は貧す」

   この言葉を経営戦略の柱としているのです。
   二宮尊徳の史実からリーダーシップの実践例を浮き彫りにしたいと思います。

  ●「MBTI」ってご存知ですか?
   「リッツ・カールトン」など世界のリーディング・カンパニーが
   導入し活用している、深層心理学者ユングの「タイプ論」をベースに
   開発された「自己分析」ツールです。

   今回のツアーは(株)ワークトラストの田村さつき社長の存在なくして
   実現は不可能だったわけですが、田村社長は「MBTI」の認定ユーザーなのです。
   現在、東京と長野にて「MBTI」を活用したセミナーを勢力的に行っており
   その基礎的な考え方を知り、自己分析の大切さや、チームづくりにおける
   ポイントを学びたいと思います。

  ●そして・・・やっぱり懇親会です!宿は豊かな自然に囲まれた、

   「駒ヶ根リゾートリンクス」
    http://www.komagane-linx.co.jp/
   
   懇親会では、地元の食材をふんだん使ったコース料理&飲み放題です。
   天然温泉にゆったりつかって、ビールをゴクゴク・・・ぷっ、は〜。
   たまりませんね(笑)

  と・・・飲むことばかり考えてはいけませんが、
  48年連続増収増益企業「伊那食品工業」の視察は、
  そうはない貴重なチャンスだと思いますので、
  ぜひ、このチャンスを逃さないでください。

  ツアーは、東京(新宿)発で高速バス利用が基本となっていますが、
  名古屋、大阪、長野近県の方など、電車やマイカーで直接行きますという方も
  別料金【28,400円】でご対応いたします。

  その他、何かございましたら柔軟に対応していきたいと思っておりますので
  質問などございましたら気軽にお尋ねください。

  今回のツアー主催は(株)ワークトラストになります。
  ですので、参加費の振込などは(株)ワークトラストでの対応となりますので
  予めご了承下さい。 

  それでは、10月23日、お会いできることを、とても楽しみにしています。
   ↓↓↓
  http://www.earthship-c.com/INA091023.html
        
  〜〜〜

  さてささて、宣伝が長くなり、失礼しましたが、
  今回この企画が実現する糸口を記しつつ、何かを書いてみます。
  
  今年の5月、田村社長に初めてお会いしました。
  お会いする日、私は「伊那食品工業」についてメルマガを書いていました。
  その時書いたものは、こちらです!
  【36通目】〈09.05.08配信〉
   ↓↓↓
  http://archive.mag2.com/0000112707/20090508060000000.html

  4月の終わり頃、伊那食品工業の塚越会長が書いた『年輪経営』(光文社)を
  購入し、読みふけっているところで、日経ビジネスから広告メールが届き
  「社員の幸せを露骨に追求する会社」との記事を読みます。
  こちらです↓
  http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090409/191444/?P=1

  で、『日本でいちばん大切にしたい会社』(あさ出版)での
  「伊那食品工業」の箇所は、すでに読んでおり、
  2008年2月号の雑誌『致知』で塚越会長のインタビュー記事を思い出し、
  いろいろなものが、一気に押し寄せたように思え、だから、
  メルマガで「伊那食品工業」のコトを書きました。

  そして、その夜、田村社長にお会いし、

  「社員の幸福を大切にしている会社があるんです、
   で、個人的に視察に行こうと思っているです」

  と話をすると、

   「えっ!伊那食、それってうちの長野本社から車で5分ぐらいのところで
    仕事でもおつきあいがあるのよ」
   
   「え〜〜ホントですか〜!!!!」

  なんという偶然!

  〜〜〜

  小さな不思議な「偶然」が重なり重なり、
  まるで、小さな川がいくつも集まって、やがて大河になるように
  私たちの人生におきている出来事は、全てが

   ★「つながっている」

  と思わせる貴重な体験でした。

  
  私は、田村社長をブログで知りました。
  私と同じ「アメブロ」で田村社長も書いています。
  http://ameblo.jp/work-t/ 

  そこでひかれたのは、実は田村社長が「ユング」のことを
  書いていたからです。
  それを偶然、目にしたのです。

  私は、心理療法家河合隼雄氏のことを尊敬しています。
  カウンセリングにおける「心の師」です。
  河合氏の著書は、今も繰り返し読んでいます。
  河合先生は、ユング派なのです。

  スイスのユング研究所で修行した河合先生によって
  「ユング」は日本で知られる存在になりました。
  だから、河合先生の著作を通して
  ユングの思想を私は、いたく気にいっています。

  「夢分析」「タイプ論」「コンプレックス」「布置(コンステレーション)」
  「集合無意識」「元型」「アニマ・アニムス」「シャドー」「セルフ」

  ユングが構築した論は今なお私たちに大きな影響を与えています。

  そして、スピリチャル系を含めて自己啓発の本でよく目にする

   ━━━━━━━━━━━━━━━━
    ★シンクロニシティ(共時性)
   ━━━━━━━━━━━━━━━━

  という、この言葉もまた「ユング」が元祖ですね。

  〜〜〜

  「共時性」は、「意味のある偶然の一致」とよく言われます。

  ユングが「シンクロニシティ(共時性)」という論を展開する
  ようになったのは東洋思想の「易」の影響があります。

  また、ユングはクライアントの夢の話を聴きながら、
  現実との一致が頻繁に起こること、
  つまり「予知夢」の存在に、とても興味を持つのですね。
  私も夢を記録していますので、現実と夢との関係に「偶然の一致」が
  見られるときには、不思議な感覚に包まれます。

  ユングは、フロイトと訣別した後、精神病に近い状態となり
  自己治癒を図ろうと、様々な絵や図形を描いていきます。
  その後、回復しクライアントの治療にあたると、
  自分が書いたものと同じような図形を描く人が多いのに気づきます。
  何だろうと思っていたら、後に、仏教の「曼荼羅」を知り
  それらの図形が「曼荼羅」に似ていることに、とても驚くのです。

  ユング自身も「曼荼羅」を知らなかったのですから、
  クライアントが知るはずがありません。
  なのに「曼荼羅」に似た図形を描く人がたくさんいた・・・。
    
  こうした「偶然の一致」は、いったいなぜ起こるのでしょう?
  
  私は、さっぱりわかりません。
  恐らく、現代の科学では証明できないのでしょう。
  でも、現象として「共時性」が起きているのは事実です。
   
  〜〜〜
  
  河合隼雄氏は『対話する生と死』(大和書房)の中で、
  「共時性」についてこう述べています。
     
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  

   『ユングはそこに因果律によらない、非因果的な原理としての
    共時性の原理の存在を認めようとするのである。
    ここで大切なことは、ユングは因果律を否定しているのではなく、
    因果性と共時性の二つの原理によって現象を見ようと
    提案しているのである。』

            『対話する生と死』(著 河合隼雄 大和書房)より
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

  
  原因があって、結果がある。
  結果がそうなるには原因があって、それが何のかがわかる。
  それが「因果律」ですね。
  科学がまさにそれです。

  でも、不思議なことに世の中には、
  その出来事は確かに繰り返し起こっているのだけれども
  その原因については、よくわからない「非因果律」な出来事が確かにあります。
  そのことを認めた点がユングの凄いところです。

  今もそうかもしれませんが、学者の世界に身をおいていたユングが
  非科学的なことを言うのは、相当な勇気が必要だったわけです。
  ユングが「共時性」を正式に論として発表したのは1953年の
  エラノス会議の場でしたが、当時は、かなりの批判があったそうです。

  でも、科学で証明できることだけが、
  世の現象として正しく成立するコトだと規定しまうことは、
  何か人間として寂しい気がします。

  心の豊かさを失うように感じます。

  〜〜〜
  
  理由はわからないけれど、何かに強く心を動かされてそれをやってみた。
  でも、失敗してしまった。
  その時に「行動の理由を明確にしなかったから失敗したのだ」と
  「失敗の原因」を明確にすることはできるでしょう。

  「因果律」による思考は、とても心を安定させてくれます。

  「こうすれば、こうなる」という法則が、私たちは好きです。
  なぜなら、考えるのが楽だからです。
  なぜなら、人は、結果の原因が分かることで、心が安定するからです。
    
  でも、「因果律」にとらわれない思考を
  頼りにすることがあってもいいと思うのです。

  「原因と結果の法則」「因果律」は、もちろん認めつつ
  一方で、それらによらない「非因果律」なものを
  例えば「共時性」というものを頼りにしてみることは、
  恐らく、人生の選択肢を増やしてくれるのだろうと思います。

  〜〜〜

  河合隼雄先生が、存命の頃、講演を聴きに行ったら
  こんなことを言っていました。  

   ─────────────────────────────────
   「きっとシンクロニシティは至るところでいつも起こっているんですよ。
    でも、それに気づく人と気づかない人がおるから、
    気づく人は、「凄い偶然だ」とびっくりして騒ぐけれど、
    きっと気づける人が少ないん違いますか。
    だから、特別なような気がしてしまう。けれども、
    そうではなくて、そこらじゅうで「意味のある偶然の一致」は、
    毎日、起こっているんです」
   ─────────────────────────────────
 
  なんだか楽しくなってきます。
  未来に希望がもてます。  
  
   「私には才能がないから〜だ」
   「うちの会社にはいい人材がいないから〜だ」
   「経営陣が無能だから〜だ」

  そうではなくて、そうした「因果的思考」から少し離れてみて、
  「〜だから〜だ」ではなくて、
   「〜であっても〜ではない」といった風に「非因果律」で考えてみると、
  そこらじゅうにチャンスがころがっていることに気づくかもしれません。

  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 
 
    チャンスは、いつもわれわれの手の届くところで待っている。
    問題は、それを機敏にとらえて実行に踏み出すかどうかなのだ。    
                    
             『自助論』(著 S・スマイルズ 三笠書房)より
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

   「チャンス」はあなたをいつも見ている。
   「チャンス」はあなたが気づいてくれるまで待っている。

   「チャンス」は逃げずにじっとそこにいる。
   「チャンス」は言葉をもたない。
   あなたに声をかけることはない。
   ただ気づいてもらえることをひたすらに待っている。

   「チャンス」はあなたを見捨てない。
   「チャンス」はいつもあなたとともにある。
   「チャンス」はあなたを待っている。

   「チャンス」とあなたは、いつでも「つながっている」。   

  〜〜〜

  本日はこれにて・・・。

  お忙しいなか、最後までお読みいただき
  本当にどうもありがとうございます。感謝!感謝です!

  この頃、朝晩、ぐっと涼しくなりました。
  大切な大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさって下さい。
   
  そして、2009年の「長月」が、あなた様にとって
  決して忘れることのできない、実り多い時間となることを
  心よりお祈りしています。

      
              「元氣・勇氣・やる氣」で!
             
                 
                  (^O^)/ 

                                 敬具

   平成二十一年九月十六日

                              松山 淳より

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 ◆自問自答◆

 1)私は、ひとつの考え方にかたより視野が狭くなっていないだろうか?

 2)私は、自分の可能性を自分で縛っていなだろうか?

 3)私は、現実的になりすぎて“おもしろみ”を失っていないだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
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 ◆103℃ WORD◆

                            「現実の超克」  
     
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 ◆追伸◆

  近所に道場があり、長男(小4)は、空手を習っています。
  先週土曜日、検定試験がありました。
  現在、オレンジ帯で青帯を目指しました。
   
  普段、長男が空手をしている姿を見ることはなく
  1年に1度、検定の時だけ目にします。

  今回は、スパーリングが検定項目に入り、
  二人一組となり、かなり激しい戦いとなっていました。
  ちょっと押され気味で壁に追い込まれていましたが、
  いやいや、夜泣きの激しかったあの子がと思うと、
  なんだかこみあげてくるものがありました。

  空手着を着て汗を流す長男の姿を見ていますと
  日本の武道はいいな〜と思います。

  これまた「日本の心」ですね。

  さてさて、青帯になれたのでしょうか?

  実は、結果はまだ出ていません。
  なので、また、このメルマガで・・・。

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 「笑顔の輪」が少しでも広がる!これほど嬉しいことはありません。
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【ことば】
 
    「広さを求めるためには走りまわらなくてはならないし、
     深さを求めるためには立ち止まっていなくてはならない」

                              (河合隼雄)

        
                『対話する生と死』(著 河合隼雄 大和書房)より

 


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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