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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【94通目】「会議-1」会って議論する場!

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《会議-1》
                  
          『リーダーへ贈る108通の手紙2』
            http://www.earthship-c.com

                                08.02.13
                                94通目
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  リーダー様へ

  拝啓 むく鳥が 苺ついばみ 声あげる

  いかがお過ごしでしょうか?

  2008年の如月も中盤へと入ります。
  明日はバレンタインデーで、世間はひと騒ぎですね。
  すっかり縁の無い私は、
  たくさんの「恋」が実ることをただ祈るばかりです。
  今頃、チョコを上げる側の人はドキドキしていることでしょう。
  もし読者の方々の中にいましたら・・・「がんばって下さい!」
  
  さて「がんばる」と言いましたら、
  なんといってもサッカー日本代表ですね。
  もう、ワールドカップ(2010南アフリカ大会)
  の予選が始まっていたとは・・・!
  サッカーは詳しくないので、語ることできませんが、
  無事に初戦を勝利したようで、何よりです。
  
  オシム監督から岡田監督へとリーダーが代わりました。
  交代して間もない段階での「勝利」は、
  代表選手にとっても、監督にとっても、
  何よりのプレゼントだったのではないかと思います。
 
  日本が初めてワールドカップに出場した時でしょうか、
  ですので、1998年のフランス大会だったと思いますが、
  熱狂的なサッカーファンの一人が

  「日本のフォワードはゴールに身体が向いてないんだよ、
   シュートを打つ気ないんじゃないか!」

  と酒を飲むたび怒っていたのを思い出します。

  実力の差があったといえ、
  先日(2/6)埼玉スタジアムで行われたタイ戦では、
  4得点もしたようで、フランス大会の頃に比べたら強くなってるような?

  ですが、昔とはいえ、日本を代表する選手が
  「シュートを打つ気が無い」なんてことはないと思いますので、
  ファンを怒らせるというのは、ホントに恐ろしいものです。

  〜〜〜

   ★「シュート」を打つ気があるのか、ないのか?

  この言葉は、ビジネスの現場における私たちにも当てはまる
  ひとつのメタファーとして使用可能な表現ですね。

  特に「会議」の場面。

  アイデアを拡散させ収束させる。
  最終的にある案に決定をする。決める。

  会議の主旨を
 
  「アイデアを出し、3案決定する」
 
  と明確にしたならば、
  その3案を「ゴール」と見立て、「意見交換」しながら、
  これがサッカーで言えばパス回しでしょうが、
  ある程度、パス回しをしたら、シュートを打つこと
  つまり、「これが最終案に残るアイデアだ!」と主張すること
  また、思いきって数を絞り込んでいくことが大事ですね。

  意見ばかりが回って、批判の言葉ばかり宙を舞う。

  「その案は、市場動向を見ると現実的ではない」
  「その案は、社長がOKを出さないと思うよ」
  「その案は、アイデアレベルではいいけど、実行段階では無理」

  ゴールへ結びつくキラーパスを出してくれるならいいのですが、
  アイデアキラーばかりが増える会議だと、がっくりきますよね。

  そんな「がっくり会議」が日本の会社から少しでも減るように
  御社の会議の「質」をチェックする良い項目を見つけました。
  齋藤孝氏の『会議革命』(PHP)という本にありました。
  たくさんの会議を経験している人だけに
  リアリティのある項目がならんでいます。
  15項目あるので、ちょっと当てはまる項目をチェックしていって下さい。

  
 
   1)別のこと(寝ている、絵を描いているなど)をしていても大丈夫 □
   
   2)アイディアを出さないくせに、
     人の意見にネガティブなコメントばかりする人がいる      □

   3)1人の話が長くてウンザリすることがある           □

   4)「それじゃあ、今までの議論は何だったの」と思うことがある  □

   5)判断材料がそろっているのに、「じゃあ、あとで考えよう」と
     大した理由もなく結論を先送りにする             □

   6)何のために集められたのかわからないことがある        □

   7)何も決まらなかったり、
     新しいアイディアが1つも出てこないことがある        □

   8)人数が多すぎてディスカッションにならないことがある     □

   9)意見の質ではなく、声の大きさで決まることがある       □

   10)“宮中御前会議”のように、役職順に座る習慣になっている   □

   11)レジュメやホワイトボードもなく
          議論を宙に舞うにまかせている           □
                    

   12)「はじめから結論が決まっているんじゃないか」
      と思うことがある                     □

   13)「報告、通達、確認ならメールすむのに」と思うことがある  □

   14)報告や資料説明の時間が長すぎて、
      一番大事なことを話し合う時間が足りなくなる        □
    
   15)意見を言うと、「じゃあ君がそれをやってくれ」
      と言われそうなので、意見をひかえる雰囲気がある      □
 
     
                   『会議革命』(著 齋藤孝 PHP)より
 

  いかがでしょうか?
  いくつチェックがつきましたでしょうか?

  本の中では、何個以上だと80点とか、何個以下だと50点とか
  特にそういったことは書いてありませんが、
  もし10個以上ですと、何かしら改善の必要があるのかもしれません。

  〜〜〜

  ただ、齋藤氏がここで言う「会議」は、
  「アイデアを出し、議論して、結論を出す」という意味での「会議」
  のことだと、念頭に置いておかなければなりません。

  私たちが「会議」と言った時には、
  齋藤氏の言う「会議」と「会合」(ミーティング)としての
  意味が合いが強い「会議」と大きく二通りあると思います。

 
   1)「会議」ー「会って議論する場」としての「会議」
   2)「会合」ー「会って意志を合わせる場」としての「会議」
  

  「会合」は「人の集まり」という意味ですので、正確には違いますが、
  例えば、朝のミーティングで所属長(部長、課長)から連絡事項を聞く、
  トップから経営方針を聞く、といった「議論」が無い場合でも、
  複数の社員が集まるので、
  会社によっては「会議」と言うのではないかと思います。

  この「会合」的要素が強い「会議」の目的は

   □「情報の共有化」
   □「社員間での意志統一」
   □「肉声による情報伝達」

  など、が主たる目的ですね。

  特に「肉声」で聞くというのは、
  単にメールで情報をもらうより、確かに何かが違います。

  ですので、上の項目をチェックする時には、
  まずは「会合的会議」と「会議」の違いを整理しておく必要があります。

  「会合」としての意味合いの場も「会議」としてとらえると、
  チェックがやたらと多くなりますので
  10個以上だったとしても、問題はありませんので、ご安心下さい!

  そして、今日のチェックシートが「なかなか役に立つのでは!」
  と思って頂けたら、ぜひ、一度、この15項目を
  ワードなどにコピーして、プリントして
  部員、課員、メンバーの皆さんで、
  「私たちの今までの会議スタイルはどうだったろう?」
  と、話し合ってみて下さい。もちろん・・・、

  「こんなのは基本中の基本だ!」

  となっている職場が多いとは思いますが、
  「どうも我が社は、当てはまる項目が多いな」と感じましたら、
  一度「会議のための会議」をして「会議」とは何のかについて、
  このチェックシートを元に意見交換をされますと、
  その後の「会議」がより活性化されるものと思います。

  会議室に「会議の進め方10原則」など、
  張り出してある会社も多いので心配はしていませんが、
  不毛な会議に心を痛めている人がいましたら、
  このチェックシートは、
  御社の会議の閉塞感を打開する小さな突破口になるかもしれません。

  実際に「1人の話が長くてウンザリすることがある」
  という事実があるにも関わらず案外、皆、黙って我慢していたりします。
  このチェックシートでその張本人があぶり出されるというのは
  ちょっとスリルがあります(笑) 

  「うちの部長がそうなんですけど、とても怖くて言えません!」

  といった声が予想されますが、
  それであれば、なおさら自覚してもらう必要があるのですから、
  このチェックシートを渡して「読んでおいて下さい」だけでも
  何かが変わるきっかけになるかもしれません。

  行動しなければゼロですが、何かをすれば何かが変わるはずです。

  チョコも渡さなければ「二人の恋」は、始まりません。
  シュートも打たなければ、決してゴールには入りません!

  〜〜〜

  さて「会議」については、もう少しお伝えしたいことがありますので、
  来週へのつづきはとさせて下さい。

  といったことで、本日はここまでにしたいと思います。

  東京は雪の多い冬が進行中です!
  温暖化の危機が叫ばれる今、冬が冬らしいのは、嬉しいことです。
  ですが、寒さは身体にこたえますので体調を崩さないよう
  くれぐれもおからだご自愛なさってください。

  あなた様の2008年の「如月」が
  生涯の記憶に残る素晴らしい月となることを心よりお祈り申し上げます。
        
 
          「元氣・勇氣・やる氣」で!

          
                (^O^)/

                              敬具

   平成二十年二月十三日

                          松山 淳より

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 ◆自問自答◆

 1)私は、「会議」を不毛なものにしていないだろうか?

 2)私は、「会議」を活性化させているだろうか?

 3)私は、「会議」の質を高める努力をしているだろうか?

※目をとじて30秒だけでも考えて頂けたら幸いです。
 答えを出そうとするのではなく、胸にきざむような感じで・・・
 目を開けたら、一番下までスクロールして、言葉を読んで下さい!

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 ◆102℃ WORD◆

 「話すとわかり合える」  

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 ◆追伸◆

  椋鳥(ムクドリ)が、我が家のベランダに来たのは、
  朝食を食べている時のことで、
  妻が、「あっ鳥が来ている」と叫んだので、後ろを振り返ると
  なんと2羽もいました。
  そして、育てていた「苺(イチゴ)」をパクリと食べてしまいました。
  「椋鳥」は警戒心が強く、木の上か家の屋根などにいて、
  人のいるところなどにはあまり下りてこないのですが、
  よほど、お腹がすいていたのかもしれません。
  ですが、間近で見れて、とてもラッキーでした!

  それから、こちらのページの下の方で、こんなご感想を頂いていました!
  http://www.melma.com/backnumber_93334/
 
  「怠惰な自分の心を反省しました。」
   (2008年1月11日)

  「配信をいつも楽しみにしています。心に素直に染みる、ことばの数々。
   押し付けがましくなく、真摯な姿勢の松山さんからのメッセージ、
   今後とも楽しみにしております。がんばってくださいね!」
   (2007年11月21日)

  長い間、気づかず御礼が遅くなりました。
  どなたかわかりませんが、本当にどうもありがとうございます。
  心より御礼申し上げます。
  ご期待に添えるよう、これからもがんばります!
     
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【ことば】
 
 『脳ミソを活性化させることが

  会議の重要な条件であり、目的でもあります。』

 (齋藤孝)
 
『会議革命』(著 齋藤孝 PHP)より

 


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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