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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【100通目】「ふたつの愛」与える愛と受ける愛byマズロー!

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《ふたつの愛》
                  
          『リーダーへ贈る108通の手紙2』
            http://www.earthship-c.com

                               08.05.01
                               100通目
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  リーダー様へ

  拝啓 薫る風 皐月の道で 仰ぐ空

  いかがお過ごしでしょうか?
  GW真っただ中、お仕事お疲れさまです。

  いよいよ2008年の「皐月」(さつき)が始まりした!

  すっかりご無沙汰し、失礼しております。
  4月に仕事で一山ありまして、そちらに集中していました。

  さて、メルマガを書こうとして、ふと気づきました。

  もう【100通目】なのですね!
  
  自分で書いていて、感慨にふけるのも
  おかしな話ですが、第2弾も残り「8通」となり
  いよいよ終わりが見えてきました。

  気を引き締めていきたいと思います。

  〜〜〜

  さて、我が子3番目(1歳)は、
  かなりしっかりと歩くようになり、イタズラざかりです。

  最近は「あべし、あべし」が口癖です。
  一体、何が言いたいのか、さっぱりわかりません。
  気分が良いと家の中をトボトボ歩きながら
  手に鉛筆とか新聞のチラシを持って
  「あべし、あべし」を連発しています。

  まさか「北斗の拳」を読んだことがあるのでは!?

  と、ひとりで妄想しているのですが、
  これは「北斗の拳」を読んだ人しかわからないことなので、
  これぐらいにします(笑)

  それから、「あい、あい」と大きな声を出して
  いろいろなものを持ってきてくれます。
  今日、書斎で仕事をしていると、トボトボと入ってきて
  「どんぐり」をくれました。
  
  一体、どこから持ってきたのか!?

  とにかく様々なプレゼントが私に贈られます。

  それで、私がなかなか受け取らないと「あい、あい」
  と声はさらに大きくなり、その場から、なかなか去ってくれません。
  「ど〜うもありがとう〜!」
  と言って受け取ると、とても満足気な顔をして書斎から出ていきます。

  でも、数分もしないうちに、また、
  遠くから「あい、あい」という声が聞こえてきて
  だんだん大きくなって、何かを持っている我が子が
  手を高くあげて横に立っています。

  何度も、何度も繰り返される、たわいのない日常風景です。

  小さな子のこうした姿を見ていると、ふと

   ★人間は本能的に他人が喜ぶことをしたがる動物

  なのではと、妄想が頭をかけ巡ります。

  〜〜〜

  人間の本能的な「三大欲求」と言えば?

  もちろん「睡眠欲」「食欲」「性欲」ですね。

  ですが、上記の三つのうち一つを外して
  他の「欲求」を当てはめる場合があります。

  さてさて、もう一つの人間の本能的な
  「欲求」とは何でしょうか? 答えは・・・・。

    ★「集団欲」

  
  〜〜〜   

  人は仲間を作りたい、仲間といたい動物なのです。  

  恐らく、こういったことだと思います。

  今や人間はこの地球上において、食物連鎖の頂点に立っています。
  いや、立ったつもりになっています。

  今でも、ライオンや熊と戦ったら、とても勝てないですが、
  文明を発達させた人間は、科学技術を発達させ
  猛獣から身を守る強大な術(すべ)を身につけました。

  ですが、遠い昔、人間が誕生して
  この地球上に散らばる長い、長い旅をしていた頃、
  もし猛獣に襲われたら、簡単に命を落とす「か弱い動物」でした。

  食物連鎖の頂点ではありませんでした。  

  「か弱い動物」が「強い動物」に勝つにはどうすればいいか?

  それは、「群れ」を作ることですね。

  シマウマは、いつも群れで行動しています。
  小さな魚は、何百匹と群れをつくり海を回遊します。
  ミツバチは、天敵であるスズメバチが巣に侵入すると、
  集団で襲いかかり、身体の熱をあげてスズメバチを殺してしまいます。

  それと同じように、人間も集団で行動することで
  「命」を守ってきたのだと思います。

  群れから外れたか弱い動物が天敵に狙われ命を落とすように
  かつて人間もひとりで行動することは、同時に
  命にかかわることだったはずです。

  また、集団を形成することで、異性と巡り会い、
  子孫を残すというDNAに刻まれた
  本能的な使命を果たすことができます。  

  今でも私たち人間は、そんな動物的本能が消えたわけではなく、
  脳にしっかりと刻まれた本能的な「欲求」に従って、
  行動をしています。
    
  人間も動物です。

  〜〜〜

  だからこそ、心理学者エイブラハム・マズローは、
  「欲求5段階説」で、「社会的欲求」を設定したのです。
  あまりにも有名ですが、念たのめ以下に記します。
 
            
              第5段階           高次
 
             自己実現の欲求          ↑
                              │
           第4段階 尊厳の欲求         │
                              │
          第3段階 社 会 的 欲求       │
                              │
        第 2 段階 安 全 の 欲 求      │

       第 1 段 階  生 理 的 欲 求    低次
  

  「マズローの欲求段階説」については、
  こちらの↓バックナンバーで触れていますので、参考にして下さい。
  http://archive.mag2.com/0000112707/20030826060000000.html?start=200 

  さて、「社会的欲求」は、「所属と愛の欲求」とも言われています。

  私たちは、本来、「集団」の中に「所属していたい」
  と願う生き物なのですね。

  まさに「集団欲」です。

  そして、その「集団」の「絆」を保ち深め、子孫を残すために
  「愛情」という感情を発達させてきたのだと思います。

  この「愛情」を具体的なかたちで表現しようと思った時に
  何かを「プレゼントする」「分け与える」
  という行いが、きっと最適だったのでしょう。

  だから、「自分の持っている何かを与え、人を喜ばせたい」
  という心理は、
  人間のかなり根幹の「欲求」なのではないかと思うのです。

  マズローは、大著『人間性の心理学』(産業能率大学出版部)
  の中で、こう記しています。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 

 
 愛の欲求は、
  与える愛と受ける愛の両方を含むという事実も
 見落としてはならない。 

  
 『人間性の心理学』
 (著 A.H.マズロー 産業能率大学出版┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

   ★与える「愛」と受ける「愛」

  そうでした!

  「与える『愛』」は、よく理解でますが、

  私たちは、時々、

   ★「受ける『愛』」

  を忘れてしまいます。

  子が「どんぐり」を持ってきた時に、
  仕事に集中していて、つい、「黙っていれば出ていくかな〜」
  と考えていたのは、正直なところです。
    
  〜〜〜

  会社で社員が元気良く働いているところは、
  この、与える「愛」と受ける「愛」がうまくかみ合っている
  のではないかと思います。

  テレビ東京の「カンブリア宮殿」(08.4.29放送)に
  「リンクアンドモチベーション」の小笹芳央社長が出演していました。
  今や学生の就職ランキングでは並みいる大企業を押しのけ
  30位代にランクインしているのですね。驚きました!

  番組の中で「リンクアンドモチベーション」が実践している
  社員のモチベーションを高めるための
  おもしろい人事施策が紹介されていました。

  部単位だと思うのですが、みんなで集まって
  「がんばった同僚」を称えるために
  星形の小さな紙にメッセージを添えて、
  「がんばったと思った同僚」にその紙を直接手渡しする
  「会」があるのです。
  
  これってまさに、与える「愛」と受ける「愛」ですね。

  すると、人間の本能的な欲求である、「集団欲」あるいは
  マズローの言う「所属と愛の欲求」を満たし、
  さらにその上にある、「人として尊重されたい」と願う
  「尊厳の欲求」をも満たしていることになります。

  欲求が満たされると人はモチベーションが高まります。

  「モチベーション理論」のひとつには「欲求説」の流れがあり、
  マズローは、まさにそれです。

  〜〜〜
    
  御社ではいかがですしょうか?   
  
  与える「愛」と受ける「愛」が、うまくかみ合っていますでしょうか?

  リーダーシップとは、マズローが指摘した双方の「愛」を
  職場にうまく機能させることです。

  そのために、リーダー自身が率先して、
  「与えること」と、しっかりと「受けること」を
  実践することが大事ですね!

  ですが、日々、とても忙しくされ、なかなか精神的な余裕がなく
  とても難しいことかもしれません。

   それは仕方のないことです。
 
  ですので、例えば「挨拶」など・・・

  朝、出社したら自ら率先して部下に「おはよう」と声をかけ、
  「おはようございます」と声をかけられたら、
  しっかり「おはよう」と返す。
   
  そんな「小さなこと」で構わないと思いますので、
  これを少し意識するだけもで、
  職場の雰囲気は必ず変わっていくものです。

    ★大事を成すは小事から

  組織改革の基本的な哲学ですね。

  陰ながら応援しておりますので、

   ★与える「愛」と受ける「愛」

  その第一歩を踏み出してみて下さい。
 
  どうぞ宜しくお願いします!

  〜〜〜

  さて、本日はここまです。
  お忙しい中お読み頂き、本当にどうもありがとうございます。

  東京はしばらく良いお天気が続くようで、もう汗ばむほどです。
  そちらの気候はいかがでしょうか。 

  季節のページがまたひとつめくれます。
  そんな時は、体調を崩しやすい時ですので、
  どうぞ風邪など召されませんようお体ご自愛下さい。

  いよいよ新緑の季節「皐月」です!
  あなた様にとっての「皐月」が
  生涯の記憶に残る素晴らしい月となることを心よりお祈りしています。
        
 
             「元氣・勇氣・やる氣」で!

                 (*^ー^)ノ            
                              
                                 敬具

   平成二十年五月一日

                          松山 淳より

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 ◆自問自答◆

 1)私は、部下に何を与えているだろうか?

 2)私は、部下にしてもらったことをしっかりと受け止めているだろうか?

 3)私は、与えることをケチっていないだろうか?

※目をとじて30秒だけでも考えて頂けたら幸いです。
 答えを出そうとするのではなく、胸にきざむような感じで・・・
 目を開けたら、一番下までスクロールして、言葉を読んで下さい!

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 ◆102℃ WORD◆

 「与えるから与えられる」  

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 ◆追伸◆

  いよいよ新緑の季節ですね!

   目に青葉 山ほとどきす 初鰹 (山口素堂)
 
  ソメイヨシノもすっかり葉桜です。
  でも、桜の葉っぱは、とても奇麗ですね。
  「花見」ならぬ「葉菜見」をしてもいいのではと思いました。 
  
  すると、「葉菜見」のお供は、「初がつお」ですかね。 
  私は、お刺身が大好きなので、早く食べたいところです。

  4月の山を越えたので、
  早速、お魚やさんをのぞきにいってきます。

  といったことで、素敵なゴールデン・ウィークをお過ごし下さい!
  
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【ことば】
 
『自尊心の欲求を充足することは、
 自信、有用性、強さ、能力、適切さなどの感情や
 世の中で役立ち必要とされるなどの感情をもたらす』

                      
(A.H.マズロー)
 『人間性の心理学』(著 A.H.マズロー 産業能率大学出版部)より


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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