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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【番外編】「第2話-逆境(2)」人に相談できないリーダーの辛さ。

『リーダーへ贈る108通の手紙』【番外編】
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☆この物語は「ビジネスリーダーへの応援歌」をコンセプトとした創作です。

            『Starting Over』
               〜リーダーの涙☆〜
            http://www.earthship-c.com
 
                                06.11.30
                           【第2話-逆境(2)】 
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【主人公は43歳。中小企業の営業課長!】

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 「取締役会で決まったことだから従ってもらう。嫌なら辞表を出してくれ」

 
 怒りでからだが震えました。

 
  「人を大切にする」

  「人材は人財」

  「社員は家族」

 って、あなたの教えを一番理解していたあの嶋さんが・・・信じられません。

 人間不信になりそうです。

 〜〜〜

 それで窪塚専務に相談しました。でも変なのです。

  「常識をぶちこわせ」

  「失敗より行動しないことを恐れよ」

  「人間の力は常に人間の想像を越える」

 そんなことを常に口にするプラス思考の固まりのような人が、
 ほとんど口をひらかないのです。

 苦しそうな顔をして、あ〜とかう〜ばっかりで、
 おまけに最後なんて言ったと思いますか。
 
 「会社が決めた事だから仕方ない」

 ですよ。
 
 あの窪塚専務がです。

 
 社員が「仕方ない」なんて口にしたら、

 
 「何がどう仕方ないんだ。説明してみろ。
  仕方ないは思考停止だ。
未来を閉ざす言葉だ。
  俺の前で二度と口にするな!」

 って、大声で怒鳴り散らしていたのに・・・。

 納得いかないと、よくあなたにだって喰ってかかっていましたよね。

 〜〜〜

 創業メンバーの一人で、

 「窪塚さんがいなかったら今の会社は無い」

 とまで言われる人です。

 苦言を呈するぐらい当たり前のことでしょうけど、
 そんな窪塚さんが急に元気がなくなってしまったのは、
 社長になれなかったのが余程ショックだったのでしょうか。

 あなたは嶋さんを社長に推していたそうですね。
 確かに昔の嶋さんだったらわかります。

 でもあの豹変ぶりを見たら、人を見抜く目がなかったとしか思えません。
 判断ミスです。
 
 窪塚専務だったらこんなことにはならなかった。

 〜〜〜

 
 四十過ぎて、子供も二人いて、愚痴なんて言いたくありません。

 でもこんなこと誰にも相談できないのです。
 あまりに情けなくて・・・他人に知られたくありません。

 仕事のことは家庭に持ち込みたくないので美佐子にも言ってません。

 この苦しさを口にできたら少しは楽になるのでしょうか。
 

 社員の誰からも尊敬されていたあなたなら、
 こんな時どう考え、どう乗り越えていくのでしょう。
 

 昨日の日曜日は朝から雨が降り、
 湿気を外へ逃がそうとしていたのか、
 美佐子は掃除をした後、書斎の扉を少し開けたままにしていました。

 いつもなら目を背け、前を通るのですが、
 ふと目をやると、隙間から革張りの黒い大きな椅子が見えました。
 突然、小さい頃私を膝に乗せ
 本を読んでくれたあなたとの記憶が甦りました。

 だからなのか、

 二度と入るまいと誓った書斎にふらりと足を踏み入れてしまったのは、
 本当に何かにひっぱられるようでした。

 
 あなたと口をきかなくなったのは、
 私が高校受験に失敗してからですから、
 書斎をまともに見たのは二十八年ぶりのことです。

 
 大きな書棚には本がびっしりとならび、
 壁にはたくさんの紙が貼られ、無数の言葉が記されていました。

 

 
  一つの紙に目がとまりました。

 

 

                           つづく・・・

 

                 [次回配信 12/5(火)18:00頃]

※番外編は毎週2回(火曜日・木曜日)配信です!
※この物語はフィクションです。実在する人物、団体とは関係ありません。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

《あとがき》

  ◆松山です!本日もお仕事、お疲れさまです!

   早速、第1話のご感想が届きました!

   「まるで私の会社のようで驚いている!!!」

   といった内容でした。
   本当にどうもありがとうございます!
   この場を借りて御礼申し上げます!

  
  ◆さて、第2話を読み「壁の言葉」というネーミングの由来が
   お分かりになったかと思います。

   といったことで、本日の言葉は・・・

  
 《今日の「壁の言葉」》

 大事をなし得る者は、小事もなしうる。 

 (哲学者 アリストテレス)
 
 

  ◆アリストテレスが生まれたのは紀元前384年のこと。
   なんと約2390年前ということです。
   目が眩むような遠い過去ですが、
   人にとって大切なことは、それほどの昔から変わらないと
   つくづく感じる格言ではないでしょうか。

  ◆日本をひっくり返した、明治維新の志士たち!
   司馬遼太郎さんの本などを読みますと、
   実に小事の積み重ねがあって、
   維新という大事がなったことを思い知らされます。
  
  ◆すぐそばで、支えてくれる人がいる。

   その人を大切に思うこと。
   
   それも、「大事を約束する小事なり!」
  
   この物語の主人公に必要な言葉かもしれません。

  〜〜〜

  ◆バックナンバーについて

   ↓こちらのページにて18:00配信のものが、番外編です。
   http://blog.mag2.com/m/log/0000112707/  

   また、それではちょっと分かり難いと思いましたので、
   ↓こちらのページの[配信スケジュール]の欄でリンクを貼りました。
   http://www.earthship-c.com/StartingOver.html

   配信済みのものは、クリックして頂ければ表示されます。
   これで、【第1話】から順番に読むことができます。

  〜〜〜

  ◆物語に関してのご意見、ご感想お待ちしています!

   「私の職場はこんな状況です!」
   「私の上司はこんな素晴らしい人です!」
   「働くことってこんなことだと思います!」

  ◆などなど・・・  
   あなた様のご意見を、耳をダンボにしてよく聞き、
   そのお言葉を参考にしながら、
   この物語を創っていきたいと考えております!

  ◆ですので、ご友人、お知り合いの方などへも、
   この物語についてお知らせ頂けますと、大変、助かります。

  ◆どうぞ宜しくお願い申し上げます!
   ご意見ご感想は、こちらのメールアドレスまで・・・
   j@earthship-c.com

 

             「お読み頂けたことに心より感謝申し上げます!
              本当にどうもありがとうございました!」

 

※参考文献『心の糧になる言葉』(出版研)

    


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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