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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【45通目】「もとの姿」脳は社会貢献を求めている〜脳医学者林成之!

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《もとの姿》
                  
          『リーダーへ贈る108通の手紙3』
            http://www.earthship-c.com

                                09.07.29
                                 45通目
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  リーダー様へ

  拝啓 朝顔が 夏風に揺れる 夏の朝

  いかがお過ごしでしょうか?

  2009年の文月も、終わりが近づいています。
  先週は伊豆にいました。
  気持ちよく晴れたのは1日だけで、しかも、東京へ帰る日でした。
  とても残念で天を恨みたくなりましたが、
  どれだけ恨んだところで、自然は、空は、天は、
  人間の言うことなどきいてくれません。

  そんな中、子どもたちは、小さなことで喜んでくれました。
  卓球をしたり、「探検だ」といって宿のなかを散歩したり、
  近くの室内プールでは、「そんなにうれしいものか」と思うほど
  はしゃぎ、声をあげて笑い・・・楽しくなったのは私でした。

  子どもたちは、どんな時でも、その瞬間を、
  かけがえのない時として全力で楽しもうと柔らかい心で生きている。

  そのことを、まざまざと見せつけられました。

  ───────────────────────────────
   晴れてよし 曇りてよし 富士の山 もとの姿はかわらざりけり
  ───────────────────────────────

  大人になると、いけませんね!

  船底にこびりついた貝や海藻が航海の障害になるように
  これまで身につけてきた「知」で、「もとの姿」が、
  すぐに見えなくなってしまいます。

  本質を見失ってしまいます。

  今日という1日は、残りの人生の最初の日。
  2009年の夏、この瞬間は去ってしまえば2度と訪れない。
  いつでも、どんな時でも、今は、2度ない、今。

  だから、時に、私たち大人は、
  「何か大切なことを見失っていないだろうか」などの
  【本質的な問い】を忘れたくありませんね。

  そして・・・外界に見える「もとの姿」を見失いたくないものです。

  もちろん、自分自身の「もとの姿」もです!
  
  〜〜〜

  さて、「晴れてよし・・・」この句の作者は誰かと言いますと、
  前通にて紹介した以下の一文、かの西郷隆盛をして
  こう言わしめた人物がその主です。
  
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  

   「命も要らず、名も要らず、位も要らず、金も要らず、
    という人こそもっとも扱いにくい人である。
    だが、このような人こそ、
    人生の困難を共にすることのできる人物である。
    またこのような人こそ、
    国家に偉大な貢献をすることのできる人物である」

 
           『代表的日本人』(著 内村鑑三 岩波書店)より
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  
  剣、書、禅の達人であり、
  江戸城無血開城に奔走した「山岡鉄舟」こそ、その人です。

  前通にて、この言葉を引用したのは、
  「公の精神」や「志」の大切さを伝えるためでした。
  脳神経外科医の篠浦伸禎氏は、「人間学」の説く「公の精神」が、
  生きる力を私たちに与えてくれることを、病の現場から伝えてくれています。
    
  さて、前通の補足といった感じになりますが、
  本通でも「公の精神」と「脳」に着目し、ひとりの医師に登場願います。

  脳卒中や心停止などの状態から奇跡的な復活を遂げる療法に
  「脳低温療法」があります。
  あの元日本代表監督オシム氏監督も、この療法があったからこそ
  一命を取り留めました。
  今や、全世界で試みられている療法ですが、
  発明者は、なんと日本人医師であり、「林成之」氏がその人です。
 
  林先生の名を医療業界を飛び出し、一躍、世に広めたのは、
  北京オリンピックの時、北島選手など日本代表水泳チームを
  脳科学の観点から指導し、すばらしい成果をあげたことによります。

  〜〜〜
 
  林先生は、脳が本能的に持ってる欲求を3つあげます。

   ─────────────
   (1)「生きたい」
   (2)「知りたい」
   (3)「仲間になりたい」
   ─────────────

  林先生の著『ビジネス〈勝負脳〉 脳科学が教えるリーダーの法則』には
  次のようなことが書かれています。
  
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

  「自己報酬」は、人間の本能の「仲間になりたい」から見てみると、
   自分だけよければいいということではなく、家族のため、チームのため、
   国のため、あの人のため頑張ることに喜びを感じる、
   という意味を含んでいるということです。
   自分が関係する人々や組織の喜びや幸せは、自分の喜びや幸せでもある
   というのが、脳本来の素直な思いなのです。

 
         『ビジネス〈勝負脳〉 脳科学が教えるリーダーの法則』
                 (著 林成之 KKベストセラーズ)より
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

  「モチベーション」や「行動力」を高めるため、
  自分のためになる報酬=「自己報酬」は、とても大切なものです。

  この「自己報酬」という言葉は、
  目標を達成した時に、自分から自分へ贈る「ご褒美」を思わせる節があり
  自己に執着した概念にとらえられがちですが、少し違います。
  
  林先生の一文にある通り、
  「仲間になりたい」という欲求が満たされることが報酬なわけですから
  自己に限定した、自分だけよければいい、という話ではないのです。

  前通にも書きました。

   ◆「私」←→「公」
 
  これは対立するようで、相互に作用し、循環関係にある・・・と。

  〜〜〜

  しかし、このような疑問がもちあがるでしょう。

  「最近の若いのは、飲みに誘っても無視するし、
   会社の行事と聞くだけで嫌な顔をする。
   本当に『仲間になりたい』なんて欲求があるのか?」

  まったくその通りかもしれません。
  でも、彼ら彼女らが、携帯電話をもち、親指を激しく動かし
  必死になってメールをしている姿を、ご存知かと思います。

  これは何をしているかと言えば、もちろん、
  自分の「仲間」に対してメッセージを送っているのであり、
  その深層には「仲間とつながっていたい」という欲求が
  激しくうごめいているわけです。

  つまり、この行為は、自らが社会的な存在であること、
  ひとりでは生きていけないこと、
  他社とのつながりでこそ自分は生存できること
  それらのことを意識の深い層は理解し、欲求として表面化し、
  結果、携帯電話へと彼ら彼女らを駆り立てているわけですね。
 
  「仲間になりたい」という欲求は、
  本人が自覚しているかは別問題として、確かに存在します。

  〜〜〜 

  だから「教え」が大切なのですね!

  ***          ***             ***

   「A君、Bさん、ちょっと聞いて欲しい。
    「私」と「公」は対立し、乖離しているものではなくて
    世のため人のためになることをすることが、自己報酬を生み出し、
    「私」を、「自分の脳」を元気にしてくれるんだ。
    「世のため人のため」は、脳を発達させた現代人がもつ「欲求」であり、
    最先端の脳科学の観点からも間違っていないのだよ。
    北京オリンピックで金メダルをとった北島選手たち水泳チームの
    メンバーは、皆、そうした考え方を指導され、実践していたんだ。
    だからこそ、会社の仲間は大切なんだ。
    会社の仲間は、付き合いは、確かにうざい存在かもしれない。
    特に上司はね・・・(笑)
    でも、仲間は、君を元気にしてくれる、成長させてくれる
    とても心強い、脳を活性化させる栄養源なんだよ」

 
  ***         ***              ***

 
 林先生は、同著にてこのように書いています。
   
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  

   「脳は本能的に人類や社会に貢献することを求めているのです。
    しかし、人は本能よりも先に目先の売上やノルマ、お金儲けに
    追われたり、立場に固執して、地位や名誉を守ろうとします。
    けれども、それが長続きしないことを知っていなければなりません。
    そして、組織が間違った方向に向かおうとしたら、
    本質的な問いかけをしてみるべきだと思います」

     『ビジネス〈勝負脳〉 脳科学が教えるリーダーの法則』
                 (著 林成之 KKベストセラーズ)より 
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

   ・会社の仲間とは何か?
   ・なぜ、私はこの会社で働くのか?
   ・今の職場は、このままでいいのか?

  そうした、あまりに単純すぎて思わず吹き出しそうな
  「本質的な問い」を、時にしてみることで、
  私たちは「もとの姿」を見失わずに、いられるようです。

  もし、迷ったらこう自問してみて下さい。

   ──────────────────────────────
   ★今の私にとって「もとの姿」を見失わない本質的な問いとは何か?
   ──────────────────────────────

   晴れてよし 曇りてよし 富士の山 

   もとの姿はかわらざりけり

  あなたの「もとの姿」を、どうか大切にしてください!
  
  〜〜〜

  本日はこれにて・・・。

  お忙しいなか、最後までお読みいただき
  本当にどうもありがとうございます。感謝!感謝です!

  ホントに早いもので、もう文月も終わりですね。
  天候の変化が、とても激しいので
  大切な大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさって下さい。

  8月21日、もし、ご都合がよろしければ、ぜひ、お会いしましょう!
   ↓↓↓
  http://www.earthship-c.com/090821.html
   
  そして、2009年の残り少ない「文月」が、あなた様にとって
  決して忘れることのできない、実り多い時間となることを
  心よりお祈りしています。

      
              「元氣・勇氣・やる氣」で!
             
                 
                 (^O^)/    

 
                                 敬具

   平成二十一年七月二十九日

                              松山 淳より

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 ◆自問自答◆

 1)私は、「もとの姿」を忘れていないだろうか?

 2)私は、何か大切なことを見失っていないだろうか?

 3)私は、なんのために生きているのだろう?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
=====================================================
 ◆103℃ WORD◆

                         「内なる声を聴く」  

===================================================

 ◆追伸◆

  メルマガや本を通してコミュニケーションがある角礼寿さんが、
  ついに2冊目の本を出版されました。
  前作『心を浄化する魔法の言葉』(毎日コミュニケーションズ)は、
  http://www.amazon.co.jp/dp/4839927022/
  なんと14刷までいき、大ベストセラーとなっています。
 
  2作目は、CDブックです。
  角さんの優しい声と言葉、ゆったりとして音楽に導かれ
  「イメージ・ワーク」ができる本です。
  私は「カウンセリング」の時には、クライアントのお話を聴いたうえで、
  「イメージ・ワーク」を取り入れているので、その大切さがよくわかります。
 
  イメージには、夢をかなえる力がありまよね!
  このCDを聴くと、夢をかなえた未来の自分に出会えます。

  ★『夢がどんどんかなう 魔法のCDブック』
   (角礼寿著・毎日コミュニケーションズ刊・1,575円)

  【7月30日(木)0:00〜23:59】に、
  書籍購入でもれなくプレゼントがもらえる特別キャンペーンを実施するそうです。
 『夢がどんどんかなう 魔法のCDブック』に込められた「秘密」&イメージすることが
  楽しくなるエピソード集PDFや音声ファイルなどが、もらえます。

  詳細・ご応募は→ http://www.reiju-sumi.com/

  私は、早速CDを聴いて「イメージ・ワーク」をしてみました!
  角さんの言葉に導かれ、音楽にいざなわれ、深い瞑想状態を味わい、
  瞑想の世界から帰ってきた時には、とてもすっきりとしました。

  かなり、いいです!

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【ことば】
 
   「自分だけが儲かればいいというあり方は、
    脳の基本的な仕組みにマッチしていないため、長続きしません」

                         (脳神経外科医 林成之)

        
      『ビジネス〈勝負脳〉 脳科学が教えるリーダーの法則』
                   (著 林成之 KKベストセラーズ)より 

 


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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