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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【56通目】「いつか」伊集院静が感動した小泉信三の『読書論』!

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《いつか》
                  

          『リーダーへ贈る108通の手紙2』
           http://www.earthship-c.com

                              06.12.6
                              56通目 
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  リーダー様へ

  拝啓 枯葉踏む 響きなつかし 師走へと
      
  いかがお過ごしでしょうか?

  朝、近くの駒沢公園へ行くと、
  敷き詰められた枯葉の絨毯が広がっています。
  それを眺めていると、幼い頃、焼き芋をしたことを思い出します。

  あれはどこだったのでしょうか?

  次から次へと降ってくるダークブラウンの葉を眺め、
  つくづく冬の訪れを実感する吐く息白い冬の朝です。

  〜〜〜

  おはようございます!

   (あるいは)

初めまして!!!

  実は「初めまして」の方が急に増えまして、
  それから、久しぶりに読む方もいるのではと思い、
  ちょっとご説明を!

  現在、「リーダーへ贈る108通の手紙」は、2本柱で発行しています。
 
  1)2003年より発行してきた【本編】
    http://www.earthship-c.com/melmaga/melmaga0.html
 
  2)【番外編】として発行している物語「Starting Over〜リーダー涙☆〜」
    http://www.earthship-c.com/StartingOver.html

  以上の二つです。

  ・早朝6:00に配信しているものが【本編】に当たるものです。
  ・夕刻18:00にお届けしているのが【番外編】です。

 
   今、お読みになっているのは、【本編】です!

  ちょっと混乱するのではないかと思い、改めてご説明致します!

  読んで頂けている、このご縁を大切に思い、
  あなた様へ「元気・勇気・やる気」を贈るメールマガジンとして
  発行を続けております。

  いつも読んで頂けてる方も、そして、初めて読まれる方も
  拙い言葉の積み重ねですが、
  これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます! 
 
 
  と、いったことで、早速、「元気・勇気・やる気」を贈る
  本題へと突入していきたいと思います。

   
  〜〜〜

   私の息子は7歳と2歳です。
   年齢が離れているので、次男が生まれた時には「兄弟で遊ぶかな〜」
   と心配しておりましたが、
   取り越し苦労とはこのことでした。
   
   2歳となると、鉄砲持ったり、積み木をしたり、お化けごっこをしたりと
   案外、うまくやっています。

   で、これは、7歳の長男が2歳の次男に合わせてやっているのかと思いつつ
   実は、結構、自分が楽しんでやっているのが、
   単純な積み木であったりします。

   一時期、見向きもせず、ほこりをかぶっていたのですが、
   次男と一緒になって、クリエイティブな作業にいそしんでいます。
 
   まあ〜考えてみれば、まだまだ小学校1年生ですので、
   当然かもしれませんが、二人で遊ぶ姿に笑顔がこぼれる日々です。

   と同時に、「積み木」という遊戯道具の奥深さを再発見しました。

   我が家にも、様々なプラスチック製のアニメのおもちゃがあります。

   買う時も、買った時も大騒ぎで、目を丸くして遊ぶのですが、
   結局、半年ぐらいすると、
   見向きもしなくなり、家の隅に鎮座しています。

   なんだかもったいないような、寂しいような・・・

   そういった事を考えますと、(もちろん私見ですが)

   長く遊べる、長く使えるものというのは、
   案外、その時にはすぐに喜ばれないという
   悲しい逆説があるような気がしました。

   
  〜〜〜

   城山三郎氏に

   『対談集「気骨」について』(新潮社)
   
   という著がございます。
   タイトルから、わかる通り対談集ですが、
   小説家の伊集院静氏が読書について、こんなことを語っています。 

  

この『読書論』の冒頭に近い部分に、すぐに役に立つ本というのは何だろうということが書いてある。小泉はすぐに役にたつ本はすぐに役に立たなくなることかもしれないと言っている。

 
         『対談集「気骨」について』(著 城山三郎 新潮社)より
   
http://www.amazon.co.jp/dp/410113331X/ref=nosim/?tag=earthshccom0c-22

  

    ★すぐに役に立つものは、すぐに役に立たなくなる!

 

  上記の「小泉」とは、「小泉信三」氏のことです。
  慶応義塾大学の学長だった人物です。

  伊集院氏は、城山氏が編集した
  『「男の生き方」四0選』(文藝春秋)を読み
  このコメントをしています。

  では・・・、

  『読書論』(岩波新書)には、どう書かれているのでしょう?

  〜〜〜

         
   

 『先年私が慶応義塾長在任中、今日の同大工学部が始めて
 藤原工業大学として創立せられ、私は一時その学長を兼任したことがある。
 時の学部長は工学博士谷村豊太郎氏であったが、識見ある同氏は、
 よく世間の実業家方面から申し出される、
 直ぐに役に立つ人間を造ってもらいひたいという註文に対し、
 直ぐに役に立つ人間は直ぐに役に立たなくなる人間だ、
 と応酬して、同大学に於いて基本理論をしっかりと教え込む方針を確立した。
 直ぐに役に立つ人間は直ぐに役に立たなくなるとは、至言である。
  同様の意味に於て、直ぐに役に立つ本は直ぐ役に立たなくなる本であるといへる。』

『読書論』(著 小泉信三 岩波新書)より
   

   慶応大学理工学部の前身は、「藤原工業大学」です。

   では、この藤原とは誰なのかと言いますと、
   王子製紙を大企業へと飛躍させ、
   大富豪となった「藤原銀次郎」氏のことです。

   仕事もさんざんし、お金も使えきれないほど持った!

   では、何をしようかと考えた末、
   「工業教育に捧げたい」と結論を出し
   当時の金額で800万円、現在だと23億円以上ものお金を寄進すると
   小泉信三氏に打診があったそうです。

   その際、藤原氏と慶応大学側でいろいろと
   方針について話し合いが行われ、
   上記のようなやりとりが、あったというわけです。
 

    ★直ぐに役に立つ人間は直ぐに役に立たなくなる
       

   なんだか、人のことを「役に立つとか、役に立たないとか」
   ちょっと耳にすんなり入れるには、抵抗感のある言葉なのですが、
   良薬口に苦し」のごとく、
   真理をえぐった言葉なのかもしれません!

  〜〜〜

   前段、『読書論』(著 小泉信三 岩波新書)の後には、こう続きます!

    
   

 人を眼界広き思想の山頂に登らしめ、精神を飛翔せしめ、
 人に思索と省察とを促して、人類の運命に影響を与へて来た古典
 というものは、右にいふ卑近の意味では寧ろ役に立たない本であろう。

『読書論』(著 小泉信三 岩波新書)より
  

     
   54通目でディケンズの『クリスマス・キャロル』を
   55通目で灰谷健次郎氏の『兎の眼』を紹介し、
   お手紙をお贈りしました。

   予想外に多くのメールを頂き、
   それぞれの人生において非常に記憶に残る作品だと、
   コメントを頂きました。

   驚きました!

   そして、改めてましてありがとうございます!

  〜〜〜

   
   息子へのすでに買ってしまった
   クリスマスプレンゼントの箱の前に立ち
   
    「果たしてこれでよかったのか?」

   と考え込む、私の師走の始まりでした・・・・。

 

  〜〜〜

     
   2006年の残り26日です。
   ですが、まだまだ26日。
  
   日に新たな気持ちを維持し、
   リーダーとして、未来にむけたさらなる飛翔をお祈りしています。

   
   暖冬とは言え、東京はかなり冷えるようになりました。
   
   どうぞ風邪など召されませんよう
   くれぐれもお体ご自愛ください!

 
    それでは、失礼します。

              
          「元気・勇気・やる気」を!

 

  
               (^人^)
 

 

                              敬具

   平成十八年十二月五日

                          松山 淳より

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 ◆自問◆

 1)私は、視野が狭くなっていないだろうかだろうか?

 2)私は、即効性を求めすぎていないだろうか?

 3)私は、何か急ぎすぎていないだろうか?

※目をとじて30秒だけでも考えて頂けたら幸いです。
 答えを出そうとするのではなく、そのことを意識しようと
 胸にきざむような感じで・・・
 目を開けたら、一番下までスクロールして、言葉を読んで下さい!

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 ◆102℃ WORD◆

  「道草があるから人生」

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 ◆追伸◆

  いや〜寒くなりました!
  天気予報では、雪のマークをずいぶんと見るようになりました!
  学生時代はスキーに凝っていたので、
  なんだかこの季節になるとワクワクします!

  しかし、リフトに乗ったのは、もう遥か昔のこと。
  最近はスキーの板が
  身長マイナス10センチが標準だと聞いて驚く私です!
  
  私が学生時代は、身長プラス10〜15センチが目安でした。

  205センチもある、倉庫で眠るフィーシャーの板で滑ったら、
  笑われるのでしょうか?

     
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【ことば】
  
 『目立たない仕事でも、人間を高めていって定年の日を迎えた時に、
  その企業の、一本の木の大切な枝であったことがわかり、
  若い人もそれを学ぶ。この人は何かをなしたというね。
  それをよしとする風潮が追いやられて、なんでもかんでも成果だけで
  労働を考えようとしていないか。』
(小説家 伊集院静)
                            
『対談集「気骨」について』(著 城山三郎 新潮社)より
http://www.amazon.co.jp/dp/410113331X/ref=nosim/?tag=earthshccom0c-22

    


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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