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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【16通目】「スキーマ」ダメな自分は思い込み!

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《スキーマ》
                  
          『リーダーへ贈る108通の手紙3』
            http://www.earthship-c.com

                                08.11.05
                                 16通目
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  リーダー様へ

  拝啓 箱根路を 往けば空に 駒ヶ岳

  いかがお過ごしでしょうか?

  2008年の霜月が始まっています。
  東京も朝晩と、かなり冷えるようになりました。
  寝る時に、開け放っていた子ども部屋の扉も
  昨日から閉めて寝ることになりました。

  3連休は、伊豆に宿をとり、箱根へ出かけました。
  天気に恵まれ、日中は、シャツ1枚でも平気でした。
  さすがに日が暮れてくるとそうもいきません。
  
  でも、紅葉は、まだまだでした。
  箱根登山鉄道に乗り、錦秋の光景を期待していたのですが、
  11月下旬が見頃のようです。
    
  さて、そんな箱根路から「宿」への帰り道、
  記憶に残る小さな嬉しい出来事に遭遇しました。

  〜〜〜

  登山鉄道で山を下り、箱根湯本駅でいったん下車して
  有名な「温泉まんじゅう」と大好きな「イカの塩辛」を購入。
  そして、小田急線で小田原駅へ。
  小田原駅で乗り換えてJRで伊豆方面に・・・。

  妻と私はかわるがわる、一日中、1歳の子を抱っこしていました。
  9歳、4歳、1歳と、子どもが3人いると、ふざけて道路に飛び出したり、
  昼食の時も、あちこち食べ物を飛ばしたり、こぼしたり、
  お椀をひっくり返したりと、気が休まりません。
  さすがに夕方になると、私も妻も疲れてきました。
  
  帰りの電車。箱根湯本は始発駅ですので、座れました。
  で、小田原駅からも座って帰りたいと、口には出さずとも
  からだが要求していまして、
  電車がホームに滑りこんで、扉が開いた時には、
  リュックを背負い、1歳の子をだっこしながら
  思わず席を求めて小走りになりました。

  ところが疲れているのは誰もが同じですね。
  観光客がどっと乗ってきて、席がとれない・・・と、思った時

  「あっ、どうぞ」

  と、学生服に身をつつんだ高校生が、すっと席をたったのです。
  髪はキムタク風の長髪で、日焼けしていて肌は浅黒く、
  学生服の上着のボタンを上から三つ外して胸が露出し、耳にイヤホン。
  
  「いいの?」

  と、私が尋ねると、
  彼は、恥ずかしそうに、私と目も合わせず、
  首を何度が上下させ、ズボンのポケットに片手を入れて
  
  「いいっす、いいっす」   

  と、雑踏の音にかき消されてしまうような小さな声で言いました。

  「そうか、ありがとう、わるいな、ありがとうね」

  地声の大きな私の言葉が、思いのほか車内に響きます。 
  周囲の人たちが、彼に注目します。
  恥ずかしさを紛らわすように、照れながら、彼は、うつむきました。

  ベルがなり電車は、小田原駅を出発しました。

  家族5人ですので、
  私は、結果的には立っていることになりましたが、
  何かやけに喜んでいる自分が、そこにいました。

  電車は速度をあげ、
  しばらく走ると、水平線を抱く大きな海が見えました。
     
  〜〜〜
  
  心がほぐれる一瞬でした。

  若者はいつの時代でも上の世代から揶揄されてしまいます。

  ですが、そういった軽々しく口にされる大人たちの言葉に
  力を失わさせる、たのもしい出来事でした。

  しかし、こう書きながら、私の心の内はどうだったのか・・・。

  電車に乗り込んで、座席の一番左端に座っている彼が目に入って
  突然、席を立った時に

  「えっ!」

  と思いました。つまり、
  「まさか彼は席を立たないだろう」と思っていたということです。

  この瞬間的な判断をするにあたって、
  彼の「外見」を基準のひとつに入れていたことを
  私は正直に、語らなければなりません。
    
  〜〜〜
 
 
   ★「スキーマ」

  「認知行動療法」で「思い込み」「絶対的な信条」と呼ばれるものです。
  何も専門用語を持ち出さず「固定観念」と言ってもいいと思います。

  この「固定観念」がもとになって

   ★「認知のゆがみ」

  が生じます。
  現実を正しく把握することから遠ざかります。
  真実を知るのに遠回りすることになります。

  〜〜〜

  席を譲ってくれた高校生の「外見」から
  「彼は席を立たない人だ」と、一瞬でも判断したことが
  まさにその代表例でしょう。

  「認知のゆがみ」には、いくつかのパターンがあります。
  このケースでは

   ★「過度の一般化」

  と呼ばれるものですね。
  
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
   ・背の低い人は、バレボールをしない。
   ・茶髪は、不良。
   ・無口な人は、冷たい人。
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  
  などなど、です。

  私は学生時代ラグビーをしていました。
  身長は187cmほどあるのですが、とてもやせています。

  社会人となり「ラグビーをやっていました」と言うと
  「えっほんとに!バレーかバスケかと思った」
  と言われ続けてきました。

   ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
   ・やせている人は、ラグビーをしない
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
  そんなことは、ありませんね。

  〜〜〜

  さてさて、「ゆがんだ認知」の中に

   ★「低い自己評価」
 
  というものが、あります。

  何をしても「自分はダメだ」「人より劣っている」と思い込んでいて、
  成果が出ても素直に喜べず、なかなか満足できない人です。

  これは、真面目で、とても向上心の強い人が
  陥りがちな「トラップ」のひとつです。
  
  このことで、心を疲れさせてしまうことは、
  避けた方が良いのですが
  私は、こうした性格的な傾向は、決して悪いことではないと思います。

  なぜなら、「低い自己評価」をしがちな人は、裏を返すと
  自分自身に対する「高い理想」を持っている人だからです。

  この「高い理想」は、モチベーションの源です。

  でも、「ダメな自分」という思い込みをもったまま長く働き続けると、
  やはり、人よりストレスを強く感じるようになりますし、
  人より落ち込む回数が増えてしまうかもしれません。

  ですので・・・、

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ★「ダメな自分」は、「思い込み」に過ぎない
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
  と、一度、疑ってみることが大事だと思います。 

  いや、ぜひ、そうしてみて下さい。
 
  「ダメな自分」「人より劣っている」
  と思っていても、きっと、いろいろなコトができているはずです。
  いろいろな長所をもっているはずです。
  人より優れている何かがあるはずです。

  だから、「ダメ」なんてことはないのです。 
  できたら書き出してみて下さい。

  だって、もったいないです!

  せっかくある自分の豊かな才能を
  「自分の思い込み」によって、閉ざしてしまうなんて・・・。
  
  自分の才能を目減りさせてしまうことに
  エネルギーを使うことは、とても「もったいない」です。

  「自分はダメだ」と思うことを「消極的な発想」と書きたくなり
  あまり力を使ってないようなイメージがありますが、それは違うのです。

  ものすごい心のエネルギーを使っているのです。
  ものすごい心のエネルギーを使用して自分を閉ざしているのです。

  そうした、マイナスのエネルギー消費に対しては
  「エコ」で行きましょう!

  「節約」の発想です。

  「節約」ですから、まったく無くすことはないのです。
  量や回数を減らせばいいのです。
  なぜなら、「自分はダメかもしれない」というマイナスのエネルギーは
  豊かな自己内省を促す力にもなるからです。  

  ただ、もし、その「低い自己評価」をやめたら、
  決して出会えなかった新しい自分に出会え、
  決して出会えなかった人たちに出会うことができ
  決して叶えられなかった夢に、手が届くかもしれないのです。

   
         
            あなたの心にも「エコ」を!
             
             よろしくお願いします。

                (。-人-。 )

  〜〜〜

  さて、本日も、お忙しいなか、ここまでお読みいただき
  本当にありがとうございます。感謝!感謝です!

  2008年の霜月。 
  早速、マフラーを首に巻く人を見かけました。
  駅には年賀状の特設売り場も出始めています。
  もうすぐクリスマス・イルミネーションが街を彩ります。

  リーダーとして、きっといろいろなご苦労をされていると思います。
  大切な大切なおからだですので、くれぐれもご自愛になさって下さい。
  
  そして、2008年「霜月」が、あなた様にとって
  決して忘れることのできない、実り多い時となることを
  心よりお祈りしています。

      
 
             「元氣・勇氣・やる氣」で!

                 (^O^)/
              
      

                                         
                                 敬具

   平成二十年十一月五日

                              松山 淳より

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 ◆自問自答◆

 1)私は、自分をダメな人間だと思い込んでいないだろうか?

 2)私は、他人と自分を比較ばかりしていないだろうか?

 3)私は、心のエネルギーを無駄遣いしていないだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
=====================================================
 ◆103℃ WORD◆

                         「夢に年齢は関係ない」  

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【ことば】
 
   『悪い想像をしすぎて自分の行動を縛っていないか考えてみよう』

                          (精神科医 大野裕)
 
            『こころの健康学』(著 大野裕 日経ビジネス文庫)より
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世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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