ビジネスリーダーへ元気・勇気・やる気を贈るメールマガジン

『リーダーへ贈る108通の手紙』

HOME > メルマガ > 2008バックナンバー > 【97通目】

【97通目】「プレッシャー」イチローの言葉に学ぶ!!

************************************** 
《プレッシャー》
                  
          『リーダーへ贈る108通の手紙2』
            http://www.earthship-c.com

                                08.03.05
                                97通目
**************************************

  リーダー様へ

  拝啓 春の音 彼岸桜の 花の色

  いかがお過ごしでしょうか?

  ついに「弥生」がやってきました。
  近所にある彼岸桜(ヒガンザクラ)が、ほころび始めています。
  
  東京は気温も少しずつ上がり、
  春の訪れをしっかりと感じられるようになりました。

  間もなく卒業式のシーズンですね。
  新社会人になる若人たちは、今、ドキドキしているのでしょうね。
  どんな職場で、どんな人と出会い、どんな上司がいるのか、と。
  ドキドキは、いいものです。

  「不安と希望が入り交じる複雑な心境」

  なんて、紋切り型の表現がありますが、
  まさにその通りで、でも、会社には、働くことには
  できれば、いつまでも「希望」を持ってもらいたいものです。

  「希望」を失うと、心がへこみます。

  人の上に立つあなた様も、少なからずの人生経験を経て
  「希望」の大切さを実感されているかもしれません。

  ですので、ストレスやプレッシャーを乗り越え
  「心」を新鮮に保ち、「希望」を持ち続けることを祈っております。
  
  なぜなら、

   ★あなた様の「希望」が、誰かの「希望」に火をつける

  そう思うからです。
     
  〜〜〜

  さて、今、うっかり「プレッシャーを乗り越え」と書きました。
  そう書いて、イチロー選手の言葉を思い出しました。

  1月、NHK『プロフェッショナル』は
  「イチロー・スペシャル」が放送されました。

  これまでメディア取材に対して非常に厳しかったイチロー選手が
  なんと自宅にまでカメラを入れることを許しました。
  素顔の大リーガー「イチロー」を初めてとらえた
  貴重な映像がお茶の間に流れました。

  あるお店で、日本から来た友人と
  お酒を飲みながら話をしている時のことです。

 
  「プレッシャーを乗り越えているように思われているけれど、
   僕は全然乗り越えていない」
  

  というような内容の言葉を口にしていました。

  司会者である茂木健一郎氏に対しても

 
  「ベンチにいれば吐きたくなるし、気持ち悪くなるし、
   僕は全然、プレッシャーに強い人間ではない」
 

  といったような発言もありました。
   
  〜〜〜

  イチロー選手は、試合が始まる前に、
  自分で決めた準備運動を、決めた通りに淡々と行うと言います。
  それが平常心をつくるために大切だそうです。

  このことに対して、脳科学者の茂木氏は、

 
  「無意識にくらべたら意識なんてちっぽけなものなんだから、
   心をなんとかしようと思ったら、カラダに働きかけるしかない」  
 

  といったようなことを言っていました。

  この茂木氏の言葉を聞き、
  自分のしてきたことが、大脳生理学的にも正しかったと証明され
  よほど腑に落ちたのか
   
  「じゃあ、僕のやってきたことは正しいのですね」

  と、イチロー選手は、とても真剣な顔をしていました。

  極度の緊張状態など、

   ★心をどうにもできない時にはカラダへアプローチする。

  これは、スポーツ心理学やメンタルトレーニングでの「原理原則」です。

  〜〜〜
  
  イチロー選手とも交流のあるメンタルトレーナー高畑好秀氏が、
  『日本人大リーガーに学ぶメンタル強化術』(角川書店)という本の中で
  緊張をとるための3つの技術を紹介しています。

 

    ★「丹田呼吸法」
      丹田はおへの3センチ下ぐらいの所です。
      7秒かけてゆっくり鼻から息を吸って、丹田に
     良いエネルギーが取り込まれることをイメージします。
     そして、3秒息を止めて、口からゆっくりと息を吐きます。
     本によって秒数は様々なので、ご自身の一番心地よい秒数
     を探すのも大事かと思います。
     共通して書かれていることは「吐く息が大事」ということです。

   ★「ブリージング呼吸法」
     口を閉じて鼻だけで、吐いたり吸ったり
     できるだけ早く呼吸します。スッハスッハ!
     そういえば「鼻呼吸」はヨガの基本ですね。
 
   ★「下半身を刺激する」
     「頭に血が上る」という言葉があります。
     プレッシャーのかかった緊張状態は、頭やカラダの上の方に
     血流や身体エネルギーが集中してしまっています。
     上へ集まったものを下半身に戻すようなイメージで、
     足をマッサージしたり、屈伸したり、
     ぶるぶる足を振るわせてみたりすると、効果があります。
 
    □参考文献:『日本人大リーガーに学ぶメンタル強化術』(角川書店)
  

   以上の3つは、たくさんある中のほんの一部ですし
   もし、ご自身ですでに何か緊張を取るためにしていることがあれば、
   それを実践するのが一番だと思います。

   以上の3つをいくらやっても
   緊張は取れないということも、もちろんあると思います。
   やはり、試行錯誤を繰り返して、自分にフィットする技術を
   身につけることが大切なんですね。
   何ごともなかなか身につかない私ですが、
   最近、ホトホトその大事さを痛感しています。
  

   〜〜〜

   ここでイチロー選手の「プレッシャーを乗り越えていない」
   という言葉を考えてみます。
   
   プレッシャーを「大敵」と見なして、
   「打ち負かしてやる」とか「邪魔ものだから取り除く」
   と発想するよりも

    ★「プレッシャーとともに在る」

   という考え方が大事なのかもしれないと思います。
  
   心理学でも、過度のプレッシャーはもちろんダメですが、
   適度な緊張状態にあった方が、人はその能力を発揮する
   と、言われています。

   〜〜〜 

   リーダーとして人の上に立って、お仕事をされていますと、
   日々、いろいろと緊張を強いられることが多いと思います。
   特に職場には性格の違う、考え方が異なる人がたくさんいて、
   人間関係をうまくとりまとめようとするだけでも、
   たいへんなご苦労があると思います。

   正直「苦しさ」を感じることもあると思います。

   その時「苦しいと思ってはいけない」と思わないで下さい。
   人は誰だって悲しかったり苦しかったりするものです。

   2003年シーズン終了後、イチロー選手が語った言葉です。
 
  
  
こんなに苦しいのは自分だけか、と思うこともたくさんあります。
それを見せるか見せないかの話です。
みなさんは、ぼくのことは、疲れていないと思っていませんか?

 『イチロー262のメッセージ』(ぴあ)より
 

   あのイチローでも、ものすごく苦しんでいるんですね。  

  「苦しい」という感情を否定することは、
  「苦しい」と感じる自分を否定することになってしまいます。

  「苦しさ」は決して「悪い感情」ではなく「意味ある感情」。

   未来の自分を作る時に出るきしんだ音。

   NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』にて、
   一青窈(ひととよう)などを手掛ける音楽プロデューサーの
   武部聡士氏が言っていました。

     
 
 
 「苦しみ抜いた者だけが人の心を動かせる。」    
  ※NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』(2/12放送)

 

  「逆境」や「苦しさ」の中でつかんだものは、
  「本物」であることが多い、と人生の先輩たちからよく聞きます。

   人は「本物」にこそ、心を動かされるわけですから、
   武部氏の言うことは、確かなコトなのだと思います。

  「プレッシャー」がかかり「苦しい」と感じた時こそ、
  「本物」になるチャンスが来ている時なのかもしれません。

  人の心を動かすリーダーになるため、
  向かい風の中、足を踏ん張って、一歩でも前に進まれることを
  心から祈っております。

  〜〜〜 

  さて、本日も話が流れましたが、
  何かしらあなた様の心を元気にするようなことが
  書かれてあったなら幸いです。

  東京は春へと足を踏み入れました。
  ですが、まだまだ寒い日が訪れることもございます。
  風邪など召されませんよう、くれぐれもおからだご自愛なさってください。

  そして、あなた様にとっての「弥生」が
  生涯の記憶に残る素晴らしい月となることを心よりお祈りしています。
        
 
             「元氣・勇氣・やる氣」で!

                 (*^ー^)ノ                     
                              
                                 敬具

   平成二十年三月五日

                          松山 淳より

========================

 ◆自問自答◆

 1)私は、プレッシャーから逃げてないだろうか?

 2)私は、プレッシャーを引き受けているだろうか?

 3)私は、プレッシャーとともに「在る」だろうか?

※目をとじて30秒だけでも考えて頂けたら幸いです。
 答えを出そうとするのではなく、胸にきざむような感じで・・・
 目を開けたら、一番下までスクロールして、言葉を読んで下さい!

========================
 ◆102℃ WORD◆

「プレッシャーが人を磨く」  

==========================
 ◆追伸◆

  NHK『プロフェッショナル』の「イチロー・スペシャル」は
  いろいろと勉強になったですが、一番、驚いたのは、次のことです。

  朝食と昼食を一緒にした「ブランチ」を試合前にとるのですが、
  イチロー選手は、奥様が作った「カレー」を食べます。
  遠征などでは別かもしれませんが、
  約7年間「カレー」以外食べたことがないそうです。
  ホームで試合がつづけば、「カレー」「カレー」「カレー」の毎日です。

  学生時代、私はラグビーをしていました。
  試合前には、バナナを食べてみたり、プロテインを飲んでみたり、
  カルピスがいいと聞けば、カルピスを飲み、
  パスタがいいと聞けばパスタを食べ・・・もう色々としていました。

  でも、本人が納得して「これがいい」と思うものを取るのことが
  もしかして一番なのかもしれない、と考えさせられました。
  
  私は「カレー」が大好物ですが、さすがに毎日となると・・・!?

  イチロー選手は、そういった意味でも凄いですね!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■発 行 者:アースシップ・コンサルティング 松山淳(39才)
      〒152-0034 東京都目黒区緑が丘1-6-4
■U R L: http://www.earthship-c.com/
■ブログ :「リーダーへ贈る358の言葉」
       http://ameblo.jp/earthship-consulting
■叱咤激励: j@earthship-c.com
■発  行:まぐまぐ,melma!,メルマガ天国,カプライト,めろんぱん,E-Magazine
■バックナンバー:http://archive.mag2.com/0000112707/index.html
※本メルマガの著作権は松山に帰属します。ですが、どうぞ自由にご活用下さい!
 「笑顔の輪」が少しでも広がる!これほど嬉しいことはありません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【ことば】
 
『力を出しきることは難しいですよ。
 苦しくて、苦しくて、倒れそうになります。
 でも、それをやめてしまったら終わりです。』

                      
 (イチロー)
 
 『イチロー262のメッセージ』(ぴあ)より

 


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

MBTIのリーダーシップ研修

リーダー層のマインドセットをチェンジする。世界50ヵ国以上の企業が導入するMBTI自己分析メソッドを活用したリーダー研修。資料(PDF)をメールいたします!

サーンバントリーダーシップ研修

「強さ」「有能さ」を全面に押し出すのはなく、「支える」ことでフォロワーたちを導くリーダーシップ・スタイルがあります!女性管理職、次世代リーダーに向いたリーダーシップとして好評!

アースシップ・コンサルティング・ロゴ

アースシップ・コンサルティング
〒152-0034 東京都目黒区緑が丘1-6-4 TEL&FAX(03)3725-4277

e-mail:j@earthship-c.com