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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【61通目】「B面」人間を理解することがリーダーとしての基本!

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《B面》
      
                  

       『リーダーへ贈る108通の手紙2』
         http://www.earthship-c.com

                              07.2.26
                              61通目 
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  リーダー様へ

  拝啓 彼岸桜 春を知らせ 急ぎ足
      
  いかがお過ごしでしょうか。

  暖冬が続いた東京ですが・・・
  如月も終わりに近づいたところで、週末、急に冷え込みました。
  日曜日は、息子二人を連れ公園にでかけましたが、
  下の子(2歳)は、慣れぬ寒さに鼻水を足らしていました。
  北風にさらされ、初雪ならぬ初鼻水でした(笑)。
    
  ですが、急ぎ足で春がやってきていることに変わりありません。

  【番外編】で書きましたが、近所の彼岸桜が咲いています。
  中学校の校門の前にあり、毎年、卒業生の旅立ちを演出している
  のですが、今回は、その役目をまっとうできないかもしれません。

  ですが、大丈夫です。

  その近くに、もう一本彼岸桜があり、これが、なぜか咲いていない。
  不思議なものです。
  まるで、彼岸桜の木は互いに話しあってそう決めたようです。

  〜〜〜

  植物学の本などをひもとくと、
  その研究成果から「木が互いにコミュニケーションをとっている」
  という記述をたびたび目にします。

  以前、静岡県熱海にある伊豆山神社の裏山の聖域を
  偶然出会った巫女さんに先導され登ったことがあります。  
  途中、弱った老齢の巨大な神木が倒れそうになっていたのですが、
  「ほら見てください」と見上げると、
  横から背を伸ばした若い木が、その老木を支えているのです。

  「人」という字を思い出すほど不思議な光景でした。

  支え合う木の姿を見ていましたら、
  ホントに森の木は会話しているのではないかと思いました。
  
  「人」も、森の木たちに負けていられません。

  〜〜〜
 
  と、「植物の話なんて、ビジネスに関係あるのか!」と
  つっこまれますと辛いのですが、様々なことに興味を持つことは、
  良きリーダーになるために大切なことだと思っております。

  〜〜〜

  少し前のこと、日経新聞を読んでいましたら、
  経済学者の中谷巌氏が、興味深いこと書いていました。
  中谷氏は多摩大学の学長をしていますが、多摩大学で開講している
  「四十歳代CEO育成講座」でのことです。  

  
     三年前、講座研修の一環としてシナイ山登山を敢行した。
    シナイ山は旧約聖書にあるように、出エジプトの途中、モーゼが
    ヤハウェの神から十戒を頂いたあの有名な山である。
     リーダーシップ研修とシナイ山登山の間に関連があるのか、
    怪訝に思われる読者も多いだろう。
    たしかに直接的な関連はないかもしれない。 
    しかし、「十戒」は、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教という
    三大宗教のコアにあたる部分である。
    シナイ登山を体験することはこれら一神教誕生の背景を知る上で
    役立つし、一神教への理解が深まれば、日本のような八百万の神信仰
    の国との比較にも役立つだろう。
     リーダーたるもの、これくらいの基礎知識は持っていて損はしない。
       
            『日本経済新聞』(07年1月31日付夕刊) より
 

   なんとも、「これくらいの基礎知識」を持っていなかった私で、
   急いで、シナイ山についてネットで調べますと、
   そのサイトはかなりの数にのぼり、たくさんの写真が掲載されていました。
   写真で見ただけですが、シナイ山の荒涼たる姿は、
   日本と異なる宗教観が生まれることを如実に物語っていました。

   異質なものを知ることにより、得られるものの大きさを
   知っているからこそ、中谷氏は、シナイ登山を敢行したわけですが、
   仕事以外のことが、実は、どれだけ仕事に役立つのかは
   あなた様も、すでにご経験していることと思います。

   〜〜〜

   中谷氏の記事を読んだ翌日、同じく日経新聞(夕刊)にて
   こんな記事で巡り会いました。  
  
   資生堂の名誉会長 福原義春氏のものです。
  
 
     社員にはいつも、「レコードにA面とB面があるように、
    人生にも仕事のA面と趣味やプライベートのB面があり、
    二つそろって人生が豊かになる」と伝えてきた。
     「人間だから、仕事だけに生きていくわけではない。
    レコードでも、B面の方がヒットするケースもあるでしょう。
    B面で得られた成果がA面に反映するような蓄積の仕方が大事。
         
                『日本経済新聞』(07年2月1日付夕刊)
  

   福原氏は、たくさんの本を書いていますが、
   その中でも、このA面B面のことを触れていますから、仕事をする上で、
   福原氏がどれほど、このことを大切にしているのかかが分かります。

   さて、福原氏の「座右の書」と言いますと、それは、福原氏が監修訳した、
    
    ★マックス・デプリーの『リーダーシップの真髄』(経済界)
   
   という本です。
   マックス・デプリーは、米国「ハーマン・ミラー社」の
   経営者だった人です。
 
   1989年アメリカで出版された当時、この著は、米国経営者の
   バイブルとまで言われたそうです。
   と言うのも、「ハーマン・ミラー社」は「尊敬される企業」として
   米国経済界にその名を轟かせていたのです。
   日本では絶版になっていたのを、福原氏が経済界にお願いして
   復刊してもらった書が、『リーダーシップの真髄』(経済界)です。

   〜〜〜

   さてさて、それはさておき・・・、

   『リーダーシップの真髄』(経済界)には、こんなことが書いてあります。
 
   マックス・デプリーの父は、「ハーマンミラー」の創業者。
   その父の時代、工場のある機械工が亡くなった。
   何かをしなくてはと、デプリーの父は遺族を弔問する。
   すると、遺族は、機械工が創作したという美しい詩を読み上げた。

  
 
 その機械工が亡くなってもう六〇時年近く経ちます。
 しかし、父をはじめハーマン・ミラー社では、いまだに話します。
 
 彼は機械工の仕事をする詩人だったのか、それとも
 詩を書く機械工だったのか、どっちだったんだろうね、と。
 
 この話で何を言いたいかとうと、財務比率だ、経営目標だ、利益が
 どうのこうのと言う前に、人間を理解することがリーダーとしての基本
 だということです。
        
       『リーダーシップの真髄』(著 マックス・デプリー 経済界)
 

   財務比率、経営目標、利益は大事です。
   会社にとって、これほど重要なものはありません。
   ただ、リーダーとしての基本は、「人間理解」だと言っているわけです。

   人間の多面性を理解し、
   そのことを「たのもしく」思う懐の深さが、リーダーの器の大きさです。

    ★機械工をする詩人だったのか、
                 詩を書く機械工だったのか

   狭い価値観で人を判断し、評し、裁いているのではないかと
   感じた時、その矮小なる思考を停止させるために、
   胸に刻んでおきたい言葉です。

   〜〜〜
  
   さらに、そんな言葉をもう一つ。

   電話を発明したのは、アレキサンダー・グラハム・ベル。
   ベルの名に由来するアメリカ有数の研究機関「ベル研究所」の
   入り口には、氏の胸像があり、その下に刻まれている言葉・・・・。

   
 
 時には、踏みならされた道を離れ、森の中に入ってみなさい。
 そこではきっとあなたがこれまで見たことがない何かを新しいものを
 見いだすに違いありません。

 『日本経済新聞』(私の履歴書「江崎玲於奈」 07.1/20付朝刊)より
 

   近所の散歩が好きな私は、
   エジプトにあるシナイ山まで行くことはできませんが、
   踏みならされた道から、ちょっと離れ、
   昨年から配信しておりました【番外編】では、
   またひとつ、何か新しいものを見出したようです。

   
   〜〜〜

   日々の仕事に追われ、ご苦労が多いかと思います。
 
   「残業続きで、趣味どころではない、本を読む時間すら無い!」

   との嘆きの声、ごもっともだと思います。
   
   無理は禁物ですし、気持ちのこもらない、目的を失ったB面であれば、
   仕事への専念の方が、よほど美しいことと思います。

   ただ、自分自身が何か違った道を歩んでいるのではと感じた時、
   ほんの少し立ち止まって、
   自分のB面とはいったい何なのだろうと考えてみることは、
   決して時間の無駄になならない、と思います。

   その思考の森の中で、きっと何か新しい発見をすることでしょう!

   〜〜〜

   2007年の如月も間もなく終わろうとしています。

   今年は猪年でした。
  
   猪突猛進すべき目標は何だったでしょうか。

   いずれにしましても、あなた様の2007年が、
   生涯の記憶に残る素晴らしいものになることを心よりお祈りしています。

   季節の変わり目です。
   風邪など召されませんよう、くれぐれもおからだご自愛ください。

   乱文お許し下さい。

   それは、失礼します・・・・・。
 
     

               2007年 

           「元気・勇気・やる気」で!

                (^人^)
 

 

                              敬具

   平成十九年二月二十六日

                          松山 淳より

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 ◆自問◆

 1)私は、人の好き嫌いで物事を判断していないだろうか?

 2)私は、理由をつけて何かから逃げていないだろうか?

 3)私は、ここ数年同じ過ちを繰り返していないだろうか?

※目をとじて30秒だけでも考えて頂けたら幸いです。
 答えを出そうとするのではなく、そのことを意識しようと
 胸にきざむような感じで・・・
 目を開けたら、一番下までスクロールして、言葉を読んで下さい!

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 ◆102℃ WORD◆
 「新たな道に、新たな希望」
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 ◆追伸◆

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  【番外編】『Starting Over〜リーダーの涙〜』を読んでくださった方々、
   本当にどうもありがとうございました。

    「時には少し涙を浮かべながら読み進んでいました。
     変わらない日々であるけれども、
     変わっていく自分この大切さを思います。」
                  (30代 男性より)

   などなど、うれしいご感想を頂いております。

   只今、ご感想を下さった方々に、もれなく・・・
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   締め切りは【3月8日】です。
   詳しくは、2/20配信の号にも記しましたので、ご覧の上、
   ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
   http://blog.mag2.com/m/log/0000112707/108266628.html

   物語へのご感想頂けたら幸いです。
 
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【ことば】
  
『いろいろな会合に参加して、もう一度会いたいなと思う魅力的な人物は
 不思議と多面体な人ばかりですよ」

 (資生堂名誉会長 福原義春) 
『日本経済新聞』(07.2.1付夕刊)より

 

    


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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