ビジネスリーダーへ元気・勇気・やる気を贈るメールマガジン

『リーダーへ贈る108通の手紙』

HOME > メルマガ > 2009バックナンバー > 【48通目】

【48通目】「人の縁」出逢いは奇跡!

☆────────────────☆───────────────────☆
《人の縁》
                  
          『リーダーへ贈る108通の手紙3』
            http://www.earthship-c.com

                                09.08.28
                                 48通目
☆────────────────☆───────────────────☆

  リーダー様へ

  拝啓 赤とんぼ 夕焼け背に シルエット  

  いかがお過ごしでしょうか?

  2009年の夏がゆきます。

  雨と雲の多かった夏でした。
  お盆が過ぎて太陽に出逢う時間が多くなりました。
  その頃には、朝晩、秋を感じる気温になっていました。

   どんな夏だったでしょうか?
   思い出に残ることは、ありましたでしょうか?
   心がじ〜んとする風景に出逢ったでしょうか?
   
  それぞれの夏があったと思います。

  これからぐっと涼しくなる日がふえてくるのでしょうが、
  「残暑が厳しくなる」との新聞記事も見ましたので
  気温の変化には、くれぐれも気をつけてください。

  〜〜〜

  さて、先週金曜日(8/21)に開催した
  『真のリーダーに導く7通の手紙』出版記念講演会は、
  おかげさまで無事に終えることができました。

  本当にどうもありがとうございます。

  講演会終了後の夜話会(懇親会)の席では、
  皆さん多いに盛り上がり、なんといっても偶然、隣り合わせになった
  方々に不思議な縁があったのには驚きました。

   ブログでかなり前から実はつながっていた。
   海外のある同じ地で働いていたことがある。
   仕事で昔からつながりがあった。 

  なかにはビジネスに発展しそうなご縁も生まれたようです。
 
  こうした「人の縁」の不思議さを経験するたびに、
  人って奥深いものだな〜、人生っておもしろいな〜と思います。

  そうした経験をさせてもらっている私は、幸せものです。
  今回、参加された方、そして、参加されなかった方へも
  心から感謝、御礼を申し上げます。

  本当にどうもありがとうございました。

  〜〜〜

  実は、拙著『真のリーダーに導く7通の手紙』(青春出版社)は、
  「須子はるか」さんとのご縁がなければ生まれなかった作品です。
  そのプロセスの詳細は、スペースの関係があり、はぶきますが、
  ひとつの作品が世に生み出されるには、やはり「人の縁」なくして
  なしえないというのが、実感です。

  いやいや作品だけでなく、仕事や、人としての成長も
  そうなのだろうと思います。

  父や母の教え、学校の先生、小中高の友人たち、
  会社の同期、上司、後輩・・などなど、私たちは、多くの人たちと
  縁をもち、そうして限られた人生を過ごしてゆきます。 

  そこで思うのです。
  果たして私たちは生涯でどれだけの人と出逢うのだろうか?

  従業員何万人という大企業の経営陣であれば別でしょうが、
  実は、私たちは、ちょっと想像してみる数よりも、
  かなり少ない数の人とだけ出逢い、
  さらに、その中から時間密度を濃くしてつきあう人間は、
  それこそ、100人にも、人によっては数十人なのかもしれず、
  そうして一生を終えていくのでしょう。

  これまで何千もの人に出逢い、
  しかも、その人たちと今も縁がつづき、四六時中、会っている。

  そうした方は、いるかもしれませんが、そうは滅多にいないと思います。
   
  だから・・・、
 

    ★出逢いは奇跡

  つくづくそう思うのです。

  〜〜〜
  
  古新聞古雑誌を出す日だったので、捨てる雑誌を選別していました。
  『文芸春秋 SPECIAL』(2007季刊秋号)が、目につきました。
  特集のテーマは「私の仕事 私の生き方 人は何のために働くか」。

  この中で、伊藤忠商事の会長「丹羽宇一郎」氏が、
  新人時代の話を披露していました。
  丹羽会長が読書家であることは財界でも有名ですが、
  ご実家が「正進堂」という本屋さんだったそうです。

  読書家ぶりは、若き日、新人時代から発揮され
  給料のほとんどが本代で消えていってしまうほどだった。
  本から学んだ豊富な知識を持ち、とても正義感が強かった。
  だから、社内でも人と真正面からぶつかり、
  「生意気な奴だ」と思われていたそうです。

  ある日、先輩から飲みに誘われ、ついていったところ、
  非常に厳しい叱責を受けた。

   「自分の評価は自分でするものじゃない。
    会社では、他人が評価して初めて、
    お前がよく仕事をやっているとか、優秀だとか決めるんだ」  

  若き日の丹羽会長は、この言葉に、大きなショックを受けたそうです。
  そして、こんなことを書いています。
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  

   『今でも思うのは、自分の評価が150パーセントであったとしても、
    他人の評価はせいぜい80パーセントぐらいのものです。
    必要以上に自分を高く評価すれば、
    会社が理解してくれない、上司が悪いと人のせいにしてしまいます。
    けれど、仕事というのは、周りからどれぐらい必要とされているかで
    決まってくる。
    これがわかってからは、お客さんや上司、同僚、ひいては、
    自分の家族を喜ばせたいという一心で、仕事に打ち込みました』

              『文芸春秋 SPECIAL』(2007季刊秋号)より
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

  いい先輩がいたものですね。
  間違っていたら、叱ってくれる。
  そうした人がいることって、その人の人生を豊かにしてくれます。
  
  これって、きっと、今も昔も変わらないことですよね。
  
  この時、この先輩と縁がなければ、その叱責がなければ
  もしかしたら、丹羽会長は、今のポジションにはなかったかもしれません。

  〜〜〜

  また・・・、

  作家の長部(おさべ)日出雄氏の話も、おもしろい。
  長部氏は、35歳まで東京にてフリー・ライターとして生計をたてていた。
  ところが、郷里の弘前に残した母が寝たきりになったのと、
  「小説現代」の編集長大村彦次郎氏に「小説を書かないか」とすすめられ
  ならば、郷里を舞台にした小説を書きたいと思い、東京を引き払います。
  
  小説家になろうと「背水の陣」をしいたわけですね。 

  ところが、引っ越しやなんやかんだでお金がどんどん出ていく。
  かといって収入があるわけではない。お先真っ暗・・・。

  そこで長部氏は、母校「弘前高等学校」の恩師小田桐孫一先生の
  ところへ行って弱音を吐く。

  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓     
   「どうも小説が書けそうにもないんで、
    津軽そばの屋台でも引っ張ろうかとおもっているんですが・・・」
    すると小田桐先生は、
   「オサベ、それは駄目(マイネ)じゃあ」
    と吃驚(びっくり)するほどの大声を出した。
   「まだ山の一合目さもつかねえうちに、
    そうすた弱音を吐いているようではマイネ!」 

              『文芸春秋 SPECIAL』(2007季刊秋号)より 
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

  この小田桐先生は、なんと!かの哲学者和辻哲郎氏の薫陶を受けた人物です。
  また、戦時中、中国大陸に渡り、敗戦後、5年もの間シベリアに抑留された。
  死線をくぐり抜けてきた人の迫力は違います。

  それから、長部氏は、2年4ヶ月の間、津軽を歩き回り、
  その時に書いた小説で直木賞を受賞します。
  その他、さまざまな文学賞を受賞し、輝かしい活躍をする。

  長部氏は、書きます。

   『すべては苦境に立たされたときの
    「オサベ、それは駄目(マイネ)じゃあ」という
    恩師の叱咤激励にはじまっていたのである」

  〜〜〜

  『真のリーダーに導く7通の手紙』で、3冊目の本になりました。
  高校時代でしょうか、本のおもしろさに魅了された時期がありました。
  その時、自分もいつか本を書けたらな〜と思っていました。
  しかし、それは少年野球をする少年が
  いつかイチローにようになりたいと願う淡く脆い夢のかけらでした。

  その夢はしばらく封印されました。
  が、サラリーマンを辞め、安定を失い自分で道を切り拓く必要性に迫られ、
  そうした事情がありながら、最後、背中を押してくれ、
  本を書くことに踏み切ったのは
  高校時代からの友人であり、会社を辞めた後、
  しばらく世話になった藤原敬介の一言でした。
 
   
   「まっちん、本、書いたら」 

  藤原は、今や、世界を舞台に活躍するインテリアデザイナーです。
   ↓↓↓  
  http://www.keisukefujiwara.com/

  藤原の言葉があって、絶版となってしまった処女作
  『名もなき人の生きるかたち』(文芸社)は、生まれ、今に至ります。

  ※「まっちん」とは、私の高校時代からの「あだ名」です。

  〜〜〜 
  
  こうして過去をふりかえってみると、
  様々な人に出逢い、その縁に支えられ、励まされ
  自分が「生かされてきた」ことを、強く感じます。
  
   人は誰かに支えられ生きている。
   だから、支えてくれた人のために生きることができる。
   支えてくれた人が、今、いなくても、
   その恩は、今の社会へ、次の世代へかえしていけばいい。
   そうして「人の縁」は、細くとも強く未来へとつながってゆく。  
 

  人の縁は、妙なり。
  妙なるが故に、楽しくもある。
  つまり、人とは、楽しくある存在である。  
 
  〜〜〜

  本日はこれにて・・・。

  お忙しいなか、最後までお読みいただき
  本当にどうもありがとうございます。感謝!感謝です!

  朝晩、半袖のパジャマではちょっと涼しいようです。
  大切な大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさって下さい。
   
  そして、2009年の残り少ない「葉月」が、あなた様にとって
  決して忘れることのできない、実り多い時間となることを
  心よりお祈りしています。

      
              「元氣・勇氣・やる氣」で!
             
                 
                  v(^-^)v 

                                 敬具

   平成二十一年八月二十八日

                              松山 淳より

=====================================================
 
 ◆自問自答◆

 1)私は、人の縁から逃げていないだろうか?

 2)私は、人の縁を大切にできているだろうか?

 3)私は、人の縁の凄さを信じているだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
====================================================
 ◆103℃ WORD◆

                         「縁が縁をよぶ」  
     
=====================================================

 ◆追伸◆

  我が家に、妻の友人がくれたマイクの形をしたボールペンがあります。
  ボールペンといっても、大きさなは、実際のマイクぐらいあります。

  これを一番下の子(2歳)が気にいってまして、よく持っています。
  持っているどころか、マイクを手に歌を歌っています。
  (何の歌かはさっぱりわかりません)
  
  おまけに小さな踏み台にのぼっているです。
  娘としては、ステージの上にのぼっている気分なのでしょうか?

  しかし、不思議なものです。
  誰かに、そうしろとか、こうしろ、と言われないのに、
  自然と、踏み台のうえでマイクをもって、歌っている。  

  「人間は奥が深い!」

  そう思う、晩夏です。  

──────────────────────────────────────
■発 行 者:アースシップ・コンサルティング 松山淳(40才)
      〒152-0034 東京都目黒区緑が丘1-6-4
■U R L: http://www.earthship-c.com/
■ブログ :「リーダーへ贈る358の言葉」
       http://ameblo.jp/earthship-consulting
■叱咤激励: j@earthship-c.com
■発  行:まぐまぐ,melma!,カプライト,めろんぱん,E-Magazine
■バックナンバー:http://archive.mag2.com/0000112707/index.html
※本メルマガの著作権は松山に帰属します。ですが、どうぞ自由にご活用下さい!
 「笑顔の輪」が少しでも広がる!これほど嬉しいことはありません。
───────────────────────────────────────

【ことば】
 
    「われわれの尊厳のすべては考えることのなかにある」

                              (パンセ)

        
                  『文芸春秋 SPECIAL』(2007季刊秋号)
                       長部日出雄氏「恩師の叱咤」より

 


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

MBTIのリーダーシップ研修

リーダー層のマインドセットをチェンジする。世界50ヵ国以上の企業が導入するMBTI自己分析メソッドを活用したリーダー研修。資料(PDF)をメールいたします!

サーンバントリーダーシップ研修

「強さ」「有能さ」を全面に押し出すのはなく、「支える」ことでフォロワーたちを導くリーダーシップ・スタイルがあります!女性管理職、次世代リーダーに向いたリーダーシップとして好評!

アースシップ・コンサルティング・ロゴ

アースシップ・コンサルティング
〒152-0034 東京都目黒区緑が丘1-6-4 TEL&FAX(03)3725-4277

e-mail:j@earthship-c.com