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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【81通目】「扉を閉める」ウィリアム・ブリッジズのキャリア理論!

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《扉を閉める》
                  
          『リーダーへ贈る108通の手紙2』
            http://www.earthship-c.com

                               07.10.25
                                81通目 
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  リーダー様へ

  拝啓 満月に 想いをはせる 時の縁  

  いかがお過ごしでしょうか?

  2007年、本日含めて残り68日となりました。
  
  お仕事の調子はいかがでしょうか?

  来月の今頃は、もうクリスマス・イルミネーションが街を彩っていますね。
  「悔いのない2007年だった!」と言えるよう、
  残り68日の奮闘を心からお祈りしています。

  「がんばって下さい!」

  さて、時のたつのは早いものですが、早いものと言えば「子の成長」です。

  2007年1月に生まれた我が子も、ほふく前進のようなハイハイで
  今や、家の中を縦横無尽に動き回っています。
  お風呂に入れてやると、以前はぶかぶか浮いているだけだったのですが、
  私のお腹の上で立ち、周りにあるものを、ひっかきまわしています。

  ただ、まだ、上手に握れないのですね。
 
  夏の夜、次男が「スーパーボールすくい」を露店でしましたが、
  スーパーボールは今、お風呂にあり、それがお気に入りです。
  湯船にいくつか浮かべると、必死になってつかもうとします。

  まだまだ小さな手ですので、スーパーボールをひとつ持てば一杯です。
  
  しかし、そんな紅葉手で、もう一つ取ろうとします。
 
  すると、おわかりの通り、
  持っていたスパーボールは、また湯船に浮かぶ、という結果になります。

  次のものを取るには、手に持つものを離さなければならない。

  見ている方は楽しいですが、子の顔は必死で、
  何度も同じことを繰り返しています。

  〜〜〜

  『TUGUMI つぐみ』(中央公論社)
  という「吉本ばなな」さんの小説があります。
  その小説の中、主人公「つぐみ」に、こんな台詞があります。

  
 

 「何かを得る時は、何かを失うに決まっているだろ」

『TUGUMI つぐみ』(著 吉本ばなな 中央公論社)より

 

  ちょっとネガティブな響きのする言葉ですが、
  発想をポジティブにすれば、

    ★何かを得る時は、何かを手放せばよい

    ★何かを手放すと、何かを得ることがある

  と、言い換えることができると思います。

  〜〜〜

  キャリア論を少し勉強しますと
  『トランジションー人生の転機』(著 ウィリアム・ブリッジズ 創元社)
  という本に行き当たります。

   ★「トランジション」(transition)
 
  を辞書で調べると、こんな意味ですね。

  ーーーーーーーーーーーーーーーー
  ■過渡期、変わり目、移り変わり
  ーーーーーーーーーーーーーーーー

  この本で、ブリッジズ氏は、
  人生における「転機」について述べているわけですが、その論の中心に、
  ブリッジ・モデルと呼ばれる「転機」の原理原則があります。

  それは、以下です。

  ーーーーーーーーーーーーーー
  ■終焉(何かが終わる時期)
    ↓   
  ■中立圏(混乱や苦悩の時期)
    ↓
  ■開始(新しい始まりの時期)
  ーーーーーーーーーーーーーーー
  ※参考文献:『働くひとのためのキャリアデザイン』(著 金井壽宏 PHP)

  結婚をする。それは独身生活が終わることである。
  しかし、婚約をした途端「マリッジ・ブルー」という言葉があるように
  混乱や苦悩に陥ることがある。
  その苦悩の時期を「中立圏」とし、宙ぶらりんのような状態を経て
  人は、新たな何かを始めることができる。

  そして、この本の論でもっとも注目すべき原理原則・・・

 

 「人生の中で何かが「終わり」になる時に起こる予期せぬ衝撃について、
  あるいは、新しい「始まり」に向かって進む際に立ちはだかる潜在的な
  「終わり」について、多くを語らないのである。
    (中略)
  すべてのトンラジションは何かの「終わり」から始まる。
  私たちは新しいものを手に入れる前に、
  古いものから離れなければならない。
  それは外的にも、内的にも言えることである。」

            
『トランジションー人生の転機』(著ウィリアム・ブリッジズ 創元社)より
 

   ★新しいものを手に入れる前に、古いものから離れる

  それは、人生の次のステップに進む時に、胸に刻んでおきたい原理原則。

  しかし、古いものから離れるといっても、過去を否定することではない。
  
  人は日々、様々なことを判断し、意思決定し、人生の新たな扉を開いている。
  そして新たな世界が目の前に現れる。
  その時、開けた扉をしっかりと閉めることが、大切なこと。

  〜〜〜

   例えば・・・。

   本社から支店に転勤になる。支店で働き始める。 
   ところが「本社時代はよかったな〜」と、いつまでも愚痴る。

   確かにそうかもしれない。本社時代はよかったかもしれない。
   しかし、今は支店の社員である。
   自分の力を発揮すべき場所は過去の世界でもなく、
   本社時代を思い浮かべた空想の世界でもない・・・、

   「今、ここ」。

   何の因果かわからないけれども、それは本人の希望や意志に反する
   会社の命令という不条理なものかもしれけれども、
   (ふてくされて、やる氣がなくなるのもわかるけれども)
   人生の扉を開けて、新たな世界に足を踏み入れたなら・・・、

    ★自分で開けた扉は自分でしっかりと閉める。

  〜〜〜

   ウィリアム・ブリッジズ氏は、こんなことを言っています。

  
 
 「物事には避け難い「終わり」があること、
  それらはいつも耐え難い苦悩をもたらすわけではなく、
  そのときをうまく乗り越えれば後の困難を回避できるということを
  学んできた人もいるであろう。
  そのような人は、人生を一歩ずつ歩み、古いものに別れを告げて
  新しいものにーそれが何であろうと、
  よりスムースに移行できるだろう。
 
 『トランジションー人生の転機』(著ウィリアム・ブリッジズ 創元社)より
 

  佐野元春に『グッバイからはじめよう』という曲があります。
  高校時代、ホントによく聞きました。
  最近、「ケミストリー」がアルバムでカバーしていたのを知りました。
  やっぱり名曲なんですね。
   
  その曲中、リフレインされる歌詞が、これです。

 
    ★「終わりは始まり」
   

  高校時代、その言葉は歌詞の一部であり、人生において何か特別な意味など
  ありませんでした。ただ、39歳という年齢になってみて、いろいろとあって、
  はじめて重みのある言葉となりました。

  「終わる」いや、自らの意志で「終える」からこそ
  新たな道が開けるのだな〜と・・・。

 

    ★「始まり」は「終える」から「始まる」
  

  〜〜〜
    
  といったことで、本日はこれまで・・・。
   
  間もなく神無月も終わりですね。
  北海道はすでに氷点下だとか。
  季節の移行速度が早い時です。

  おからだを冷やして風邪など召されませんよう
  くれぐれもご自愛ください。
 
  そして、仕事の上でも、プライベートのことでも、さらなる高みを目指し
  最高のパートナーである自分自身の力を信じて 
  素晴らしい記憶に彩られる2007年となることを心より祈っております。

  
   乱文お許しを!

   それでは、失礼します・・・・・。
 

     
        
           「元氣・勇氣・やる氣」で!

                (^人^)
 

 

                              敬具

   平成十九年十月二十五日

                          松山 淳より

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 ◆自問◆

 1)私は、「今、ここ」に集中できているだろうか?

 2)私は、「過去」に振り回されていないだろうか?

 3)私は、「挑戦」という言葉を忘れていないだろうか?

※目をとじて30秒だけでも考えて頂けたら幸いです。
 答えを出そうとするのではなく、そのことを意識しようと
 胸にきざむような感じで・・・
 目を開けたら、一番下までスクロールして、言葉を読んで下さい!

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 ◆102℃ WORD◆

 「未来のための今」
      
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 ◆追伸◆

  今日(10/25)は満月ですね!
  東京はここ数日、夜もよく晴れて月が見えていたのですが、
  本日はどうでしょうか?
  
  月までの距離は約38万キロです。
  時速200キロで飛ばして、80日もかかるんです。
  新幹線に乗りっぱなしで、80日です。気が遠くなります。

  近くに見えて遠くにあるものが「月」の存在です。
  
  現在3歳の次男が、2歳の頃、月を見ると
  「怖い、怖い」と言って泣いていたのを思い出します。

  あれは何だったのか?
  今はまったく平気なのですが、
  人の根源にある「畏れ」のような感情が湧いていたのでしょうか?

  近くにあって遠くにあるがごとく忘れがちな「家族」の存在。

  今日、晴れたら一緒に月でも見ましょうか?

  あなたの見ている月と私の見ている月は間違いなく一緒ですので(笑)
  
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【ことば】
 
『「始まりは」は、たいてい意識できない暗闇から起こってくる。』

 (心理学者 ウィリアム・ブリッジズ)

 
『トランジションー人生の転機』(著ウィリアム・ブリッジズ 創元社)より


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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