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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【番外編】「第11話-錯覚(1)」部下との葛藤。

『リーダーへ贈る108通の手紙』【番外編】
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☆この物語は「ビジネスリーダーへの応援歌」をコンセプトとした創作です。

            『Starting Over』
              〜リーダーの涙☆〜
       http://www.earthship-c.com/StartingOver.html
 
                               07.1.4
                           【第11話-錯覚(1)】 
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【主人公は43歳。中小企業の営業課長!】

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  拝啓

  今日も疲れました。
  あいかわらず部下とうまくいっていません。
  世代ギャップなんて言葉で片付けてしまいたくないのですが、
  どうもかみ合いません。

  声をかけ、できるだけ話し合う時間を持っています。
  とは言いながら、やかましく口出しせず、
  本人たちの自主性を尊重し任せているつもりです。

  なのにしっくりきません。心を開いてくれないのです。

  平泉も池本も田中部長とはよく会話をしていて、
  私だけ浮いているようです。
  幼い頃、野球の仲間外れにされ、
  薄暗いなか壁に向かって一人でボールを投げていた自分を思い出します。

  〜〜〜

  特に平泉は何なのでしょう。
  敵対心を持っているのか、私を避けるのです。
  仕事のことでこれがミスにつながらなければと、
  ずっと心配していました。

  取引先への担当レベルの資料は全て任せています。
  いちいち見せろなどと言いません。

  ですが・・・、

   「社内の稟議書だけは目を通すからな」

  と日頃、念を押していました。
  判子を押すだけかもしれませんが、
  部下がどんな仕事を抱えているのかを把握するのは、
  当然の上司の役目です。

  ところが、平泉は机から黙って私の判子を出し、
  稟議書に捺印し、部長に決済をもらっていたのです。

  勝手に仕事を進めていました。

  〜〜〜
 
  納品個数が違うと怒鳴り声で得意先から電話があったのは、
  今日こそは早く帰ろうと資料を片付けている夕刻で、
  外回りから直帰すると平泉から連絡が入った直後のことでした。

  すぐに携帯電話でつかまえ、先方に向かわせました。
  私もすぐ出ました。

  得意先の事務所に着くと平泉が直立不動になっています。
  先方の課長は私を見るなり

  「なんだ、君のところの営業マンは、
   もっと気持ちを込めて謝罪できないのか」

  と、声を荒げました。
 
  会社を出る前に同じ製品の在庫は確認してあり、
  明日朝一番に届けることができる旨を伝え、
  私が何度か頭を下げると、
  「以後気をつけて下さい」
  ということで済みました。

  古くから知る課長さんだったので助かりました。

 
  ただ・・・、私のまったく知らない案件でした。

  〜〜〜

  失敗など誰にだってあります。
  納品ミスなんて営業マンにつきものです。
  異動になったばかりですからそれはいいのです。

  ただ、稟議書の件だけは、どうしても納得がいきませんでした。
  だから注意しました。
  
  すると・・・、

 
  「だったら課長はいつでも席にいて下さい。
   今日は用事があったのでもう帰らせて下さい。
   どうせ残業代つかないんですし」

  と、逆切れです・・・。
 
  

 

                           つづく・・・

 

                 [次回配信 1/9(火)18:00頃]

※番外編は毎週2回(火曜日・木曜日)配信です!
※この物語はフィクションです。実在する人物、団体とは関係ありません。
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《あとがき》

  ◆松山です! 

   新年あけましておめでとうございます!
   年末年始はどのようにお過ごしになったでしょうか?
 
    仕事だった方。
    寝正月だった方。
    海外へ行かれた方。

   様々な年末年始が地球上で繰り広げられたわけですが、
   とにもかくにも、2007年という新しい年が始まりました。

   あなた様にとって、たくさんの素敵なコトが舞い降りる
   そんな2007年であることを心よりお祈りしています。
   
      「本年もどうぞよろしくお願い申し上げます」  

 
  ◆さてさて、本年、最初の「壁の言葉」は・・・!

  
 《今日の「壁の言葉」》

  賢者には毎日が新しい人生である
 
 (D・カーネーギー著『道は開ける』より)
 

  ◆この言葉は、デール・カーネーギーの著『道は開ける』(創元社)に
   あるものです。
  
  ◆ミシガン州に住むE・K・シールズ夫人は自殺する寸前にまで
   追い込まれた時に、ふと読んだ文章でこの名言に出会います。

  ◆そして、この格言を目につく所に貼り、自分を鼓舞し
   絶望の淵からはい出し、幸福を手にします。

  ◆2007年の始まり。
   この清心を今年の大晦日まで維持したいものです!
   透明な冬の空のように清楚な今の気持ちを忘れそうになった時、
   思い出したい言葉の一つではないでしょうか!

          
           『賢者には毎日が新しい人生である』

       「2007年!人生の記憶に残る素晴らしい年に・・・!」

※参考文献
『道は開ける』(著 デール.カーネギー 創元社)

    


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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