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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【106通目】「弱くてもいい」強さより人らしさ!

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《弱くてもいい》
                  
          『リーダーへ贈る108通の手紙2』
            http://www.earthship-c.com

                               08.06.16
                               106通目
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  リーダー様へ

  拝啓 父の日に カードをもらって しんみりと

  いかがお過ごしでしょうか?

  いよいよ、このメルマガも「第2弾」の終わりが近づいてきました。
  いや〜長かったです。
  かといって、あまり騒ぐのは、性に合いませんので、
  未来をみつめて、淡々と進めていきたいと思っています。

  先日、長らく会えなかった妻の旧友が
  やっとスケジュール調整でき、妻と会えることになったので、
  日曜日、私は、子ども3人の子守りをすることになりました。

  そういった時には、家にいると大変なので、
  原っぱのある公園に連れていくのが、一番だと勝手に思っています。

  スベリ台やジャングルジムなどの遊具があるといいのですが、
  8歳、3歳、1歳の、年齢構成だと、
  1歳の子から目が離せず、かといって3歳の子もまだまだ一人では
  ジャングルジムなどは危ない、といった状況なので、
  目の届く「原っぱ」が一番というわけです。

  何もないので、長男(8歳)は最初ぶつぶつ不満をもらします。
  でも、子どもは「遊びの天才」ですので、
  何も言わずにほったらかしにしておくと、
  草をむしったり、石を集めたり、蟻の巣を発見したり・・・と
  何かしら次から次へと遊び始めます。

  そうして、遊びに夢中になって帰る時間となり

   「お〜い、そろそろ帰るぞ」と私が言うと
 
  最初、ぶつぶつ文句を言っていた長男が

   「なんだ、もう帰るの」

  と、最初とはまったく反対の不満をもらします。

  〜〜〜

    ★人間は「快」を求めて行動する。

  心理学でも、大脳生理学でもよく言われることです。
  「快(こころよ)い」
  状態でいること、いられることを私たちは、追求します。
  
  朝ベットから出たくないのは、寝ている方が「快い」からです。
  仕事切り上げて、週末、人が旅に出るのは、
  日常からの解放感が「快い」状態をもたらすからです。
  子どもが遊びに夢中になって、「なんだもう帰るの」と不満をもらすのは
  遊び夢中になっているのが「快い」からですね。

  私たちの仕事が、職場が、人間関係がすべて
  「快い」ものであったら、これほど嬉しいことはありません。

  「快さ」は人を熱中させます。
  つまり「快さ」を感じている時に「モチベーション」は、高まるのです。
  
  「トムソーヤの冒険」の作者マーク・トウェインは、
  こんな言葉を残しています。

   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
    「成功の秘密は、
     あなたの仕事を休暇のように楽しむことです。」
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

  なるほど、休暇のように仕事を楽しめたら最高です。
  しかし現実問題、マーク・トウェインの言葉通りには、
  なかなか、いかないのが人間社会です。
       
  〜〜〜
  
  仕事には「快さ」とは全く反対の「辛さ」が伴うことがあります。

  リーダーであれば、部下との人間関係に苦しむことも多いです。
  中間管理職の方であれば、
  上から「何やってんだ」と叱られ、
  部下からは「それはどうなっているんですか」とつきあげられ
  板挟み状態になり、言いたい愚痴をぐっと飲みこみがんばり、
  悶々としてしまうこともあります。
  
  もし、そうであれば、本当に、日々お疲れさまです。

  突き上げている部下も
  いつか、自分が突き上げられる立場になることを
  ちょっと忘れてしまっているのかもしれません。

  「何やってんだ」と怒鳴る上司も、
  実は何かに怯えている小さなひとりの人間なのかもしれません。

  「怒り」の裏にあるのは、
  いつでも「恐れ」や「怯(おび)え」です。

  いつも怒っている人は、
  何かに追われるような「恐れ」を感じて、
  心の深いところで、ぶるぶる震えているようなものなのです。

  怒りで「恐れ」を隠している、まぎらわしているのですね。

  〜〜〜

  「上司は、選べない。」
  
  これは、よく言うことですが、
  だからといってあきらめてしまうのではなく、
  あなたの「上司」が、
  もしあなたに過大なストレスを与えているのであれば、
  どうぞ、今述べたような「違った見方」をしてみて下さい。

  それは、その「上司」を見下したり、軽蔑することではなくて、
  「違った解釈」をすることです。

  もし「軽蔑」が心に混じると、その心が相手に伝わり
  さらに「怒り」は増幅されることになります。

  なぜでしょうか?

  「軽蔑」こそ、その「上司」が最も恐れているものだからです。
 
  〜〜〜

  部下をもち、人の上に立ち、リーダーになると、
  「人格者」としての素養を周囲の人たちから求められます。

  でも、なかなか人は、「立派な人」になれるわけではありません。

  リーダーになると、自分の「凄さ」よりも
  むしろ、自分自身の「弱さ」が突然あらわになり、びっくりしてしまい
  その「弱さ」から目をそらそうとするかもしれません。

  でも、「弱くて」いいんですね。

  人はとてつもなく「強く」あることもあれば、
  どうしようもなく「弱く」なってしまうこともある、
  そういった存在なのですから。

  「強く」ても「弱く」ても、どちらも大切な大切なあなた自身です。

 フランスの文学者ラ・ロシュフコオが記した
  『箴言と考察』(岩波書店)に、こんな言葉があります。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 

    持っていいない感情を、持っているらしく見せかけるよりも、
    持っている感情を隠すことのほうがむずかしい。  

       『箴言と考察』(著 ラ・ロシュフコオ 岩波書店)より
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

  決して「強い」ばかりがリーダーではありません。

  完璧な人はいません。
  完璧なリーダーシップもありません。 

  だから、時に「弱さ」を露呈しても、いいのだと、私は思います。
  それを部下の前でするのか、旧友の前でするのか、家族の前でするのか
  それには、何らかの判断が求められるかもしれません。

  でも、私たちはいつでも「強い」人よりも
  どこかで「弱さ」を秘めている人の方にこそ、

   ★「人らしさ」

  を感じるはずです。

  「強いリーダー」を演じることも大事なことです。
  立派な「人格者」であることも大切かもしれません。
  でも、部下が上司に求めていることは、

   ★人間味のある人

  であることを、私たちは忘れたくありません。

 
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    人間味あるリーダーにこそ
    人は「快さ」を感じるはずなのですから・・・。
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
   

  〜〜〜

  お忙しい中お読み頂き、本当にどうもありがとうございます。

  雨の季節です。
  憂鬱な気分にもなりますが、
  今、雨が降らないと水不足になってしまいます。
  おいしい、お米も野菜も果物も、食べられなくなってしまいます。

  そんなおいしいものをたくさん食べられるように、
  どうぞ体調を崩れされませんようお体ご自愛下さい。

  そして、この「水無月」が、あなた様にとって
  生涯の記憶に残る素晴らしい月となることを心よりお祈りしています。
        
 
             「元氣・勇氣・やる氣」で!

                 v(^-^)v
                                                
                                 敬具

   平成二十年六月十六日

                          松山 淳より

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 ◆自問自答◆

 1)私は、「弱い」自分が嫌いだろうか?

 2)私は、「強い自分」であろうとして、どこかで無理がきていないだろうか?

 3)私は、部下に自分の内面を正直に語っているだろうか?

※目をとじて30秒だけでも考えて頂けたら幸いです。
 答えを出そうとするのではなく、胸にきざむような感じで・・・
 目を開けたら、一番下までスクロールして、言葉を読んで下さい!

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 ◆102℃ WORD◆

  「人は弱さを知って強くなれる」   

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 ◆追伸◆

  週末「父の日」(6/14)は、幼稚園の父親参観日でした。
  私はその存在を初めて知ったのですが「寒天粘土」なるもので、
  一緒に小さな恐竜を作りました。
  私の性格が出まして、作り方の説明が書かれたボードをろく読まずに
  勘でつくり始めたら、水と粉の文量を間違え、最初大失敗してしまいました。
  「わるかった、わるかった」
  と、子に謝り、リカバリーに必死になりました。
  いやいや、大反省です。
  でも、なんとか子と共同作業で小さな恐竜を完成させました。
  http://ameblo.jp/earthship-consulting/day-20080615.html
 
  教室に入り最後、子どもから手作りのメッセージカードをもらった時には
  「こんな俺でも親父か」と、ちょっと胸がしめつけられ
  気を引き締める「父の日」でした。
 
  私が言うのも変ですが・・・、

  お父さんたち、いつも本当にお疲れさまです!

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■発 行 者:アースシップ・コンサルティング 松山淳(39才)
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※本メルマガの著作権は松山に帰属します。ですが、どうぞ自由にご活用下さい!
 「笑顔の輪」が少しでも広がる!これほど嬉しいことはありません。
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【ことば】
 
  『不運にも失意の底にあるとき、部下に自分の弱さをさらけ出すのは
   別に恥ずかしいことではない。』

                       (元資生堂社長 福原義春)

            『部下がついてくる人』(著福原義春 日本経済新聞社)


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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