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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【86通目】「学びNo.5」絵本から学ぶドラッカーの教え!

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《学びNo.5》
                  
          『リーダーへ贈る108通の手紙2』
            http://www.earthship-c.com

                                07.12.05
                                86通目 
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  リーダー様へ

  拝啓 空青く 師走の雲は ゆったりと

  いかがお過ごしでしょうか?

  いよいよ1年最後の月「師走」ですね。
  2007年、本日含めて、残り27日です。
  
  お仕事、おからだの調子はいかがでしょうか? 

  11月中旬から風邪の菌に犯され続けた我が家も
  なんとか、家族全員元気になりました。

  近所の桜並木では雨が降るように、真っ赤に染まった
  シメイヨノシの葉が、ハラハラと舞い落ち、
  アスファルトの道を染め上げています。

  渋谷や六本木など・・・都心に出ると、
  早足の人並みにつられ、それほど急ぐわけでもないのに、
  なぜか、歩くスピードがあがります。

  そんな時、空を見上げると、冬の晴れ渡った紺碧の空に
  雲がゆったりと流れているのを、見つけます。

  「師走」

  何かと忙しいこの季節。
  急ぐことは急いで、同時に、ゆったりできる時間も大切にして、
  一年最後の月を、あなたらしく閉めくくることを祈っています。

 〜〜〜

  さてさて・・・前通からの続きで、なんとか最後にしたいと思います。

  
    ★「学び」は、全てより「学び」て、「学び」なり。
 

  ゴールは上記のことでした。

  前回では、「夢分析」の話が出てきまして、
  私たちがよく見る「追われる夢」を解釈すると、
  絵本の名作マレーク・ベロニカの『ラチとらいおん』(福音館書店)
  という物語になるんだ、ということを書きました。

  で、私の宿題は「どんな点がそうなんだ?」ということでしたので
  今日は、そのことについて書いていきます。

  「ラチとらいおん」のお話は、前通にありますので、
  読んでない方は、バックナンバーをご覧になってください!
  http://blog.mag2.com/m/log/0000112707/109199527.html
  
  どうぞ宜しくお願いします。

  〜〜〜
  
  夢分析で「ライオン」は「意識のめざめ」だと設定しました。

  「ラチ」は小さな子の多くがそうであるように、
  強い者への「あこがれ」があり、
  家に飾ってあるいかにも強さそうなライオンの絵が好きでした。
    
  すると、ある朝、ぬいぐるみのような「ちっぽけなライオン」がいる。

  この辺りから、無意識と意識の狭間を漂い、非現実的になっていきます。

  夢分析では、登場する人物が自分の分身でした。

  すると、この「ライオン」は「らち」自身でもあるのです。
 
  まるでぬいぐるみのような「ちっぽけ」さを
  「らち」は毎日、ひしひしと感じていました。

  しかし、その「ちっぽけなライオン」に負けてしまう。

  ライオンは「父性」の象徴と前通で、書きました。
  つまり、弱虫「らち」は、
  自分自身の中に潜む「男らしさ」と闘ったわけです。

  でも、負けてしまう。

  なんとも情けないようですが、でも、見方を変えれば、
  自分を越えるほどの「強さ」が内面に潜んでいたということですね。
 
  その内面的な「強さ」が目覚めれば、現実の世界でも強くなれる。
  友だちとも遊べるし、暗い部屋にも入っていける。
  
  その導き手として「意識のめざめ」の象徴である
  「ライオン」が登場してくるわけです。    

  弱虫「らち」は、『僕には「らいおん」が付いているから大丈夫』と、
  暗い部屋には入っていきますし、怖い犬にも向かっていきます。
  最後には、年上のいじめっこからボールを奪ってしまいます。

  これまでの「ラチ」からは信じられません。

  その時、ポケットに入れてあった「らいおん」は
  実は、「りんご」でした。

  「りんご」から何を連想されますでしょうか?

  聖書では、イブが蛇にだまされて口にしてしまった「禁断の果実」ですね。
  アダムとイブはりんごを食べたために、
  神が作った楽園から追放されてしまいます。

  このりんごは「善悪知識の木」になっていました。
  (実際にはそういった記述はないそうですが)

  そのことから「りんご」は「知」「知識」の象徴と言われます。
  「知識」とは人間にとっては「現実的」なものです。
  また「りんご」は、その形状から「全体」を意味するとも・・・。
  
  弱虫ラチが手に入れたものは「りんご」でした。
  「ライオン」が化けて「知識」を手にしました。

  それは・・・、

   「自分はライオンなんか付いてなくても本当は強いんだ!」

  という現実的な知識です。

  ここにきて、「ラチ」は現実の世界に戻ってきます。
  内面に潜んでいた「強い自分」との統合がなされました。

  「りんご」を手にしたとは「弱虫」という一面で生きていた「ラチ」が、
  内面に潜む「強さ」と統合され一人の人間としての「全体」を手に入れた
  とも考えられます。

  それは、小さな子どもの素晴らしい成長のひとつです。

 「成長」とはその子に眠っている「意識」が目覚めること。

  つまり、ラチを成長させるためにライオンが登場してきたわけです。 

  〜〜〜
  

   「絵本なんて・・・!」

  と、思っていたのは、大人であった私です。

  小さな頃、母に読んでもらって、あんなに嬉しく楽しかったものが
  大人になると、どうしておもしろくなくなるのか?

  それは、著名な絵本作家たちが単純なストリーの中に隠している
  深い意味を、読みとれなくなるからでしょうか?

  子どもたちは「絵本」の世界に無意識ごと潜っていき、
  その意味を把握します。もちろん、言語化はできません。

  我が子を膝に乗せ、絵本を読んであげていると、
  怖い場面では、ぶるぶる震えたり、しがみついたり、
  楽しい場面では手を、声をあげて、喜びます。

  親になり、そんな姿を目にして初めて、

  「・・・なんて、と思っている世界にこそ、学ぶべきことがある」

  そんな風に考えるようになりました。
  
  思い起こしてみると、今はすでに小二の長男が、幼稚園の頃、
  まさに弱虫「らち」のような子でした。
  
  ところが、この本を読んであげてから、目に見える変化があったのです。

  例えば、昼でも誰もいない隣の部屋に入れない子だったのですが、
  この絵本と出会ってしばらくして、できるようになったのです。

  もちろん、誰もがそうなると言えませんが、
  私にとっては、そんな思い出深い「絵本」であり、
  その体験から「学んだ」ことの大きかった「幼稚園生向け」の本でした。
  
  あまり私から言いますと、今回のゴールはくどくなりますので、
  再度、マネジメントの神様ピータードラッカーに登場して頂き、
  「学ぶ」シリーズを終えます。

  『経営者の条件』(ダイヤモンド社 P84-P85)からです。
  

 

   「 自らの貢献に責任をもつ人間は、その狭い専門分野を真の全体に
    関係づけることができる。
    もちろん、たくさんの知識を統合することなどということは、
    決してできないであろう。
    だが、そのような人間は、自分の仕事の成果を使ってもらうためには、
    ほかの人間のニーズや、方向や、限界や、認識を
    十分に知らなければならないことを理解している。
     多様性の豊かさや、興奮を十二分に味わえるところまではいかなかない
    にしても、学者の傲慢さ、すなわち知識を破壊し、知識から美と成果を
    奪うあの進行性の疫病に対する免疫性は、手に入れられるはずです。

        『経営者の条件』(P.F.ドラッカー ダイヤモンド社)より
 

 
 

  〜〜〜
  
  いよいよ師走!
  悔いの残らない2007年となるよう、がんばっていきましょう!

  そのためには、からだが大事です。
  くれぐれ風邪など召されませんよう、おからだご自愛ください。
 
  そして、仕事の上でも、プライベートのことでも、さらなる高みを目指し
  最高のパートナーである自分自身の力を信じて 
  素晴らしい記憶に彩られる2007年となることを心より祈っております。

  
   乱文お許しを!

   それでは、失礼します・・・・・。
 

     
        
           「元氣・勇氣・やる氣」で!

                (^人^)
 

 

                              敬具

   平成十九年十二月五日

                          松山 淳より

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 ◆自問◆

 1)私は、日々の生活から何を学んでいるだろう?

 2)私は、この会社で何を学習しているだろう?

 3)私は、学んだ知識を生かしているだろうか?

※目をとじて30秒だけでも考えて頂けたら幸いです。
 答えを出そうとするのではなく、そのことを意識しようと
 胸にきざむような感じで・・・
 目を開けたら、一番下までスクロールして、言葉を読んで下さい!

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 ◆102℃ WORD◆

「学ぶことは全体を獲得すること」

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 ◆追伸◆

  毎年見ていますが・・・、 今年も、桜の紅葉が奇麗ですね。
  桜並木は、我が家の近くから「自由ヶ丘」まで、ずっと続いているのですが、
  ひらひらと、次から次へと散る様は、とても風流で、一瞬、
  映画の世界に迷い込んだような錯覚にとらわれます。

  昨日は、本格的なカメラを手にした人が、
  膝を地に着き、ひじを空に向け、初冬の「自由が丘」を撮影していました。

  なかなかいいものですので、ぜひ、お寄り下さい!
  
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【ことば】
 
『専門家は、ごく少数の専門家仲間と話ができれば十分である
などとすることは、野卑な傲慢というべきである』

(P.F.ドラッカー)

 
『経営者の条件』(P.F.ドラッカー ダイヤモンド社)より


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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