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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【52通目】「気づかれない私」ジョハリの窓から考えるキャリア論

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《気づかれない私》
                  

        『リーダーへ贈る108通の手紙2』
           http://www.earthship-c.com

                              06.10.6
                              52通目 
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  リーダー様へ

  拝啓 空高く 雲の流れに 真理あり 
      
  いかがお過ごしでしょうか?

  すっかりご無沙汰し、失礼しております。
  神無月(かんなづき)になりました。

  空はますます高く。
  爽やかな秋晴れの時には「1年中こんな陽気だったらな〜」と
  それは無理だと分かりきっているのですが、
  そんなことを夢想します。
  
  「秋はどうして空が高くみえるの?」

  子供の質問です。
  そんなことは普段考えませんし
  学校で習ったことが多分あったのでしょうが、覚えていません。

  ネットで調べると・・・

   ●秋は空気の透明度が高いから
   ●空の高い位置に雲が存在するから

  と、この二つが主な理由のようです。
 
  つまり、ちょっとした目の錯覚なのですね。
  空の高さは実はかわっていないのですから・・・  

  すると!

   「空はどうして青いの」
   「夕焼けはなぜ赤いの」
   「夕日はどうして大きく見えるの」

  など、いつか子供に聞かれるであろう質問をついでに調べました。
  父の威厳を保つため予習です!

  すると、光の波長の問題がそれぞれ関係しているようです。
  長くなるので説明は省きますが、
  (ちょっと語弊があるかもしれませんが)
  それぞれ、目の錯覚と言えば、錯覚なのですね。

  それで、ふっと、小さい頃
  「空が青いのは海の色が写っているから」と信じていた自分を
  思い出しました。
  「朝焼けが赤いのは、太陽さんが照れ屋だからだよ」と
   言っていた人もいました。

  そんな解釈もいかがでしょうか!

  科学的事実を読みながら「へ〜おもしろいものだな〜」
  と、たまった仕事を後回しにしてしまったのですが、
  ちょっとした錯覚に気づくことは、なかなか楽しいものです。

  〜〜〜
   
  以下は、あるセミナーを受講された方の感想です。
  あなた様も、もしかしたら、ご経験があるかもしれない
  会社での苦悩を、うまく乗りこえていった、
  その様子が上手にまとまっているので
  ちょっと長いのですが、了解を得て転載します。

  

   私がコーチングのスキルを意識して「変わった!」とすごく思うのは
   上司との関係です。
   それまでは問題点を挙げて提案しても、
   自分の言い分はなかなか聞いてもらえませんでした。
   しかも、自分が正論を言っている!という自信があったので
   「何でわからないの?」と相手に腹を立ててばかり。
   コーチングを習って、折角だから一番いつも衝突していた上司に
   その方法を意識して使ってみました。
   「相手を信じる」ということは正直最初は難しかったのですが、
   とにかく相手が言うことを受け止めようとしました。
   とにかく否定せず、一生懸命聞き、 その上で自分の意見も言いました。
   そうなると不思議なことに自分の言い分も通ってしまったんです!
   驚きました。そして反省もしました。
   私は相手の言い分を全く聞こうとしてなかったんだな、
   ということに気づいたのです。以前は、聞いているつもりだったので
   ショックも大きかったですが (笑)、
   会社に対して不満を抱いてばかりいましたが、
   今は提案して通ることも増えてきたので仕事が以前より楽しくなりました!

                        (20代 女性)

  〜〜〜

 

    ★ジョハリの4つの窓

 

  どこかで聞いたことがあるかもしれません。
  言葉で説明すると、まどっろこしいので表にします。
  
 ┌─────────┬───────────┬────────────┐
 │         │ 自分に分かっている │ 自分に分かっていない │
 ├─────────┼───────────┼────────────┤
 │他人は分かっている│   開放の窓    │    盲点の窓    │
 │         │ open self │ blind self │
 ├─────────┼───────────┼────────────┤
 │他人は分からない │   秘密の窓    │    未知の窓    │
 │         │hidden self│unknown self│
 └─────────┴───────────┴────────────┘

  「ジョハリの窓」の概念は1950年代に
  サンフランシスコ州立大学の心理学者
  ジョセフ・ルフト氏とハリー・インガム氏が提唱したものです。
  「ジョハリ」とは二人の名前をくっつけたもの。

  「開放の窓」は、自分も分かっていて、
  「あなたってこうだね」と他人からも認識されているものです。
  私はぼけ〜としていて、他人からそう見られますが、
  自分でもそれを分かっています。
  すると、これは「開放の窓」となります。

  私たちがなかなか気づけないのが、
  文字通り「盲点の窓」です。
  上記の20代女性の場合はセミナーに参加する前、
  この「盲点の窓」にいる自分に翻弄されていたわけです。

   
  私は相手の言い分を全く聞こうとしてなかったんだな、
  ということに気づいたのです。以前は、聞いているつもりだったので
  ショックも大きかったですが (笑)、
  

  〜〜〜

  自分は正しいと思っていることが、果たして相手にどこまで
  正しく伝わっているのか?
  または・・・
  「私は正しい」のに「わかってくれない」と腹をたてるのは
  そのこと自体が正しくないのでは?

  などなど・・・
  いろいろなことが見えてきますが、
  こうした事というのは、やはり、
  他人からの指摘や思わぬ出来事や
  自分のために投資するセミナーなどをうまく利用して、
  初めて気づけるものなのかもしれません。

  私も夏頃、あるセミナーに参加して、見知らぬ人と対話をしました。
  ふっと出てきた言葉に自分でも驚きがあって
  「こんなこと考えていたのか?」と、宝物を発見してきました。

  私は20代のサラリーマン時代、
  「ジョハリの窓」も知らず、上記の(20代女性)と
  まったく同じ状態に陥っていたと思います。
  「早く気づければよかったな〜」と後悔しています。
  ですが、今、こういったことに気づかせてくれる書物は豊富ですし、
  セミナーも充実しているので、いい世の中になりました。
     
  〜〜〜

   ご参考までに・・・
  (20代女性)にあのような素晴らしい感想を言わしめたセミナーは
  「須子はるか」さんが主催しているものです。

   ★『コミュニケーション集中治療室』(東洋経済新報社)
  http://www.amazon.co.jp/gp/product/4492042466/ref=sr_11_1/503

  という本でご存知の方も多いと思います。
  様々なセミナーを開催されていますが、
  (20代女性)が参加したセミナーは以下のものです。

   ★『毎日使える!デイリーコーチング講座』
   http://www.bestseminar.jp/individual/dailycoaching.html 
 
  あの「須子はるか」さんが講師として直々に教えてくれるそうです。
  米国ワシントンDCの大学を卒業し、ブラジルの地域開発のプロジェクトに
  携わった経験をお持ちの方です。
  私もお会いしたことがあるのですが、
  「明るく風格ある女性」という表現がぴったりです。
  
  〜〜〜
   
  さて、話を戻しまして「ジョハリの窓」です。
  私がなんとも惹かれるのは

   ★「未知の窓」

  つまり、自分も分かっていなくて、他人も気づいていない「私という何か」?

  それは性格的な面であるかもしれませんし
  「早く気づいてくれ!」と長い間静かに叫び続けている
  あなた様の才能かもしれません。

  〜〜〜

  かなり前のことで正確に記憶していないのですが・・・
  NHK教育テレビで放映された興味深い番組がありました。

  イギリスかフランス、どちらかの国が制作した海外の番組でした。
  NHKが放送したのですから、しっかりしたものだと思います。
  と言いますか、見ていてこれは嘘ではないな〜
  と映像から伝わるものがありました。

   >>>>> 

   ある青年がいます。20歳〜25歳だったと思います。
   小さなワンボックスカーの中でハンバーグやホットドックを焼く毎日です。
   家に行くと、部屋は散らかっていて、いかにもずぼらという感じです。
   おまけに、少しオドオドしていて気弱な性格のようです。

  番組の企画は、こうしたとてもすぐには一線級になれないであろう人間を
  一ヶ月で変身させてしまうというものです。

   毎日ハンバーグを焼いている人間を一流レストランのシェフ、
   しかも料理長にまで仕立て上げる。
   実際に料理長として就職するのではなく、そこは番組の企画ですから・・・
   この青年を含め3組のチームを作り、対戦させ
   料理研究家などその世界の第一人者に厨房でのリーダーシップから
   料理の味までをトータルに見てもらい、
   どのチームが一番優れているかを見るのです。
   
   青年は料理長として数人のプロのコックたちとチームを組み
   大試合に望むという趣向です。
   料理長は素早く意思決定をし、的確に指示を出さなければいけない。
   リーダーシップをどれだけ発揮できるか・・・?
   そんなことが可能なのでしょうか?

   まずはレストランに修行しに行くのですが、包丁もろく使えず
   どこに行っても落第点。怒り出してしまう人もいます。
   ご存知のように、オーダーが次から次へと入れば
   厨房は息つく暇のない戦争状態となります。
   もたもたしていると怒号が!。

   そんな中で、青年は自信をつけていくどころか、むしろ
   やる気を失っていきます。
 
   「どうせこんなの最初から無理だった!俺にはそんな才能はない」と!

   しかし、その後も「自分をどう演出するか」などのコーチがつき
   彼を鍛えていきます。

   そして・・・もうお分かりの通りなのですが
   青年が料理長を務めたチームが総合で1位を獲得するのです。
   気弱な青年が厨房でプロのコック相手に、大きな声で
   バシバシ指示を出していたのです。信じられません!
     
   試合後、料理研究家などに、実はあの青年は一ヶ月前まで素人でしたと
   番組スタッフが伝えると、まさに驚愕!

   >>>>>

  「やらせだろ!」「無名の俳優が演じてるんじゃないの!」
   と、うがった見方をしたくなるのですが、
  ちょっとそうではないな〜と思わせる力が映像にありました。

  〜〜〜

 

   やっぱり人間って凄いな〜と思うのです。

 

   そして、あの番組をおぼろげに思い出しながら
   誰もが持っているであろう
   「未知の窓」の存在をひしひしと感じます。

   あの青年は自分でもそんな才能が自分にあるとは思っていなかったし
   周りの人間だって恐らくそうは思っていなかった。
   

   この時、一つのポイントは、
   「自分ではない誰かがあきらめずに
    その人を教え、導き、鍛えている」ということです。

   途中、修行に行ったレストラン料理長の中には、番組の企画を知り
   「無理だね!あきらめた方がいい!」と言う人もいました。 

   しかし・・・結果は!

   〜〜〜

   日本経済新聞(06.10.4付夕刊)に「心のサプリメント」
   というコーナーがあります。
   こんなことが書いてありました。

   

    キャリアプランに詳しい人に聞くと、人のキャリア形成に影響
   する事柄の8割は、偶発的なものだという。

   
   根拠はわかりません。
   キャリアプランの専門家がたくさんの人に会い、話しを聞いた
   経験値かもしれません。

   上記の青年にしてみれば、テレビの企画に参加するなんて
   まさに偶発的なものだったでしょう。

   冒頭の(20代女性)もまた、きっと何かでセミナーの案内をみて、
   「ちょっと参加してみようかな!」という、偶発性が重なって
   セミナーに参加したのだと思います。
   
   しかし、最後の最後は、やはり自分・・・

   青年はあきらめかけたけど、最後までやり通しました。
   (20代女性)は、セミナーで学んだことを、職場で実行しました。

   ということで・・・

   最後、私の大好きな書「自助論」の書き出しを記し、
   本文を終えたいと思います。

 

 「天は自ら助くる者助く」
 この格言は、幾多の試練を経て現代にまで語り継がれてきた。
 その短い言葉には、人間の数限りない経験から導き出された
 一つの真理がはっきりと示されている。
 自助の精神は、人間が真の成長を遂げるたもの礎である。
 

   
  〜〜〜

   2006年も、残り3ヶ月を切りました。
   年賀状の予約が一部ではすでに始まっているとか!?
  
   各地から初雪の便りが聞こえてくる頃
   どんなあなた様がそこにいるのでしょう?

   そのためにも、今日という日が大切です。

   日に新たな気持ちを維持し、
   リーダーとして、未来にむけたさらなる飛翔をお祈りしています。

   秋も深まりつつあり、朝晩冷えるようになりました。
   くれぐれもお体ご自愛ください!

   それでは、 失礼します。
              

  
               (^人^)
 

 

                              敬具

   平成十八年十月五日

                          松山 淳より

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 ◆自問◆

 1)私は、他人の支援に感謝しているだろうか?

 2)私は、自分の力で何でもかんでもやろうとし過ぎていないだろうか?

 3)私は、自分のそして、他人の可能性を信じているだろうか?

※目をとじて30秒だけでも考えて頂けたら幸いです。
 答えを出そうとするのではなく、そのことを意識しようと
 胸にきざむような感じで・・・
 目を開けたら、一番下までスクロールして、言葉を読んで下さい!

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 ◆102℃ WORD◆

 「人生は一度だけです!」
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 ◆追伸◆
  
  家の外に出ると金木犀の香りが風にのって漂ってきました。
  あの香りをかぐと、なぜか元気がでます。
  秋生まれだからかと思いつつ、
  でも、過去において秋にいろいろなことがあったのではないかと
  思いつくことが、少しあります。
  これは「秘密の窓」ということで・・・
  お会いした時にでも、お話させて頂きます!

  それでは、よい週末をお過ごしください!

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【ことば】
  
『依存心と独立心、つまり、他人をあてにすることと自分に頼ること
 この二つは一見矛盾したもののように思える。
 だが両者は手を携えて進んでいかねばならない』

 (英国の詩人 ワーズ・ワース)
 『自助論』(三笠書房)より

    


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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