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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【35通目】「努力と迷い」稲盛和夫の言葉に学ぶ仕事観!

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『リーダーへ贈る108通の手紙2』
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               06.1.13
               35通目 
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  リーダー様へ

  拝啓 ハクモクレン つぼみふくらみ 未来地図 
 
  いかがお過ごしでしょうか?

  散歩道を歩いていましたら、春に清らかな白で咲く
  ハクモクレンの花のつぼみが、ずいぶんとふくらんでいました。  
  前号、【追伸】にて、「スキー場の枯れ木の枝にも、つぼみ・・・」
  と記しましたが、東京でも、そういった気配は
  そこかしこでみられるようです。
  
  良き未来を信じて、良き未来のために、
  今、できることをコツコツと地に足をつけやっていきたい、
  人と会い、人に磨かれ少しでも成長していきたい、と・・・

  そんなことを思わせる冬に咲く花のつぼみでした。
    
  〜〜〜   
  
  さて、散歩がてら、よく本屋に寄ります。
 
  一昨日は、ビジネス雑誌『プレジデント』(06.1.30号)を購入しました。
  すると、稲盛和夫氏と、北尾吉孝氏との対談が収録されていました。

  北尾氏は、「フジテレビ対ライブドア」の一戦で、颯爽と登場し、
  世に名を轟かせた人です。
  その頃、日経新聞で読みましたが、ライブドアの堀江氏にして
  「もっとも敵にしたくない人」と言わしめた方です。
 
  対談の前、稲盛氏が北尾氏に対してどういったイメージをもっていたのか
  わかりませんが、どうも稲盛氏は北尾氏と会うのを敬遠していたようです。
  ですが、北尾氏の著書を読み「人間的に素晴らしいものを持っている方」
  と、評価を改め、対談が実現した模様です。

  そんな北尾氏の言葉です・・・

 
   仕事の報酬というのは、結局、自分の成長でしかないのではないかと、 
   私は考えています。せっかく与えられた、この人生をどう使うのか。
   とくに勉強期間を終えた二0歳ぐらいから、働き盛りの賞味期限とも
   いえる四0年間で、自分の天命を果たさなかったら、棺桶に入るとき
   に、自分の人生、自己満足できないじゃないかと思います。

   何か稲盛会長のお株を奪うような言葉ですが、それを受けて
   稲盛氏が・・・

  
   素晴らしい人間性を持った人というのは、まさに真剣に人生を生きて
   いる人たちです。働くという行為そのものが人間性を深め、人格も
   高くすると思います。     

    
   この対談のタイトルは
   『仕事師に学ぶ「地道に大成する」人生学』となっています。
   いろいろな事例が示されながら、お二人の共通する意見は、

    1)リーダーには、「才」より人間としての「徳」が大切
    2)コツコツ努力するタイプが結局は、大成する

   というところに集約されています。
  
   〜〜〜 
 
   ただ、現実の今の職場や人間関係で苦労がありますと、どうしても、
   「そういったことはわかっているんだけど・・・」と、
   素直に認めきれない自分が
   心のどこかに潜んでいませんでしょうか?
  
   だからといって、お二人の意見を否定をしているのではありません。
   稲盛氏、北尾氏の言葉を「まさにその通り!」と感じつつ
   それに抗う何かが相いれることなく、心に居座っている。
        
   〜〜〜

   『こばへの旅2』(著:森本哲郎 角川文庫)という本に
   ゲーテの詩劇「ファウスト」にある言葉がのっています。
   
 
ああ、おれの胸には二つのたましいが住んでいる。
その二つが折り合うことなく、たがいに相手から離れようとしている。

   二つの「たましい」については、こうあります。
      
 
一方のたましいは荒々しい情念の支配に身をまかして、
現世にしがみついて離れない。
もう一つのたましいは、無理にも埃っぽい下界から飛び立って
至高の先人たちの住む精神へ昇っていこうとする

   これは主人公「ファウスト」のセリフです。

   ファウストは、15〜16世紀頃のドイツに
   実在したと言われている魔術師です。
   ドイツに行くと、ファウストが住んでいたとされる史蹟があるそうです。
   
   ファウストは、悪魔と24年間の契約を結びます。
   契約期間、ファウストは、悪魔をしもべとできます。
   しかし、契約期間が過ぎたら
   悪魔がファウストを思いどおりにできる。

   悪魔に魂を売った男。

   それがドイツに今も伝わる「ファウスト伝説」です。
   これをもとにゲーテは詩劇を書きました。
   なんと、24歳で書きはじめ完成は82歳のときだそうです。
   亡くなる前年のことでした。

   〜〜〜

   森本哲郎氏は、ゲーテの大作「ファウスト」の主題をこう言います。

    ★「人間は努力するかぎり迷うものだ」  
   
   つまりゲーテが詩劇「ファウスト」を通して、
   人々に伝えたかったことは「人間は努力するかぎり迷うものだ」ということです。

   人には二つの魂がある。
   立派な人間であろうと努力しながら、
   つい私心にからめとられ、思わぬ行動をとってしまう。
   そんな時は、自身が分裂しているように感じられるかもしれません。

   ただ、それは「至高の先人たちの住む精神へ昇っていこうとする」
   努力があった結果でもあります。
  
   〜〜〜

   人の上にたちますと、
   いろいろなことでご苦労があり、ストレスもあり、
   部下は言うことをきかず、「どうして理解してくれないんだ!」と
   つい愚痴を言いたくなることが多いかと思います。
  
   まさに「努力するかぎりの迷い」。

   〜〜〜
    
   文豪ゲーテに、こんな素朴な詩があります。

  
   かわいい釣鐘草が 地面からあらわれて たちまち芽をふき
   うつくしい花をつけます
   そこへ蜜蜂がきて 上手に蜜をすすります
   こうしてふたりが生きるのも ほんとに相手のためでしょう
   
『ゲーテ詩集』(白凰社 井上正蔵訳)より   
 

   人にとっての「努力」と「迷い」は、この詩にある
   釣鐘草(ツリガネソウ)と蜜蜂の関係のようものかもしれません。

   「努力」が「迷い」を生むが、
   「迷い」が「努力」をさらなる高みへとひきあげる。
 
    二つの存在は、互いのため。
         
   〜〜〜
   
   冒頭の対談は、稲盛氏のこんな言葉で終わります。


   自分の仕事に不安や疑問を持っている人も、
   今の仕事に地道に取り組んでみる。
   それが最後に、大成できる人なのです。  

 

  とはいいながら、おからだを壊すことがあってはいけませんので
  そういった意味も含めて、地道に!
   
  本日も何かしらご参考になるようなことがあれば、幸いです。
   
   冬本番です。こたつのうたた寝で、風邪など召されませんよう
   くれぐれもお体、ご自愛下さい!
   
   あなた様がリーダーとして
   これからも益々ご活躍されますことをお祈りしています。

  

          「元気!勇気!やる気!」    

  
               (^人^)
 

 

                               敬具

   平成十八年一月十二日

                           松山 淳より

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 ◆自問◆

 1)私は、「迷い」をどうとらえているだろうか?

 2)私は、「努力」についてどう考えているだろうか?

 3)私は、「地道さ」を忘れていないだろうか?

※今すぐ、目をとじて30秒だけ考えて下さい。今すぐ!席をたたないで!
 答えは、でなくていいのです。それについて、考えるだけでいいんです。
 目を開けたら、一番下までスクロールして、その言葉を読んで下さい!

==========================

 ◆102℃ WORD◆

  「迷いは進展の母」
 
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 ◆追伸◆
  
         【1/19ご一緒しませんか?】

  https://rs.shake.ne.jp/enquete.php?enq_id=9458&key=0588e109

  ちょっと急なお誘いで申し訳ございません。
  「名もなき人の生きるかたち」を取り上げて頂いた
  松山真之助さんが主催する交流会が来週19日(木)にあります。

  松山さんからご連絡を頂き、行くことに決めました。
  東京駅のすぐそば「丸ビル」の8Fです。

  時間は18:30からですが、交流会なので遅れても大丈夫!?だと思います。
  松山さんが執筆された「仕事と人生に効く100冊の本」(秀和システム)
  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798011886/249-3549302-2181134
  の出版を記念して開催される会だそうです。
  会費は6,000円するのですが・・・下記のような
  そうそうたる方々が集まるようで自己投資する価値「あり!」だと思います。

  「著者と読者の交流」がテーマだそうです。

  ●石黒謙吾さん(クイール著者)http://www.blueorange.co.jp/
  ●鶴岡秀子さん(ブーストパートナーズ代表、伝説のホテル構想中)
    http://www.boost-partners.com/about/director.html
  ●西出博子さん(完全ビジネスマナー講座)http://www.withltd.com/
  ●大村あつしさん(人生は数式で考えると・・・著者)http://www.fushicho.com/
  ●佐藤伝さん(「朝」日記の奇跡 著者)http://mandalanikki.com/
  ●久米信行さん(ブログ道、メール道著http://plaza.rakuten.co.jp/enginekimyo/
  ●田中靖浩さん(日本3大公認会計士のお一人)http://blog.y-force.jp/

  当日は素敵なプレゼント(本+スペシャルグッズ)ももらえるそうです。   
  人と会うのが好きな方、どうぞ私に構わず、ドシドシ参加して、
  ご自身を磨いてみて下さい!
  
  逆に、「こういった会は苦手なんだけど、自分のために出てみたい!」
  という方がいらっしゃいましたら
  私も知っている人がいるわけではないので、
  会の間、必ず一緒にいるようにします。
  こういった会で、一番気まずいのは、
  一人ポツンとなることだと思いますので・・・!

  タッグを組んで、トリオになるのかな?

  第一線で活躍されている方の胸に飛び込んでみませんか?
  
          【交流会へのお申し込みは】
            ↓   ↓   ↓
  https://rs.shake.ne.jp/enquete.php?enq_id=9458&key=0588e109

          【松山と一緒に参加する】
            ↓   ↓   ↓
            j@earthship-c.com

   ということであれば念のため、上記にメールを頂けますでしょうか?
   当日、事前に会って会場入りするなど、メールで情報交換して
   おきたいと思います。

     「では、お会いできるのを楽しみにしています!」

  
  〜最後まで読んで下さいまして、本当にありがとうございました!〜

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【ことば】
『人間は何を滑稽だと思うかということによって、何よりもよくその性格を示す。』
                            
(ゲーテ)
《『ゲーテ格言集』(新潮文庫)より》


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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