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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【48通目】「身体知」河合隼雄と吉本ばななの対談の言葉に学ぶ

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《身体知》   http://www.earthship-c.com/8.8.html
             【3周年記念講演!】
                  

          『リーダーへ贈る108通の手紙2』
           http://www.earthship-c.com

                                06.7.7
                                48通目 
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  リーダー様へ

  拝啓 三周年 夜空のむこう 天の川 
      
  いかがお過ごしでしょうか?

  七夕です。
 
  東京では、星を見ることができるのか・・・。
  
  天気図をみますと、ちょっと残念な結果になりそうです。
 
  ですが、人には想像力があります。
  雲におおわれた夜空のむこうに、天の川が輝いていることを思い
  無事に、織姫様と彦星様が再会をはたすことを祈りたいと思います。

  さて、おかげさまで、このメルマガも無事に
  3周年をむかえることとなりました。

  あたたかい多くの励ましのお言葉、時には厳しいご意見も頂きながら
  それらを糧に継続することができました。

  本当に、どうもありがとうございます!

  あまり、言葉を飾らずに、
  ただただ、心の深い底から湧き出る夏の清水を思い描きながら
  御礼申し上げます。

   「本当に、本当に、どうもありがとうございました!」

     
  〜〜〜  

  さて、お忙しい中で、わざわざ読んで頂いていることを考えますと
  あまり、前置きが長くなるのも失礼だと思います。
  早速、本論に入っていきたいと思います。

  本日は、これまで書いてきたことの雑感のようなものを交え
  前通47通目でお約束した【身体知】をテーマに論を進行して
  いきたいと考えています。

  それでは、始めます!

  〜〜〜

  私は凡人ですので、1通のメルマガを書くのに
  かなりの時間がかかっています。4、5時間というところでしょうか。

  2003年は、平日毎日の発行でしたので、徹夜に近い状態が
  半年以上続きました。
  今、考えてみますと、どうして、あれだけのことができたのか!?
  不思議で仕方ありません。

  ただ、1通、1通書いていくなかでは、壁にぶつかること多々。

  ですが、深夜、これは、もう今日は発行できないな〜と思った時にも
  不思議とテーマが絞り出されてきて、妙な体験もたくさんしました。

  本棚から手にした本をパッとめくると、
  そこに引用すべきことが書いてある。

  そういったことが続くと、嬉しいというより、
  なんだか、鳥肌がたつこともありました。

  〜〜〜

  そんな中、ひとつ心の中に秘めていたと言いますか、
  この言葉を信じていたと言いますか、
  そんな大袈裟ではないのですが、心のよりどころとしていた
  「考え」があります。
  「名もなき人の生きるかたち」を執筆していくときも、
  http://www.earthship-c.com/NAMONAKI-BOOK-1.html
  もちろん、大切にしていました。

  それが、以下のものです。

  心理療法家の「河合隼雄」氏と小説家の「吉本ばなな」さん
  の対談『なるほどの対話』(NHK出版)という本からです。

 

   河合 大事なのは、先に考えるのではなくて、それに身をまかすこと。
      それさえできれば、何か生まれてくるんでしょうね。

   吉本 うまいこ、フッと。
      それと「自分をたのみにする心」がとても大切です。
      それは自分に自身を持ちすぎるのではなくて、いざとなったら
      自分がなんとかするだろうという「自分をたのみにする」こと。
      それがあれば、結局最後は勝つというか、うまくいくような
      気がします。

   河合 自分をたのみにしているというのは、あるからたのみにしている
      のとは違いますよね。何もないんだけど、たのみにしている・・。
   
   吉本 ないけど、「大丈夫だろう」、「何か掴むだろう」と思って。
      それが、意外につまらない、空港の待ち時間に急に目の前に
      面白いものが通ったりして、そういう風景が焼きついたりする。

  
 『なるほどの対話』(NHK出版)より

 

    ★自分をたのみにする

  確かに、こうした心境でいると、何かが出てくる。
  そんなことを経験してきました。
  ですが、あまりそれに作為があるのもいけないような・・・

  そう思いながらも、そのことは忘れている。

  なんだか矛盾しているようですが、そうなのです。

  〜〜〜

  それで、私がたのみにしていたのは、何かがつまっているだろう
  「脳」ではなく、【身体】(からだ)でした。

  脳が人のからだに指示を出しコントロールしているという常識で
  長年生きてきました。
  つまり、脳中心主義ともいうのでしょうか、
  頭がいいとか、悪いとかは、「脳がすべてである」という考えでしょうか!

  もちろん、脳は人にとって大切なものですが、

  「脳が中心」と考えているのは、脳科学者の間でも数が減ってきていて
  もう5対5の割合になっている

  そんなことを以前、本で読んだことがあります。

  それが、数年前のことです。
  ただ、ここまで脳ブームですので
  その割合いがどうなったのか、今はわかりません。

  〜〜〜

  私たちの身体を大企業とすると、
 
  大きな本社があって、全国に支店があって、その下に
  さらに小さな営業所があって・・・
  大きな本社から指示命令がくだされ、下部組織はそれに従い行動する  

  といったイメージではなく・・・

  小さな本社が全国にちらばっていて、独立して動き、
  互いにゆるやかなに連係をとりあい、ひとつになっている。

  そんなイメージです。

  〜〜〜

   日本語には、こんな表現があります。

    ●腑におちる。
    ●胸騒ぎがする。
    ●腹をたてる。

   と、どれも脳がつかさどっていると思われる、
   思考や感情に関することですが、
   からだの各部を使った表現が実に多いのが日本語です。

  
   「言っていることはわかるんだけどな〜、
    なんか腑に落ちないんだよ!」

   と表現する時は、「頭では理解できるんだけど、納得できない。」
 
   と、なんだか矛盾しているようです。

   ですが、日常会話として違和感はありません。

   私たちが身体感覚をともなう「理解」というものを
   とても大切にしていることがわかります。

   これはもう、普段、会社で職場で、様々な意志決定を繰り返して
   いっらしゃると思いますので、強い実感をお持ちのことと思います。

   「わかるんだけど、納得できない!」

   〜〜〜

 
   『内蔵が生み出す心』(著 西原克成 NHKブックス)
   『記憶する心臓』(著 クレア シルヴィア 角川書店)

   などの本があります。
   
   臓器移植を受けた人が、その臓器の提供者の性格に似てきたり、
   記憶までが一緒にうつっていく、そんな事実が報告されている本です。

   脳をまるごと移植したなら、なんとかくわかるのですが、
   内蔵などで、記憶の転移が起きる。
   すると、心はどこにあるのか? どうも脳ではないのではないか?
   と、そんなことになってきてしまいます。  

   〜〜〜

   私たちは、「頭で考えている」と考えているよりもっと豊かな
   思考を重ねているようなのです。

   「首から下」と言っては短絡的なのですが、
   それらの器官もまた、同時に、何かを考え記憶しているかもしれません。

   だからか、日本語には、

    ★からだで感じる
    ★からだで覚えろ
   
   との表現があります。

   家の中でCDを聴きながら音楽を楽しむのもいいですが、
   ライブハウスやコンサート会場で大好きな歌手やバンド
   の生演奏と歌声を聴くのでは、何か決定的な差があります。

   画集を眺めるより、美術館で本物の絵画を鑑賞すること。
   観光ガイドをながめるより、その地におりたつこと。
   人と人が出会い話をすること。
  

    ★生のものにふれる

   すると、細胞の一つ一つに情報がしみこんでいく。

   つまり、それこそが「身体知」というもの。
  
   脳そのものを活性化することが、騒がれていますが、
   からだ全体で何かを感じ、その結果、脳が活性化してく。

   そんなことも忘れたくないことかと思います。
    
   すると、

     ★自分をたのみにする

   このことに確信がもているようになっていくようです。

   私も道半ばですので、大きな声ではいえませんが、
   「生のものにふれる」ことを大切に、精進していきたいと思います。

 
  〜〜〜
     
   本日も、何かご参考になることがあれば、幸いです。

   七夕です。
   
   あなた様の願いごとはなんでしょうか?
 
   その願いごとが叶うことを、ひっそりと祈っております。
    
   くれぐれも、クーラーのかけすぎで
   体調を崩されませんようお体ご自愛ください!

   それでは、失礼します。
              

  
               (^人^)
 

 

                              敬具

   平成十八年七月七日

                          松山 淳より

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 ◆自問◆

 1)私は、自分をたよりにしているだろうか?

 2)私は、自分で自分を傷つけていないだろうか?

 3)私は、自分らしさを忘れていないだろうか?

※目をとじて30秒だけでも考えて頂けたら幸いです。
 答えを出そうとするのではなく、そのことを意識しようと
 胸にきざむような感じで・・・
 目を開けたら、一番下までスクロールして、言葉を読んで下さい!

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 ◆102℃ WORD◆

 「歩きつづける」

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 ◆追伸◆
  
   改めまして、これまで本当にありがとうございます。
   積もる話もあるのですが、
   いつか、そんなこともまとめてお話できたらと思っています。

   今日は、3周年!

   あまり騒ぎたてずとにかく、ここまで育てて頂いた御礼を
   重ね重ねですが、心より述べたいと思います。

   
   「本当に、本当に、本当に!どうもありがとうございました!」
   

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【ことば】『思考は身体感覚によって生まれるものと言えるかもしれないですね』
                            
(武術家:甲野善紀)
『身体から革命をおこす』(著 田中聡 新潮社)より

    


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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