ビジネスリーダーへ元気・勇気・やる気を贈るメールマガジン

『リーダーへ贈る108通の手紙』

HOME > メルマガ > 2006バックナンバー > 【44通目】

【44通目】「季節外れの花-No.4」村上和雄に学ぶ遺伝子ONの生き方!

**********************************************************************
《季節外れの花-No.4》

          『リーダーへ贈る108通の手紙2』
           http://www.earthship-c.com

                                 06.6.1
                                44通目 
**********************************************************************

  リーダー様へ

  拝啓 いつまでも かわらぬ思い 運動会   
      
  いかがお過ごしでしょうか?

  先週末、東京は、土曜日も日曜日も雨。
  小学1年生の息子の運動会は、流れて、流れて、
  5月30日の平日に行われました。

  閉会式。校長先生が「いいものをみせてくれてありがとう!」と、
  大きな声で、子どもたちにお礼を言いました。

  本当にそんな気分でした。

  その日、雨続きの東京は、みごとな五月晴れ。
  気温も25度を越え、夏を感じさせる暑さ。

  まさに「晴れ」舞台。

  赤い帽子と白い帽子の子どもたち。
  汗を流して、競い合い、助け合い、
  ころんで泣いて、抱き合い笑う。  

  校庭には、たくさんの企みのない喜怒哀楽が躍動。
  五月の太陽に照らされた子どもたちは、
  大人の心に蓄積した何かを洗い流し、忙しさにまぎれ忘れそうになる、
  そんなことを職場で口にしたら笑われるから、と言えない
  「情熱」や「努力」あるいは、「一所懸命」の大切さを思い出せと・・・

  炎天下で、くたくたになった息子は、
  よほど楽しかったのか、「あ〜あ〜疲れた!疲れた!」と
  心を裏返し、充実した笑顔でグチをこぼしていました。

  しかし、本当に「いいものをみせてもらいました!」

  〜〜〜

  さてさて、水無月です。
  今年の梅雨はどうなるか、わかりませんが、
  必ずそれも過ぎるもの。

  雨が続き、じめじめするのは嫌です。が・・・
  「菖蒲(あやめ)」「紫陽花(あじさい)」などなど
  その季節にしか見ることのできない花も咲きます。
  
  「梅雨」の語源は諸説ありますが、

  「梅の実が熟する季節の雨」  

  だから、「梅雨」なのだそうです。

  2006年の水無月にて、
  あなた様がこれまで努力されてきたことや
  今年のお正月に誓いをたて、一所懸命されてきたことが、
  少しでも熟することを切に願っております。

  〜〜〜

  さてさて、前段が長くなり失礼しました。
  本通も前号からの続きです。
  忘れているかもしれませんので、ちょっと、前号のキーワードを羅列します。

   ★自信の欠如は自分が作りだす幻影
   ★自ら発する言葉は、自らをつくる
   ★自己対話
   ★セルフイメージの大切さ
   ★遺伝子のスイッチ

  いかがでしょうか?

  ほんの少し記憶が蘇ってきたのではないかと思います。  
  前号で、「遺伝子」のスイッチということについて
  述べるお約束でした。
  ですので、そのことを筑波大名誉教授の村上和雄氏の著書を
  参考文献とし、何かしら記していきたいと思います。    
  
  〜〜〜

   ■「欠如感」

  という言葉があります。

  「なんとなく何かが足りていないといつも感じている」

  ことを言うそうですが、
  ここでは、その定義にとらわれず
 
   「もっと〜だったらよかったのに!」
   「〜が足りてないからダメなんだ!」
   「生まれつきなんだから、仕方がない!」

  といった、

   
    自分に欠けているものに意識を集中している状態
   
 
  とします。
   
  私も自分自身の才能を他人と比べると、
  時に「欠如感」をひしひしと感じます。
  すばらしい才能を生まれつきもった人たちは、確かにいます。
  うやらましい限りです。
  
  しかし、遺伝子という観点からみた時に、

   「才能を持っていない」

  という言い方は正確ではないようです。

  もし、言うならば

 
   ★「才能というスイッチがオンになっていない」

  〜〜〜
  
  私たち、人間は約60兆の細胞から成り立っているそうです。
  そして、細胞一つ一つに約30億の遺伝情報が書かれている。
  その情報は、1,000ページの本3,000冊分にもなる。  
  天才でも、凡才でも、それはほぼ等しく、しっかりと書かれ存在している。

  【43通目】にて引用した『生命の暗号』(サンマーク出版)の続編に
  『生命の暗号2』(サンマーク出版)があります。 
  著者の村上和雄氏は、それにて、こう述べています。 
 
  
    その可能性がうまくONできないのは、その人の環境、
    とりわけ心の環境に不足や間違いがあるからで、
    けっして能力そのものが不足しているからではありません。
    したがって心の持ち方を変えたり、思いや意志を強く抱くこと
    によって、その可能性のスイッチをONにすることができるし、
    遺伝子ONの生き方をするためには、そうすることがなにより
    大切なのです。

『生命の暗号2』(著 村上和雄サンマーク出版)
   

    −−−−−−−−−−−−−−−−−−

  心の環境に不足や間違いはないか?
 
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−

 
   ふっ!と、名著『自助論』(著 サミュエル・スマイルズ三笠書房)
にある哲学者フランシス・ベーコン(1561-1526)の至言を思い出しました。

 

人は、自らの富も自らの能力も正しく理解していない。
   
富については必要以上にすばらしいものだと信じる反面

人間の能力はさほど偉大なものだと思っていない。

 

『自助論』(著 サミュエル・スマイルズ三笠書房)より
  

     『心の環境に不足や間違いはないか?』
    
     「無い」モノやコトに意識を集中させ、それを理由に

     自ら未来をひらく扉に手をかけることを実は避けていないか?
   
   
   〜〜〜

   人間は、脳の持つ力を10%も使っていない。
    
   よく聞くことです。
   遺伝子についても、
   それと似たようなことが言われてきたそうです。

   今から約6年前、2000年に出版された
   『脳+心+心V.Sサムシンググレート』
   (著 村上和雄 養老孟司 茂木健一郎 竹内薫 徳間書店)
   という本の中で、村上氏はこう述べていました。
    
  
    たとえば遺伝子が約一0万個あるとすると、そのうち機能の
    わかっているのは一、二割だと思います。          
  
 

  『生命の暗号2』(著 村上和雄サンマーク出版)は、

   2001年が初版ですが、その中では・・・
    
  
   DNAに記された無限に近い文字列のうち、タンパク質(アミノ酸)
   をつくる指令を出している部分をさして私たちは遺伝子と呼んでいます。
   したがって、遺伝子とはタンパク質をつくるための設計図なのですが、
   その設計情報部分は全ゲノムのうち、わずか五%からせいぜいか一0%
   を占めているにすぎません。

   あとの九0〜九五%は、どんなはたらきをしているのかわかっていない
   ブラックボックスです。あるいは、どんなはたらきもしていない部分と
   考えられてジャンク(がらくた)などとも呼ばれています。
   
 

   誰が、ジャンク(がらくた)などと命名したのか知りませんが、
   なんだか、あまりいい気分のするものではありません。
  
    自然がつくり出したものに、
    「がらくた」などあるはずがありません。

   そして、時は流れて・・・

   2005年、村上氏の著『そうだ!絶対うまくいく』(海竜社)の巻末
   「あとがき」(2005.12)には、最後の最後、追加したと思われる
   【追記】に、こうあるのです

   
   今まで、ヒト・全DNAの三パーセントくらいのみが、たんぱく質を
   つくるために働いているとされてきました。
   しかし、それ以外の九十七パーセントにも新しい機能があるらしい
   ことが、ごく最近わかりはじめました。
   この九十七パーセントの機能がわかれば、新しい可能性が開かれる
   ものと期待されます。   

『そうだ!絶対うまくいく』(著 村上和雄 海竜社)より
 

    ★「がらくた」は、「がらくた」ではなかった。

  〜〜〜
   
   遺伝子レベルでは、天才も凡才もない。
   そのスイッチが入っているか、ないかだけ。
   だから、「才能がない」と自分を卑下することはない。

   今年、大阪で読者の方とお会いした(大阪夜話会)時、
   ある女性がしみじみと言っていました。

   「松山さん、ほんとに、人間って!
    自分の限界を自分で決めているんですね!」  

   きっとこの方は、遺伝子のスイッチがオンになる素晴らしい経験を
   されたのだと思います。

   もしかすると、才能の開花をとめているのは
   持っている能力のスイッチをオフにしたままにしているのは
   自分自身の意志でそうしているのかもしれないと、ふっと思いました。

  〜〜〜
   
   村上氏の一連の本を読んで感じることは、
 
  
    ★人には、そうとうな眠っている能力がある

   ということです。
  もちろん、そのことは「火事場のクソ力」という言葉に象徴されるように
  過去から言われ、どちらかと言えば月並なことかもしれません。

  ただ、少し違う印象を受けるのは、
  「人の才能の奥深さ、すばらしさ」について
  遺伝子という「科学の言葉」で語られているからです。
  

  まだまだ、私にも、何かすばらしい才能が眠っていて
  目覚めることがあるのでしょうか?
 
  いや、私はさておいて、
  きっと、今、このメルマガを読まれている
  あなた様には、まだまだ相当なる何かが眠り、
  すぐにでも遺伝子のスイッチがオンになる可能性を秘めていると感じます。

  そのことを私が確信するのは、
  わざわざ、今、あなた様が、この文を読んでいるという紛れもない
  事実があるからです。
 
  なぜならば・・・
  その事実は「向上心」が、人より長けていることの証明であり、
  遺伝子のスイッチをオンにするに、もっとも必要なことだからです。

  次号にて、村上氏の本を参考にしながら

  では、何が遺伝子のスイッチをオンにするのか?

  そんなことを、まとめとして述べてみたいと思います。

  〜〜〜

   さて、本日は、ここで終了しまして、
   次のお手紙にて『季節外れの花』シリーズは
   本当に終えたいと思っております。

   あなた様にとって、何かしらご参考になることがあれば、幸いです。

   新しい月の始まりです!

   どうぞ、心を新に、遺伝子のスイッチがたくさんオンになるよう
   ご活躍をお祈りしています。
 
  
   それでは、失礼します。
              
  
               (^人^)
 

 

                               敬具

   平成十八年五月三十一日

                           松山 淳より

====================

 ◆自問◆

 1)私は、自分の限界をすぐ決めてしまってないだろうか?

 2)私は、自分の価値基準で、すぐに物事を決めこみすぎてないだろうか?

 3)私は、平凡なことを馬鹿にしていないだろうか?

※目をとじて30秒だけでも考えて頂けたら幸いです。
 答えを出そうとするのではなく、そのことを意識しようと
 胸にきざむような感じで・・・
 目を開けたら、一番下までスクロールして、言葉を読んで下さい!

=========================

 ◆102℃ WORD◆

 「限界をこえる時」

=========================

 ◆追伸◆

  幼稚園の頃、かけっこでは、いつも最下位に近い方だった息子ですが、
  なんと、今回の運動会で、1等をとりました。
  何回か、一緒に走る練習をしたのですが、「まさか!」と驚きました。
  ホントに人の才というのは、わからないものです。
  
  そして、心のどこかで、「自分の息子は足が遅い」と決めつけていた
  自分をみつけ、少し反省しました。       

  なんだか、人間というのは、すごいものですね!

  そんな感動をいつまでも持てる大人でいたいと思います!

  〜最後まで読んで下さいまして、本当にありがとうございました!〜

**********************************************************************
■発 行 者:アースシップ・コンサルティング  松山 淳(37才)
      〒152-0034 東京都目黒区緑が丘1−6−4
■U R L: http://www.earthship-c.com/
■叱咤激励: j@earthship-c.com
■発  行:まぐまぐ,melma!,メルマガ天国,カプライト,めろんぱん,E-Magazine
■バックナンバー:http://blog.mag2.com/m/log/0000112707
※本メルマガの著作権は松山に帰属します。が、どうぞ自由にご活用下さい!
 「元氣、勇氣、やる氣」の輪を広げ下さい!「笑顔の輪」も・・・!
**********************************************************************

【ことば】
『雲をつかむような話からすぐれた発見、発明は生まれるものです。』
                            
(村上和雄)
『生命の暗号2』(サンマーク出版)より

    


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

MBTIのリーダーシップ研修

リーダー層のマインドセットをチェンジする。世界50ヵ国以上の企業が導入するMBTI自己分析メソッドを活用したリーダー研修。資料(PDF)をメールいたします!

サーンバントリーダーシップ研修

「強さ」「有能さ」を全面に押し出すのはなく、「支える」ことでフォロワーたちを導くリーダーシップ・スタイルがあります!女性管理職、次世代リーダーに向いたリーダーシップとして好評!

アースシップ・コンサルティング・ロゴ

アースシップ・コンサルティング
〒152-0034 東京都目黒区緑が丘1-6-4 TEL&FAX(03)3725-4277

e-mail:j@earthship-c.com