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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【41通目】「季節外れの花-No.1」ドラッカーに学ぶ常識を疑う力!

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《季節外れの花-No.1》

          『リーダーへ贈る108通の手紙2』
           http://www.earthship-c.com/

                                06.5.10
                                41通目 
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  リーダー様へ

  拝啓 新緑に つつまれ歩く 五月晴れ

  いかがお過ごしでしょうか?

  ゴールデンウィークはどのようにお過ごしになったのでしょうか?
   
  旅に出た方。家でのんびり過ごした方。ずっと仕事だった方。

  それぞれの、様々な、5月の始まりがあったのではと思います。

  2006年の残りの5月が、あなた様にとって素晴らしい月になることを
  微力ながらですが、でも真剣にお祈りしています。 

  さて、本日は、★本のプレゼント★がございます。

  下記の【追伸】に応募について書いています。
  なかなか当たらないかもしれませんが、ご応募される方は
  どうぞご一読ください!

  よろしくお願い致します。

  といったことで、本題に進入していきたいと思います。 
    
  〜〜〜

  我が家の玄関先に、昨年の秋、購入した「ヴィオラ」という花があります。
  今、まさに満開で、家の前を通る人の目を奪っています。

  ところが、この花は、本来であれば晩秋から冬にかけ咲く予定だったのです。
 
  花屋さんで「秋から冬にかけてこんもりと咲く」というキャッチコピー
  をみて、ついつい買ってしまったものです。
  ですが、秋から冬の間は、花は咲くどころか、葉や茎がしおれ、
  いつ枯れてもおかしくない状態が数ヶ月続いていました。
 
  「これはだめかな〜。このまま枯れてしまうかな〜。」

  と、思っていたら、3月頃から緑がいきいきしはじめ、
  4月には、蕾みをたくわえ、あれよあれよと満開となりました。

  何がいけなかったのか!?

  このヴィオラにとっては「季節外れの開花」となっています。
    
  まあ、でも、「花は花としてただ咲くだけです」ので、
  「何がいけない」とか「季節外れ」と
  人間に言われても、大きな迷惑かもしれません。

  何かしらの意味があったのだろうと
  花は何と言うかわかりませんが、勝手な詮索をして楽しんでいます。

  〜〜〜

  この「季節外れ」という言葉に触れますと、

  条件反射のように思い出す話しがあります。
  新聞で読んだのが数年前のことで、詳細は覚えてないのですが、
  話の筋にまちがいはありません。

  執筆者は、確かある大企業の会長でした。

  ある話とは、こんな話です。
  

*** *** ***

  家の庭に花が咲いた。
  小学生のお孫さんに、その花の名前を教えてあげた。
 
  その直後に、学校でテストがあった。

  問題は「今の季節に咲く花の名前を書きなさい」である。
 
  お孫さんは、おじいさんに教えてもらった庭に咲いている花の名を書いた。
  ところが、返ってきた答案用紙をみると、不正解だった。

  お孫さんは、おじいさんに、「どうしてこれはだめなの?」と泣きべそかいた。

  困ったおじいさんは、事情を調べてみた。
  
  すると・・・回答例として、その花の名は無いとのこと。
  庭に咲いた花は、別の季節に咲くものだったよう。
  先生は、文部省の回答例に従い、そのまま×をつけた。     

*** *** ***
  

   季節外れに咲いた花の功罪。

 

  正解は、テキストの中にあるのか?自然の中にあるのか?
 

  〜〜〜  

    
 

社会科学では、前提や仮定がそのままパラダイム、
すなわち支配的な理論となる。
それらの前提や仮定は、学者、評論家、教師、実務家が
無意識のうちにもつ。
それが、彼らにとっての現実、その分野における現実となる。
現実を規定する。
それどころか、それが何の分野であるかさえ規定する。
さらには、排除すべきもの、無視すべきものを規定する。
しかるに、それらの前提は、その重要性にもかかわらず
分析されず、研究されず、疑問も抱かれず、はっきり示されることもない。  
       
 
  
  昨年、鬼籍入りとなった
  「マネジメントの神様」ピーター・ドラッカー氏の著
  『チェンジ・リーダーの条件』(ダイヤモンド社)からの引用です。

  
   ●御社の「支配的な理論」とは何でしょうか?

   ●所属する部で、課で、チームで、「無意識に削除されている」
    何かがないでしょうか?

   ●「うちの会社はそういったもんだよ!」の「そういったもん」とは
    いったい何がどう「そういったもん」なのでしょうか?

  きっと、あなた様なら、もうピンときているはずです。

  「今咲いている花」を不正解としないよう、社内をみつめてみてください!

  それもまた、リーダーの大切な仕事です!

  〜〜〜

  さて、話をかえていきます。
  ですが、芯は外さずにいきたいと思います。

  つい先日、おもしろい本を読みました。
  
  禅僧であり、芥川賞作家であり、科学に造詣の深い玄侑宗久氏。
  日本人でノベール賞にかぎりなく近いとされる
  遺伝子研究の世界的権威の村上和雄氏。

  両名の対談をおさめた『心の力』(致知出版社)という本です。
 
  その中で、このような言葉が交わされていました。

  

    玄侑 どれだけ多角的な見方ができるかだと思うんです。
       たとえば、すばらしい詩を書くのだけれども、
       洟をたらしている子どもがいるとします。
       洟をたらすのはよくないが、いい詩を書くのはすばらしい。
       ここで、その子どもに洟をかむことを強要したら、
       詩が書けなくなるかもしれませんよね。

    村上 科学では鼻水と詩の関連性は分かりませんが、
       起こりうることだと思います。
     
    玄侑 私は遺伝子同士の関連も同じだと考えているのですが、
       あらゆる物事はまさかと思うようなかかわり方をしている
       のではないでしょうか。
       「詩を書くのはすばらしいから、こっちだけ伸ばそう」
       という人間の判断がどれだけ正しいか、
       私は信用できないんです。
       だったら、洟をたらしているままで詩を書いているという
       その子のあり方をそのまま認めればいい。
       それが仏教の視点です。        
       
 
   ※「洟」(はな)

  さて、あなた様なら、お分かりの通りで、両名は
   「洟をたらしている子どもを認めろ」と言っているのではありません。
 
   世界に名をはせる科学者が「鼻水と詩」の関係について、さらりと
   「起こりうること」と発言していることを考えてみると

 
  

    ★「支配的な理論」からの脱却 
    
    ★「規定された現実」の打開
       
    ★「無意識に削除され続ける何か」の再発見

  

   などなど、そんなことを言いたいわけです。
 つまり、前述ドッラカー氏の一文に、これらの会話は通じてくるのです。
 

   〜〜〜

   と、いったところで、この先長くなりますので、
   さらには、来週には、本の当選者の発表もありますので
   本日は、ここでとめておきたいと思います。

   何かしらご参考になることがあれば、幸いです。
   
   目に青葉の季節です。
   ですが、どうも寒暖の差が激しい日が多いようです。
 
   ぜひ、新緑輝く公園に行って、季節外れの「花」を探しながら
   日頃のストレスを発散して頂きたいのですが、
   どうも冷えることもあるようですので
   おからだには、くれぐれもお気をつけになってください。
   
   良い詩が書けるようになるかもしれませんが、
   「洟」がたれるようになっては大変です。
   

   残りの5月、あなた様がリーダーとして
   益々ご活躍されますことをお祈りしています。

              
  
               (^人^)
 

 

                               敬具

   平成十八年五月十日

                           松山 淳より

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 ◆自問◆

 1)私は、何か大きなものに流されてないだろうか?

 2)私は、何かから目をそむけてないだろうか?

 3)私は、何か大切なことを置き去りにしていないだろうか?

※目をとじて30秒だけでも考えて頂けたら幸いです。
 答えを出そうとするのではなく、そのことを意識しようと
 胸にきざむような感じで・・・
 目を開けたら、一番下までスクロールして、言葉を読んで下さい!

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 ◆102℃ WORD◆

「日に新たなり」

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 ◆追伸◆

         《本のプレゼントについて!》

拙いメルマガですが、いつもお読み頂き本当にありがとうございます。
  おかげさまで、このメルマガも、7月には3周年となります。
  まだ、先ですが、その時には、また別のことを考えたいと思います。

  本日は、今回は引用しました

   ★『心の力』(致知出版社)
 
  を抽選で【3名】の方に差し上げたいと思います。
  
  禅のことや遺伝子や小説のことや、もうとにかくあっちこっちに話は
  とんでいき、脳がゆさぶられます。
  もし、ご興味のある方はご応募してみてください!
 
  【応募要綱】

   ◆条件:『リーダーへ贈る108通の手紙2』の登録者であること。
   ◆メールアドレス j@earthship-c.com までメールをお送り下さい。
   ◆件名に「本希望」と書いて下さい。
    ※氏名、詳しい住所などはプライベート情報なので
     応募の際は特に必要ありません。
    ※当選発表に差しつかえのないペンネームなどで結構です。
    ※発送先の住所などは当選者の方にのみ後日、確認させて頂きます。 
   ◆締切:2006年5月14日(日)まで
  ◆発表:2006年5月17日(水)配信のメルマガ上にて発表します。
 
 
        「たくさんの御応募お待ちしております !」
 
 
             
  〜最後まで読んで下さいまして、本当にありがとうございました!〜

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【ことば】
『科学の世界でも世の中を変えるような発見や大きな業績を
 あげる研究は、常識の中からはなかなか出てきません。
 常識を超える時にはやはり遺伝子のスイッチがオンに
 なっているのだと思います。』
                            
(村上和雄)
『心の力』(致知出版社)より

    


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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