ビジネスリーダーへ元気・勇気・やる気を贈るメールマガジン

『リーダーへ贈る108通の手紙』

HOME > メルマガ > 2009バックナンバー > 【30通目】

【30通目】「承認欲求」叱るも褒めるも同義語!

☆────────────────☆───────────────────☆
《承認欲求》
                  
          『リーダーへ贈る108通の手紙3』
            http://www.earthship-c.com

                                09.02.27
                                 30通目
☆────────────────☆───────────────────☆

  リーダー様へ

  拝啓 冬晴れと 彼岸桜と 梅の宴

  いかがお過ごしでしょうか?

  いよいよ2009年の如月も終了ですね。
  来週はもう3月です。
  早いものです。この日本に春がやってきます。
  雪がとけて川になる。
  我が家の近くにある桜並木のソメイヨシノたちの
  つぼみも少しずつ育っています。

  我が家の三番目(2歳)も、すくすくと育っています。
  かなり語彙が増えまして、
  会話が成立するまではいきませんが、よく喋るようになりました。

  といいますか・・・うるさいぐらいです(笑)

  「喋る」のともうひとつ顕著な成長は、
  兄たちを真似て、画用紙を前にして色鉛筆を持ち、
  絵を描いていることです。

  いや、絵とも言えない絵。

  小さな丸と、ぐにゃぐにゃの線がいくつも交じり合い、
  前衛派の抽象画のようです。

  で、本人なりに完成をすると、トコトコ歩いてきて

  「ねえ〜みて、みて、みて」

  と、大きな声を出します。

  「お〜いいね。よく書けている。もっとがんばって!」

  と、私が言うと、満足してまた画用紙に向かいます。
  
  そして、3分もしないうちに、また足音が聴こえてきます。

  「ねえ〜、みて、みて、みて」 

  ここのところ「みて、みて」という言葉が
  頭のなかでリフレインしている私です。

  〜〜〜

  この「みて、みて」は、三番目の専売特許ではなく、
  よく考えてみると、長男も、次男も、よく言っていました。
  「みて、みて」は少なくなりましたが、上の二人も、絵を完成させると、
  いまだに私のところに本人自慢の作品をもってきて何らかの評価を求めます。

  夕食後、3人が同時に絵を描いている時などは、
  たいへんで、私は絵画教室の先生状態になっています。

  しかし、こうした日常の子どもたちの姿から

   ★「承認欲求」

  という人間の根幹にかかわる強い欲求が、
  人にあることを感じとります。

   ───────────────────────────
   人は何かをし終えた時、自分がしたことを、誰か他人に
   認めてもらいたい、評価してもらいたい、褒めてもらいたい
   と痛切に願っている存在なのですね!
   ───────────────────────────
  
  これは何も子どもに限った話ではありません!
  40歳過ぎた私でさえ、自分のした仕事がどう評価されているのか
  とても気になります。

  このメルマガしかり、ブログしかり、出版した本しかり・・・。
     
  自分の書いたものに対して、読者の方から言葉が届くことは、
  とても大きな励みになりますし、嬉しいですし、
  その人に会って直接、御礼を言いたい気持ちになります。
          
  特に、私は「ブタもおだてりゃ木に登る」タイプですので、
  誰かから「褒められる」と、

  「いやいやそんな、とんでもないことです!」

  などと口にしつつ、心はホカホカになっています。
  
  〜〜〜

  自分自身の体験として、「褒められる」と
  なんだかんだ言って、人は嬉しいものだと知りつつ、
  しかし、「褒める」ことを素直に実行できているのかと言えば、
  私は、反省をしなくてはいけません。

   「褒める」ことは、本当に難しいものですね!  

  企業のリーダー層の方から
  「褒める」ことが苦手だと、よくお聞きします。

  そうした時に

   ─────────────────────────────
   部下を「褒める」のではなく部下を「称えたら」いかがですか?
   ─────────────────────────────

  と、得意の言葉遊びで返答をすることがあります。

  これは全ての人がそうではありませんが、
  まず「褒める」という言葉の響きからその人自身が漠然と想起する
  イメージが、マイナスの状態になっていることがあります。

  部下を「褒める」と聞いただけで、拒否反応を起こしてしまう。
  
   部下に迎合しているのではないか・・・。
   部下の下でに出ているようで嫌だ・・・。
   部下を褒めるとつけあがるだけだ・・・。

  それは過去の何かの体験に根ざしていることもありますが、
  過ぎた日の経験をどうこう言うより、
  「褒める」と聞いただけで嫌悪感をもってしまうならば
  言葉を変えることによって、心に小さな変化を起こします。

   ★「称える」

  「褒める」と「称える」では、するコトはかわりません。

  ですが、言葉の持つイメージがその人の行動を束縛します。
  言葉に負のイメージを持ったら、行動が制限されます。
 
  いやいや「称える」も、気持ちが悪いとなれば、
  
   「元気づける」「励ます」「期待する」
   「評価する」「認める」・・・

  などなど、あなた自身にフィットする言葉を持てば良いと思います。

  〜〜〜

  私たちが他人を褒める時、その人の「長所」が多いですね。

  「長所」は、ビジネスっぽい言い方をするなら
   その人の「強み」(コア・コンピタンス)です。

   「それがあるから他者(他社)に負けない要素」 

  「強み」を磨いて行くことが人にとっても企業にとっても大切です。
  もう十分承知していると思います。

  「褒める」「称える」ことは、その人の「強み」を
  意識的にも無意識的にも、本人に自覚させ
  さらなる「強み」へと進化させることです。

  だからこそ、リーダーの大切な仕事なのですね。

  〜〜〜

  さてさて、「褒める」の話に流れていきましたが、
  ここで話をもう一度、戻しまして、
  「褒める」にしても、「励ます」にしても、「期待する」にしても、
  それらのことを通して、リーダー、上司は、
  何をしているかと言いますと、部下の「承認欲求」を、
  つまり、他人から認められたいという気持ちを満たしているわけです。

  ぜひ、こう考えて下さい!

  「承認欲求」は、人間の三大欲求(食欲、性欲、睡眠欲)
   に負けず劣らず根強いものだと・・・。

  つまり、他者からの「承認」は、人の働く意味を生み出し、
  生きるエネルギーを貯蓄するのです。

  そんな大げさなと思われのであれば、
  まったく反対の状況を連想してみて下さい。

   ★「無視」

  会社に出社する。職場には自分のデスクがあり、たくさんの人がいる。
  しかし、誰からも話かけられることはなく時は過ぎ、仕事を終えて帰路につく。
  そんな日々の繰り返し。

  辛いですね。辛いです。
  もし、こうなったら生きて行くことが虚しいです。
  
  なぜでしょうか?

  なぜならば・・・、

  ─────────────────────────────────
  人は他人との関係によってこそ自分の存在を承認できる存在だからです。 
  人は自分の「居場所」を常に希求する存在だからです。  
  人は他人から必要とされることに生きる意味を感じとる存在だからです。
  ─────────────────────────────────
  
  だから、リーダー(上司)は、フォロワー(部下)に対して
  相手の存在を承認する言葉をかけ続けることが、ひとつの役割なのです。

  その時、何も「褒める」だけではありませんね。

  「叱る」ことも、「怒る」ことも、相手を承認することです。

   ━━━━━━━━━━━━━━━━━
   ★「叱る」も「褒める」も同義語
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━

  とは、相手のことを思っての行動であり、そう思っていることは、
  つまり、部下の存在をしっかりと認めている「承認」しています。

   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   ★「愛」の反意語は「憎しみ」ではなく「無関心」
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
  「どうでもいい」と思うと、人は、他人を無視するようになります。 

  ですので「叱る」「怒る」ということも実は、部下の
  「承認欲求」を満たすことになっていることを忘れないで下さい!  

  〜〜〜

  本日も、お忙しいなか、最後までお読みいただき
  本当にありがとうございます。感謝!感謝!

  そろそろ花見の話題が出そうな季節ですね。
  ですが、まだまだ冷える日もあります。
  大切な大切なおからだですので、くれぐれもご自愛になさって下さい。
  
  そして、2009年の残り少ない「如月」が、あなた様にとって
  決して忘れることのできない、実り多い時となることを
  心よりお祈りしています。

      
 
             「元氣・勇氣・やる氣」で!

                 (^-^)/
                                 敬具

   平成二十一年二月二十七日

                              松山 淳より

====================================================
 
 ◆自問自答◆

 1)私は、部下に対して無関心になっていないだろうか?

 2)私は、部下を認める言葉をかけているだろうか?

 3)私は、日頃から他人の存在を認める行動をとれているだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
===================================================
 ◆103℃ WORD◆

                        「商人なら承認です」  

===================================================

 ◆追伸◆

   ★ 作家デビューの登竜門「カフェリブロ作家養成ゼミ」

  『上司という仕事のつとめ方』(実務教育出版)の出版チャンス
  をつかんだ「カフェリブロ作家養成ゼミ」が今年も開催されます。
   ↓↓↓
http://blog.goo.ne.jp/appleseed_august/e/6c32bd761413ed0516128d897083b003

  私は残念ながら審査に落ちて、このゼミには参加できませんでした。
  でも、出版はできたのです。

  企画書を応募して、審査を通過して、もしゼミの生徒になれたら
  あなたが作家デビューする確率は、かなり高いものになると思います。  

  審査は無料だそうです!

  作家希望の方、企画に自信のある方、応募して、ぜひ、夢を叶えて下さい!
   ↓↓↓
http://blog.goo.ne.jp/appleseed_august/e/6c32bd761413ed0516128d897083b003

───────────────────────────────────────
■発 行 者:アースシップ・コンサルティング 松山淳(40才)
      〒152-0034 東京都目黒区緑が丘1-6-4
■U R L: http://www.earthship-c.com/
■ブログ :「リーダーへ贈る358の言葉」
       http://ameblo.jp/earthship-consulting
■叱咤激励: j@earthship-c.com
■発  行:まぐまぐ,melma!,カプライト,めろんぱん,E-Magazine
■バックナンバー:http://archive.mag2.com/0000112707/index.html
※本メルマガの著作権は松山に帰属します。ですが、どうぞ自由にご活用下さい!
 「笑顔の輪」が少しでも広がる!これほど嬉しいことはありません。
───────────────────────────────────────

【ことば】
 
   『マネジメントとは、人にかかわるものである。
    その機能は、人が共同して成果をあげることを可能とし、
    強みを発揮させ、弱みを無意味なものにすることである』

                       (ピーター・F・ドラッカー)
 
         『新しい現実』(著 P・F・ドラッカー ダイヤモンド社)より

 


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

MBTIのリーダーシップ研修

リーダー層のマインドセットをチェンジする。世界50ヵ国以上の企業が導入するMBTI自己分析メソッドを活用したリーダー研修。資料(PDF)をメールいたします!

サーンバントリーダーシップ研修

「強さ」「有能さ」を全面に押し出すのはなく、「支える」ことでフォロワーたちを導くリーダーシップ・スタイルがあります!女性管理職、次世代リーダーに向いたリーダーシップとして好評!

アースシップ・コンサルティング・ロゴ

アースシップ・コンサルティング
〒152-0034 東京都目黒区緑が丘1-6-4 TEL&FAX(03)3725-4277

e-mail:j@earthship-c.com