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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【73通目】「褒める-1」マグレガーのX理論・Y理論!

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          『リーダーへ贈る108通の手紙2』
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                               07.6.15
                               73通目 
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  リーダー様へ

  拝啓  蕾み咲く 花瓶の百合に 席を立つ

  いかがお過ごしでしょうか?

  沖縄、九州はすでに「入梅」とのことをニュースで聞きました。
  東京も間もなくのようです。
  
  その前に「外で存分に遊びなさい!」とでも言わんばかりに、
  水無月の前半、東京は天気に恵まれました。

  週末、息子の通う小学校の校庭が開放されているので、
  何度か遊びに行きました。

  それ以前、夕食の時、長男(小学校2年生)が、
  ブランコのおもしろい乗り方があると、手をあげ擬音を交え
  「立ちこぎでね、こうやってね、、ガチャン!ガチャン!ってやるの!」
  と、何度か力説していたのです。

  ただ、一体それがどうなっているのかよくわからなかったのですが、
  遂に、その乗り方が判明しました。百聞は一見に如かずですね。

  校庭に行くと、息子はすぐにブランコの所へ走って行きました。
  すると、同じクラスの子が何人か寄ってきました。

  息子が力説した乗り方を、みんなが披露してくれました。
  その他・・、二人乗りしたり、逆さまになりそうになったり、
  私が小さい頃しなかった技がいくつかありました。

  それで「すごい、こんなの初めて見たな〜、すごい、すごい」

  と、褒めますと、目をキラキラと輝かせ、息子も、その友だちも
  次から次へと色々な技を見せてくれました。

  一人の子は、私と目が合うと、突然、乗り方が激しくなります。
  「すご天才だ、すごいぞ」と、また褒めますと、
  空高く舞い上がっていくほど、ブランコを揺らし、
  最後は、ジャンプで決めてくれました。

  山本五十六の言葉を思い出します。

   ★「やってみせ、言ってきかせて、
     やらせて見せ、褒めてやらねば、人は動かず」

  無我夢中で、ブランコの音を鳴らし続ける子ども達の姿を見て
  「褒める」ことの大切さを身に沁みました。  

 
  〜〜〜

  と、言いながら、今月は2通ほど「叱る」をテーマに、
  お手紙をお送りしました。

  「叱る」ことも大切ですが、もちろん「褒める」ことも大事であり、
  職場において、ビジネスの様々な場面において、
  「褒めることの効用」は、計り知れないものがあります。

  〜〜〜

  経営学、組織論、リーダーシップ論、あるいはモチベーション理論を
  勉強しますと、必ず登場してくるのが、

   ★「マグレガーのX理論・Y理論」

  です。すでに古典でしょうか。

  米国の心理学者であり経営学者であったダグラス・マグレガー氏が
  1960年に発表した『企業の人間的側面』という本の中で、
  「X理論・Y理論」は展開され、その説は一躍注目を集めます。

  ここでは「人間の欲求五段階説」で著名な
  アブラハム・マズロー氏が著した『完全なる経営』(日本経済新聞社)
  の中から、そのエッセンを抽出したいと思います。

  と、その前に理解しやすくするため
  「X理論・Y理論」は、東洋思想の教えにある

   「性善説」←→「性悪説」

  の話にとても似ているということを、押さえておきます。

   ■「X理論」は「権限行使による命令統制」です。
   ■「Y理論」は「統合と自己統制」です。

  では、以下の二つを読み、どちらが「X」か「Y」か当ててみて下さい。

   

   一.ふつうの人間は、働くことよりも働かないことの方を好む。
     管理者や組織は、こうした人間を統制し、指示を下し、
     それ相応の働きをするよう管理しなければならない。
     彼らは指示されることを好み、仕事に関しては何よりも安全性
     を求めている。彼らには、野心も偉大なことを成しとげようという
     欲求も備わっていない。

   二.ふつうの人間にとって、仕事は休息や遊びと同じく自然なものであり
     皆働くことを望んでいる。やりがいのある目標だと思えば、
     たいていの人間は自己統制しつつ自発的に仕事に取り組み、
     積極的に責任を引き受けようとする。
     彼らのひたむきな態度は怖れからくるものではなく、報酬、
     とりわけ達成感や自己実現といった目に見えない報酬によって
     導かれたものである。
     平均的な人間には、未開発の創造性や独創性が大いに備わっている。 
   
      『完全なる経営』(著 A・H・マズロー 日本経済新聞社)より 
 

  答えは、言うまでもありませんね。

   ■一.が「X理論」ー「権限行使による命令統制」です。
   ■二.が「Y理論」ー「統合と自己統制」です。

  そして、マグレガーは「X理論」のような人間観を持ち
  社員・従業員に対して経営陣が「やる気」を求めることを批判し、
  「Y理論」の重要性を説いたのです。
 
  心理学者らしい人間の「性(さが)」に着目した理論です。

  〜〜〜

  ただ、上記「X理論」を読みながら・・・

   「うちの部下を見ていると、そういったことも言えるよな〜」

  と、頷いている方もいるのではと思います。

  ですが、さすがに・・・

   「『野心も偉大なことを成しとげようという欲求も備わっていない。』
    というのは、ちょっと言い過ぎかな〜」

  と、首をかしげているかもしれません。また・・・、

   「『仕事は休息や遊びと同じく自然なものであり』は、
    ちょっと理想論に過ぎないような〜」

  と、訝っているのではないでしょか?
 
  一つおもしろいのは、上の文章を読み、
  (もちろん、白黒つけるのではなく、どちらが良い悪いでなく)
  いずれの理論をより支持、より賛成したかによって、その傾き具合によって
  今の職場の環境や部下をがどう見ているのか、
  その心理的傾向が、ほんの少しだけわかることです。

  人の「心」は置かれている環境に大きく左右されますので。

      
  〜〜〜

  さて、この先、また長くなりそうです。
  すいませんが、「つづき」とさせて下さい。

  
  貴重な時間をさいて本通を読んで頂いたこと、
  心より御礼申し上げます。
  
  洗濯物と乾かない季節が到来しますが、
  仕事の上でも、プライベートのことでも、さらなる高みを目指し
  あなた様にとっての水無月が、
  素晴らしい記憶に彩られる季節となることを心より祈っております。  

   くれぐれもおからだご自愛ください。

   乱文お許しを!

   それでは、失礼します・・・・・。
 

     

           「元氣・勇氣・やる氣」で!

                (^人^)
 

 

                              敬具

   平成十九年六月十四日

                          松山 淳より

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 ◆自問◆

 1)私は、人間をどう考えているだろうか?

 2)私は、今の部下をどう見ているだろうか?

 3)私は、部下とよく会話しているだろうか?

※目をとじて30秒だけでも考えて頂けたら幸いです。
 答えを出そうとするのではなく、そのことを意識しようと
 胸にきざむような感じで・・・
 目を開けたら、一番下までスクロールして、言葉を読んで下さい!

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 ◆102℃ WORD◆

「褒めてくれてありがとう」

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 ◆追伸◆

 ○今年になってブログを始め、先日、遂に新たなSNSを始めました。
  アナログな私が、今年はどうしてしまったのか。
  大きな変化の年なのかな〜。

 ○そのSNSの名は「Wizli」です。上の[PR]覧にあるものです。
   ↓ ↓ ↓
  http://wizli.jp/pr/?utm_source=mail&utm_medium=gaishi

 ○もうすでに始められている方も多いと思いますが・・・、
  このSNS「Wizli」が良いと思うのは、まだサービスが
  始ったばかりなのと、ビジネスマンに特化していることです。

 ○私は、名言集などをパッと開き、最初に目にした言葉をピックアップして、
  その言葉からイメージを膨らませ、
  3分以内に「詩のような言葉」を書いています。
  ストップウォッチをチラチラ見ながら、頭と心の体操のためにやってます。

 ○6月中に完全招待制に移行するそうですので、
  登録するなら、今が、チャンスみたいです。
  もし、登録しましたら、私を探し出して声をかけて下さいね!
   ↓ ↓ ↓
  http://wizli.jp/pr/?utm_source=mail&utm_medium=gaishi

        「それでは、素敵な週末をお過ごし下さい!」

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【ことば】
  
『そのひとたちは、皆さんが面接を行い、採用を決定した時点から
 無用の長物になったのですか。
 それとも入社後に無用の長物と化してしまったのですか』

(ピーター・ドラッカー)
                      
『完全なる経営』(著 A・H・マズロー 日本経済新聞社)より


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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