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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【32通目】「未来へつながることNo.1」フランクルの『夜と霧』に学ぶ!

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『リーダーへ贈る108通の手紙2』
 http://www.earthship-c.com

              05.12.8
              32通目
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 リーダー様へ

  拝啓 あきあかね 師走に飛んで 天気雨 
 
  いかがお過ごしでしょうか?  
  
  2005年も、とうとう「師走」となりました。
  昨日は二十四節気で「大雪(たいせつ)」でした。
  東京は一日一日と冷えが厳しくなり、12月の初旬にして、
  ラジオから「チェーン規制」のしらせが届くと、
  「ここ数年なかったことだな!」と、まさに「大雪」を思い
  「温暖化も一段落かな〜」と明るい未来を期待します。

  本年の残り、23日となりました。いよいよラストスパートです。


  英語が喋れなくても、ジョギングが三日坊主でも、ダイエットに失敗しても
  「終わりよければ全てよし」との言葉もあります。
  「良い年だった」と言えるよう、残り23日、がんばっていきましょう!

  
   ★本日は、下記の【追伸】にて、「本のご紹介」や、
   『リーダーへ贈る108通の手紙』をお読みの方であればピンとくる
   ふだんこっそりやっている「非公開のプログラム(有料)」についての
   ご説明もあります。
   お時間がありましたら、どうぞ宜しくお願いします。
   門外不出!まだ誰もみたことのないファイルなど特典もりだくさん
   のプログラム(有料)です!

  
  〜〜〜
  
  さてさて、そんな私ですが、なんとか、
  今年最大の目標を達成することができました。
  
  11月末。その日は、夜にあるミーティングのため資料を読み込まねばと
  あたふたとし、すっかり、そのことを忘れていました。
  ピンポーンと呼び鈴がなったのは、午後3時頃で、音が聞こえた瞬間に 
  「ついに来たか!」
  と、思わず書斎を飛び出しました。
  階段をかけおりながら冷静さを装う顔をつくり、はんこを握り、
  玄関の扉をあけました。
  予感はあたり、台車にダンボールを積んでいる宅急便のお兄さんの姿が
  みえました。全部で5つのダンボールでした。胸が高鳴ります。
  顔は平静に・・・。
  受領印を伝票におし、ダンボールを一つかかえて階段をのぼります。
  カッターを探し、ダンボールを開け、それが包まれた茶色い紙を
  とめてあったテープも気にせず、びりびりとやぶります。

  「う〜ん、まあまあかな」

  などと、うそぶきつつ、興奮している自分がそこにいました。
  
  私の本が届きました。
  
   ★『名もなき人の生きるかたち』(著者 松山淳 文芸社)
  
  2004年有料メルマガで配信していたものが、
  出版社の審査を通過し、ついに、1冊の本になりました・・・・
  
  年が明けた2006年1月発売です!
  「おせち」と「初詣」と「名もなき人の生きるかたち」を
  新年のおともに、どうぞ宜しくお願いします。

  〜〜〜

  先月、二十四節気の「小雪」の日(11/22)に開催された
  【新宿夜話会】の場にて、ある女性の方から1冊の本を頂きました。
  タイトルは『ベッドの上の、ひとりごと』。
  http://www16.plala.or.jp/takehisa-aki/index.html/index.html
  著者は武久明雄さんです。1959年生まれです。
  本の帯には、このような文がありました。
    

    失くした者は多いけど、もらえた気持ちも沢山あります、
    そんな気持ちを未来に(子供達に)届けたい。
    『出来る人が、出来ることを、焦らず、無理せず、持続する、
     優しい未来のために』

 
  著者の武久さんは、現在、左手をわずかに動かせる程度で、
  重度障害(四肢麻痺)の状態です。
  そうなったのは、脳卒中が原因でした。
  大好きな釣りをしている時に、突然、倒れたそうです。
  わずかに動く手で身障者用のパソコンを操り、
  未来を生きる人たちのために、ベットの上から発信し続けました。
  2004年からコツコツと書き続け、それを1冊にまとめたものが、
  『ベッドの上の、ひとりごと』です。
  
  一読し・・・

   ★書くことは未来へつながること

  そんなことを思いました。

  少しの笑顔をつくることはできるが、左手はわずかしか動かない。
  まさにままならぬひとりの人が、意志をしっかりと保ち、
  「未来のために」と、言葉を重ねる。
  その事実に驚かされます。

   〜〜〜

  イギリスの哲学者フランシス・ベーコンに、こんな言葉があります。

 
  
   『読むことは人を豊かにし、話し合うことは人を機敏にし、
    書くことは人を確かにする。』
  
  

  出典は『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』(新潮社)です。
  本を読むと、それまで知らなかった世界や知にふれる。
  そのことで人は精神的な豊かさを手に入れることができます。
   
   ★「面授」

  という言葉があります。これは仏教用語です。
  席を一緒にし、膝をつきあわせ、顔をみて、目をみて、言葉を交わす。
  すると、メールのような単なる情報伝達ではなく、
  何か、「それ以上」のものが、伝わっていく。そんな意味です。
  師から弟子に伝える大切なことは、必ず対面し、授けるわけです。
  弟子は、師の話す姿をみて、ひとつの言葉の背景にかくれる
  広大なる世界を読み取ろうとした。

  人と会い話す。
  すると、その「それ以上」のものが人を機敏にしていく!

  そして・・・
    
   ★書くことは人を確かにする

  武久さんは書くことで、何を確かにしていったのか・・・?

  〜〜〜

   ジャーナリストの柳田邦男氏は、ノンフィクション本の収集家、研究者
   としても著名な方です。「病」に密着した作品の多い方です。
   『人間の事実1 生きがいを求めて』(文芸春秋)は、
   現代ノンフィクションの研究書とも言えるものですが、
   「闘病記」に関しても多くのページをさき自身の考えを繰り広げています。
   その中に次のような一文をみます。


    『闘病記を読んで発見する様々な人間の事実のなかで、
     私が最も心を動かされるものは、病いと闘う人が苦悩の暗い
     森のなかをさ迷いつつも、死を目前に見つめて、
     その人なりの生き方と生きる意味とを見出していく事実であり
     愛の絆を確認していく事実である。』
  
 

  脳卒中で倒れ、体が動かない。しかし、意識はある。
  頭は働く。でも、体を動かせない。
  いやというほど、自身が「存在する意味」を問うたと思います。
  倒れ1ヶ月が過ぎ、気道確保のホースがとれ、でも、声はでず
  口パクの状態・・・
  そんな時を思い返し、武久さんは、このようなことを記しています。


  
   『元気な頃の僕のモットーは
   「上を見ても限り無し、下を見ても限り無し』だったしなー、
    と独り言、ボーと宙を見つめていた。
    そんな僕を感じたのだろう、妻が
    「父親としての役目、まだまだ有るよ、おとーさん!」って・・・
    僕の体も心も変化しつつあった。
  
 

   そして、献身的に看病を続ける、奥様がある時、こう言ったそうです。

  
  
    「妻なら当たり前だ、笑顔のお父さんを息子達に帰さねば」

 
  この本には、柳田氏の言う
  「愛の絆を確認していく事実」がきらきらと輝いています。

  〜〜〜

   人類がなしえた20世紀最大の残虐の事実。
   アウシュビッツに代表されるナチスの強制収容所。
   その中を生きぬいた心理学者 V.E.フランクル氏。
   氏の著『夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録』(みすず書房【旧版】)
   には、人が虫けらのように殺されていく事実とそれを体験した
   心理学者としての考察が記されています。
   
   『夜と霧』の第八章「絶望との闘い」にはこうあります。

 
   「一つの未来を、彼自身の未来を信ずることのできなかった
    人間は収容所で滅亡して行った。未来を失うと共に彼は
    そのよりどころを失い、内的に崩壊し身体的にも心理的にも
    転落したのである。」
 

   しかし、氏がこの本で最も言いたいことは、人間の弱さ、残酷さではなく
   「人間の偉大さ」です。
   隣人の死が日常となり、それに対して何も感じない「感情喪失」状態に
   誰もが陥っていく。フランクル氏もそうなった。
   その中にあっても人は「気高さ」を失わず生きていける。
   実際にそういった人がいたのだと、氏は力をこめます。
   
    ★未来をみつめること大切さ
  
   〜〜〜
  
   強制収容所から生還を果たした翌年、氏はウィーンの市民大学にて
   連続講演を行います。
   それは、強制収容所で何度も夢みていたもの・・・
   私たちは『それでも人生にイエスと言う』(春秋社)という本にて
   フランクル氏の講演記録を読むことができます。
  
   強制収容所にて以前から知っていた若い女性と出会います。
   重い病気にかかっていました。本人もそれを知っていました。
   そして、天国へ召される数日前、女性は氏にこう明かしたそうです。
 
 
   「私はここに来ることになって、運命に感謝しています。
    以前なに不自由のない生活を送っていたとき、たしかに、
    文学についていろいろと野心を抱いてはいましたが、
    どこか真剣になりきれないところがありました。
    でも、いまはどんなことがあってもしあわせです。
    いまはすべてが真剣になりました。
    それに、ほんとうの自分を確かめることができますし、
    そうしないではいられないのです。」

   ★自分を確かめる
  
  武久さんは『ベッドの上の、ひとりごと』で
  このようなことを書いています。

  
    病気になって失ったモノは数え切れぬけれど、
    病気にならないと判らない事もある。
    気づかず終えてしまう人もいるだろうし。
    「僕たちはよかったネ、気が付いて」
    あれっ?病気になったのに、よかったなんて。
  

  武久さんのたくさましさ、明るさがにじみでる一文です。
  これは、奥様のことを想い綴られたものです。
  奥様の大切さ、互いのいとおしさ、そのことを病が気づかせてくれた。

  それは、武久さんという強靭な意志の持ち主だからこそできたこと
  かもしれません。
  ですが、その事実から、私たちは大きな勇気をいただき、
  そして、フランクル氏が言うように「未来をみつめる」ことの大切さ
  を再認識することができます。

   ★未来をみつめることは、未来を確かなものにすること
  
  〜〜〜
 
  さて、この先、長くなりそうです。
  本日は、いったん、ここで、切りまして。
  次回の【33通目】にて、また、何かしらを述べていきたいと
  思っております。ご容赦ください!
  
   
   本日も、何かしらご参考になることがあれば幸いです。
 
   どうぞ、「元氣、勇氣、やる氣」をたずさえ、
   一生に一度しかない、今日という日を大切に生きて下さい。
 
   いよいよ「師走」です。
   東京は幼き日を思い出させる冬らしい冬です。
   白い息が透明な青空にとけていきます。

   くれぐれもお体、ご自愛下さい!
   そして、あなた様 がリーダーとして
   これからも益々ご活躍されますことを心よりお祈りしています。

  
               (^人^)
 

 

                               敬具

   平成十七年十二月七日

                           松山 淳より

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 ◆自問◆

 1)私は、今を大切にしているだろうか?

 2)私は、自分を支えてくれている人に感謝しているだろうか?

 3)私は、そばにいる人を大事にしているだろうか?

※今すぐ、目をとじて30秒だけ考えて下さい。今すぐ!席をたたないで!
 答えは、でなくていいのです。それについて、考えるだけでいいんです。
 目を開けたら、一番下までスクロールして、その言葉を読んで下さい!

============================

 ◆102℃ WORD◆
「今を今、生きる」
============================

 ◆追伸◆
      
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   2006年1月発売『名もなき人の生きるかたち』(文芸社)
   
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    じっくり、ゆっくり、たっぷり、お話をお聞きします。
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    ★「成果をあげ、賞賛されているのだけど、なぜか空しい!」
    ★「今の会社が嫌で転職を考えている!」
    ★「2005年がんばった自分へのご褒美として何か記念を残したい!」
    ★「2005年なんて忘れてしまいたい・・・!」

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         「物語の主人公はあなたです!」 

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       「以上です、ながながと失礼しました。」

  〜最後まで読んで下さいまして、本当にありがとうございました!〜

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【ことば】
『ほんのわずかであっても幸せになれるという可能性は、
 幸せではないという絶対的な確実性以上のものです。』
                            
(心理学者 V.E.フランクル)
『それでも人生にイエスと言う』(春秋社)より


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

MBTIのリーダーシップ研修

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